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トモナシ


いつまでも　暗い部屋でも
俯いた　僕がいて
膝抱え　見えない何にも
テレビの声　返事をして
読めない空気も　果てない壁も
空の心も　言葉も
人目が気になって　失っていたのは
いつだろう？
色褪せることのない日々に戻りたい
何の意味もないけれど
夜明けは来ないよと　聞こえない振りして
いつも誰か　笑っている気がした

騒ぎ出す　賑わう時間を
溢れ出す　笑顔を
少しずつ　離れ眺めても
ワタシダケイラナイ
くだらない一日が終わり
長い夜を焦がれて
また朝を憎むけど　何も見てないのは
僕だろう？
何一つ終わってない　立ち遅れてても
誰も振り向かないけれど
希望なんてなくても　僕は生きてくから
そんなゆっくり　優しく響いていた

歩行さえ　覚束ず
全て僕のせいだけど
行きたい場所があるよ　泣きたい事もあるよ
それでも立ち続けているよ
下手くそなこの歌を　君に伝えたい
何の根拠もないけれど
「夜明けは近いよ」と　聞こえるんだよ声が
いつの日にか　笑っていられるから