目的とする事象改変を行うために組み合わせられた複数の
魔法の、一つ一つの魔法処理のこと。
例えば、静止している物体を宙に浮かせ、一定時間その位置で保持したのち、また元の位置にゆっくりと戻す『
浮遊?』という
魔法では、以下の4工程から成る。
- 加重系反重力魔法工程:物体を地上から重力に逆らって宙に浮かせる。
- 移動系停止魔法工程:物体を空中の指定の位置で静止させる。
- 加重系重力制御魔法工程:物体を重力に逆らってゆっくりと元の位置へ移動させる。
- 移動系停止魔法工程:地上に戻した際、物体に衝撃を与えないよう静止させる。
これらの各工程は、それぞれが独立した
魔法ではなく、全ての工程を合わせて一つの
魔法であり、あくまで4工程で1つの
魔法を構成し、1つの事象改変を引き起こすものである。
なお、
魔法の工程は、一般に戦闘用魔法では5工程まで程度の単純なものが多いが、民生用の魔法では多段階で複雑なものが多い。
(出典:2巻106・107P,14巻36〜38P,)