及川雫データベース - セクシーギルティ

メンバー

片桐早苗
堀裕子

概要

2013年の6月13日から始まった第1回ドリームLIVEフェスティバルにて初登場した、初めて雫が他アイドルと組んで結成したアイドルユニット。言うまでもなく雫の所属ユニットとしては最古の部類に入りゲーム中でもライバルユニットとしての登場回数は最多、アニメ版への登場やデレステでの専用楽曲&イベント追加などもあって、今ではすっかり代表的な雫の所属ユニットとして定着している。
雫を含めデレマスに途中追加されたNレアリティのアイドルのみで構成されており、裕子はそれ以前に氏家むつみとユニット「スパニッシュスタイル」を組んだ経験があるが、早苗は雫と同じくこのユニットが初めて組んだアイドルユニットになる。初期実装アイドルのようにユニット共通の衣装は存在せず趣味や出身地等も特に共通項はないのだが、その名の通り雫に早苗と「セクシー」と呼ぶにふさわしいナイスバディの持ち主が2人も参加しているのが大きな特徴。裕子は単純なバストサイズで比較すれば2人に大きく水を空けられてしまうが決してスタイルが悪いわけではなく([セクシーBANG☆BANG]片桐早苗のセリフによればバストはDカップ)、着る衣装が大体セパレート、所謂「ヘソ出し」衣装になっているところがセクシーの所以というのが今では有力な説である。
「ギルティ」の名称についてもゲーム中ではっきりとした根拠が語られたことはなく、当初は自分たちのセクシーさが罪(ギルティ)という意味と考えられることが多かったが、近年はデレステのイベント等で「罪(ギルティ)を犯す者を取り締まる」という役目を担うことが多くなってきたため、ギルティという言葉には「(罪な存在の)自分たち」と「(罪を犯した)相手」という二重の意味が込められているというのが一番妥当な解釈になっている。
結成当初は比較的短いスパンで連続登場していたが、LIVEツアーinハワイ以降は全く音沙汰なく、それから1年半後の福は内DEドリームLIVEフェスティバルにて久々の再登場を果たす。その空白期間の中では裕子にのみボイスが実装されていたが福は内ドリフェスの参加直後、当時放送されていたアニメ版の第5話に3人揃って登場し、そこで初めて雫と早苗にもボイスが実装され晴れてメンバー全員に声がついた。
明確にリーダーが設定されているわけではないようだが、大抵の場合において最年長の早苗が中心になって行動することが多い。そもそもいつものさいきっくで人助けをしようとしていた裕子と、それにくっついて行動していた雫の2人を危なっかしく思い早苗が面倒を見るようになったというのがこのユニットの馴れ初めなので、必然的に早苗がリーダーシップを取ることが多くなるのだが、2人にしてみれば暴走しがちな早苗の面倒を見るつもりで一緒にいるという意識のようだ(半ば冗談っぽいやり取りの中で出た話なのでどこまで真実かは不明)。
多少の暴走癖はあるものの最年長としてみんなを引っ張っていける度量を持つ早苗と、そのさいきっくを常に誰かの役に立てようと奔走している裕子は、のんびり屋で積極性に欠けるきらいのある雫にとってまさに頼れる「大人の女性」と「同年代の友達」であり、2人に対してもプロデューサー同様に強い信頼を寄せている。2人の方も行動的な2人をしっかり受け止める芯の強さを持っている雫を仲間・友人として大切に思っており、その絆の深さは裕子のアイドルコミュやデレぽでのやり取りなどで確認することができる。3人とも「他人のために無償で活動しようという意思がある」という共通点があり(早苗の場合は他人を助ける「警察官」という仕事にかつて就いていたわけだが)、見た目も性格も個性的でバラバラに見える3人であるが、「困っている人を助けたい」「多くの人に喜んでもらいたい」というアイドルとしても人間としても大事にすべき想いが根幹にあるという点で、雫にとって一番相性の良いユニットなのかもしれない。ちなみに裕子のさいきっくについては懐疑的になる時もあるが基本的には効果を信じている模様。
ボイス実装以後はデレマスの方ではライバルユニットとしてのみならずシンデレラガールズ劇場でのゲスト出演やアニメ第2クール期放送開始直前カウントダウン、リフレッシュルームでのやり取りなど多様な出番が増え、デレステではイベント「モーレツ★世直しギルティ!」にて主役として登場、さらには同名にして初のユニット曲を賜った。それ以外にも早苗・裕子の単独アイドルコミュにはそれぞれメンバー全員が登場して話を盛り上げ、デレステ2周年記念イベントのコミュにもギルティを取り締まる側として登場したり、前述の「[セクシーBANG☆BANG]片桐早苗」の特訓前に一緒に登場したりしている。

登場イベント

第1回 ドリームLIVEフェスティバル(2013年6月13日〜25日)

状況セリフ
出現時はいはい、そこのキミたち!私が来たからにはイケナイことしてたら逮捕しちゃうわ。取調べ開始♪
LIVE開始時このセクシーさが罪ね♪
勝利どうやらシロだったみたいね。純白のアイドル…うん、イイじゃない♪
引き分け待って!まずはユッコちゃんの発言について事実確認するわ!
敗北雫ちゃんのボディの方が罪だわね…もうちょっと若ければ私も…
この頃はメンバー間の掛け合いはなかったので、しゃべっているのは早苗のみ。「罪を取り締まる側」として活動していたのは初登場の時からであった。「雫ちゃんのボディの方が罪だわね…」というセリフは、後のアニメ版第5話で声つきで完全再現された。尤もそのために下着姿を見せてしまった雫にしてみればいい迷惑であっただろうが。

アイドルLIVEツアー in ハワイ(2013年7月30日〜8月5日)

状況セリフ
出現時ホールドアップ!ハワイで夜遊びするアイドルは、補導しちゃうわ。LIVEに負けたら、もうホテルに帰るのよ?
LIVE開始時あなたたち、怪しいわ!
勝利この先はオトナの時間だから♪遅くまで遊ぶと、朝がきついわよ?
引き分け…よく見たら、私たちの方が怪しくない? なにかのショーみたい
敗北すごい元気ね、うらやましいわ…。くれぐれも健全に遊ぶように
こちらもまだ掛け合いのない時期なのでセリフはすべて早苗のもの。この頃からとにかくまずは捕まえようとする早苗の強引さが顕著だが、未成年(16歳)の少女を2人を引き連れていて「この先はオトナの時間だから」とはいかがなものか。この頃は第1回ドリフェスもそうだが年齢を気にするセリフがあるのも今となっては少し珍しいかもしれない。

福は内DEドリームLIVEフェスティバル(2015年1月31日〜2月8日)

状況セリフ
出現時(早苗)今日はパーティー感あっていいわねー!じゃあ無礼講ってことで!
(裕子)パーティーならば私にお任せを!サイキックパワーで盛り上げますよ!
LIVE開始時(雫)私はみんなを癒しますー♪
(早苗)お姉さんは飲もうかな!
勝利(早苗)調子に乗って暴れすぎたかも…雫ちゃんに介抱してもらうわ…
(雫)もぉー、しょうがない人ですねー。責任もってお世話しますー♪
引き分け(早苗)よーし!裕子ちゃんのサイキックパワーが見れなかったらタイホね♪
(裕子)あれ、早苗さん、なんだか話が大きくなってませんか!?
敗北(裕子)みんなのサイキック大ユニゾンで大勝利!これがサイキックパワーです!
(雫)素敵な歌でしたー♪でもサイキックパワーだったなんてビックリですー!
三度目の登場にしてようやくメンバー同士の掛け合いが描かれたが、やり取りが早苗を中心としたものになっているのは前二回と同様。パーティー感という早苗のセリフがあるが、確かに[湯けむりサイキッカー]の和装風に[デンジャラスアダルティ]の警官風、そして愛の癒し系のナース服風と仮装パーティーのような趣が感じられるのは確かか。悪酔いしてしまった早苗を介抱するというナース風衣装に見合った行動を取っている雫であるが、早苗に向けた「しょうがない人」という発言は雫にしてはかなり遠慮のないものであり、第1回ドリフェスから数えて2年ほどの付き合いの中でだいぶフランクな関係になってきたということだろうか。

第21回 アイドルLIVEロワイヤル(2017年1月10日〜16日)

状況セリフ
出現時(早苗)来たわよ!…さて、早速だけど、キミたちを全員タイホします!
(裕子)い、いきなりですね早苗さん。えっと、そうっ、罪状は?
LIVE開始時(早苗)んー…特になしっ!
(雫)では、お手をどうぞー!
勝利(早苗)まー、アレよ!溢れる魅力でファンの心をタイホしちゃうぞってヤツ♪
(雫)それは素敵ですねー。私も、みんなの心をもーっと捕まえますー
引き分け(裕子)ふたりのセクシーパワーにユッコのさいきっくが加われば最強ですねっ
(雫)はーい、牛さんもびっくりするくらいのパワーが出るはずですー
敗北(早苗)全員確保!たっぷりとあたしたちの歌を聴かせてやるわよ!
(裕子)はい!それじゃ歌います!みんなのハートをさいきっく☆自白っ
雫のセリフは5パターン中3つ。早苗や裕子のセリフの後に相槌を打つ形で言葉を発しているのが本ユニットにおける雫の立ち位置を示していると言えなくもない。裕子の「さいきっく」という言葉に疑義を挟むことなく素直に肯定しているところが、裕子のさいきっくを信じていると思われる根拠の一つになっている。

第35回 アイドルLIVEロワイヤル(2019年5月14日〜22日)

状況セリフ
出現時(早苗)ニイハオ!四千年の物語から飛び出してきた、セクシーギルティでーす♪
(裕子)サイキックパワーでご案内します!さぁさぁ行きましょう、異次元へ!
LIVE開始時(早苗)ちょっぴり危険だけど…
(雫)楽しい夢が見られますよー
勝利(裕子)華麗さで負けるとは…ユッコ、不覚!神秘の力、及ばずでした〜
(雫)ユッコちゃん、さっき肉まんをい〜っぱい食べてましたもんねー
引き分け(雫)早苗さん、お団子頭似合いますねー。とぉーっても可愛いですー
(早苗)でしょでしょ?あたし、前世はチャイニーズガールだったのかもっ♪
敗北(早苗)この格好してると、足技を披露したくなっちゃう☆あちょーっ!
(裕子)ならば私は、さいきっく拳法でお力添えを!むむむ…むんっ!
中国ネタのセリフが多いのは、今回使用されている早苗の立ち絵が[はつらつお姉さん]特訓後の中華風衣装姿であるため。早苗に合わせて他の2人も[湯けむりサイキッカー]特訓後に癒しの満月特訓後と和装風衣装姿で登場し、全体としてはアジアンテイストでまとめられている。結成から6年も経っているだけに3人のやり取りも非常に安定感があり、仲の良さや関係性の深さがよく伝わってくる。華麗さで負けたと悔しがる裕子に「さっき肉まんをいっぱい食べてた(から)」と少しからかい気味に言葉をかけるという雫にしては珍しい茶目っ気も、付き合いの長さがあればこそ出て来たものなのだろう。

第50回 アイドルLIVEロワイヤル(2022年4月10日〜17日)

状況セリフ
出現時(裕子)ムムッ!?我が妖刀が、美しきものに惹かれ、共鳴していますね!
(早苗)見る目があるわね〜♪美しきものって、お姉さんのことでしょ!
LIVE開始時(裕子)否…形あるものではない!
(雫)ユッコちゃん大丈夫ですかー?
勝利(裕子)ムムッ…どうやら妖刀は、雫ちゃんがお気に入りのようですね!
(雫)牧場に刀はなかったので、どう接したらいいのでしょうかー…
引き分け(早苗)もう当たり前のように、妖刀と人格が入れ替わってるわねー
(雫)歌ってる最中は入れ替わりませんし、マナーがいいですよねー♪
敗北(裕子)汝は確かに美しい…しかし、私が求めるのは形なきもの
(早苗)ずいぶんとまぁ、硬い表現ね〜。流石は妖刀ってとこかしら!
今回のLIVEロワイヤルは4月開催ということで、他の登場ユニットはすべて各ユニットに所属している4月生まれのメンバーを祝福する趣向になっていたのだが、何故かセクギルだけはそんなこと一切お構いなく「妖刀」を唐突に持ち出してのネタ台詞となっている。これはロワイヤル終了後のドリームチャンスガチャで追加された、妖刀をモチーフとした新SR[闇夜の呼び声]堀裕子を意識したものと思われるのだが、何故新SR登場前の段階で妖刀をネタにしたやり取りを盛り込んできたのかは完全に謎である。で、その妖刀(に取り憑かれた裕子)は、形のない美しさを持つ者として雫を気に入った様子なのだが、この「形のない美しさ」についても具体的な説明がないため何であるかはわからないままとなっている。妖刀の存在自体はガチャ追加でフォローされる形となったが、雫を求める妖刀の行動理由についてもいつかフォローされる時が来るのだろうか。