属性	パッション（Pa）	レアリティ	SR
レベル上限	60	親愛度上限	40
初期攻撃値	7600	初期守備値	5940
最大攻撃値	19950	最大守備値	15593
コスト	24	移籍金	11200
特技	やわらか新雪
効果	クール・パッションのフロントメンバー及びバックメンバー上位5人の攻 ランダムで絶大〜超絶アップ
入手方法	アイドルバラエティ みんなで大きく！冬の雪像コンテスト（2018年2月15日〜2月22日）

2018年2月15日〜22日に開催された「アイドルバラエティ みんなで大きく！冬の雪像コンテスト」にて限定SRとして再登場、［実りの季節］以来の上位報酬である。初のコスト24にして純粋な攻撃特化型、しかも特訓後且つ親愛度MAX時の最大攻撃値は3万を突破、特技効果もランダムではあるが最終的に究極アップにまで到達するなど、申し分のない強力なパラメータとなっている。フリートレードの相場はスタドリで210〜220前後。
他に参加したアイドルはSR［はりきり雪椿］江上椿、R+［雪像バラエティ］吉岡沙紀+、［雪像バラエティ］冴島清美+の3人。3人とも雫とは今まで一度も絡んだことがないだけにイベント中のやり取りは、いつも脇に控えることが多かった雫が中心になって動いていることも併せてかなり新鮮なものなので、是非別項で参照されたい。
雪像コンテストに出品する雪像を作成するため、参考モデルとして牛の模型を作っている様子を切り取った一葉となっており、前2種のイラストが動きのあるものであったのに比べると静的な印象を受ける。舞台は北国であるがかつての［愛の癒し系］特訓前における牧場の小屋ではなく、より暖かい室内（イベント中でミーティング等に使った公民館と思われる）にいるのでインナーに薄手のセーターという軽装なのが、両者の違いを表わしていて面白い。雪像の出品は仕事の一環ではあるものの、仲間と共にリラックスしながら事に当たっているという和やかなムードが、その衣服のラフな感じからも伝わってくるようである。

来たる雪像作成に向けて雫が作っている小さなモデルの粘土像。題材はもちろん雫提案の牛であるが、実制作に向けここからさらに一捻りすることになる。艶やかな指も印象的だ。		小さな雫のネックレスは自分の名前とかけたのだろうか。洒落っ気と茶目っ気が介在している面白いアクセサリーである。	雪はあるものの青空が見える。このあたりも［愛の癒し系］特訓前と良い対比になっている。

状況	セリフ
アイドルコメント	大きい牛さんにするためには、小さい牛さんをしーっかり育てなきゃいけないですもんねー。私も熱が入りますー。まずはこの模型を上手に作って、○○さんをビックリさせますよー♪
マイスタジオ１	ぎゅうぎゅうに固めましょうー
マイスタジオ２	出来上がりが楽しみですー♪
マイスタジオ３	愛情をたーっぷり込めて…
マイスタジオ４	見た人が幸せになれるような雪像…頑張って作りますよー
マイスタジオ５ （親愛度MAX）	○○さん、細かい作業得意ですか？助けてくださいー
お仕事１	何でも、土台が大事ですよねー
お仕事２	立派な牛さんにしてあげますー
お仕事３	こねこね…柔らかくなーれ…
お仕事４	体を使う前に、まず頭から…慣れないけど、新鮮で楽しいですー
お仕事５（親愛度MAX）	えへへ…まだ、○○さんのご指導が必要みたいですー
LIVEバトル	可愛くなーぁれ！
お仕事（親愛度UP）	私のこだわり、○○さんならわかってくれそうですー
親愛度MAX演出	試行錯誤で悩むのも、○○さんとなら楽しい時間に変わりますねー。本番はきっと、立派な牛さんを作りますよー！

体力自慢に徹した前回の［ロワイヤルNC］と違い、今回は体を動かす前の段階と言うことで雫もなかなか悪戦苦闘している様子。とは言え作る雪像が自分の提案した「牛」ということで、さながら牛の歩みのようにじっくりとモデル像を作っていく姿はいかにも雫らしい。
「見た人が幸せになれるような雪像」を目標にしたり土台づくりを大事にする姿勢はそのまま雫のアイドルとしての目標・姿勢にも通じており、自分の思うアイドルとしての理想を牛の雪像に託しているようでもある。今回のアイドルバラエティでは雫が中心的立場になって活動しているが、本人の言うとおりまだプロデューサーの手助けが必要なようだ。

---

属性	パッション（Pa）	レアリティ	SR+
レベル上限	70	親愛度上限	300
初期攻撃値	9120	初期守備値	7128
最大攻撃値	30210	最大守備値	23613
コスト	24	移籍金	16800
特技	やわらか新雪
効果	クール・パッションのフロントメンバー及びバックメンバー上位5人の攻 ランダムで超絶〜究極アップ

特訓後。参加アイドル共通の防寒着を着こんで雪像作りに励んでいる姿を切り取った一葉である。特訓前の姿を「静」とするならこちらは「動」と言うところか。大きなスコップを軽々と持ち上げて牛（の親子）の雪像作りに勤しむその様子は、「体力に自信がある」「牛が大好き」という雫の大きな特徴2種を余すところなく活写した出色のポートレートになっている。
防寒着は先に書いたとおり参加アイドル共通となっており、雪の結晶や降っている雪の様子を意匠に取り入れつつも三属性のカラーを織り交ぜた色合いが絶妙な衣服に仕上がっている。厳密に言えばこれは作業着であり、これまでの特訓後で着用していたような衣装の類ではないとも言えるのだが、雪像を作るという今回の仕事も「（雪像を）見た人に喜んでもらう」ことが目的であることを考えると、雪像を作って披露するという行為自体が雪中を舞台としたパフォーマンスであり、そこに立つアイドルたちの着ている衣服はただの作業着ではなくなるのであろう。煌びやかなものだけではない、輝くアイドルが着るからこそその服は「衣装」と成り得るのである。

服と同じ柄の入ったニットキャップ。これまたアイドル共通の雪だるまアクセサリーも可愛らしい。	共通の服にしっかり握られたスコップ。この手の衣装には珍しく色違いがなく完全に同一デザインが使われている。	今まさに作成途中の牛の雪像。顔だけ見るとあまり可愛くないようにも見えるが、出来栄えのほどは？	光を浴びて煌くスコップと雪。雪＋スコップでかなり重いと思われるが苦もなく操っているように見えるのはさすがである。

状況	セリフ
アイドルコメント	よいっしょ…っと！結構力を使いますけど、へっちゃらですよー。それに、青空の下で思いっきり体を動かして、気持ちいいですー。みんなで力を合わせて、素敵な雪牛さんを作りましょー♪
マイスタジオ１	ぎゅうぎゅうに固めましょうー
マイスタジオ２	出来上がりが楽しみですー♪
マイスタジオ３	真っ白な雪…幸せの色ですねー
マイスタジオ４	完成したら、ぎゅぅーって抱きしめてあげたいですねー♪
マイスタジオ５ （親愛度MAX）	雪かきで鍛えた腕、○○さんにもお見せしますよー♪
お仕事１	何でも、土台が大事ですよねー
お仕事２	立派な牛さんにしてあげますー
お仕事３	力仕事は、私の出番ですねー♪
お仕事４	冷たい雪像でも、牛さんのあたたかさを表したいですねー
お仕事５（親愛度MAX）	○○さんから見てどうでしょー？その目が頼りですー
LIVEバトル	あったまりましょー♪
お仕事（親愛度UP）	○○さん、寒そうですねー。一緒に体動かしましょうー
親愛度MAX演出	頼りになる私、○○さんに見せられたでしょうかー。どーんと頼ってくださいねー、いつでも胸を貸しますからー♪

特訓前のデザイン考案よりも体を動かすことの方がやはり得意分野のようで、心持ち元気に感じられるセリフが多い。いつもの「もぉーっと」に代表される口癖が一切出てこないと思いきや、今回は「ぎゅうぎゅうに固める」とか「ぎゅうーっと抱きしめる」と少し捻った言い回しを使っており、完全に素の発言なのか制作物が牛であることを意識してわざと発言しているのか、何とも判断が難しいところであろう。
だが親愛度MAX時のセリフから察するに特訓前と同様、今回は雫が中心となって色々動いていたようであり、リーダー的立場としてみんなを引っ張っていくことを強く意識していたことが窺える。そう考えると上記のダジャレめいた発言もみんなをリラックスさせるための雫なりの行動の結果なのかもしれない。その性格や生活環境故に自分から積極的に動くのが不得手だった少女が、不器用ながらもアイドルとして周囲を引っ張っていける存在にまでなれたという、雫のさらなる成長をここで見て取ることができるだろう。
そしてその成長を彼女が最も信頼している人物と分かち合えた時、また次の一歩を踏み出せるに違いない。