魔法科高校の劣等生Wiki - 全国高校生魔法学論文コンペティション
全国高校生魔法学論文コンペティション
日本魔法協会
主催の論文コンペティション。通称「魔法科高校論文コンペ」。
全国の高校生が
魔法学
?
・
魔法工学
の研究成果を発表する場。
学習結果発表会などではなく、学会などの発表機会を持たない高校生が自分たちの研究を世に問うための場所である。
世間の注目度も高く、発表チームの代表が魔法研究機関からスカウトされるだけでなく、発表論文がそのまま
魔法大全
に収録され、大学や企業に利用されることもある。
「全国高校生」と銘打ってはいるが、正規の教育課程で
魔法理論
?
を教える高校は
国立魔法大学付属高等学校
以外には無いため、実質的には九校で競う催しであり、
九校戦
が「武」の対抗戦であるならば、論文コンペはこれと双璧を成す「文」の九校間対抗戦であると言える。
論文コンペと非魔法科高校を対象とした弁論大会や研究発表会との最大の違いは、発表内容の実演がプレゼンテーションに含まれるという点にある。
つまり論文の発表には、魔法装置を作って壇上で魔法を実演することが含まれる。
実演のためには、魔法装置の設計から術式補助システムの製作、それを制御するためのソフト、搭載するためのボディなど、高度かつ手間のかかる準備が必要となる。
本番直前の時期になれば、各校総じて、技術系クラブ・美術系クラブはもちろんのこと、純理論系のクラブや実技の成績上位者も本番の成功へ向けて総動員される。
日程・場所・メンバー
開催日 毎年10月の最終日曜日
場所 京都と横浜で交互に開催
メンバー 一校あたり3名
※メンバーは、
一高
では校内の論文選考会で決定される。
論文の作成とプレゼンの準備はメイン執筆者1名とサブ2名に分かれ、役割分担をして取り組む。
※横浜開催時には魔法を利用した動力システムやそのための
魔法式
開発・
起動式
改良のような技術的なテーマが、京都開催時には
基本コード仮説
のような魔法そのものの原理に関する純理論的なテーマが上位に入りやすいと言われている。
(出典:3巻78P,6巻8・34〜37・41P,14巻67・68P)
データ
95年度
発表メンバー
第一高校
市原鈴音
五十里啓
司波達也
(
平河小春
の代役)
第三高校
吉祥寺真紅郎
、他2名
審査員
中条あずさ
(
第一高校
)他、各校生徒会長
会場警備隊
総隊長
十文字克人
第一高校
/
沢木碧
・
十三束鋼
第三高校
/
一条将輝
メンバー護衛
第一高校
市原鈴音
/
服部刑部少丞範蔵
・
桐原武明
五十里啓
/
千代田花音
・他1名
司波達也
/なし
発表テーマ
第一高校
『
重力制御魔法式熱核融合炉
?
の技術的可能性』
第二高校
『収束魔法によるダークマターの計測と利用』
第三高校
『
基本コード
魔法の重複限界』
第四高校
『分子配列の並べ替えによる魔法補助具の製作』
第五高校
『地殻変動の制御とプレート歪曲エネルギーの緩やかな抽出』
結果
96年度
発表メンバー
第一高校
中条あずさ
五十里啓
三七上ケリー
?
第二高校
九島光宣
?
(代理発表)・他2名
第三高校
吉祥寺真紅郎
・他2名
審査員
司波深雪
(
第一高校
)他、各校生徒会長
会場警備隊
総隊長
服部刑部少丞範蔵
第一高校
/
司波達也
・
千葉エリカ
・
西城レオンハルト
・
吉田幹比古
メンバー護衛
第一高校
中条あずさ
/
千倉朝子
?
・
壬生紗耶香
・
北山雫
五十里啓
/
千代田花音
三七上ケリー
?
/
桐原武明
発表テーマ
第一高校
/
投影型魔法陣
?
による
刻印魔法
?
の発動に関する内容
第二高校
/『
精神干渉系魔法
の原理と
起動式
に記述すべき事項に関する仮説』
結果
優勝校/
第二高校
備考
93年度論文コンペの
一高
学内選考会において、92年度
生徒会長
が大量破壊兵器に代替する魔法の開発をテーマにしたが、事前審査ではねられた。
95年度論文コンペでは、発表中に
横浜事変
が勃発し、発表は中断された。