死神の刃〈グリム・リーパー〉
データ
「死」のイメージを対象の精神に叩き込む
精神干渉系魔法。
予め死のイメージを与えた相手に、そのイメージのシンボルを示すことで強力な暗示を与える。
最初のイメージは一方的に見せるだけで構わない。
直接であろうと間接であろうと関係なく、距離も時間も障碍にならない。
ただ相手がそのイメージを覚えてさえいれば、それを何万倍にも増幅して肉体にまで作用する暗示に換える。
暗示は自身の記憶からもたらされるものであるため、いかなる防御も意味を成さない。
ただし、発動のためには実際に対象に直接相対する必要がある。
つまり、術者が対象を認識し、対象が術者を認識することで成立する、術者自らが死地に飛び込んで初めて効果を発揮する魔法である。
(出典:8巻279・283・284P,10巻158・159P)