活動期間:2014.2〜2023.3
鹿児島県霧島市をPRするために活動していた。
地元NPOが企画したミュージカルの参加者で結成。
略して「KSG」。下部に研究生がいた。
初期の状況が不明。人事も一部未詳。
最終メンバーは、あむちー(2019.4〜)、ゆうみみ(2022.9〜)。
過去に、ひかちん(〜2016.10)、にっちー(〜2016.11)、あゆゆ(〜2016.12)、もかりん(〜2016.12)、りったん(〜2018.3?)、ゆいゆい(〜2018.3)、みぽりん(2017.10〜2018.3)、みうっぴ(〜2018.11)、やまと(2018.4〜2019.3)、ゆいぽん(2019.8?〜2019.12)、なおた。(2019.1〜2021.2)、めぐ姉(2018.4〜2021.2)、あゆりぃ(2019.1〜2021.2)、のん(〜2021.7)、なちょす(2020.10〜2022.1)、りんりん(2019.10〜2022.5)、みーな(2019.4〜2023.3)、みこちゃ(2020.6〜2023.3)などの名が見える。
2022年1月、なちょすが解雇された。公式ツイッターによると、理由は「重大な規約違反」。「規約違反」の詳細な中身については説明しなかった。このツイートは一両日中に削除された。
するとこの発表の数日後、沈黙していたなちょすが自身のツイッターで反論を展開した。重大な規約違反は「事実と異なる」としたうえで、運営が問題視したのは「接客業のアルバイトをした事」が理由であると明かした。なちょすはこの件について2021年12月に運営から問いただされ、これが違反に相当するとは露ほども思っていなかったことから、素直にそれを認めたところ、「接客業で働きながらの活動は認められない」などと言われてしまったため、やむなくアルバイトを辞めることになったが、「他の人に示しがつかない」と主張し、運営はなちょすに謹慎等の処分を科したのち復帰を認めることをほのめかした。ところが、その後、運営母体であるNPO法人「きりしま創造舞台」の理事長の判断で一転解雇が決まったと知らせを受ける。これになちょすの親が直接理事長に確認したところ、理事長は運営からなちょすが接客業のアルバイトを辞めるつもりがないなどという報告を受けたため解雇を受け入れたと、食い違う証言があった。のちに理事長が公式ツイッターの解雇通知を目にし、「あまりにも酷いツイート」であるとして、運営に命じこれを削除させたとしている。
事態を受けて、関係者を交えた直接の話し合いの場を設けたものの、運営との対話は平行線に終わる。規約違反の文言撤回を要求するなちょすに対し、運営は契約書を引っ越しで紛失したと弁明する一方で撤回を拒否。また、詳細な解雇理由の説明を求める一部のファンに対し、運営が「メンバーへの中傷的な言動」があったと説明しており、これが何に基づくものか説明するよう詰め寄ったのに対し、「2年前の話で当時のメンバーの証言」として、そうした事実はないとするなちょすに、それは「(なちょすの)勝手な解釈」に過ぎないと一蹴する場面もあった。
この話し合いで、理事長主導の裁定により退院(※後述)から3か月の謹慎期間を経て復帰することでまとまったが、その3日後に運営から呼び出しを受け、「理事長が勝手に復帰の方向へ話を進めた事が納得」できず、精神的に追い詰められたなどとして、運営を辞任すると告げられる。するとその場に同席していた保護者のひとりから「私(なちょす)が辞めれば運営も精神的に追い込まれず、うまくまとまる話」「運営が決めたことは絶対」「いちいち気にして入院になるまで精神的に追い詰められるのは弱いし、ただの逃げだ」などと責め立てられ、「私が身を引くことで丸く収まるのならば」という気持ちに傾き、苦渋の決断として脱退を受け入れたという。
このなちょすの反論文に対し、運営はすぐさま公式ツイッターで反発した。解雇の文言については「(運営母体は)NPO法人で雇用契約もない」として原則論的な理由で撤回に応じたものの、「重大な規約違反」については、「青少年の健全育成」に反する場でのアルバイトであったとして、「誤解を招く書き方をし、なちょす本人にも皆様にもご迷惑をお掛けした事を深くお詫び申し上げます」と、皮肉をぶつけた。なちょすのツイート全般について「私共運営の感じたこと相違がいくつもあり、運営関係者メンバー共々本当に心を痛めております」「保護者の方の言葉の一部分だけを切り取られて、違ったように解釈されていた」と、反発。運営辞任の真意は「運営としてやっていく自信がなくなった」からであり、「決してなちょすの復帰を拒むものではありません」と釈明した。
するとこれに対し、なちょすの母親を名乗るアカウントがツイッター上に現れ反論の文書を投稿した。「社会的に許されているとはいえ、アイドル活動に反するようなアルバイトをしてしまった事を深くお詫びします」と切り出したうえで、二度にわたる話し合いの中身について述べた。なちょすがメンバーに対して行ったとされる中傷の件についてはその場で和解しているといい、一方でOGから直接「なちょすをどうにかして辞めさせたい。けれど理由がない」などと、なちょすが研究生のころから運営に目を付けられていたとする証言を得たと主張した。さらに運営が理事長の裁定に納得がいかず辞任を言いだしたことや、なちょすに対してメンバーの保護者が放った言葉もすべて事実だとし、その場で「あと一歩で大切な娘が命を落とすところだったのでとても残念な発言だ」と、抗議したことも付け添えた。また、なちょすの入院についてはこれまで深く触れられてこなかったが、「運営側のツイートなどで傷つき、あと一歩で線路へ飛び込もうとしていた所を発見し」「希死念慮も発生しており適応障害と診断され、現在も入院しております」と、自殺未遂による措置入院に近い情況であったことを明かした。文書では「まずは注意から始まり、その注意を聞かなかったら謹慎、そして一番重い解雇、というのが一般的な考えなのではないでしょうか」「これは感情的な言葉になってしまうかもしれませんが『立場を利用し、大人として、保護者として』正直卑怯だと思いました」と、運営側の態度を非難し、また話し合いの席上で運営職の辞任を確約したにもかかわらずいまだに実行していないことにも不信感を募らせていた。
2023年3月、「コロナ禍での活動を続けていく厳しさや今後の活動について話し合いの上、このような決断に至りました」として、無期限での活動休止となった。