wiki復活ツールをポケットから取り出しておもむろに作業を始めた。

山間部では土地造成の影響は林分の皆伐後の草地化、裸地化に伴う気温上昇。
コンクリートやアスファルトの道路面、法面の夜間の放熱。
水脈が分断されることによる地温の上昇。
宅地化に伴う温度の上昇と排水による水温の上昇。
・・等があげられる。
南方系の生物は越冬しやすくなるけど、乾燥化や水温の上昇が伴うと冷水系の水生生物が消滅しやすくなり沢沿いの冷涼な環境を好む生き物にも影響が出やすくなる。
京田辺の観測所で計器の周りに草が茂って気温データが水増しされてたのではないかという話題が出てたけど、数十年の間に観測点の半径500mくらいの地域の環境が大きく変わってしまえばそれをもとにより大きな環境の気象変化を論ずるのは難しいと思う。

地温については湿原の踏圧による裸地化が問題になってるけど、高地で表面温度を測ると盛夏は触ってられないほどのはんぱない温度に達してる。
植物が枯れると保水力を失って乾燥化が促進される負の連鎖なのかな?
岩礫地の特徴としては、日中の温度上昇も早いけど日が暮れてからの冷却も早いことでこれは河川敷の石河原も同じ。
海岸や河川敷、高地のガレ場などの温度変化は日没近くなると急速に冷え込んでそれから横ばいになるのが、早朝にかけてダラダラと気温が低下していく都市部とは違うとこ。
都市部は建物からの輻射熱も大きいようだ。
これは断崖の棚で寝泊りすると一晩中なんとなく暖かいことで体感できる。
南方系の生物が北上する場合には越冬ポイントというのが普遍的に分散してるのでなくて、ピンポイントでどこかにあればそこを拠点としての再生産が可能になるように思う。

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