合宿免許WIKI - 水平対向エンジン
水平対向エンジンとは、偶数シリンダーの多気筒エンジンでシリンダーを対向させ、水平に配置したエンジンの総称でボクサーエンジンともいいます。
ピストンが互いに向かい合って動く水平対向エンジンと、ひとつのクランクピンに左右のバンクのコネクティングロッドを取り付けた180度のV型エンジンが含まれます。

前者は、基本的にはピストンの往復運動の不平衡慣性力をキャンセルできますが、後者のフラットVは、基本的にはV型エンジンの振動特性に類似します。双方のエンジンともに、シリンダーヘッドからのオイルの回収には技術を要します。また、エンジンの全高は低くなりますが、排気の取りまわしとエンジンの上下曲げ剛性の確保に配慮が必要です。




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