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ギャグSS投稿スレ
8.タンスの引き出し - 18/03/27 22:24:02 - ID:N9jq8qssow
「1号から58号まで準備できました」「よろしい」
屋根裏で準備を進めるのはねずみの中でも精鋭しか入れない特殊部隊「NEZMI」のメンバーだ
「ですがこの任務はのら様への不敬に当たるのでは…」「それは承知の上だ、だがあの社長直々の依頼だ無碍にはできん」
「ではNEZMI部隊…出撃せよ!」ねずみ達が雄たけびを挙げながら浴室へと突撃する
だがその扉の前には 微笑みを絶やさず佇むのらきゃっとの姿があった
「お前ら怯むな!任務を遂行しろ!」隊長ねずみが先行するがあっけなくのらきゃっとに捕まれる
「ダメですよ、ダメ?」彼女の甘いとろけるような声を聴いた隊長ねずみはあっけなく「チュゥ…」と気絶する
「さていずみさん、あなた達の目的はバレてますよ」そっとねずみを床に置きながらのらきゃっとは告げる
「私のシャンプーを盗みに来たんですよね、誰に依頼されたか教えてくれれば手荒なことはしません」
隊員達に動揺が走るが私達は精鋭部隊NEZMI、そう簡単に情報は流せない
「…のら様それはできません」「我らNEZMIの誇りに懸けて」
「そうですか、では」のらきゃっとは刀を構える「安心してください峰打ちにします」
ねずみ達は駆ける、一匹でも浴室に侵入できればねずみ達の勝ちだ
だがそれはのらきゃっとも承知の上 飛び掛かるねずみを打ち落とし横をすり抜けようとする者は蹴られる
みるみるうちにねずみ達は減り残るは3匹
「勝負ありましたね」のらきゃっとはねずみ達に勝利を宣言する
「いいえのら様」「出来ればこれは使いたくは無かったのですが…」屋根裏から一つの物体が投下される
『スースーウォーター』とでかでかと描かれた容器である
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