『beatmania』から届けたい 日本の秋 紅葉の秋
5鍵beatmaniaシリーズ「beatmania CORE REMIX」版からの移植曲です。
CORE REMIXは「5鍵1st〜2nd」までのほぼ全ての楽曲を「コアな曲調でREMIX収録」するという外伝的なシリーズで、システムも整理され後の6thMIX以降の基礎となりました。
初期のbeatmaniaは容量の問題もあって曲をどんどん入れ替えていたため、バージョンが進むごとに離れていくプレイヤーも多かったのです。
このシリーズは初期曲のREMIXを目玉に過去のファンを呼び戻す役割を担っていたと言われていました。
そのような作品でしたが、REMIX(+AC版では原曲、CS版では6thMIX収録曲)だけでなく、独自の新曲も収録されていました。その一つがKOUYOUでした。
REMIXが売りだったこの作品でKOUYOUが非常に目立った存在になったのはその難易度と選曲制限からでした。
当時の音ゲーではステージによって選曲可能な曲が限られている仕様が珍しくなく、最初のステージでは簡単な曲、最終ステージではボス曲が選曲できるようになるのが一般的でした。
しかしKOUYOUは「どの譜面でもLv1」にもかかわらず「最終ステージしか選曲できない」という特徴を持っていたのです。
当時のプレイヤーは最高難度の曲をクリアできる者など一握りで、大半は最終ステージのボスに特攻して少しずつ攻略し地力を上げていました。
そのような状況で、やっとたどり着いた最終ステージでLv1の楽曲を選ぶものなど・・・少なからずいたのです。
曲に魅入られたのか、癒しを求めたのか、もしくは冗談のつもりだったのか。しかし確かに最終ステージにLv1の曲を選曲する人たちはいたのです。
その後、ポップンミュージック いろはへ日本の四季にちなんだ曲を収録するイベントで移植。原曲を尊重したナイスな移植でした。
beatmaniaを再現した5KEY譜面が話題になった他、演奏パートが増えたEX譜面が追加されました。それでもやはり簡単な曲というイメージのままでした。
ノスタルジアへの移植が明らかになった際、当時を知っていた人は「メヌエット並みの初心者向けの曲が入った」という認識だった人も多かったでしょう。
ふたを開けてみればギターをピアノに変えたメロディーと伴奏に程よくテヌートとグリッサンドが絡み、決して油断のならない譜面になっていました。
また驚きだったのが曲に1コーラス追加されており、フレーズが細かくなるなどのアレンジが加えられています。
決して難曲になったわければありませんが、プレイしがいのある適度な難易度になったといえるのではないでしょうか。
紹介No.023 【パネル編集】 【PC編集】 ? | ||||
Normal | Hard | Expert | Real | |
3 | 6 | 9 | ||
ƒORTEイベント登場(2017 10/19) 復刻イベント「紅葉の里」で解禁 | ||||
コナステ版:ベーシックコース楽曲 | ||||
舞い散る落ち葉のようなギター、秋の風のようなリコーダー。落ち葉に逆らうように昇っていく赤い風船。やがて世界は白く黒い冬に落ちた | ||||
所属カテゴリ:BEMANI楽曲 | ||||
関連:pop'n music 移植元:beatmania? | ||||
ノーツ数:N-219 H-390 Ex-626 演奏時間:約2分 | ||||
星屑ノルマ数:ALL-15 |
5鍵beatmaniaシリーズ「beatmania CORE REMIX」版からの移植曲です。
CORE REMIXは「5鍵1st〜2nd」までのほぼ全ての楽曲を「コアな曲調でREMIX収録」するという外伝的なシリーズで、システムも整理され後の6thMIX以降の基礎となりました。
初期のbeatmaniaは容量の問題もあって曲をどんどん入れ替えていたため、バージョンが進むごとに離れていくプレイヤーも多かったのです。
このシリーズは初期曲のREMIXを目玉に過去のファンを呼び戻す役割を担っていたと言われていました。
そのような作品でしたが、REMIX(+AC版では原曲、CS版では6thMIX収録曲)だけでなく、独自の新曲も収録されていました。その一つがKOUYOUでした。
REMIXが売りだったこの作品でKOUYOUが非常に目立った存在になったのはその難易度と選曲制限からでした。
当時の音ゲーではステージによって選曲可能な曲が限られている仕様が珍しくなく、最初のステージでは簡単な曲、最終ステージではボス曲が選曲できるようになるのが一般的でした。
しかしKOUYOUは「どの譜面でもLv1」にもかかわらず「最終ステージしか選曲できない」という特徴を持っていたのです。
当時のプレイヤーは最高難度の曲をクリアできる者など一握りで、大半は最終ステージのボスに特攻して少しずつ攻略し地力を上げていました。
そのような状況で、やっとたどり着いた最終ステージでLv1の楽曲を選ぶものなど・・・少なからずいたのです。
曲に魅入られたのか、癒しを求めたのか、もしくは冗談のつもりだったのか。しかし確かに最終ステージにLv1の曲を選曲する人たちはいたのです。
その後、ポップンミュージック いろはへ日本の四季にちなんだ曲を収録するイベントで移植。原曲を尊重したナイスな移植でした。
beatmaniaを再現した5KEY譜面が話題になった他、演奏パートが増えたEX譜面が追加されました。それでもやはり簡単な曲というイメージのままでした。
ノスタルジアへの移植が明らかになった際、当時を知っていた人は「メヌエット並みの初心者向けの曲が入った」という認識だった人も多かったでしょう。
ふたを開けてみればギターをピアノに変えたメロディーと伴奏に程よくテヌートとグリッサンドが絡み、決して油断のならない譜面になっていました。
また驚きだったのが曲に1コーラス追加されており、フレーズが細かくなるなどのアレンジが加えられています。
決して難曲になったわければありませんが、プレイしがいのある適度な難易度になったといえるのではないでしょうか。
参考 KOUYOU(BEMANI)とは (コウヨウとは) J-ソウル(KOUYOU) - asagaolabo @ ポップン百科大事典
作者であるyouheiの当時の代表作はJ-テクノ1・2(Quick Master、power plant)、mnemoniq。
寡作ながらもどの曲も情緒的で、日本人の琴線に触れるなどと評されていました。特にJ-テクノは熱心なファンが多かったです。
コンポーザー以外にもサウンドプログラマーとして初期のポップンとIIDXでも名前がのっています。
しかしKOUYOUのあとのasian 573の提供を最後にBEMANIから姿を消しました。(ParaParaParadiseのシステムBGMも担当していましたがプレイアブルではありません)
BEMANI以外の他社のゲームで、クロスビーツの楽曲Reseedやグランツーリスモ(4〜5)のサウンド、プログラマースタッフ、nouvo nudeさんのアルバム「NEW WORLD」の予約特典CDなど音楽方面でも色々な方面でも活躍しています。
BEMANIの提供はここ最近ありませんが、mnemoniqがIIDXに移植されたさいの楽曲コメントがまさかの本人による新規なコメントこと、ポップンのquick masterのREMIXで後付けで楽曲コメントが追加されたりと意外な形でBEMANIで再登場したりとユーザーを驚かせています。
余談ですが、quick masterは氏の楽曲名以外にも他社の音ゲーのアーティスト名義や氏のandroid用で制作していbookmarkerというandroid用のオンラインブックマークアプリの製作者名にも使われているみたいです
寡作ながらもどの曲も情緒的で、日本人の琴線に触れるなどと評されていました。特にJ-テクノは熱心なファンが多かったです。
コンポーザー以外にもサウンドプログラマーとして初期のポップンとIIDXでも名前がのっています。
しかしKOUYOUのあとのasian 573の提供を最後にBEMANIから姿を消しました。(ParaParaParadiseのシステムBGMも担当していましたがプレイアブルではありません)
BEMANI以外の他社のゲームで、クロスビーツの楽曲Reseedやグランツーリスモ(4〜5)のサウンド、プログラマースタッフ、nouvo nudeさんのアルバム「NEW WORLD」の予約特典CDなど音楽方面でも色々な方面でも活躍しています。
BEMANIの提供はここ最近ありませんが、mnemoniqがIIDXに移植されたさいの楽曲コメントがまさかの本人による新規なコメントこと、ポップンのquick masterのREMIXで後付けで楽曲コメントが追加されたりと意外な形でBEMANIで再登場したりとユーザーを驚かせています。
余談ですが、quick masterは氏の楽曲名以外にも他社の音ゲーのアーティスト名義や氏のandroid用で制作していbookmarkerというandroid用のオンラインブックマークアプリの製作者名にも使われているみたいです
一定のリズムの繰り返しの中に微妙なズレ→テヌートが入りミスを誘発しやすくなっています。
最後のパートでは突然フレーズが細かくなるので焦らずノート数をよく見て取りこぼさないようにしましょう。
最後のパートでは突然フレーズが細かくなるので焦らずノート数をよく見て取りこぼさないようにしましょう。
2020年8月19日に発売された「NOSTALGIA Music Collection 〜Op.1 & Op.2〜」に収録されている。
ノスタルジアおよびノスタルジアOp.2の楽曲165曲が収録されたCD5枚組の公式サウンドトラックであり、CDはコナミスタイルの限定販売。
ダウンロード版で曲ごとの購入も可能なのだが、コナミスタイル版についてくるブックレットやCDのデザイン等のビジュアルが素晴らしいのでオススメしたい。
→サントラの特設紹介ページはこちら
ノスタルジアおよびノスタルジアOp.2の楽曲165曲が収録されたCD5枚組の公式サウンドトラックであり、CDはコナミスタイルの限定販売。
ダウンロード版で曲ごとの購入も可能なのだが、コナミスタイル版についてくるブックレットやCDのデザイン等のビジュアルが素晴らしいのでオススメしたい。
→サントラの特設紹介ページはこちら
原曲は「beatmania CORE REMIX Original Soundtrack」「pop'n music 12 いろは AC CS pop'n music 10」に収録。
音源はほぼ同じと思われます。
音源はほぼ同じと思われます。
このページへのコメント
序盤であのメインメロディを弾かせてくれないのかと思いきや、中盤のピアノで予想通りの譜面、そしてまさかの終盤で期待をいい意味で裏切る追加フレーズ。当時リアルタイムでBeatmaniaをプレイしていた人にとっては、まさにノスタルジックな曲と譜面である。
イントロ後のメインパートって、クラリネットなんやね
ずっとリコーダーだと思ってたわ
哀愁を誘う感じがいいよね