ワード | 説明 |
---|---|
ロークロア | 神々の娯楽のため作られたゲーム風中世ファンタジーな世界。 時々地球から現世に未練のない者を選んで送り込んで、その様子を記録したメモリースフィアとして配信することで神々を楽しませている。 一部の神には生の映像配信も行っている。 作られたのは地球で異世界小説が流行ってからだが、既に創世歴一万年を迎えている。 |
エルフ | 耳の長い人種で、種族として魔法に長けている。 精霊の力を借りて老いや穢れを遠ざけているため、精霊の多い自然の中で生きることを好む傾向にある。 宙に浮かぶ天空大陸で生まれ育った者をハイエルフ、地上で生まれ森で暮らしている者をただのエルフと呼ぶ。 ハイエルフは天空大陸の精霊の力を受けて千歳近くまで生き、地上の森奥で暮らすエルフは500歳近くまで生きるらしい。 ハーフエルフで、都市内で生きている者は寿命は200歳くらいと思われる。 王国はエルフへの敵愾心を煽っている風潮にあり、度々人間と衝突していることから、ニンゲンには『森荒らし』と蔑まされている。 |
ドラゴン | 人智を凌ぐ聡明さを持ち、人間には理解できぬ高位の魔法を操る。その巨体による圧倒的な膂力を誇る、通常の魔物とは一線を画する超存在。 ほとんどの個体が、人間程度には関心を持っていない。通常は魔物領で、魔物の飽和による世界の理の崩壊を止めるべく戦っていると言われている。 |
邪竜 | ドラゴンの中で、人間に害意を向けた歴史を持つ存在。 |
竜人 | ドラゴンの特徴を持った人種。ニンゲンより寿命や能力に長けており、大きな使命を背負って生きている個体が多い。 ドラゴンはニンゲンとの争いを避けるため、人里近くに監視役が必要となった際に、ニンゲンと交わって竜人を生み落とす。 |
レベルと経験値 | この世界では他者を殺めることでその魂の一部を力として継ぐことができ、それがレベルと経験値である。 |
神から転移者に与えられる異世界転移特典、チートスキル。 | |
魔法 | B、C級冒険者では第六階位に届くのが精々、第八階位ともなるとA級やS級でなければ使いこなせないとされているようだ。 第十階位より上の魔法は超位魔法とされ、習得が非常に難しい。 一般には第十三階位が人類種の限界と考えられているが、ハイエルフや竜人、転移者の英雄が使ったとされている、第十五階位が最高と記録されているようだ。 |
四門法 | 精霊召喚を行うための儀式の一つで、四つのアイテムをそれぞれの方角におき、それらを異界に送ることを対価に精霊との交信を繋げる。 |
冒険者ギルド | 都市の長や領主等が、王国の指示に従って設置している機関。 領主やギルド、民の発注した各種の依頼を受け、対価を得ることができる。犯罪者でなく、登録料を払えば誰でも登録が可能。 主な依頼内容は魔物の間引きや護衛など。ただし仲介料を引かれる。 他にも、アイテムや魔物の部位なども、ものによっては買い取ってくれる。 紋章は赤地に白で剣の模様が入る。 |
レベル石板 | 魔力を流せば、流した本人のステータスを表記してくれるアイテム。 |
悪魔が魔法で加工して造り出す、魔力で起爆できる爆弾。 | |
メモリースフィア | 特定の転移者の一定期間の様子を写した動画のようなものが入っている媒体。 |
ゴディッター | 神々の間で流行っているSNS。 |
地名 | 説明 |
---|---|
魔の大森林の奥にあるという世界最悪のダンジョン。魔物の監獄とも呼ばれる。 入り口は朽ち果てた石造りの神殿跡といった様子になっている。地下100階層まであり、深部はLv1000〜3000程度の魔物が跋扈する。 神が凶悪な魔物達を封じ込めるため作ったらしい。 | |
魔の大森林 | 奥地にはLv150〜200前後の魔物が蔓延る超危険地帯。入口付近でもLv40前後の魔物が棲息しているため、一流冒険者(B級以上くらい?)でもあまり近づかない。 付近の平原ではLv20程度の魔物が分布している。 |
アーロブルク | 魔の大森林最寄りの都市の1つ。比較的人口密度が高い。 |
マナラーク | 王国内で、魔導書の書庫や錬金魔法の研究施設などが一番充実している魔法都市。 アーロブルクから馬車(車並みの速度)で5日ほどの距離。 住民は魔法都市であることに誇りを持っており、外から来た人間に対し冷たい。 |
ポロロック | 商業都市。マナラークの南にある都市。商業化を推し進めた結果、街の中でも貧富の差が激しくなっている。 街の流通のほとんどをグリード商会が取り仕切っており、個人商店等を借金などでがんじがらめにしている。 |
竜穴を守るため千年近く昔に作られた竜人の都市。入口は秘匿されているが、ポロロックの南の渓谷にある。 | |
魔物領 | 大陸北部など、強大な魔物が蔓延っており人がまともに侵入できないような地。 |
神の腕 | 大陸北部の魔物領の奥地に建っている巨大建造物。《神の見えざる手》の本拠地。 |
ヤマト王国 | 極東にある和風国家。かつてノブナガが支配していた。 |
キョウ | ヤマト王国の帝都。 |
大竜穴 | 世界に恵みを齎すとされる。 |
世界樹 | 精霊界を守る大樹。 |
神聖都市ルーペルム | ヨーナス教の聖地。聖堂の地下深くに神器《聖人の杖》が保管されている。 |
価値 | 説明 |
---|---|
神話級 | 神代の時代に存在したと言われるような幻のアイテムと思われる。 |
伝説級 | 世界に1つしかないような伝説のアイテムと思われる。恐らく値段はつけられないような品。 |
S級 | 金で手に入れようとすれば億単位のゴールドが必要になると思われる。《地獄の穴》ではその辺にゴロゴロしている。 |
A級 | ほとんど手に入らない貴重な品。数千万ゴールド以上はするものと思われる。 |
B級 | 希少品であり、素材であれば専門機関での研究に使用されるような品。概ね数百万から1000万ゴールド以上するのも珍しくないようだ。 |
C級 | 多くは高級品であり、市場にはあまり流通していないような品。量にもよるが百万〜数百万ゴールドはするのが普通らしい。 |
D級 | 一般に流通する高級品。数十万〜百万ゴールドはするようだ。 |
E級 | |
F級 |
名称 | 種別 | 説明 | 備考 |
---|---|---|---|
マナラーク鋼 | 金属素材 | 都市マナラークにて開発された合成金属。 赤の掛かった銀の輝きが美しい。 都市マナラーク及び周辺都市において、武器の素材として用いられることが多い。 金銭に余裕のあるB級冒険者や、手頃な武器が見つからないA級冒険者からよく好まれる。 人気が高くやや生産数が追い付いていない傾向にあるが、製造している《魔銀の杖》が良心的であるため 値段が安定している。 | 剣一本分程度の塊で150万ゴールド |
デモンターロン(偽) | 剣 | 攻撃力:+24 魔法力:+11 伝説の悪魔の爪を用いたとされる剣。 ……を模して造ったもの。 百年前の伝説の贋作師ハドンの最高傑作。 高い魔力を持つ者にしか真価を発揮できないという触れ込みの許、誰もその真偽を判別できないままに あるときは大商人へ、あるときは国王へと所有者を替え続けてきた。 贋作ではあるが、その事実だけで歴史的な価値が高いともいえる。 今でも竜王の宝物庫の奥に飾られている。 |
名称 | 種別 | 説明 | 備考 |
---|---|---|---|
冒険王の黄金磁石 | 道具 | 素材の特殊な鉱石や刻まれた魔術式の力により、魔力場に対して強い耐性を付与された方位磁石。 これさえあれば、高位ダンジョンの深部に入り込んでも道を見失うことはない。 | A級下位 |
精霊樹の雫 | 錬金素材 | 精霊の世界に聳え立つ巨大樹、ユグドラシルの雫。 あらゆる精霊の源であるともいわれている。 高い癒しの効果があり、錬金魔法においても重宝される。 精霊王よりユグドラシルに住まうことを許されている高位の精霊と契約を結び、彼らとの交渉を経て 手に入れることができる。 | 《神の血エーテル》の素材の1つ コップ一杯の量で800万ゴールドはする |
名称 | 種別 | 説明 | 備考 |
---|---|---|---|
アダマント鉱石 | 鉱石 | 紫色の輝きを帯びた鉱石。 人の世に存在する中で、最も硬い物質だと言われている。 あらゆる魔法に対してへの高い耐性を持つ。 地中深く、地脈の魔力の強い部分で夥しい年月をかけて生成されるという。 | 《神の血エーテル》の素材の1つ |
名称 | 種別 | 説明 | 備考 |
---|---|---|---|
神の血エーテル | 霊薬 | 高位悪魔の脳髄を煮詰めたものを主材料とした霊薬。 神の世界の大気に近い成分を持つと言い伝えられている。 呑んだ者の魔法の感覚を研ぎ澄ませると同時に、魔力を大きく回復させる。 かつて大魔術師が《神の血エーテル》を呑んだ際に、この世の真理を得たと口にしたという。 | |
魔剣ディース | 剣 | 攻撃力:+1100 魔法力:+1000 五百年前に生まれた魔王ディスペアが自身のために、人間の一流の鍛冶師を集めて造らせた剣。 納得できる剣を造れなかった者は殺すと宣言していたが、結局《魔剣ディース》の鍛冶師も興奮して試し斬りで 殺してしまったという。 剣としての性能は勿論のこと、高い魔法力を秘めている。 魔王ディスペアが討伐されて以来、《魔剣ディース》は人間の手に渡ったが、所有者がすぐに死亡するため 魔王の怨念が籠っていると噂されている。 | |
アルヴレナロッド | 杖 | 攻撃力:+385 魔法力:+840 エルフの古き国、アルヴの女王に代々継がれていた権杖。 初代アルヴの女王であるエルフの精霊術師がユグドラシルを訪れて精霊の王とある契約を行い、 ユグドラシルの枝を用いて造ったものだとされている。 今ではとうにアルヴは失われたが、義理深き精霊の王は今でも古き国とその女王のことを覚えているだろう。 杖の所有者に力を貸してくれるはずである。 | |
ネクロノミコン | 魔導書 | 古き不死者《墓暴きノルン》が天使と交信を行い、その際に受けた教えについて記した超位死霊魔法の魔導書。 これを記した際には《墓暴きノルン》は気が触れていたとされており、解読は困難を極める。おまけに少なくとも 後半部分は全く意味のない文字列であるらしいことが過去の学者達によって判明した。 宮廷錬金術師メギストスは、仕えていた王より不死の探究のために地下牢に閉じ込められ、この書物の解読を 命じられた。 五十年の月日を解読に費やしたメギストスは、ある日突然地下牢を抜け出して王の前に現れると「世界の 真理がわかった」と叫びながら宮廷で虐殺を始め、その日を境にこの書物と共に行方不明になったという。 | |
ラヴィアモノリス | 石版 | 魔法の本質を見抜く力を有した転移者の少女が、上位存在の使った魔法の解析をし、それを賢者ラヴィアが 石板に残したもの。 ただし、賢者ラヴィアもそれらの魔法について正確に理解することはできず、自身が理解できた情報についても また正確に記録することはできなかった。 それを行うには、人の寿命ではあまりに短すぎたのだ。 | |
錬金素材 | 三千年前の遺跡から発掘された、使用用途不明の金属。 非常に脆く、叙事詩で度々例に出される『海より美しく、赤子の手より柔らかい石』の正体だとされているが、 やはり使い道は一切わかっていない。 研究目的で錬金されたものだといわれている。 | 非常に魔力伝導率が高いため、魔力操作の 訓練に用いる事ができる。少しの魔力でも 壊れやすいため他の用途に用いるのは難しい。 |
名称 | 種別 | 説明 | 所有者 | 備考 |
---|---|---|---|---|
アカシアの記憶書 | 魔法書 | あらゆる種族の魔物、あらゆるアイテムについて詳細に記された書物。 持つ者の知りたい情報を的確に教える力がある。 | カナタ | |
歪界の呪鏡 | 鏡 | 古代のある国で、全知の悪魔を召喚するために、王に仕えていた錬金術師が造り出した鏡。 しかし、全知の悪魔を招くことはできなかった。 鏡は次元の隙間と繋がっており、大量の高位悪魔を招き入れ、一夜にして王国は滅び去った。 | カナタ | |
魔導王の探究 | 首飾り | かつて魔法により戦乱の国を統一し、大国の王となった男の魂が封じられた首飾り。 魔法に全てを捧げた魔導王の探求心は、装飾品と成り果てた今なお衰えることを知らない。 装備者の魔法の素養、理解力を深める。 | カナタ | |
ウロボロスの輪 | 指輪 | 古代に、大陸全土を黒き炎で焼き払った双頭の巨大蛇の成れの果て。 不死であったため、石化と縮小化の呪いを受けて、現在の姿となった。 今なお、石の内部では不死の大蛇の呪念に溢れている。 装備者が息絶えた際、魔力を消耗して蘇生する。 | カナタ | |
愚者の魔法剣 | 剣 | 攻撃力:+300 魔法力:+300 かつて神より、勇者としてこの世界へ訪れた転移者へと渡された魔法剣。 埋め込まれた上位世界の水晶のため、高い性能を誇るが非常に軽く、低レベルの者にも 装備することができる。 一人目の所有者は、この世界に来てからたった半年で暗殺によって命を落とした。 | ルナエール | カナタが最初に借りた剣だが、次の剣に 変えた際にその時点では異次元袋も 覚えてなかったので返したものと思われる |
英雄剣ギルガメッシュ | 剣 | 攻撃力:+3500 魔法力:+2500 三千年前、最強の男として生まれ落ちた、ある国の王子が愛用していた剣。 その輝きは、魔物や悪魔の生命力を直接断ち切る力がある。 叙事詩の中では《金色の一振り》として語られる。 五体の最高位魔王による連合《悪夢の呪祭》を撃ち破り、二百年間の支配を終わらせて 人々を救った《暗黒時代の四英雄》の一人。 この一振りに、栄えた王国の国力の三分の一が注ぎ込まれたとされている。 王子が奇病によって死んだとき、神の元へと返されるように王子の身体とこの剣が消えた とされている。 | カナタ | |
黙示録の黒杖 | 杖 | 魔法力:+3333 《地獄の穴》の王である証であり、この地獄を統べるために必要な力を持った杖。 地獄に幽閉された魔物達も、その威容を前に服従する。 二十階位を超える《神位・炎魔法》の発動を補佐すると同時に、本人の魔力を消耗して 発動する対魔法障壁を展開することができる。 また、持つ者に合わせてその大きさを変える。 | サタン→ ルシファー | |
夢の砂 | 錬金素材 | 五千年前、王族に仕える錬金術師の一族が造り出したもの。 ある転移者が神から授かった盾を溶かし、材料の一部にしているという。 万物を生み出す、錬金術の究極の触媒。 また、《夢の砂》は人の想いに呼応し、ありとあらゆる願いを叶える力を持っている。 しかし、人間が自分の想いを制御できないように、《夢の砂》を完全に使いこなせるはずが なかった。 富を求めた商人は自身が金塊へと、力を求めた勇者は醜い化け物へと変異したという。 | フィリア | |
夢王の仮面 | 錬金道具 | 夢の世界を支配する、仮想上の神を模した仮面。 この《夢王の仮面》はやや可愛らしくデフォルメされている。 《夢の砂》の力を完全に制御することによってのみ造り出すことができる。 《夢の砂》が本来持つ無差別に願いを叶える危険な力に、方向性を与えたものである。 あらゆる錬金術に対して、その変化を大きく補佐するように魔力を発する。 世界中の錬金術師が、何を犠牲にしてでも手に入れようとするであろうアイテム。 五千年前の錬金術師が《恐怖神ゾロフィリア》を造り出した際に《夢王の仮面》を二枚 用意したが、後に歴史に度々姿を現してはどちらも戦争の火種になり続けた。 現在、世界に何故か三枚存在する。 | フィリア | |
深淵の月 | 水晶玉 | 邪悪な魔力を帯びた水晶玉。 十三体の強大な魔王の血を掛け合わせ、高度な錬金術によって結晶化したもの。 水晶の中には、今なお閉じ込められた魔王の魂の片鱗が蠢いている。 魔物を誘き寄せる力がある。また、魔物の身体に埋め込めば急激な成長を招くことができる。 | カナタ | 精霊召喚に使用した |
機械仕掛けの月 | 水晶玉 | 邪悪な魔力を帯びた水晶玉。 十三体の魔王の血を結晶化することで錬金できる《深淵の月》を、量産すべく開発されたもの。 無数の錬金生命体のコアが用いられている。 |
コメントをかく