東北地方太平洋沖地震 原発関連wiki - 放射能による負傷者など

第一原発内

3/11の地震・津波等による負傷・行方不明者
社員二名(軽傷)
協力会社二名(1名両足骨折、1名は負傷の程度は不明)
行方不明:社員2名 (4号機タービン建屋内)
1号機爆発による被害3月11日15:36
4名(社員2名、協力会社2名)が負傷し、病院に搬送(1号機タービン建屋内で負傷)
3号機爆発による被害3月14日11:01
3号機爆発に伴い負傷者11名(東電社員4名、協力会社等3名、自衛隊4名)
負傷した自衛隊員4命は中央特殊武器防護隊の隊員(いずれも軽症)
負傷した東電社員4名、協力会社等3名のうち、4名を福島第二原発の診療所に搬送。2名を救急車で搬送(搬送先は確認中)未搬送1名は搬送不要な怪我。自衛隊員以外の7名のうち6名に放射性物質の付着、5名について除染済み
16日10:56 第二原発に搬送されていた負傷者1名が脇腹痛を訴えたため、福島県立医科大学付属病院へ搬送
3月22日
共用プールで作業中の協力会社の作業員が2m程度の開口部から落下、骨折の可能性があるため福島第二原発へ搬送
3月23日
共用プールで仮設電源盤搬送作業中の作業員1名が負傷し、福島第二原発に搬送
3月24日
3号機タービンの大物搬入口から地下エリアにかけて作業していた東京電力関係者3名が被爆していたことを確認。
3人の被曝量は180.07mSv、179.37mSv、173.0mSv。うち2名は両足の皮膚汚染を確認。3号機建屋の地下に溜まっていた汚染された水に3時間ほど接触していた模様。医師による診断の結果、全身状態は良好で除染も出来たが、ベータ線熱傷の可能性があるため、当該二名を福島県立医大へ搬送。福島県立医大の診察では、かかとに異常は無く、今後の経過観察など精密検査のため、25日、被曝が確認された残りの1姪を含め3名を放射線医学総合研究所に搬送(16:44着)作業員が踏み入れた水について調査した結果、水表面の線量率は約400mSv/h、採取水のガンマ線核種分析の結果、資料の濃度は各核種合計で約3.9*10の6乗Bq/cm3であった。
※推定される原因 東京電力社員による現場調査時の線量実績から当該作業エリアについては線量率が低いものと思い込み、作業環境の変化に気づかず、個人線量計の警報が発報したものの、作業を継続した。


3号機タービン建屋地下内溜まり水の分析結果
Co-60約7.0*10<sup>2</sup>Bq/m3
テクネチウム99m約2.5*10<sup>8</sup>Bq/m3
ヨウ素131約1.2*10<sup>6</sup>Bq/m3
セシウム134約1.8*10<sup>5</sup>Bq/m3
セシウム136約2.3*10<sup>4</sup>Bq/m3
セシウム137約1.8*10<sup>5</sup>Bq/m3
バリウム140約5.2*10<sup>4</sup>Bq/m3
ランタン140約9.4*10<sup>9</sup>Bq/m3
セリウム144約2.2*10<sup>8</sup>Bq/m3
合計約3.9*10<sup>6</sup>Bq/m3

→東京電力福島第一原子力発電所は25日、福島労働局からの口頭指示を受け、更なる放射線管理の徹底と被曝の作業管理に万全を期するため本自称の教訓と今後の対策をまとめ、国などへ説明。

17日21:00〜18日02:00まで1号機付近で瓦礫の撤去を行っていた68歳の男性が、24日目の周りに発疹が出た。25日、右こめかみに炎症性の
蜂窩織炎のように広がっているため、福島県立医大病院に搬送されたが、傷口にばい菌が入ったことによる炎症であり、被曝によるもので無いと診断された
3月25日
共用プールで仮設電源盤搬送作業中の作業員1名が負傷
3月29日
12:30、3号機建屋外において、協力企業作業員3名が残留熱除去海水系配管のフランジを取り外した際、配管に溜まった水を被ったが、水をふき取った結果、身体への放射性物質の付着は無かった
4月7日
5・6号機周辺の土捨場で土のう作成中の作業員1名が、気分が悪いとのことでサーベイ後(汚染なし)いわき共立病院に搬送、熱中症と診断された。
4月9日
構内水処理建屋にてケーブル処理作業中の作業員1名が、体調不良(意識は明瞭)を訴え、左膝の打撲もあるため、いわき市内の労災病院に搬送したところ、「右膝挫傷」「右膝内側側副靱帯損傷疑い」と診断された。身体サーベイの結果、汚染はないことを確認。
4月10日
2号機ヤードにて排水ホース施設作業中の作業員1名が、体調不良を訴え、磐城共立病院に搬送。
5月5日
発電所西門外駐車場で、仮設休憩所組立作業中の協力企業作業員1名が、脚立より転落し負傷したため、福島労災病院へ救急車で搬送。身体への汚染なし。
その他の負傷等
急病人2名(脳梗塞、左胸をおさえて立てない)
管理区域内で17名(社員9名、協力会社8名)が顔面に放射性物質が付着(病院への救急搬送を要しない程度の被曝)
社員2名が中央制御室での全面マスク着用中に不調を訴え、受診のため搬送
被曝した警察官2名
被曝した消防官は確認中

作業員の被曝の可能性

29日8:00現在、福島第一原発での作業において100mSvを超過した作業員は計19名
4/4 15:00現在 福島第一原発での作業において100mSvを超過した作業員は、計21名
4/14 08:00現在、福島第一原発での作業において100mSvを超過した作業員は計28名
5/8 1:32現在、東電福島第一原発での作業において100mSvを超過した作業員は計30名(社員27名、協力会社3名)250mSvを超えた人数は0名

ベント操作に伴い作業員1名が放射線大量被ばく(線量106.30mSv)

4月1日11:35頃、米軍はしけ船ホース手直し作業のため、岸から船に乗り込む際、作業員1名が海に転落、表面汚染が認められたため、シャワーによる除染を実施。念のため、内部被曝の検査を実施する予定。

・東電福島第一原子力発電所で作業していた従業員で100mSvを超過した作業員計29名のうち3名について、4/11に放射線医学総合研究所で再受診した結果、3名とも健康状態に問題なし。両足に局所被ばくのあった2名の皮膚に熱傷の症状や紅斑等は認められず

・4/27 女子社員1名の実効線量(平成22年度第4四半期分)が17.55mSvであり、法令に定める線量限度(5mSv/3ヶ月)を超えていることを確認。診断の結果、健康への影響がないことを確認

・5/1 11:00、新たに女子社員1名の実効線量(平成22年度第4四半期分)が法令に定める線量限度(5mSv/3ヶ月)を超えて7.49mSvであることを確認

・5/2 女性社員2名とも、医師による診断の結果、健康への影響はないことを確認

・5/2 東京電力は、「福島第一原子力発電所の放射線業務従事者の線量限度を超える被ばくに係る原因究明及び再発防止対策の策定について」発表

住民の被曝の可能性

  • 二本松市福島県男女共生センターにおいて、双葉厚生病院からの避難者約60名を含む133名の測定を行い、13.000cpm以上の23名に除染を実施
  • バスにより避難した双葉長の住民約100名のうち9名について測定した結果、18,000〜40,000cpm以上が4名
  • 12〜15日大熊町のオフサイトセンターにおいてスクリーニングを実施。はじめに除染の基準値を6,000cpmとした際には41名が基準値以上の値を示し、後に基準値を13,000cpmに引き上げて以降は8名が基準値以上の値を示した。検査を受けた162名のうち5名について、除染処置のあとに病院へ搬送
  • 福島県において、10km圏内から避難した病院関係者のスクリーニングを行った結果、3名について除染後も高い数値が検出されたため、第二次被曝医療機関へ搬送
  • 13日以降 福島県が避難所のほか、保健所等13ヵ所でスクリーニングを実施。
26日までに実施した9万5373人のうち、10万cpm以上の値を示したものが98名。それら98名についても脱衣後の再計測は10万cpm以下であり、健康に影響を及ぼす事例はみられず
  • 24日 川俣町保健センター等において、1〜15歳までの66名の小児に対する甲状腺検査を実施。問題となるレベルは無し
  • 26〜27日 いわき市保健所において、1〜15歳までの137名の小児に対する甲状腺検査を実施。問題となるレベルは無し

双葉厚生病院からの避難時の被曝者(3名確認)
※ヘリ輸送待機時に被曝した可能性のある60名のうち3名(患者もしくは職員)を検査した結果被曝を確認。
また、バスにて避難した35名については、県対策本部は被曝していないと判断
バスにより避難した被曝者
※100名のうち9名を検査した結果、被曝を確認

福岡市消防ヘリ(ゆりかもめ)フライト中の被曝
3号機爆発時20km圏内では飛行していなかったが、機内で26000CPMを記録。隊員6名のうち最高値は4500CPM
福岡空港で除染中
ロナルド・レーガン等の米軍艦船が仙台沖活動中に低レベルの放射性物質を検地した。
空母乗組員がさらされた可能性のある被曝量は最大でも自然界における量の1か月分以下