モーレツ★世直しギルティ！
最終更新：
ginmansizuku 2020年04月12日(日) 15:29:07履歴
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概要 
2017年5月19日から29日にかけてデレステ内で開催された所謂「アタポン形式」イベント。慣例に倣い新規追加楽曲「モーレツ★世直しギルティ！」がそのままイベント名になっており、雫にとっては3回目のデレステイベ参加であると同時にアタポン形式イベントにも二度目の参加（一度目は「Flip Flop」）、そして何よりデレステでなくデレマスが発祥のユニット、さらに雫にとっては最も古く歴史あるユニットであるセクシーギルティがデレステにて初めて集結を果たした記念碑的イベントでもある。当然メインで参加するアイドルは雫と片桐早苗、そして堀裕子の3人で、それ以外のアイドルがイベントコミュに一切登場しないのは今回が初。アシスタントの千川ちひろが登場するのも「BEYOND THE STARLIGHT」以来でこれもかなり珍しく、ゲシュタルト崩壊を起こしそうなレベルの「セクシー」連呼が続く歌詞やデレステ楽曲MVとしては史上初めて三種の背景（ビルの屋上、酒場の表、酒場の店内）がいっぺんに登場するなど、今回のイベントは様々な点で異色づくしとなっている。
前2つのイベントにおける控え目な出番に比べて今回ほぼ出ずっぱりになっているのは人数の都合もあるのだろうが、やはりセクシーギルティそのものが持っている問答無用の勢いやパワーといったものが多分に影響した結果と思われ、事実これまでデレステではあまり見せることのなかった（あくまで雫らしい）激しさや情熱など、所謂パッション属性アイドルらしい側面を今回のコミュで多々披露している。この効果によるものなのか、これまでのイベントで初顔合わせのメンバーと組むことにより大なり小なり生じた雫の成長といったものは本コミュでは描かれず、どちらかと言うとプライベートも仕事も含め、セクシーギルティというユニットそのものが何を考えどう行動するか、その描写にコミュの主眼が置かれているのが大きな、そしてかなり特異な特徴と言える。メンバー間の切磋琢磨や軋轢による成長のドラマではなく与えられた、あるいは降りかかった状況にセクシーギルティの面々がどう対応していくかが本コミュの肝であり、その中で雫自身も今までになく主体的に動くことで、雫自身の多面的な個性・性格と内面におけるセクシーギルティの特殊性とを浮き彫りにする、これまでとは違った形の重要なコミュとして位置づけられるところであろう。
必ずしも成長を意図しない良い意味で緩い、それでいて目の前のことには常に「本気」で取り組む3人で作り上げた大切なユニット。変わらなさ故に光る雫の個性が必見のコミュである。
前2つのイベントにおける控え目な出番に比べて今回ほぼ出ずっぱりになっているのは人数の都合もあるのだろうが、やはりセクシーギルティそのものが持っている問答無用の勢いやパワーといったものが多分に影響した結果と思われ、事実これまでデレステではあまり見せることのなかった（あくまで雫らしい）激しさや情熱など、所謂パッション属性アイドルらしい側面を今回のコミュで多々披露している。この効果によるものなのか、これまでのイベントで初顔合わせのメンバーと組むことにより大なり小なり生じた雫の成長といったものは本コミュでは描かれず、どちらかと言うとプライベートも仕事も含め、セクシーギルティというユニットそのものが何を考えどう行動するか、その描写にコミュの主眼が置かれているのが大きな、そしてかなり特異な特徴と言える。メンバー間の切磋琢磨や軋轢による成長のドラマではなく与えられた、あるいは降りかかった状況にセクシーギルティの面々がどう対応していくかが本コミュの肝であり、その中で雫自身も今までになく主体的に動くことで、雫自身の多面的な個性・性格と内面におけるセクシーギルティの特殊性とを浮き彫りにする、これまでとは違った形の重要なコミュとして位置づけられるところであろう。
必ずしも成長を意図しない良い意味で緩い、それでいて目の前のことには常に「本気」で取り組む3人で作り上げた大切なユニット。変わらなさ故に光る雫の個性が必見のコミュである。
イベント限定SR
［モーレツ★世直しギルティ！］堀裕子
| 特訓前 | 特訓後 |
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これまで登場してきた限定SRでの様子と違い、特訓前後どちらもかなりはっちゃけた姿を見せているのはいかにもパッション属性アイドルらしいが、セクシーギルティとして活動している時だからこそ見せる顔もあるということでもあり、いつもののんびりした雰囲気の奥にある情熱的な一面を引き出せるという点でも、やはり雫にセクシーギルティは不可欠なユニットなのであろう。裕子や早苗に合わせて笑顔を見せながら紙吹雪を巻いている様子などはそれが顕著と言える。
特訓後の方はさいきっく・おいろけビームに隠れる形になっているのでわかりにくいが雫なりの「おいろけ」ポーズを取っており、さすがに恥じらいは隠せないようで特訓前の喜色満面の笑顔に比べると若干困ったような表情になっているのが、ノリノリでポーズを取っている早苗と良い対比になっていて印象に残るものとなっている。
セリフ集
オープニング「Ready,set...Sexy！」
| あらすじ |
| 今日も今日とて事務所で仲良く遊んでいる裕子、雫、早苗。そんな彼女たちの耳に、ちひろとPの怪しげな会話が聞こえてくる。大きな事件の匂いを察知し、2人を尾行すると衝撃の事実が明らかに。それはなんと、3人の冠番組決定の知らせだった。セクシーギルティの活躍が今始まる――！ |
| セリフ |
| 事務所 （裕子）むーん……。 （雫）むむーん……。 （早苗）むむむーん……。 （雫）むんっ。あっ、できましたー！ （早苗）あはっ、こっちも！やってみると案外楽しいわね、知恵の輪。ユッコちゃんは、どう？ （裕子）ぐ……ぐむむむむむ…………。むん！むーん！むーーーーーんっ！ （雫）ユッコちゃん。そんなにしたら、壊れちゃいますよー？ （裕子）む〜〜〜……そんなっ。私のさいきっくぱわーをもってしても、外れないなんて……。はっ。まさか、この知恵の輪、対さいきっく合金が使用されて……？ （早苗）ないない。っていうか、知恵の輪っていうくらいだもん、知恵を使って解くものでしょ。 （裕子）うっ。 （雫）なーるほどー。じゃあさいきっくは使っちゃいけませんねー。ズルになっちゃいますからー。 （裕子）ううっ。……さ、さあっ。超能力同好会の集中トレーニングはここまで！休憩にしましょう！天気も良いのでお外へゴー！ （裕子）はーい！休憩のおともは、おいかわ牧場の牛乳ですよー。今朝、実家から届いたので、おすそわけですー。 （早苗）まったく、マイペースな子たちなんだから、もー。 ロビー （早苗）んぐんぐ……ん〜！ほんと濃厚ね、この牛乳。……ん？あれって……プロデューサー君じゃない？ちひろさんと一緒かしら……？ （裕子）あっ、本当ですねっ。おーい！プロ……もがもご。 （早苗）こらっ！こんなところで大声出さないの。 （ちひろ）……では、プロデューサーさん。この書類、お渡ししておきます。 （プロデューサー）≪よろしくお願いします≫ （雫）まじめな雰囲気……。お仕事のお話でしょうかー？ （ちひろ）……それからこの件、正式に決定するまでは、本人たちには伝えない、ということで、お願いしますね。 （早苗）何か、気になるワードが聞こえたわね……。 （裕子）あの書類……。あっ、大事そうにしまいました！これは……あやしいっ！何か大きなものが動いている気配！ （裕子）早苗さん、雫ちゃん。……つけましょう！ （早苗）ユッコちゃん、あのねえ……賛成よ！ （雫）あっ、プロデューサーさんが移動しますよー。 （裕子）私たちも行きましょう！ （雫）プロデューサーさん、どこへ行くんでしょう。……うふふ、ドキドキしちゃいますねー。 （早苗）尾行のコツは周囲に溶け込むことよ。……あっ、振り向くわ。隠れて！ （裕子）シャキーン！さいきっく・スプーン隠れっ！ レッスンルーム （雫）あっ、トレーナーさんとお話してるみたいですー。 （ベテラントレーナー）映像、確かに受け取りました。明日からでも開始できるよう、準備を進めておきましょう。……打ち合わせ、上手くいくよう祈っております。 （プロデューサー）≪頑張ります≫ （早苗）何事なのかしら……。また、移動したわっ。 （雫）この部屋に入って行きましたけどー……。 （早苗）打ち合わせって言ってたわね。……尾行ごっこもここまでかしら。 （裕子）ふむ、こうなったら……さいきっくー……のぞき見っ！ （早苗）あ、こらっ！ （？？？）………企画で………30分の………メンバーは…………。 （裕子）（む〜……聞こえませんね……。） （早苗）（ダメだってば。ほら、閉めるわよ！） （雫）（あっ、誰とお話してるんでしょうー？） （早苗）（あっ、ダメよ雫ちゃん。そんなに押したら……。） （裕子）（あっ、あっ、あっ……。） （雫・裕子・早苗）わーーーっ！ わーーーっ！ わーーーっ！ （裕子）あいたたた……失敗失敗！あははは……は。 （プロデューサー）≪……何してる？≫ （早苗）えっと、その……。 （雫）さいきっく・のぞき見、ですー。 （早苗）ちょっと雫ちゃん！あ〜ん、ごめんなさい、プロデューサー君！すぐに出てくから！ （番組P）あはは！いいよいいよ。3人にもいてもらった方が、話も早い。 （プロデューサー）≪申し訳ありません！≫ （番組P）大丈夫ですよ。細かい説明はあとにして、何の話をしていたかというと……。 （裕子）していたかと言うと？ （番組P）……これは、プロデューサーさんから伝えてもらった方がいいですね。 （雫）プロデューサーさん、教えて下さいー！ （早苗）焦らさないで、早く早くっ！ （プロデューサー）≪ユニットの仕事だ！≫ （雫・裕子・早苗）えっ！ えっ！ えっ！ （プロデューサー）≪ユニットの新曲！≫ （雫・裕子・早苗）ええっ！ ええっ！ ええっ！ （プロデューサー）≪ユニットの冠番組！≫ （雫・裕子・早苗）ええーーーっ！ ええーーーっ！ ええーーーっ！ （裕子）そ、そんなハッピーなことがまとめてやってきていいんでしょうかっ！？ （早苗）ドッキリでしたー！とかだったら承知しないわよ！？ （雫）ほ、本当なんですねー。私たち、ユニットで活動できるんですねー！ （プロデューサー）≪頑張れ！セクシーギルティ！≫ （雫・裕子・早苗）…………はいっ！ …………はいっ！ …………はいっ！ |
その残念さもまたセクシーギルティの大事な魅力であるというのは論を持たないところだが、そんな中でものんびり知恵の輪を楽しんでいる序盤、プロデューサーを嬉々として尾行する中盤、そしてプロデューサーとスタッフのやり取りをのぞき見しようとする終盤とでそれぞれ微妙に異なっている雰囲気と、雫・裕子・早苗の個性とを細かく重ね合わせて描写している構成上の巧みさには目を見張るものがある。何より本人たちは特段ふざけるつもりなどなく心から本気で行動しているだけなのだがその行動が結果としてネタになってしまうという、セクシーギルティが持つ天性の、そして一番の魅力と言っていい素養がOPの時点で過不足なく描写されているのは素晴らしい。
雫に限って見てもこれまでの他アイドルとの絡みでは基本的に一歩引いた視点で見守ったり支えたりする立ち位置につくことが多かったが、このコミュ内だけでボケとツッコミを満遍なくこなすという珍しい様子が描かれており、雫のこういった顔が見られるのは（この時点では）セクギルの中だけであったことを考えると、雫にとってセクシーギルティというユニットの存在感がいかに大きいものであるか窺い知れるというものだろう。
第1話「始まれ！セクシーギルティ！」
| あらすじ |
| 歌の収録にダンスのレッスン、雑誌のインタビューと忙しく活動する裕子、雫、早苗らセクシーギルティ。そしていよいよ始まる彼女たちの世直しバラエティ『セクシーギルティの世直しギルティ！』。セクシーギルティによる、セクシーを以て悪を征する世直し活劇を、どうぞご期待ください！ |
| セリフ |
| レッスン中 （ベテラントレーナー）片桐、遅れるな！もっとシャープに！及川、遅れてるぞ！動きにメリハリを！堀は早い！周りをもっと見ろ！ （早苗・裕子・雫）はいっ！ はいっ！ はいーっ！ （ベテラントレーナー）いい返事だ。そのテンションは悪くない。もっと技術を磨いていくぞ！ 収録中 （早苗）セクシーを以て悪を征する……わたしたち！ （早苗・裕子・雫）セクシーギルティ！ セクシーギルティ！ セクシーギルティ！ （トレーナー）プロデューサーさん。収録、順調ですよ！3人の息もぴったりです！ （裕子）さいきっく・おいろけビーム！ （雫）もうっ、ユッコちゃーん！ （トレーナー）あはは……。あんまりセクシー過ぎたらギルティですから、止めてあげて下さいねっ？ インタビュー中 （インタビュアー）……では、次の質問です。3人のユニット結成のきっかけなど、あれば聞かせてください！ （早苗）うーん……きっかけっていうか……。いっしょのレッスンとかお仕事とか、ちょこちょこしてるうちに、気が合ったのよね？ （裕子）はい！いっしょにドライブしたり、人助けしたり、楽しく活動してきましたね！ （雫）私は、ユッコちゃんと同い年で、ふたりとも地方から上京してきたので、女子寮で仲良くしてもらってましたー。 （裕子）仲良くしてもらってるのはこっちの方ですっ！雫ちゃんは何でも付き合ってくれるんですよ！とっても優しいんですっ！ （雫）うふふー。そう、ユッコちゃんってすごい行動力なんですー。だからすごいなーって思って、いっしょにいて楽しいです！ （早苗）ふふっ。そんな感じでふたりが危なっかしく遊んでるもんだから、おねーさんとしては放っておけないじゃない？お目付け役として、つきあって遊んでる、ってわけ！ （裕子・雫）えっ？ えっ？ （早苗）ん？ （雫）私、早苗さんが危なっかしいから、見守らないとなーって思ってましたー。 （裕子）はいっ！いざと言う時にはさいきっくで助けられるように！ （早苗）ちょっとどういうことよ、ふたりともー！？ 撮影当日 （番組P）じゃあ、番組予告編の映像撮影、よろしくね！ （早苗・裕子・雫）よろしくお願いします！ よろしくお願いします！ よろしくお願いしますー！ （裕子）雫ちゃん、早苗さん！いっしょに、いーっぱい楽しみましょうねっ！ （雫）はいーっ！ （早苗）もちろんよっ！ （番組P）じゃあ、始めまーす！5、4、3、2………。 （裕子）この人気のラーメン屋さん、すごい行列！まだかなー、まだかなーっ！？ （ギルティ星人A）キキー！おまたせー！並んでくれててありがとギルティー！ （ギルティ星人B）全然オッケーギルティー！みんな、こっちこっちー！ （雫）あっ、あの姿は！ （ギルティ星人たち）キキー！ （早苗）現れたわね！ギルティ星人！ （裕子）みんなちゃんと並んでるのに、横入りはいけませんよーっ！ （雫）そんないけない子は、私たちがお仕置きしちゃいますー！ （早苗）いっくわよー！くらえ！正義のヒップアターック★ （ギルティ星人たち）キキー！ （雫）不埒なギルティは許さない！ （早苗）セクシーを以て悪を征する……わたしたち！ （早苗・裕子・雫）セクシーギルティ！ セクシーギルティ！ セクシーギルティ！ （裕子）『セクシーギルティの世直しギルティ！』いよいよスタート！ （雫）最後まで見てくれないとー！ （早苗・裕子・雫）お仕置きしちゃうぞっ！ お仕置きしちゃうぞっ！ お仕置きしちゃうぞっ！ |
第2話「やめとけ！公共ギルティ」
| あらすじ |
| 駅で早速ファーストギルティ発見！そこはギルティ星人が集う魔窟だった！セクシーギルティの活躍によってギルティ星人は消え去り、駅には束の間の平和が訪れる。VTRを振り返り、人に迷惑を掛けちゃダメだと語る早苗だが、なにやら身に覚えがある様子。そう、ギルティはみんなの中にあったのだ…。 |
| セリフ |
| 駅 （早苗）ユッコちゃん、この辺りからギルティオーラを感じるって本当？ （裕子）むむむむーん……びびっ！ギルティの波動がムンムンきてますよーっ！ （早苗）人々が行きかう公共の場所でのギルティなんて……許せないものねっ！……おっと、あれ見て。 （ギルティ星人A）キキ〜。SNSチェックー、ゲームポチポチー。歩きスマホギルティ！ （早苗）ファーストギルティ発見ね！他の人にぶつかったりしたら危険だわ。よーし、さっそく……。 （雫）待ってください、あっちにもー！ （ギルティ星人B）キキー！ダッシュ！ （雫）きゃっ！ （ギルティ星人B）すべりこみギルティ！ （雫）あぶないですよー！ギルティですー！ （裕子）ああっ、見て下さい！車内にもたくさんいますよっ！ （ギルティ星人C）ガバガバ！足を広げ座りギルティ！ （ギルティ星人D）モグモグ！車内飲食ギルティ！ （ギルティ星人E）パタパタ！化粧直しギルティ！ （早苗）よーし、こうなったらまとめてお仕置きよ！ふたりとも、準備はいい！？ （雫・裕子）はいーっ！ はいっ！ （早苗）公共の場を荒らすギルティ星人！あんたたち、みんな……ギルティよっ！ （ギルティ星人D）キキッ！？何者ギルティ！？ （早苗）教えてあげる。セクシーを以て悪を征する……わたしたち！ （雫・早苗・裕子）セクシーギルティ！ セクシーギルティ！ セクシーギルティ！ （早苗）あたしたちの正義のお仕置き、くらいなさーい！正義の……満員電車固め！ （雫・裕子）ぐいぐいぐいぐいーっ！ ぐいぐいぐいぐいーっ！ （ギルティ星人たち）キキーッ！？ （雫・早苗・裕子）反省★ 反省★ 反省★ （ナレーション）こうしてこの世からまた一つギルティが消え去った……。行け行けセクシーギルティ！この世からギルティがなくなるその日まで！ VTR明け （早苗）はい、というわけでVTRをご覧いただきました！みんな、公共ギルティには気をつけるのよー！ （裕子）はいっ！私もつい、遅刻しそうな時は走っちゃうので……気をつけますっ！ （雫）都会の駅は混んでますからねー。走ったりしたら危ないですねー。 （早苗）そうね、混雑時はみんなピリピリしてるし……ギルティしないことは、自分を守るためでもあるからね。 （裕子）自分を守る？ （早苗）ええ。マナー違反を注意されてケンカになったりとか、トラブルに巻き込まれちゃうかもしれないから。警察時代にそういうの色々あったわ。 （早苗）安全安心に暮らすために、やっぱりギルティには気をつけましょ。 （雫）おおー。早苗さん、立派ですー。 （早苗）うふふっ。頼もしいおねえさんでしょ♪人に迷惑かけちゃ、ダメダメよ〜。 （裕子）あれ、でも早苗さんも、酔っ払ってやりすぎちゃったり、ケンカの仲裁で暴れたり、かなりいろいろとやらかしてきた気が……。 （早苗）そ、それは〜……あはははは、気をつけます……。 （雫）ふふっ。ギルティはみんなの中にありますからー、みんな、気をつけて暮らしましょうねー。 （早苗・裕子）はーい！ はーい！ （早苗）というわけで、本日はここまで！次回も見てくれないと〜！ （雫・裕子）お仕置きしちゃうぞ♪ お仕置きしちゃうぞ♪ |
第3話「飛び出せ！旅先ギルティ！」
| あらすじ |
| おいかわ牧場へやって来たセクシーギルティの3人。雫の実家を荒らすギルティ星人を反省★させ、無事に収録を終えた3人の前に現れたのは雫の両親だった。P、早苗、裕子の前で親バカを発揮する両親の姿に恥ずかしがる雫。愛娘のためにスポンサーになるほど深い親の愛情は、ノットギルティなのであった。 |
| セリフ |
| おいかわ牧場 （雫）わぁーっ、久しぶりに帰って来れましたー。ここが私の実家、おいかわ牧場ですー！のーんびりしていってくださいねー。 （早苗）んん〜、良い景色！空気もおいしい！ちょっと牛さんの臭いがほのかに……。でも、それもまたよし！ （裕子）はー、この豊かな自然が雫ちゃんを育てたわけですねっ！さすがに、こんな素敵な場所に、ギルティ星人なんているわけ……。 （ギルティ星人A）カキカキ！記念落書きギルティ！ （裕子）いたーっ！ （雫）か、看板に落書きはやめてくださいー！ （早苗）雫ちゃん、あっちにも！ （ギルティ星人B）ポイポイ！ポイ捨てギルティ！ （ギルティ星人C）バキバキ！自然破壊ギルティ！ （ギルティ星人D）ガサガサ！禁止エリア立ち入りギルティ！ （雫）もーっ、私だって怒っちゃいますよー！あなたたち、みんなギルティですー！ （裕子・早苗）はいっ！ ええ！ （雫）お商売の迷惑ですー！牛さんに代わってお仕置き、いっちゃいますよー！ （雫）牛さんの大移動アタックー！もおおおおーーーー！ （裕子・早苗）もおおおおーーーー！ もおおおおーーーー！ （ギルティ星人たち）キキーッ！？ （裕子・雫・早苗）反省★ 反省★ 反省★ （ナレーション）こうしてこの世からまた一つギルティが消え去りましたー……。行け行けセクシーギルティ！この世からギルティがなくなるその日までー！ （スタッフ）はい、カットでーす！ （雫）ふうー。お疲れさまでしたー。あの、今日はうちの牧場をロケ地に使ってくださってありがとうございましたー！わざわざ岩手にまできていただいてー。 （裕子）いえいえ！むしろ観光もできて、私はラッキー！ （早苗）本当、すごいことよね！そんなに予算無い番組って話だったのに、岩手ロケさせてもらえるなんて。 （ちひろ）みなさーん、お疲れさまです。 （裕子）ちひろさん！お疲れさまですっ！……と、その方々は？ （雫）お父さん、お母さんー！ （父親）雫、見てたぞー！ （母親）どうもー、お世話になっておりますー。 （早苗）こちらこそ、お世話になってます！ロケまでさせていただいて！ （ちひろ）おいかわ牧場さんが、今回の企画のスポンサーになって下さったんですよ。ご厚意で撮影までさせていただいて。 （裕子）すぽんさー？それって……。 （裕子）えっと、広告を出して、応援してくれてるってことですね。 （雫）えっ、聞いてなかったですー。そうなのー？ （父親）可愛い娘のためなら、広告料なんて安い安い！ （母親）雫のおかげで観光の方も増えましたしー。本当にもー、助かってますー。 （雫）もぉー、ふたりともー。親バカなんだからー……。 （裕子）雫ちゃん、愛されてますねっ！ （雫）もぉーっ、ユッコちゃんっ！ （裕子）照れない照れないっ！ （母親）ああ、プロデューサーさんも、雫がいつもお世話になっておりますー。 （父親）これからも末永く！うちの娘をよろしく頼みます！ （雫）や、やめてってばー！あ！ごめんなさい、プロデューサーさんー。 （プロデューサー）≪任せて下さい！≫ （雫）も、もぉー……。 （早苗）うふふっ、雫ちゃん。親バカはノットギルティ！ （雫）早苗さんまでっ！もぉーーっ！ |
親バカが高じて父親がプロデューサーに語気強く娘のことを頼み込んでいるのには果たしてどこまでの意味が託されているのか、見る者次第で如何様にも解釈できてしまいそうなこの言い回しは、プロデューサーへの態度が様々に解釈できてしまうセリフが出てくることもある雫本人にも通じるところがあり、この辺りもいかにも親子らしい。プロデューサーの「任せてくれ」との力強い返事に思わず照れてしまう雫の様子は絶品。テレビ番組のスポンサーになれるほど規模の大きい牧場であるということも本コミュで初めて明かされた事実であり、以前から囁かれていた雫の「社長令嬢」説は本コミュでほぼ事実として確定したと言っていいだろう。
雫関連以外にもちひろが久々にイベントコミュで登場したり、それなりの芸歴があるはずなのに「スポンサー」という言葉の意味を知らないという、ある意味面目躍如を果たした裕子など見どころは数多い。演技の上ではあるものの雫が怒るという珍しい描写を見ることもできるが、ギルティ星人のやったことは実際どれも牧場にとって死活問題となる重大な迷惑行為（犯罪にもなり得る）なので、雫が怒るのも当然というところか。
ちなみに前述の「プロデューサーに語気強く雫のことを頼み込む」シークエンス、ごく初期の段階ではセリフが父親ではなく母親のものになっていた。これはミスだったようでイベント中に父親のセリフとなるよう修正されている（修正前・修正後）。
第4話「漂白！ブラックギルティ！」
| あらすじ |
| 本番で使うスプーンを曲げやすい手品用に変えようとしていたスタッフを、ズルはいけないと阻止した裕子。だが、本番で持参した曲がったスプーンが戻らずピンチに！しかし、雫と早苗のぱわーを受け取り何とか成功。努力という名のタネとシカケはあったが正真正銘のハンドパワーを見せつけた裕子であった。 |
| セリフ |
| テレビ局 （裕子）プロデューサー！打ち合わせ、お疲れさまでした！ （裕子）ふふふっ♪次回はついに、私のさいきっくでお仕置き！ふぉぉ、みなぎるっ！ （プロデューサー）≪楽しみにしているよ≫ （裕子）はいっ！エスパーユッコにおまかせ下さい！バビッとキメてみせましょう！ （裕子）……♪ ♪ ♪、ゆーっこー、ゆーっこー、エスパーユッコー♪あ、これ今考え中の私のテーマソングで……んっ？ （？？？）……堀さんのスプーン、これで大丈夫すかね？ （裕子）んっ、私を呼ぶ声が聞こえた気が……。この部屋から……？ （スタッフA）手品用の曲がりやすいやつ。うん、これで。 （スタッフB）じゃあスプーンは良し、と。あとは……。 （裕子）手品用って……私、手品師じゃないですよ……？ （裕子）タネやシカケはあってもいいですけど、サイキッカーのそれは、演出のためであって……ズルはいけません。ギルティですっ！ （裕子）……だから、プロデューサー。えっと……。 （プロデューサー）≪止めようか≫ （裕子）……はいっ！ ロケ当日 （ちひろ）ギルティ部長、いけませんっ！ （ギルティ部長）キキー！この0を一つ増やした請求書を処理するのだー！ （ちひろ）事務員として、それだけは……。 （裕子）待ちなさいっ！曲がったことは許さない！曲がっていいのはスプーンだけですっ！ （裕子）不正で成功したとしても、そんなの意味ありません！いつかバチがあたります！具体的に言うと、炎上します！ （裕子）そんなあなたの性根はこの曲がったスプーン！私が正してあげましょうっ！むむむむむ………むーん！ （裕子）くっ……も、もどらない……。どうすれば……？ （早苗）……おまたせ、ユッコちゃん！あたしたちも助太刀するわよ！ （雫）ひとりじゃできないことだって、みんなの力を合わせたら、きっとできますー！諦めない気持ちが大事、ですよねー！ （裕子）ふたりとも……はいっ！私にぱわーを貸してくださいっ！ （雫）はーいっ！いきますよっ。絞り出すように……むーーーん！ （早苗）絞めおとすように……むーーーん！ （裕子）ふたりの想い、確かに受け取りました！いきます！これがエスパーユッコの！さいきっく・スプーン戻し！むーーーーんっ！ （裕子）ぜぇ……ぜぇ……ぜぇ……どうだーっ！戻りましたよっ！あなたもこうなりたいですかっ！？ （ギルティ部長）キ、キキー！ （早苗・裕子・雫）反省★ 反省★ 反省★ （ナレーション）こうしてこの世からまた一つギルティが消え去った……。行け行けセクシーギルティ！この世からギルティがなくなるその日まで！ （スタッフ）はい、カットでーす！ （裕子）ふうっ、お疲れさまでしたー！ （雫）ユッコちゃん、やりましたねー！すごいですー！ （早苗）ホントに戻しちゃうなんて……。さいきっくぱわーって、もしかして本物？ （裕子）もちろんですっ！まあ、あとはちょっとした努力というか、工夫というか……。 （早苗）それでも大したもんだわ！ちなみにその努力って？ （裕子）昨日、徹夜で、スプーンの根本をいっぱいこすって温めたり、何度も叩いて柔らかくしておきました！ （早苗）んっ？それって……。 （雫）タネとシカケ、ですねー。 （裕子）あっ。いやその……今日のさいきっくは戻すヤツですから！曲げるところまではノーカンということでっ！ （早苗）もー……まあ、戻したのは自分の力だから、いいのかしら？ （雫）そうですよー。やっぱりすごい握力ですー！ （裕子）違いますよっ、さいきっくによる、ハンドパワーですっ！ （早苗）はいはい。そういうことにしといてあげる。 （雫）うふふっ。 （裕子）ハンドパワーなんですってばー！ |
雫に視点を向けてみると裕子のやったことを「タネとシカケ」と明言したり「すごい握力」と（裕子的には）見当違いの方向から褒めたりしており、セリフの字面だけ見ると裕子のさいきっくに対して懐疑的なようにも見えるのだが、実際のところさいきっくを特に疑っていないというのは過去のコミュで既に立証されている。それを前提にした上でこれらのセリフを見返してみて思うのは、もしかしたら雫の中では所謂一般的な意味での超能力と裕子の「さいきっく」を別物として捉えているのではないかということだ。固定観念的な超能力でなく裕子だけが持っている、発揮できる力。困っている人を楽しませたり笑わせたり、時には役立つこともある裕子のそんなさいきっくをいつも後ろから見ていたからこそ、信じる信じないの話ではなく「そこにあるもの」として受け入れている。一見天然っぽく見える2人のやり取りは、実は2人が強く繋がっている証なのではないだろうか。
第5話「とどめだ！学校ギルティ！」
| あらすじ |
| セクシーギルティの元に届いた、保護者や先生からの苦情の手紙。それを知った3人は、逆境を打破する秘策を立てる。そう、次なる敵こそ先生ギルティとモンスターペアレンツギルティ！人に迷惑を掛けず真面目におふざけ。誰の味方でも無くセクシーを以て悪を征する。それがセクシーギルティなのだから！ |
| セリフ |
| 事務所 廊下 （裕子）さあっ、次はどんなギルティでしょうか！？悪の超能力組織との最終決戦とか！？ （早苗）ハデでいいわね！敵のアジトにヘリで華麗に潜入！なんてのも面白そうね！ （雫）うふふっ、3人でなら、どんなギルティだって怖くありませんよー！さあ、牛乳でパワーをたくわえましょう！ （早苗）あは、ご両親、また送ってきてくれたのね。改めてちゃんとお礼しなくちゃ。 （裕子）じゃあ、お外に行きましょうか！……んっ？ （ちひろ・ベテラントレーナー）…………。 …………。 （雫）あれは、ちひろさんとトレーナーさん？プロデューサーさんのお部屋に入っていきましたねー。 （早苗）真剣な顔して、何かあったのかしら？ （裕子）ふむ……こういう時は……！ （ちひろ）プロデューサーさん。事務所の方に、こんなお手紙が届いていて……。 （ベテラントレーナー）番組を見ている子供の親や、先生たちからの苦情ですね。『ふざけすぎ、やり過ぎ、目のやり場に困る、子どもたちに悪影響』……おおむね、そういった意見がきています。 （ちひろ）とはいえ、番組サイドも大丈夫と言っていますし、少数意見ではあるので、大丈夫だとは思いますが……。一応、お渡ししておきますね。 （ベテラントレーナー）本人たちに伝えるにしても、せめて撮影が終わってからにしましょう。士気に関わります。 （裕子）……話は全て聞かせていただきましたよ！みなさん、水臭いじゃないですか！ （ちひろ）裕子ちゃん！ （雫）さっきの話、私たちにも聞かせてくださいー！お客さんの声を聞くのは大切ですからー。 （早苗）ええ。あたしたちが世間からギルティって誤解されてるのよね？このままってわけにもいかないし。 （ベテラントレーナー）……お前たちの言うとおりだな。隠そうとして、すまなかった。 （プロデューサー）≪みんなで対策を考えよう≫ （裕子）はいっ！みんなで力を合わせて、この逆境を乗り越えるんです！ （早苗）言われっぱなしじゃ、あたしたちは終わらないってとこ、見せてあげましょ！ （雫）はいーっ！最後まで楽しく、お仕事しましょうー！ 本番当日 （番組P）じゃあ、セクシーギルティのみなさん、よろしくお願いします！ （早苗）よろしくお願いします！最終回、無理を聞いてもらっちゃってすみません。 （番組P）いやいや、アイディア出してもらえて、こっちもありがたいですよ！ （裕子）プロデューサーも、番組の人にかけあってくれて、ありがとうございましたっ！ （雫）私たち、モーレツに頑張っちゃいますからねー！ （プロデューサー）≪行ってこい！セクシーギルティ！≫ （雫・早苗・裕子）はいーっ！ はいっ！ はいっ！ （スタッフ）じゃあ、撮影始めまーす！5、4、3、2………。 （裕子）やってきました、学校！ギルティはどこですかーっ！ （早苗）先生、親御さん、今日はあたしたちが学校のギルティな子たちをお仕置き……あ、じゃなくって、指導しちゃいますからねっ！ （先生）よろしくお願いします。 （母親）よろしくお願いします。 （雫）あっ、いましたよ！ （ギルティ星人A）あいつハブな！仲間外れギルティ！ （ギルティ星人B）やったけど家に置いてきましたー。宿題忘れたフリギルティ！ （ギルティ星人C）バタバタバタ！廊下走るギルティ！ （早苗）こらーっ！あんたたち！人に優しく！嘘はつかない！危険なことはしなーい！教育的指導、行くわよー！ （ギルティ星人たち）キキーッ！ （早苗）反省★さ、これで満足かしら？先生にお母様？ （先生）見事な指導です、セクシーギルティのみなさん！ふふ……これで、ふはは……！ （雫）様子が何かヘンですー！ （ギルティ星人D）ふはははは！これで困った子どもはいなくなり、学校は私の思うままだ！ （ギルティ星人E）ほーっほっほっほ！セクシーギルティも結局は、PTAの前には無力！さあ、そのいやらしい体はしまって、清楚にお過ごしあそばせ！ （裕子）正体を現しましたね！先生ギルティにモンスターペアレンツギルティ！ （雫）子どもたちのため、なんて言って、結局、自分たちのためなんですかー？ （早苗）おあいにくさま、あたしたちは誰の味方でもないの。唯一、ギルティの敵！そう、私たちはセクシーを以て悪を征する！ （雫・早苗・裕子）セクシーギルティ！ セクシーギルティ！ セクシーギルティ！ （裕子）おふざけだって、いいじゃないですか！私たちはマジメにふざけてるんですっ！ （早苗）やり過ぎたって、たまにはいいのよ！人に迷惑さえかけなきゃね！ （雫）目のやり場に困ると言われましてもー、個性ですから、仕方ないじゃないですかー！ （ギルティ星人）ひ、開き直った！？ （裕子）さあ、いきましょう！くらえー！正義のー！ （雫・早苗・裕子）ボンキュッボンアターック！ ボンキュッボンアターック！ ボンキュッボンアターック！ （ギルティ星人たち）キキーッ！ （雫・早苗・裕子）反省★ 反省★ 反省★ （裕子）こうしてこの世からまた一つギルティが消え去った……。 （雫）行け行けセクシーギルティ！ （早苗）この世からギルティがなくなるその日まで！ |
事実これまでのコミュ全編に渡って3人はずっと本気で行動してきたし、結果として第三者からは滑稽に見えてしまう場合もあったものの、それもまた3人が本気だったからこそ。本気で遊び、本気で楽しみ、おバカなことにも本気で挑み、そしてギルティを本気で取り締まる。もちろん他人に迷惑をかけない範囲で。それは劇中でギルティ星人が言っているように開き直りと言われればその通りと言わざるを得ない乱暴な理屈付けではあるが、何にでもどこまでも本気で臨むセクシーギルティのその本気さが独りよがりの屁理屈を吹き飛ばす様は実に小気味良い。自分たちの本気を常に真正面からぶつけてきたセクシーギルティのメンバーである雫が、自分の考えを直接ぶつけず子供という「他人」に仮託して正当化することの矮小さを指摘するのはこの上ない皮肉であると同時に痛快だった。批判的であっても客の意見であればまず聞こうとする姿勢も、雫の商売人気質と相手の意見を尊重する性格とが合わさった、地味ながら良い描写であった。
…と、ここだけ見ると最後まで矜持を貫いたなかなかにカッコ良いユニットとして描かれているわけだが、もちろんカッコいいだけで終わるなどという甘い展開にはならないのがセクギルのセクギルたる所以である。最後の最後に見たものは何か、それはエンディングコミュにて。
エンディング「Sexy is Forever...」
| あらすじ |
| 無事、最終回を迎えた『セクシーギルティの世直しギルティ！』。だが、番組が終わったとしても世界にギルティがある限り彼女たちの戦いは終わらない。行け行け、セクシーギルティ！この世からギルティが無くなるその日まで――！ |
| セリフ |
| 番組エンディング （裕子）こうして、セクシーギルティの世直しギルティは大成功！ （雫）残念ながら、この番組は今日で最終回となりますー！ （早苗）でも世界にギルティがある限り、あたしたちの活動は終わらないわ！これからも応援！ （早苗・裕子・雫）よろしくねー！ よろしくねー！ よろしくねー！ （雫）とーっても濃厚で、もぉーっと飲みたくなっちゃうおいかわ牧場の搾りたて新鮮牛乳！んぐっんぐっんぐっ……ぷはー。みんなも飲んでくださいねー！ 事務所 （裕子）おおー……！雫ちゃんのCM！ようやく見れました！番組も見事に大団円！お疲れさまでしたー！ （雫）うふふ、お疲れさまでしたー！なんだかハチャメチャでしたけど、とっても楽しかったですー！ （早苗）ほんとほんと！好き放題暴れたって感じよねー！はー、ちょっとしばらく温泉でも浸かりたいわ！ （ちひろ）みなさん、本当にお疲れさまでした。ふふっ、私もエキストラとして参加させてもらえて、楽しかったです。 （ベテラントレーナー）終わりよければ全てよし、だな。もちろん、これからも歌やダンスの力を、引き続き高めていくことは忘れないように！ （裕子）はいっ！私はさいきっくぱわーも、引き続き高めていきますっ！ （ベテラントレーナー）それは……まあ、頑張れ。それも個性だ。 （雫）プロデューサーさんも、お疲れさまですー。あの、私たちに活躍の場を下さって、本当にありがとうございましたー。 （早苗）そうね、事務所で遊んでたあたしたちを、ここまで連れてきてくれて、感謝してるわよ！ （裕子）プロデューサー！これから何か困ったことがあれば、私たちに言ってくださいね！セクシーとエスパーを以て、お助けしますっ！ （雫）じゃあ私は、セクシーと牛乳でー！ （早苗）じゃあ、あたしはー、って。そういうことじゃないでしょ。まったく……ふふっ。 （早苗）番組は終わっちゃったけど、ユニット活動もおしまいってわけじゃないし！またお仕事、待ってるからね！ （裕子）はいっ！こんな風にまた、楽しいお仕事だとうれしいですっ！ （雫）CM明けましたねー。うふふっ、こんな風に、また楽しく……。あっ。 （裕子・早苗）あっ！ あっ！ （ナレーション）この番組は、おいかわ牧場の提供でお送りしました。 （早苗）……ぷっ！ユッコちゃん、ミラクル！ （ちひろ）うふふっ。 （ベテラントレーナー）まったくお前たちは最後まで……。 （雫）あぁ〜、ユッコちゃん、ごめんなさい。うちの牧場の提供がー……。 （裕子）…………あははははっ！いいんですよ、雫ちゃん！さいきっく・提供マジック！ （早苗）むしろ、おいしいわ！ （早苗・裕子・雫）あははははっ！ あははははっ！ あははははっ！ |
そして迎えた最後のオチ。これについて多言を費やす必要はあるまい。滑稽だとかアホっぽいとかそんな感想は瑣末なこと。3人の「本気」が生み出した小さくておかしな奇跡、そして笑いは何物にも代えがたい、セクシーギルティだけに与えられた栄誉であるに違いないのだから。
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