電撃文庫『魔法科高校の劣等生』の個人作成Wiki

パラサイト
※編集中


Paranormal Parasite(超常的な寄生物)の略。古式魔法の伝承者による国際会議の中で共通化・精緻化が図られた用語・概念の一つ。
各国で妖魔・悪霊・ジン・デーモンなどと呼ばれていたモノのうち、人に寄生して人を人間以外の存在に作り替える「魔性」のこと。
物質的な生物でないため、血や肉を通じて精気を取り込み、自身の糧にしていると考えられている。
滅多に出現するモノではなく、現代に近づくにつれ、観測例は間違いなく減少している。


八雲の仮説
  • 人の幽体に寄生して人間を変質させるパラサイトは精神現象に由来する情報生命体と考えている。人型の妖魔も動物型の妖怪も、情報生命体である妖霊がこの世の生物を変質させたモノであり、物理現象に由来する精霊がこの世界と背中合わせの影絵の世界を漂っているように、精神現象に由来する妖霊は精神世界と背中合わせの写し絵の世界からやって来る。
  • 遭遇例が少ないのは、存在しないからではなく、人間がまだ精神を観察する術を十分に持たないから。


寄生状態を解除し肉体を放棄して情報生命体として遊離すると、光や音は認識できず魔法的な波動で世界を知覚する。
情報次元(イデア)における座標は存在するが、物質次元(現実世界)における座標が明確に定義されておらず、物質次元のどこにいるのかが通常の魔法師には分からない。美月に「観測」され「属性情報(エイドス)を書き換えられる」ことによって物質次元における座標が確定した。

情報生命体は霊子構造体を持っており、達也にはその構造が認識できず、攻撃が行えない。
遊離状態のパラサイトは、自己保存本能で「糸」を伸ばし、生体電流を通じて人間の身体に侵入・寄生し、変質させようとする。

(出典:9巻168〜170・174〜176・188〜193P,10巻105・107・108・113・114・116・117P)




パラサイトは、狂喜・悲嘆・憎悪・祈りのような強い霊子波動に引き寄せられる性質を持つ。

2095年11月にこの世界に侵入したパラサイトは、MBH実験により一瞬だけ揺らいだ次元の壁を越えて、霊子波動に引きずられて「形の無い世界」からこの「形を記した世界」にやってきた。壁を越えた衝撃で12に分割され、人間に宿った。

存在するだけで霊子を排出するため、存在し続けるためには霊子を吸収しなくてはならない。
「形の無い世界」では独力で霊子を吸収できたが、「形ある世界」では霊子を集めることのできる「形あるもの」と一体化しなければ霊子を補給できない。

霊子を核として想子を纏っており、想子のお陰で物質次元に干渉することができる。想子が不足すると干渉できなくなり、霊子の補給もままならなくなるため、休眠状態に入る。

パラサイト本体には高度な思考力があるわけではなく、宿主の隠された思考や抑えられた衝動を反映・増幅した結果、魔物と呼ばれているに過ぎない。パラサイト本体には、生存本能に似た思考力があるだけである。

霊子は身体を流れる血液の中に豊富にあり、また人の形を与えられたピクシーのようなロボットは霊子を集めることができる。

複数のパラサイトは、共知覚によって情報を共有している可能性がある。

(出典:10巻125・126・214P)




2/14 ほのかの想念を受けて覚醒

2/15 朝7時
  • 外部からの無線通電によりサスペンドから復帰。自己診断プログラムを実行。その間に、パラサイトはピクシーに宿る前に覚えた「頭脳の中を走る電気信号を想子信号に換えて読み取る」方法でピクシーの機体を掌握した。
  • 自己診断プログラムは問題なく終了した。その後、サスペンドに戻るはずが、サーバーと交信を始め、一高の生徒名簿にアクセスしようとした。遠隔管制アプリはマルウェアと判断し、ピクシーに対し強制停止コマンドを送信。このコマンドは無視し得ないものであるにも関わらず、ピクシーは機能を停止しなかった。パラサイトは、コマンド以外の信号、つまり想子信号で機体をコントロールしていたため、停止することはなかった。
  • サーバーに対するアクセス要求はその後も続き、サーバー側が無線回線を閉じることでようやくピクシーの異常な稼働は停止した。異常稼働中、ピクシーが嬉しそうな笑みを浮かべている様子を監視カメラが記録していた。

(出典:10巻252〜253・260〜261P)




2/15 昼過ぎ
  • 達也がピクシーをサスペンドから復帰させ、朝7時以降の操作ログと通信ログを閲覧するため点検モードに移行させようとして、胸に付けていたアドミニストレーター権限を表すカードをピクシーに見せようとしたところ、ピクシーはカードではなく達也の顔を凝視し、「ミツケタ」と小さく発音して、達也に抱きついた。
    達也がピクシーに離れるよう命令し、モード移行を取りやめさせ、美月にピクシー機体内を調べてもらい、パラサイトが宿っていること、その想子パターンがほのかと同一のもので、パラサイトがほのかの想念を写し取ったことを知った。
  • ピクシーがほのかの達也に対する特別に強い想念によって覚醒したことを認め、達也はピクシーとテレパシーと音声で問答を開始。
    パラサイトは前の宿主から知識を引き継いでいること、引き継げる知識は宿主のパーソナリティから乖離したものだけであること、自己保存に有益か有害かの判断に由来する好悪感情があること、電子頭脳からも知識を引き出せること、達也に対して従属願望があること、ほのかの達也に対する従属願望・被支配願望によって休眠から覚醒したこと、パラサイトは「祈り」のような純度の高い想念によって自我を生み出されることを明かし、達也に対する従属を宣言した。
  • 達也は、パラサイトに自我があり、パラサイトがあくまで受動的な存在であるということに意外感を示し、パラサイトは望んでこの世界に来たのではなく、人間の想念によって引きずり込まれたことを確認したうえで、達也の指示なくサイキックを行使することを禁止し、ピクシーをサスペンドに戻した。

(出典:10巻262〜278P)




2/16 放課後
  • ピクシーを訊問し、吸血鬼事件で被害者の血が失われていたのはパラサイトの仕業であること、失血は意図したものではなく増殖に失敗した結果であることを知る。
  • パラサイトの増殖プロセスについて訊ねた結果、次のことが分かった。まず、パラサイトは自分の一部を切り離して宿主候補に送り込む。この分離体は血液中の想子と霊子を吸収しながら血管に沿って広がり、自分自身と血液とを置き換えることで宿主候補の肉体に浸透していく。置き換わった血液の質量は同化に伴う肉体の変容に使用される。同化に失敗した場合は、分離体とともに「生気(いき)」として宿主候補の体外に排出される。同化がうまく進行し、肉体への浸透が完了すれば、宿主の情報体である幽体も掌握できる。これは実体と情報体の相互作用であり、魔法と同じ原理に立っている。幽体は精神体への通路でもあって、幽体を経て宿主の精神体にアクセスし、精神体と一体化できれば増殖は成功となる。ただし実際には、成功例は無い。理由は不明。
  • その他に、仲間のパラサイトは1/30時点で自身を含め8体が日本国内にいたこと、パラサイト同士で交信を行えること、交信可能範囲は国内全域であること、他のパラサイトの現在位置はピクシーに宿ってからは接続が切れており分からないことを知った。

(出典:11巻78〜80P)




2/16 エリカとの密談後
  • ピクシーへの訊問を続け、以下のことを知った。
    ・パラサイトには指揮命令関係は存在しない
    ・パラサイトは1体1体が個別の自我・思考能力を持ちながら意識を共有している存在であり、不完全な自我と独立した思考力を持つ下位意識が一つの上位意識に統合された状態である
    ・下位意識が異なる目的を持って上位意識の統一性を失わせることはなく、宿主とした人間の根源的欲求である生存本能と生殖本能が共有する意識の中で統合され、パラサイトたちの行動を決定づけていた、つまり生存と自己複製を目的として行動していた
    ・生存と自己複製以外の目的については、下位意識が個別の自我を持つため、宿主が個別に持つ欲求に対しては個別に対応する
    ・現在のピクシーは非生命体に宿った存在であり、パラサイトの共通の目的から外れた異端の存在だが、ピクシーがパラサイトたちの目的を妨げると判断された場合にはパラサイトたちに襲撃される可能性がある
    ・現時点では仲間との接続が切れているが、仲間の活性が高まれば感知でき、逆も然りで仲間が或る程度まで接近すればピクシーは感知される

(出典:11巻92〜95P)




USNAで斃された3体が来日し、華僑のネクロマンシー(顧傑?)から知らされた方法を用いて、仮死状態の人間に日本のパラサイト8体を寄生・同化させることに成功する。

取り憑いた人間を支配したパラサイトは、宿主となった人間の強い「望み」に支配される。

宿主が死なない限り、パラサイトはその中から脱出できない。

パラサイトは、霊子を核として、その外側に細い繊維形態の想子情報体を、霊子核と絡めるように纏っており、魔法を行使する際にはその想子を消費している。この想子を剥ぎ取られると弱体化し、魔法的な抵抗力を喪失する。

(出典:11巻95〜99・152・258P)

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