無職転生考察wiki - 魔導鎧
読みは「マジックアーマー」。

1. 老デウスの鎧

老デウス闘神のまとう闘神鎧について書かれた文献からヒントを得てザノバと共に作り上げた全身鎧。
  • 自動人形を研究した技術で作られているので闘神鎧とは似て非なるもので*1能力・性能はまったく異なる。
老デウスが作れる最高硬度の外板に、ザリフの義手を元にした作動機構を持ち、装着者の魔力で動く。
体高2メートル強。
燃費が恐ろしく悪く、老デウスですら全力で稼働できる時間は半日が限界。しかし、出力30%程度でもそこらの相手には負けなくなった。*2
闘気を纏えないことによる防御力と反応速度の問題を解決した。
しかしエリスはこのアーマード・老デウスより強かったそうな。

2. ルーデウスの鎧

1をヒントにルーデウスが仲間たちとともに開発した鎧。

一式


オルステッド戦に向けてザノバクリフらの協力を得て制作した魔導鎧の第一号。*3
体高約3メートル。カラーリングは黒と茶、深緑を混ぜた迷彩色。ずんぐりむっくりしており、かっこよさとは無縁。*4
右手に岩砲弾を発射するガトリング砲装備。左手には吸魔石を搭載。
装甲の他に盾を持ち、盾の先端にはパウロの剣
緊急時には「パージ」の声で背面の装甲が弾け、中から脱出できる機構がつけられている。
製作期間は僅か3ヶ月。

短期決戦向けに性能が振られており、老デウスの鎧より防御と火力で優れるが、整備性、ダメコン、修理性、機動性、技術性、持続力に劣る*5
全力で稼働すれば1時間も持たず、一番燃費が悪いガトリング砲を使えばもっと短くなる。事実、戦闘中にルーデウスは魔力切れした。
また、これを着たルーデウスは列強下位クラスに一瞬だけなれたとのこと。

大型であるため装備しない場合は分解しなければ持ち運びできなかったが、間章から双方向の転移魔法陣を使用することで召喚が可能となった。その際、魔導鎧の重さで魔法陣が書かれたスクロールが破けてしまうため、転移魔法陣は使い捨てである。

一式改・二式

オルステッド戦後に改良が必須と見て、魔導鎧プロトタイプを『一式』とした。*6
一式の性能をそのままに小型化しようとしたが失敗。
性能を落とした『一式改』も、小型化は一回りだけ小さくなるに留まり、性能だけが落ちるという失敗作に終わる。

腕と脚のパーツのみを残し、魔法陣を手足に集中させることで大きさと燃費の解消を図った『二式』で、消費魔力の大幅減少に成功するも(それでもルーデウス以外には扱えないほど魔力を喰うが)、胴体部分に魔力が通っていないために全力稼働すると手足が根本からちぎれかねない代物に仕上がり、身体を守るためにはパワーをセーブしなければならなかった。

二式改

二式の欠陥を解消すべく胴部分に補助用の魔法陣を組み込んだ新型魔導鎧。
聖級剣士並みの力を発揮する第19章以後のメイン装備。
腕部の装備はガトリング砲からショットガンへ変更した。
第23章から背面にスクロールバーニアを搭載し、スクロールを取り出す手間を省いている。

三式

間章より開発中の魔導鎧。
『三式』のコンセプトは「小型で性能も高い」。
アスラ王国人物録によるとリリ・グレイラットは魔導鎧『三式』を研究して汎用魔導鎧を開発したと推察される。

零式

短期決戦向けに開発された魔導鎧。
体高約3メートル。カラーリングは紺色。見た目は『一式』とほとんど変わらない。
右手にはガトリング砲と拳の先端にパウロの剣を装備。左手にはショットガンを装備。
消費魔力を数倍にすることで、機動力と装甲を大幅に上昇。『三式』とコンセプトが逆行したため『零式』と名づけられた。