ニコ生ホラーまとめメモ - マジカル


マジカルについて

  • マジカルとは、株式会社マジカルから発売されている作品。
  • ホラー百物語2017でマジカルの作品が大量に放送されたため話題になった。
  • マジカルは作品によって監督が違うので作風もそれぞれであり、評価されているものもある。しかし中にはアハ体験のような動画や、走り屋が心霊体験を語るという風変わりな作品もあったりとバラエティに富んでいる。
  • このページではニコ生で上映されたマジカル作品を、とりあえずメモ的に概要だけ書いています。

マジカル作品

流出封印動画

  • 基本的に投稿動画で、たまに田口清隆監督の取材動画が入る。
  • 作品の最後に毎回テロップで「ご冥福をお祈りいたします」と表示していたため、これが定着し他作品でも誰かが死んだ時に「マジカルご冥福」と呼ばれ親しまれている。
  • 登場人物の末路として「自閉症」や「総合失調症」などよくわからないものがある。
  • 3巻の「呪いの三面鏡」で1人の女性が「めっちゃ」という言葉をめっちゃ使っていたため、一時的にニコ生で人気になる。

怨霊塔/怨霊ノ家

  • 田口清隆監督によるフェイクドキュメンタリー作品。
  • マジカル作品の中でも評価が高い。

本当の心霊動画 怨

  • 投稿心霊動画+取材パートの構成。
  • 取材は渡部アキと根本信一の2人で行われる。
  • 途中で根本信一がスタッフをやめてしまったため、投稿者の知人の中村一平をスカウトする。

絶恐 霊障動画8~10

  • 心霊動画+取材パート。
  • ナレーションは佐々木ちあき。ナレーションの「もう一度確認いただこう」が「もう一度角煮いただこう」に聞こえる。
  • 取材パートは、「R_R(ダブルアール)」(霊障レポート)と呼ばれ、女性ディレクター佐倉とAD矢口が活躍する。
  • 佐倉Dは武闘派で、度々あわられる暴漢と格闘するアクションシーンがある。
  • AD矢口は大事な証拠品を回収しなかったりドジな面もあるが、特殊清掃のような色々なバイト経験を活かし調査に貢献して行く。

憑く 呪イガ映ル心霊投稿

  • 心霊動画+取材パート。
  • 取材パートは男性ディレクターの村野と女性スタッフの桜木で行われる。
  • 桜木に霊能力のある姉の千紗がいる。
  • 取材をしていると毎回どこからともなく桜木の姉があらわれ、桜木(妹)が「お姉ちゃん!?」と驚くというのがお決まりで、お姉ちゃんは取材に関するヒントをほのめかしたりする。

怨霊映像

  • 最初は心霊動画の後に浜田翔子と中田ちさとのアイドル2人が感想を言うというスタイルだったが、途中からアイドルはいなくなる。
  • 動画の最後に投稿を元にした再現ドラマがあり、マジカル劇団と呼ばれている。
  • ナレーションはボイスチェンジャーを使ったような音声で、動画の締めに「果たして何か関係があるのだろうか」というのがお決まり。
  • 「苦篇」に壁から幽霊が生える動画がある。

復讐霊

  • 復讐をテーマにした心霊映像をまとめた作品集。たまにテーマを忘れて復讐と関係ない映像を入れてしまう。
  • 辻本貴則監督がナレーションも担当し、取材に行ったりもする。
  • 心霊動画の後に「興味を持った私は…」「私は好奇心を抑えられずに…」とナレーションが流れ、監督が取材に向かってしまう。
  • 取材が進み、謎が明らかになりつつあるところで「身の危険を感じ、お祓いをして、この件から身を引くことにした」というナレーションが流れ、すぐ撤退してしまう。

峠最恐伝説 怨霊ミッドナイト

  • 「車屋などが心霊体験について語る→牛抱せん夏の心霊スポット巡礼+怪談→車屋が心霊体験について語る→・・・」の繰り返しで進んでいく。
  • 走り屋出身として有名な元レーサーの土屋圭市氏が登場するということを全面に押し出しているが、最初と最後に2分くらいだけ登場する。
  • ほとんどおじさんが語っているだけの映像に、マジカルの中でも最高の修行向けとの呼び声高い。

放送デキナイ 禁断 霊映像

  • 心霊動画と取材パートのスタイル。
  • 心霊動画では霊だけに限らず、全身にアルミホイルを装備した主婦の映像などもある。
  • 取材パートはAD小山亮太と新人女性スタッフのエイザの2人で行う。
  • ニコ生ではエイザの人気が高い。
  • エイザが廃墟(奥多摩湖ロープウェイ)で「トンカラトン」という怪人に出会う。

封印された!呪いの狂霊動画

  • 怨霊映像とほぼ同じ形式。心霊動画と女優の佐藤睦の取材シーンと再現映像。

恐い動画 限定解禁

  • 住倉カオスがストーリーテラーとなって心霊動画を紹介していく。(1〜4巻まで心霊動画の合間にも登場していたが、5巻からはあまり登場しなくなった)
  • 基本的に「割と長めで暗めの心霊動画→replay→slow replay」+「住倉カオスの取材パート」というスタイル
  • 1巻で登場した「阿左美UMA」という太った男性が。ひとりかくれんぼをする動画の人気が高い。(ひとりかくれんぼ中に水を口に含んだ際に、ずっと鼻がピーピー鳴っていたため)
  • 4巻で、工場を監視カメラで撮影した映像を2000倍速の早送りで流すというシーンがあった。実際の映像は3時間分の映像ということであったのだが、どう見ても2000倍速で1分以上は流れていた。

CodeQ 投稿&心霊地帯スペシャルX

  • 割と長めで暗めの7本の心霊動画とスタッフによるその動画の分析。
  • スタッフはかさね、谷本の2人。
  • 7本の心霊動画はモールス信号になっていて、隠されたメッセージがあらわれるのだが…。

絶恐霊障動画 襲ウ

  • 前述の絶恐 霊障動画8~10の1作目。同じ構成とナレーションだが取材パートはない。

幻怪!超常霊映像 ダークサイド・ファイル 心霊・未確認生命体・オカルトなど、超常現象に徹底的

  • 宇宙人を探しに群馬県大泉町に取材しに行くドキュメンタリー風の映像パート+超常現象映像パート。
  • ディレクターと女性AD越野光莉で取材に行く。
  • 超常現象映像パートは、巨人や大麻を吸う男性の映像など心霊に限らない。

本当の心霊動画「呪」

  • 長め暗めの投稿動画。
  • 死のうと思って12日間サバイバルする男の映像。
  • 映っていたのは幽霊の手でしたという展開が多い。
  • 初期には小池壮彦が怪奇探偵として登場して調査をするコーナーがある。

本当の心霊動画「影」

  • 投稿動画パートと取材パートの構成。
  • 取材スタッフは鈴木香織と作田庭。監督の山本清史もカメラマンとして参加している。
  • トイレに霊が映った動画を投稿してくる公衆トイレマニアの臭さんが準レギュラーとして登場する。
  • OPとEDでEvery little thingのfragileっぽい曲が流れる。
  • 初期の頃は監督が違い、作風も異なる

マジカル用語

2000倍速

『恐い動画 限定解禁』4巻の、工場を監視カメラで撮影した映像を2000倍速の早送りで流すというシーンから。
実際の映像は3時間分の映像ということであったのだが、どう見ても2000倍速で1分以上は流れていた。
補足:3時間の映像を2000倍速で再生した場合、再生時間は10800秒÷2000=5.4秒。仮に2000倍速して再生時間が1分になるとすると、元の映像の長さは60秒×2000=120000秒で33時間以上となる。

エイザ

『放送デキナイ 禁断霊映像』に登場する女性スタッフ。外国人のような顔立ちをしているが詳細は不明。
トンカラトンに詳しい一面を見せるなど、こういった類いのものが好きらしい。

お姉ちゃん!?

『憑く 呪イガ映ル心霊投稿』より。
この作品に登場する女性スタッフの桜木には姉がいるのだが、
取材をしていると毎回どこからともなく姉が現れ、桜木が「お姉ちゃん!?」と驚くというシーンから。

佐倉

『絶恐 霊障動画』シリーズの「R_R(霊障リポート)」に登場する武闘派女性ディレクター。
このシリーズでは、調査をしていると高確率で暴漢がやって来て佐倉Dと格闘する。

自閉症

自閉症 本来は社会的コミュニケーションが困難になる脳機能障害のこと。原因としては先天性要因が大きいとする説が有力。
マジカルの『流出封印動画』シリーズなどにおいて、オチとして「〇〇ちゃんは自閉症になってしまったという」という形で使われる。もちろん非常に不謹慎なオチ。
実際には上記の通り後天的に自閉症になるということは現在は否定されているが、かつては「母原病」のひとつとされ、親の接し方など後天的な要因で発症する説が有力だった。

総合失調症

"統"合失調症のこと。
『流出封印動画〜誰・魔・落・死〜』の「Hi 8」にて 登場人物の末路がテロップで表示されたのだが
「重い総合失調症になり入院して〜〜」と、間違って表記されていたことから。

撤退

『復讐霊 呪殺動画』シリーズより。
この作品は、調査が大詰めになってくると「身の危険を感じ、お祓いをして、この件から身を引くことにした」というナレーションが流れ、すぐ撤退してしまう。

『峠最恐伝説 怨霊ミッドナイト』のこと。
元走り屋のおじさんがひたすら心霊体験を話す動画。

トンカラトン

『放送デキナイ 禁断霊映像』に登場する怪人で、全身包帯ぐるぐる巻きで日本刀を持っている。
エイザが奥多摩湖ロープウェイで遭遇した。
トンカラトンは「トンカラトンと言え」と言ってくるので、その通りに「トンカラトン」と言うと生還できるが
「言え」と言ってないトンカラトンが近くにいた場合に「トンカラトン」と言ってしまうと襲われてトンカラトンになってしまう。

めっちゃ

『流出封印動画』3巻の「呪いの三面鏡」に登場する1人の女性が「めっちゃ」という言葉をめっちゃ使っていたことから。

マジカル〇〇

マジカル作品でよくあるネタをマジカル〇〇と言ったりする。
例えば『流出封印動画』にて動画の最後に毎回テロップで「ご冥福をお祈りいたします」と表示していたため、誰かが死んだ時は「マジカルご冥福」と言ったり
マジカル作品によく登場する山を「マジカル山」、リプレイを何度も繰り返すことを「マジカル尺稼ぎ」と言ったりする。