アイドル走り書き - WeNee

WeNee【ウィーニー】

活動期間:2009.9?〜2011.8?
松崎しげるプロデュース、ダンスはパパイヤ鈴木が担当という触れ込みだった。
総勢25名以上による大所帯ユニットで、当初から映画製作を掲げていた。

元は「Girl's Next(が〜るず☆ねくすと)」と称していた。
2010年5月にメンバーを刷新し、「R1〜5」まで4人1組のユニットを創設。
2010年9月に一旦解散し、新しいメンバーによって「WeNee」名義で再出発した。

メンバーの変遷


2009
  • 「ねくすと☆が〜るず」として、おそらく夏ごろ結成。メンバーは惑星名称を冠した派生ユニットに振り分けられた。初期に在籍していたと推測されるメンバーは、坂田彩、遠藤瞳、高橋美帆、石田桃子、原嶺衣奈(以上jupiter)、 彩月貴央、鈴木千絵里、赤池紗也加、藤田夏津稀、大野未来(以上earth)、高山沙希、船岡咲、堀澤かずみ、石川彩夏、岡田真実(以上mercury)、石川愛子、鈴木瑛奈、聖菜、柚木悠、橋本柚稀(以上vernus)。

2010
  • 5月、伊藤桃、菅原詩織、二階堂まり、石井早苗、山口ひかり、安西かな、赤松唯、普天間みさき、矢島潤奈、原田麻美、那月結衣、松崎杏奈、熊井智津子、美紅、ななみ、成沢りな、亜耶バネッサ、村上友梨、松山友紀、針尾ありさ、菊原藍子、稲葉すみれ、佐々木美紅、長谷川洋美が加入。ユニット名を「Girl's Next」に変更する一方、結成当初のメンバー数名が抹消。
  • 6月、松崎椎奈、中村知美、古峯ゆかり、西村笑花、佐野瑛子、すずの凛、山際絵礼奈、田仲美智子、鈴木愛莉、植田朱里、木之下仁美、野澤知里、引地志歩、中村英絵、手塚ありさ、岩村有里子、田中希望、青山彩菜が加入。この間にも在籍抹消者多数。
  • 9月、R1〜5までのユニットが解散。百刈杏、遠藤香南、遠藤希、小原優香、近藤真由、中村亮香、黒澤真弥、小川葉美、渡辺柚貴、鈴木藍、岩永由衣、齋藤花恵をR6〜9に振り分け再スタート。
  • 10月、「WeNee」に改称。「AYC」「パッツンBee」「V・I・P」などの派生ユニットを立ち上げる。
  • 11月、中村亮香、遠藤希、小川葉美が脱退。

2011
  • 春頃、小原優香、百刈杏が脱退。
  • 8月、近藤真由、遠藤香南が脱退。
  • 8月、この頃までに萩元那南、山口美鈴、小松美優、黒川葉月、荒巻汐里、中村遥花、高橋望、楡木郁子、内藤星里、佐野麻里菜、渡邉歩笑、辻凪紗、塩川舞美、榊原玲奈、米山美来の名が確認できる。但し楡木と米山は既に脱退。
  • 8月、消滅。新ユニットへの引継ぎが噂されるが、消息不明。

卒業後に起こした事件・事故・スキャンダル


2011
  • 2月、山口ひかりが自宅ベランダで足を滑らし、頚椎損傷の大怪我を負った。山口は一時意識不明の重態に陥り、集中治療室に入れられたが、回復。左上半身に軽い麻痺が残ったため、同年5月に芸能界を引退し、リハビリに専念することが報じられた。
    • この事故を巡り一部女性週刊誌が自殺未遂の結果と報じたが、当時の所属事務所側が明確に否定した。
    • 2012年7月、事故前に出演していたネット配信の番組に姿を見せ、すっかり元気になったことを報告した。
    • 山口は新田純一・ひろえ純夫妻(2001年離婚)の娘で、離婚後は母と同居していた。

運営及びその他の事件・事故・スキャンダル


2010
  • 10月、グループの運営会社が倒産したという情報が流れる。この時点ですでに「Girl's Next」の解散が発表されており、9月にリリース予定だったCDも立ち消えになった。また、立上げ当初に宣伝されていた映画も製作されず終いだった。
    • 会社代表でプロデューサーの「RAY」こと澤井昭治を巡っては悪い評判が絶えず、その「銭ゲバ」体質に嫌気が差して離れたファンも少なくなかった。また、グループの解散に際しては、一部のメンバーがブログ上で、ほとんどまったく賃金が支払われない内部事情など、異例の運営批判を展開するなど、かなりの混乱ぶりが窺えた。


2011
  • 2月、プロデューサーで所属事務所代表の「RAY」こと澤井昭治が詐欺容疑で告訴された。澤井は自らが経営するジャパンシネマ社を通じて「Girl's Next」の作詞作曲をする会員を募り、CDを販売する代わりに補作料・レコーディング料等を徴収する事業を展開していた。しかし、応募者が会費を振り込んで後はこれといった進展もなく、やがて澤井側から2010年8月に会社が倒産し、資産も残されていないため、返金には応じられないという通知が出回る。これに対し、料金を支払った一部作詞家が返金を求め裁判所に告訴した。
    • 一連の告訴の過程でジャパンシネマ社は倒産したという澤井側の主張は虚偽であることが発覚した。澤井は社名を「WeNee」に変更して事実上営業を継続していた。
    • 澤井は裁判に出廷せず、即日全額返金の判決が下った。また、判決文では当初計画していた映画製作が暗礁に乗り上げたことで、澤井が多くの芸能事務所に損害を与えていたことも発覚した。
    • その後、澤井は庄司秀毅なる人物に「WeNee」の全事業を譲渡したと主張したが、庄司なる人物は存在せず、澤井が経営に携わり続けたと見られる。ほどなく「WeNee」は「realism」に社名変更し、「北川」なる代表者名が現れるが、これも澤井の変名と推測される。メンバーを減らしながらもグループは存続し続けたが、これより後の消息は判っていない。