生黒


背中を向けて　君は歩き出した
交わす言葉は　もうない
心の中強く　繰り返して叫んだ
頑張れ　頑張れ　そう

背中を向けて　俺は歩き出した
涙落ちることは　もうない
幸せすぎる日々　初めてできた居場所
悩んで手放した　ひとつの未来
選び取った夢

１人には広すぎた　住み慣れたあの部屋
寂しさはそこに　置いてきたし
少し長く感じた　たった１年半
忘れやしないけど　できることなら
ほんの少し　少しだけでも
あの幸せ　感じてたい
みんなと　あいつらと　お前と
数えきれないほどに　ボールつないできた
お前から俺へと　俺からお前へと
何度も　何度も

夢をひとつ選ぶなら　未来ひとつなくすなんて
限りある時間で　悩んだけど
ここで過ごした日々が　お前との出会いが
きっと　導いてくれた　夢へ

あぁ　もう　２度と戻れないな
ここが　始まりで　終わりで　あぁ

広いコートで　いつも支えてくれていた
焦ったとき　迷ったとき
俺の近くで　影のように
その小さな手　けれど大きな存在が
俺の進む道を照らしてくれたこと
ずっと忘れない
お前と出会えた　このキセキに
心から伝える　ありがとう
変わらない気持ちで　また出会えるでしょうね
そしてパスつなごう　そのときまで
またね