うすばかげろう
薄羽蜻蛉
データ
魔法の分類
CADの分類
使用者
- 西城レオンハルト (6巻202P,7巻198・220P)
薄刃蜻蛉は、
レオが使用する
武装デバイスの名称であると同時に、この
武装デバイスによって発動される魔法の名称。
千葉家?の秘剣であり、
横浜事変直前に
エリカが
レオに直伝した。
CADは全長が約50cm、グリップ部分が約30cmで、双頭ハンマーに似た短いスティックの形状をしている。
ハンマーヘッドから突き出た先端はグリップよりもかなり幅広で、長さは約10cmある。
ハンマーヘッド部分にはカーボンナノチューブで織られた厚さ5nm、長さ20mの黒色シートとモーターが格納されており、普段は巻き取られて格納されているシートをスティックの先端から繰り出せるようになっている。
使用時には、カーボンナノチューブシートをモーターで任意の長さに調節して繰り出し、これを
硬化魔法で完全平面に固定して、どんな刀剣、どんな剃刀よりも鋭い切れ味を持つ刃に変える。
シート部分には、伸展のための補助術式が埋め込まれており、完全平面化をサポートしている。
なお、刃を動かすためのサポートは術式に含まれていないため、術者は刀の操作技術と腕力を要求される。
伸展させるシートが長くなるほど
硬化魔法の難度は上昇するが、
横浜事変の時点では、
レオは少なくとも10mまでは問題なくシートを伸展させることができる。
(出典:6巻202・216・217・233〜238P,7巻8・198・220P)