MUSYNXは、2018年12月5日に配信開始した買い切り型のPC向け音ゲーです。
中国の開発チーム発ですが、日本語対応済みなのでその点は心配ありません。
DLC「Forever Friends」を購入すると追加の楽曲と、将来追加される全ての追加楽曲を遊べます。
お値段は本体が410円、DLC込みでも3000円程。

PCゲームなので、自分で用意したキーボードで遊ぶことになります。マウスはゲーム内では使いません。
キーボードは種類や性質、お値段など多種多様なので、自分に合う物を探してみてください。
音ゲーというジャンルの性質上、有線の物がオススメです。

ノスタルジア同様の縦落ち系の多レーン音ゲーです。4レーンのモードと6レーンのモードがあります。
大きな違いは、「1つのレーンに1つのキーのみ対応している」点で、運指には正確さが求められます。
また通常は指の位置を固定してプレイするのでミシン押しは困難です。指押しの練習になるかもしれません。

ノーツは通常の単押しノーツと、終端判定の無いチャージノーツのみでかなりシンプルな作りになっています。
譜面の難易度もそれほど高くないのでPCさえ所持していれば音ゲー初心者にもとっつきやすいでしょう。

全体的な判定はノスタルジアより緩めですが、「スコアは実際に押したタイミングがどれだけ正しいかフレーム単位で計測して算出される」
という凄まじい仕様になっており、最低難易度の譜面ですら理論値達成者は一人もおらず、スコア詰めは上級者でも歯ごたえを感じられるでしょう。

オンラインランキングを見ると上位には某ノスタルジアランカーの名前も…？

音ゲーらしいコア、トランス系の楽曲が多めですが、ピアノソナタ風の曲や他のインディーズゲームとのコラボ楽曲なども収録されています。
BOFU等のイベントから収録されている曲も多め。

ノスタルジアプレイヤーの方なら、ゲーム的には特別注意するほどのことはありません。
一部曲に中国語ボーカルが使われているので、苦手な方は注意。

雰囲気は大きく異なる2作ですが、珍しいノーツの軌道変更(ノスタルジアで言うところのVERTICALとApproachが選べます)、
キー音の搭載など、細かいオプションに共通点が見られます。
収録曲では、ドヴォルザークの「ユモレスク」がチップチューンアレンジで収録されています。

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