東北地方太平洋沖地震 原発関連wiki - 公的機関による会見など

2011年3月11日

17:39
総理指示(東京電力(株)福島第二原子力発電所で発生した事故に関する件)
19:03
原子力緊急事態宣言
19:44
枝野官房長官会見
原子炉そのものに今問題があるわけではございません。原子炉はしっかりと停止をいたしました。ただ、停止をした原子炉は冷やさなければいけません。この冷やすための電力、冷やすための電力についてですね、対応が必要であるという状況になっております。まさに万が一の場合の影響が激しいものですから、万全を期すということで、緊急事態宣言を発令をいたしまして、その上で対策本部も設置をし、原子力災害対策特別措置法に基づく最大限の万全の対応をとろうということでございます。繰り返しますが、放射能が現に漏れているとか、現に漏れるような状況になっているということではございません。しっかりと対応をすることによって、何とかそうした事態に至らないようにという、万全の措置を、今、対応をしているところでございます。ただ同時に、そうした最悪の事態に備えた場合も万全を期そうということで、緊急事態宣言を発して、対策本部を設置をしたということでございますので、くれぐれも落ち着いて、特に当該地域の皆さんには対応をしていただきますよう、よろしくお願いを申し上げます。

枝野官房長官記者発表
原子力災害対策特別措置法の規定に基づく住民への避難指示について 3km以内の皆さんには、退避を、避難を。そして、3kmから10kmの皆さんには屋内での退避ということの指示が、本日21時23分に出されました 現時点では、既に一部の報道ございますが、原子炉のうち、1つが冷却が出来ない状況に入っておりますので、このままの状態が続いた場合に備えて、念のため、避難をしていただきたいということでございます。

2011年3月12日

00:15
枝野官房長官記者発表
福島第一原子力発電所における事故に関しては、非常用炉心冷却装置による注水が不能な状態が続いておりますが、放射性物質の放出はありません。 民間のバス会社にご協力、栃木あるいは茨城のバス会社にご協力をいただいて、現地に向けて派遣中であります。更に19時30分に、自衛隊に原子力災害派遣命令が出され、21時20分、大宮駐屯地の陸上自衛隊化学防護隊も現地に向けて出発をいたしております。
03:12
枝野官房長官記者発表
福島第一原子力発電所について、原子炉格納容器の圧力が高まっている恐れがあることから、原子炉格納容器の健全性を確保するため、 内部の圧力を放出する措置を講ずる必要があるとの判断に至ったの報告を東京電力より受けました。経済産業大臣ともご相談をいたしましたが、安全を確保する上で止むを得ない措置であると考えるものであります。この作業に伴い、原子炉格納容器内の放射能物質が大気に放出される可能性がありますが、事前の評価では、その量は微量と見られており、海側に吹いている風向きも考慮すると、現在とられている、発電所から3km以内の避難、10km以内での屋内待機の措置により、住民の皆様の安全は十分に確保されており、落ち着いて対処いただきたいと思います。
  • 10時00分ごろ
枝野官房長官会見
  • 16時
原子力安全・保安院が会見
  • 20時40分
枝野官房長官会見
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110312/plc1...
本日15時36分の爆発について。
このたびの爆発は、格納容器内のものではなく、従って放射性物質が大量に漏れ出すものではない。

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2011年3月13日

  • 15時30分
枝野官房長官会見。福島第一原発3号機について説明。1号機に続き、冷却が十分に出来なかったことで建屋内に水素が溜まっている恐れがある。水素爆発しても原子炉には問題ない。
  • 17時15分ごろ
原子力安全・保安院会見。NHKによる報道。
3号機については水素爆発の可能性はまだある。
女川原発の放射線量上昇は福島第一原発の爆発によるもの
レントゲンの10分の1程度の被爆量で健康被害はないと思われる。
管総理による国民への呼びかけ。NHKにて。
原発については憂慮すべき事態が続く。官房長官が後ほど。
  • 20:00
枝野官房長官会見
3号機、海水注入で水位上昇したかと伝えたが、その後は水位上昇の数値を示していない。
しかし、注入は続けている。今回は弁の不具合が生じている可能性が高い。
内部の空気圧を調整するための努力をしている。
放射線のモニターに変化は無し。
露出している可能性も考えて対処している。
  • 20:20頃
東京電力会見開始

3月14日

  • 11:00
枝野官房長官会見
1号機と同じよう3号機でも水素爆発が起きる可能性がある。
屋根のパネルを取るかどうか検討。→会見中3号機爆発
爆発について確認中
  • 11:40
枝野官房長官会見
爆発の状況から見て1号機と同じもの。水素爆発と思われる。
現地の所長と連絡を取ったところ、格納器は健全と思われる。
ただ、1号機同程度の放射能物質放出はありえるので、20km圏内の住民に屋内退避を指示。
鋭意放射線データ等の情報収集と分析をしている。

破損は無いものと思われる根拠は、注水は行われていること、圧力が微少の変動ですんでいることから。
  • 11:53
東電会見(日テレ)
  • 12:03
保安院会見
建屋付近のモニタリングポストで20μSV/hのため、原子炉は健全だと思われる。目視をしたわけではない。
確認されたけが人は1人

  • 12:09
東電会見
負傷者は現時点で:48分現在で社員2名、協力会社1名、打撲。救急車要請中
行方不明者が合計7名、協力会社1名自衛隊6名

:35時点
水位-1800mm、朝から注入作業中であるが変わらず。
原子力圧力(A系)0.17mpa(B系)0.18mpa
格納容器360kpa
水の入ってる部分380kpa
  • 12:40
枝野官房長官会見
格納器の380kpa、55分360kpaであるので、健全性は保たれていると思われる。
50μSV/h
20μSV/h、特段の変化はない
少し離れたオフサイトセンターでは1μSV/hである。中央制御室も維持。
注水は継続中のまま、退避。6人の負傷者。

  • 20:10
東電会見
  • 20:40分
東電会見

蒸気で行う冷却系は正常に作動をしていた。
3/14昼ごろから水位低下。
17:17
燃料頭頂部まで水位低下
:28
ダウンスケール
19;40
水位検出
20:00
0.45mpa
0.415mpa
海水は原子炉に入っているが、燃料が露出しているかもしれない
20:07分以降は継続して海水注入
20:37からベント作業(水蒸気を水に戻し、放出)を開始する。圧力をコントロールするため。モニタリングポストの値を見て成功かを見ていく。(TBS)
  • 21:47
保安院会見。TBSとNHKでタイムラグ。同じようなシーンでCMまたは打ち切り
SR弁の操作をした。海水を入れやすくするため。
ポンプ車12台に。
現在-2000mm。半分程度の露出。18:30分から2時間半程度ダウンスケール。
2号機のブローアウトパネルが3号機の爆発の衝撃で外れたため、水素が溜まるのを防げる可能性がある
質問:ダウンスケールの間圧力が変わっているのはなぜか?→聞き取れず
質問:そのときの圧力で、燃料棒の損傷は?→短い時間であるので、考えにくいと思われる。
ジルコニウムが酸素と反応し、酸化して水素が発生する可能性がある。
質問:ダウンスケールについて、どれくらいの時間だったら耐えられる?→わからない
4分間で1メートル分水位が上昇した?
17:16時点で-900mmで、燃料棒の上部は出ているものの、ペレットは全て水に浸っている状態
現時点で5台のポンプ車を運用しているが、12台に追加予定
ラプチャー弁とAO弁があり、AO弁で不具合があったため、圧力開放に手間取ったものと思われる。
燃料棒自体は4メートルあり、実際ペレットが入っているのは上から900mm離れた部分。
燃料棒の半分が水で浸されているため、(-2000mm)実際に放熱されている部分の露出は、1100mm程度であると予測される(中村氏)
21:42-2000mm 21:52-1800 22:00 -1600mm

3/15

00:00ごろ
東電会見
午後11:30現在、
1号機、海水注入中
2号機、海水注入中
3号機、現在注入中止
モニタリング値上昇
第二でもモニタリング値上昇。第一の影響によるものと思われる。
3/14日23:20頃、ダウンスケール(水位計が一番下、全て露出(nhk水野解説員))になっている。バルブが閉まり、減圧をしていないので、水が入っていきにくい状況。
  • 16:22
枝野官房長官定例会見

1,3号機は安定的に給水が成されている。
2号機は給水はなされているが、安定的かどうかは不明である
8217μSV→ 9:00 11930マイクロシーベルト→ 15:30 596.4μSV
4号機は見た目鎮火されている。内部がどうなっているかは不明。

2011年3月16日

  • 18:00
枝野官房長官会見
付近のモニタリングは自動車で行っているため、細かい間隔で報告するのは不可能になっている
地上からの放水のための準備の最終段階を行っている。

2011年3月18日

16:48
枝野官房長官定例会見
  • 18:00
保安院会見
レベル4から5へ。
電源復旧に関し、1、2号機を復旧するため東電電線を利用。。
18日のうちに所内の電線を、19日午前中に接続する予定。
3,4号機への所内への引き込みは終わっている。MC(電盤車)の接続は20日に終える予定。

Q1,2号機に電気が通り、作動確認は何時頃になるか?
A19日までには接続する予定だが、作動確認は不明
  • 20:00
東電会見
http://www.ustream.tv/recorded/13395392
Q2号機に電源をつないだ後、ポンプが稼動しなかった場合の対処は?
Aつないですぐに稼動できるとは思っていない。別のポンプに接続させるか、新しいポンプを用意するか、ポンプを修理するか、そういった対処が考えられる。
Qポンプの故障を考えて、新しいポンプの調達していると保安院の会見では言っていたが、合っているか?
Aこちらでは調達の手続きの調査をしているという所までは認識しているが、調達していると言うところまでは確認していない。
Q役員が現地に向かうのは震災後初めてなのか?
A副社長が当日にヘリで現場へ向かい、数日間滞在、陣頭指揮を取っておりました。
Q放水に関して、東電社員でなく、協力会社社員(東電工業)に行わせたのはなぜか?
A操作に慣れている者を当たらせるため
(記者:でも米軍に教育を受けに行ったのですよね?では慣れて居ないじゃないですか。)
A少しでも操作に慣れている者を当たらせるためです…
Q海外で言われていることなのですが、高齢の退職した社員などを作業に当たらせているなどという話は本当でしょうか?
Aこの場では確認することが出来ないので省略させていただきます
5号機のプールが66.9℃ 6号機 64.5℃

3/19

  • 16:10
枝野官房長官会見
現在の焦点は使用済み燃料プールの冷却。
4号機についても注水検討。
3号機に関しては一定の注水に成功したと見ることができ、一定の安定状況にあると思われるが、予断は許されない

日本人の年間平均消費量で1年間牛乳を飲んだとしても、被曝量はCTスキャン1回分程度。
Q WSJ等で、東電が海水注入を渋ったため悪化したのではないかという意見があるが、本当か、もしくはそう思うか?
A 現時点では悪化を防ぐことこそが役割なので、さまざまなご意見があることは受け止めるが、答えられる時点ではない
Q管総理が谷垣総裁に入閣を打診したが断られたのは本当か?
A私は聞いておりません
  • 22:30すぎ
東京消防庁 会見
両側から40人で放水。延長を8本、20人でホースを人力で接続。
1分で3トンを放水。東電の方と一緒に行き、放水したときにメーターが下がったので、効果があると確信した。
16日荒川河川敷であらかじめ準備をしていた。11日に認知、当日は東京の消火に専念し、総監以下、12日から原発の消火を検討していた。現場では瓦礫が多かったので、延長を人力で行った。当日は風が強く、最終的に屈折式を採用した。
現場では呼吸管理、蓄積された放射線の総量を気をつけた、最大でも30mSvが限度であるが、杏林大の山口先生に同行してもらい、線量計を調べたところ、最大で27mSvのものが居た。15~17mが数名、10以下が45人、総合的に判断して、この被曝量なら、それほど健康被害は無いだろうと言われている。健康を確保しつつ、放水を続けるというミッションを成功させたと言える。
  • 23:30
保安院会見
現在も放水中。大阪市の消防も消防車53名と車両などを派遣中
4号機、明朝から可能な限り自衛隊が放水。
1,2号機の2号機について電源引き込みを5時ごろから予定。放水とも平行して行える予定。
Q予報では雨が降る地域が多いがどうか
A過去に雨の時に放射線量が増えたこともあるので、なるべくではあるが、不要不急の外出は控えていただきたい。

3/20

東電会見
  • 昼頃
保安院会見
3号機の格納容器圧力が上がっているので(格納容器圧力:0.340MPaabs)ベントを行う可能性がある。
だが、サプレッションプールに水が溜まりすぎている可能性があるのでウェットベントが行えない可能性があり、ドライベントを行わざるを得ないかもしれない。
#ウェットベント:サプレッションプールに向けて中の圧力を放出する。水を通して圧力を逃すのである程度除染効果がある?
#ドライベント:直接圧力が放出されるので、ウェットベントに比べて多く放射性物質を放出してしまう?

2011年03月21日

  • 00:00
保安院会見
  • 17:45
保安院会見。灰色の煙について。


3号機付近の作業員の方は退避中。
  • 18:00
官房長官会見

Q出荷停止は何時まで続くのか?
Aひとえに放射線量の分析をし、ひとつには暫定基準値が目安になるが、具体的に日にちなどを言うことは出来ない。
Q県単位では検出をされてない地域の農作物も入ってしまったり、風評被害などが起こるがその補償は?
A従来の食品衛生法を越えた措置として出したものなので、政府として補償する。
Q価格の上昇について。
A農林水産省と協力して行っているので、詳しくはそちらが説明できる。
Q原子力賠償法特例措置の範囲に入るのか?
A一義的には原子力発電の影響によるものなので、まずは東電が補償するものと考えている。

2011年03月22日

保安院会見

2011年03月24日

  • 16:10
  • 枝野官房長官定例会見
3名の被曝した作業員に関して、大気中の線量はモニタリングしていたが、足をつけていた水に放射線が多かった模様で、足を負傷している。
  • 東電会見
http://live.nicovideo.jp/watch/lv44250506
3人の作業員について、ベータ線熱傷。
表皮・真皮(基底細胞層に達する)もの。
http://www.remnet.jp/lecture/forum/02slide.pdf
会社名は差し控える。一回の作業での被曝量。現地の医者と連絡を取らないと負傷状況がわからない。
作業を終えてチェックしたところ、個人線量計が170mSv/hになっていた。その時点できがついた。作業時間は不明。

2011年03月28日

  • 18:00
保安院会見

タービン建屋横トレンチという部分、昔使っていた配管非常用ディーゼル冷却系などを通すもの。
その中に123号機全部に汚染水。
1号機 16.1m 16m 10cm 海から56m 0.4mSv/h 0.4~0.1msv/h
2号機 15.9m 14.9m 1m 55m 1000mSv/h以上 100~300msv/h
3号機 25.7m 24.7m 1m 69m 水面線量瓦礫により測定不能 0.8msv/h
たて坑の高さ 水面の高さ あふれるまでの距離 海からの距離 水面線量 雰囲気線量(その上の空気の線量)

建屋とトレンチの間に土管のようなもの。モルタルで止めてあるが、口はゴムで塞いであった。

Q建屋・トレンチに溜まっている水の処理は何時頃終わるのか?手順は計画してるのか?
A把握していない。
今のところ原子炉が壊れているかどうかはわからない。またデータもそのようなことを示しては居ない
1号機の圧力容器の温度が高くなっていることもあり、水位とのバランスが難しい状況。
1号機タービン建屋の水抜きはポンプ車3台で行っている

2011年04月10日

  • 22:00
東京電力本店から『原発』に関​する記者会見
http://live.nicovideo.jp/watch/lv46204016
接続はほとんど完了している。
体調不良の作業員は23日から1日4時間程度作業をしていた作業員。作業前に体調不良を訴えていたなどは無かった。