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 船長室で紫煙をくゆらしている大男に船員があわてて入ってきて報告をする。
「大佐! 曹長が…っ!」
「わかってる」
「ではどうしましょう?」
「行かせるさ。あいつ自身の問題だ…」
「が、しかし…」
「いいからほっとけっ!」
「はっ!」
 船員を下がらせ煙を宙にはき出すと大男は独りごちる。
「あの刀バカが…。どう自分に仕切り直す気だろうともまぁ文句はいわんさ…」

 夜の海を一艘の小型船がひた走っている。
黒く薄く波を模した屋根。それは海軍が所持する隠密侵入偵察艇『波隠』であった。
音を立てぬよう静かに一隻の船に近づく。
その船の名はゴーイングメリー号、海賊麦わらのルフィ率いる海賊船である。
『波隠』をそっと脇に寄せると黒い影がゴーイングメリー号に侵入していく。
 甲板にすたっとあがる。
「とっとっと…ああっ」
どんがっしゃーんっ!
 その影は何もないのにもかかわらずつまづき、あらぬ方向へ体ごとつっこむ。
「いったぁ〜」
「なにしてんだテメェは」
「あ、ロ、ロロノア!」
 素振り用の重りのついた棒を肩に乗せ侵入者を見下ろす。その視線の先に海軍曹長たしぎがいた。
「え、とあのその…」
「テメェが刀を持ってねーってことは戦いに来たわけでもなさそうだな」
「その…」
 なおも言いよどむたしぎを制し、
「このままだとみんな起きちまう。テメェの船で詳しく聞こう」

 もともと密偵用の船なのでそんなに中は広いわけではないがキャビンは二人入っても差し障りはなかった。
「で、こんな夜中に何をしのびこんでたんだ」
「海軍の情報部からあなたの情報を聞きました。もちろん和道一文字やくいなさんのことも…」
「はん。よけいなことを」
 ゾロは唇をゆがめて自嘲気味に笑う。
「行きがかり上とはいえ私は彼女を愚弄しました。彼女の方がパクリだと…」
「まぁありゃ俺が先に言ったことだ。お互い様だろ」
「それでは私の思う正義が貫けません」
「…お堅いこった」
「和道一文字を回収するとはいいません。さっきの事を改めて謝罪した上であなたを海賊として捕らえるつもりです」
 きっとにらみ据えたしぎが言い放つ。
「上等だ。やってみろ」
 不敵に笑う。しかしその後のたしぎの発言にその表情を保つことは出来なかった。
「それで…。区切りをつけたくてここに来ました…」
「はぁ?」
 たしぎが急にしどろもどろになる。
「あ、あの…今夜限りの夢として…幻として、くいなさんだと思ってもいいです…私を抱いて欲しい…」
 そういいながら眼鏡を外しまっすぐに潤みを帯びた目でゾロを見つめる。
「んな…」
 驚くゾロ。しかししばし考えた後、にやりと再び不敵な笑みを浮かべたしぎに言い放つ。
「くいなとしてか…。やなこった」
「う…。そうですか…。無理を言いましたね。ごめんな…」
「抱いてやらんとはいってないぜ?」
「あっ…」
 たしぎが言い終える前に体を引き寄せる。
「くいなとしては抱かないがたしぎとしてなら……抱いてやるさ」
 腰に手を回しさらに抱き寄せる。
「そ、それは! それでは困るんですっ!私は海軍の曹長で絶対正義の…」
「それが堅いってんだ。じゃあこうすれば文句ねぇだろ?」
「あっ…え。ええっ?」
 戦う意志のなかったたしぎの抵抗は弱く、ゾロは船内にあったロープでたしぎの両手を縛りさらに端を船内の仮眠用簡易ベッドのパイプに縛り付けた。ベッドに万歳の格好で横たわる格好になっているたしぎ。
「あ、こんな…」
「たまにこんなのも悪くねぇだろ…」
「え……あ、そんな……」
 ゾロはおもむろに腕に巻いていたバンダナを外したしぎに目隠しをする。
突然の暗闇にあらがえず息をのむ。
「追っていた海賊に捕まり無理矢理犯されるんだ。
こういうシチュエーションならしかたないだろ?」
 陳腐きわまりない設定ではあったが縛られて目隠しされていることでその雰囲気は醸し出していた。
たしぎに覆い被さるようにして唇を奪う。
視覚を遮断され自由を束縛された中でよりいっそう口の中に入ってくるゾロの舌の動きが脳裏で鮮明になる。
ん……んぷ。くはぁ……。
 舌を絡める。流されてくる唾液を飲み込む。
その繰り返しにすっかり酔いしれるようにたしぎはキスを味わっていた。
不意にゾロの唇が離れる。
んは…。
 追うように舌を出してから自分のしている様に気づく。
「おーおー。姦られてるのに気分出してるじゃねぇか」
 そういわれてたしぎは羞恥に顔を染め横を向いた。
「へっ。結構、その気(け)があるのかもな…」
「そんな事は…。あ…や…」
 ゾロの手がたしぎのシャツのボタンにかかる。
多少身じろぎするも拘束されているのでゾロの手を止めるには至らなかった。
シャツははだけられ、たしぎの上半身があらわになる。
鍛えられた体は女性らしいとは言い難いが贅肉のないそのしなやかな筋肉に包まれた体は均整がとれ、その上に崩れずにつんと天を向く乳房はまた違った美を醸し出す。
おもむろに手で形を確かめるようになでさする。
「あ…っ……」
 その意外なソフトタッチに思わずのけぞる。
ゾロの手はひとしきり胸を撫で回したかと思うとゆっくりとつよくたしぎの胸をもみしだきだした。
「ん……あ……はぁん……」
片方の乳房から手が離れると同時に揉みしだかれることで隆起しだしていた乳首が少し湿った柔らかくも熱い感触に包み込まれる。
 ロロノアが私の胸を吸ってる……。
その光景は見てとれないがわかる。
体のすべての神経が舐められてる乳首に集中してしまっているような感覚に今までに経験したことのない興奮と歓喜がわき上がる。
そんな自分に言いしれぬ不安すら感じてしまう。
「あぅ………ロ、ロロノアぁ…」
 ゾロの舌が激しく舐めさすったり唇をすぼめ吸ったりする。
その音がたしぎの耳に響く。
はむ……くにぃ…。
 乳首を甘噛みして引っ張る。
形のよいたしぎの乳房が歪む。
「ああっ……はぁ…」
 ゾロの執拗な乳首への口撃にたしぎの吐息はすでに荒くつやっぽくなっていた。
たしぎの状況をみてとったゾロは頃合いとばかりにたしぎのズボンのボタンを外しチャックを下げパンティの下に手を滑り込ませた。
「あ、っいやぁ!」
 突然の動作に思わず声を上げる。
声を上げたところですでにゾロの指先は茂みをすすみ秘唇へと到達していた。
たしぎの秘部はすでに熱くしとどに濡れそぼっていた。割れ目にそって中指であとぐる様にこする。
「んはっ……っやぁ…やだぁ……」
「やだってもうこんなじゃねぇか…」
 にやにやと笑いながら音を立てる。
茂みの中で固く隆起しているクリトリスをこねる。
「んっ…」
「どうもやりづれぇな…よっと」
「あっ……」
 ゾロはたしぎの腰に手を回し抱え上げると一気にパンティごとズボンを太股までずりおろした。
そして両足首を片手で掴み持ち上げる。
尻の間にひっそりと息づく秘裂と肛門が丸見えになる。
「こ、こんな格好…」
「ん?いい眺めだぜ?尻の穴まで丸見えだ」
「いやぁ…」
 言われて恥ずかしさに肛門にも力が入りきゅっとすぼまる。そんな風景を見せられてゾロの加虐心は一層強まる。
人差し指を閉じた肛門にあてがいぐにぐにともみほぐす。
「あ、や……そこはぁ…」
 予想外の箇所の愛撫にとまどうたしぎ。
ゾロはかまわずに続ける。皺を伸ばすように指をねじる。ねじりながら押し込むとゆっくりと第一関節まで入っていった。
「くはぁ……」
「ん?どうした…。尻の穴で感じてるのか?」
「そ、そんなことは……」
「そんわりには溢れてきてるぜ?」
れろ…。
「ひあっ…」
 ゾロが割れ目をなぞるように舐めあげる。
体が動こうとするが両手を縛られ両足を持ち上げられてるため、たしぎの思うように動かない。
じゅる…ちゅぷ…ぴちゃぴちゃ……
 音を立てるようにすする。
「音…立てないで…くだ…さ…」
 視覚を奪われてるせいか音が強調されて
聞こえてるように思えた。音とゾロの舌の感触がシンクロしその光景がたしぎの中で構成される。
その姿態はとても恥ずかしいものであった。
ああこんな格好…そう思えば思うほど子宮の奥が熱くなりじゅんと自分でも愛液がいっそう溢れるのがわかる。
「あああっ…。んぅ…」
 そろそろ頃合いか…。そう感じたゾロは舌と肛門に差し込んだ指を離した。
「あ…」
 たしぎの中でゾロの愛撫が中断されたことに次の期待が高まる。ごそごそとゾロの衣ずれる音が聞こえる。程なく熱い物がたしぎの秘所に押し当てられた。
熱く濡れそぼっているたしぎの秘所に当たってもわかる熱い物が。
 足を高く抱え上げられた状態でずぶずぶと熱いペニスがたしぎの膣に押し入ってくる。
それは太く固くたしぎの膣壁を削るかのようにこすりながら奥へ奥へと。やがて陰唇辺りに自分のではない陰毛のこすれる感触がする。
普段なら意識しないであろうその感触も目隠しならではなのだろう。
 奥まで…当たってる…。子宮に亀頭がこすれる感触が痛いくらいに心地よかった。
「んくっ…」
「動くぜ?」
 ゾロので満たされてた膣内が抜くと同時にせばまっていく。雁首に膣壁をこすられながら
陰唇や内部が外に引っ張られていくような錯覚。
そして再び中を満たされる。その繰り返し。
緩慢故に意識させられる陰茎にさらに秘唇が熱くなる。
「はぁ……はぁ……んっ……ん……あ、あ、ああん!」
 徐々に早くなる抽送にたしぎの喘ぎ声も小刻みに断続的になる。抜く際にいっしょにこぼれるたしぎの愛液が結合部下のシーツをぐっしょりと濡らしている。
たしぎの脱ぎかけのズボンがゾロの目の前でアッチェレランドな律動に合わせてはためく。
「ん……そろそろ行くぞ…」
「あ……はぁ……はぁ……来てくだ…さ…い…。
きょ…うは大丈夫…で…すから…」
「ん……そうか…」
「はい……中で…んあっ…」
 たしぎの下半身をよじらせ足を横に向けさせる。屈曲側位の形になり今までと違う箇所がこすれる。
その快感がなじむ前に抽送のスピードがあがる。たしぎの腰を掴み激しく打ち付けるようにするゾロ。
より激しい音がキャビン内を支配する。
「んはっ……はっ……あっあっ……ああっ!」
「んくっ……」
「あ、あ、あ、あぁぁんっ!」
「い……くぞ…っ! んっ!」
どぴゅっびゅるっびゅるるっ…
 たしぎの膣内に暴れるようにゾロの陰茎が精液を吐き散らす。その精液が注入されてるのを感じながらたしぎも絶頂を迎える…
その痙攣はさらに陰茎を締め付け、まるで精液を搾りとるかのようであった。
「はぁ……はぁ……」
ちゅ…。んむ……はぐぅ…。
 そのままたしぎに覆い被さりキスをする。
キスをしながら目隠しをとってやるとたしぎはまぶしさにおびえながらゆっくりと目を開けた。
そこではじめてたしぎは自分が大量の涙を流してたことに気づく。
悲しくてでも感じすぎてでもないとは思う。
それでも涙が止めどなく溢れて今もなお流れている。
「あ、なんで…」
 涙をぬぐおうとしたが手は
拘束されたままだったのでぬぐえなかった。
「ま…そういうこともあるんじゃねぇか?」
 といいながら顔を近づけ涙を舐める。
「あ、やめてくださ…」
「いーや、やめねぇ…」
「あ…」
 たしぎの中で再びゾロの陰茎が
ふくらみだしているのがわかる。
たしぎのズボンとパンティを脱がし
今度は足を開かせ正常位の形になる。
「…これからだぜ?」
「んはぅ……。あっ…。あ…」
 たしぎが言葉を紡ぐことが出来ないまま
再び抽送がはじまる。
今度は見つめ合ったまま……。
 …………………………………………。

「んーっ!久々に疲れたぜ」
 ゾロが伸びをしながらキャビンから出てくる。
よろよろと足下がおぼつかない感じでたしぎが後から出てくる…。
「あ…こ、腰が…」
「…ああっ?」
「え?どうかしまし…なっ?!」
「ゴ、ゴーイングメリー号がいねぇっ????」
 まわりは水平線が見えるのみで何もなかった。
ゴーイングメリー号の姿はホストすら見えない。
『波隠』だけが波間に浮かんでいる。
結んであったはずのロープが『波隠』から垂れ、
波間をたゆたうように浮かんでいる。
「あ…流されたんですかね…」
「流されたんですかねじゃねーだろっ!!!
どうすんだよっ!」
「どうするといわれましても…。
とりあえずエターナルポースは
海軍本部のあるマジョーリアならあるんですが…」
「行けるかぁ! 却下だ!!
なんでロープきっちり結わえ付けておかねーんだよ!
このバカタレが!」
「んな…!!!? なんでそこまでっ。
そもそもあなたが5発も6発もしなければっ!!!!?」
「なんだとコラァ?!」
「どのみち賞金首なんだしこのまま…」
「さっきと言ってること違ェーじゃねーかっ!
ブった斬るぞっテメェ?!」
「☆◇▲◎×っ!」
「※♪〒■★…っ」
「……っ!」
「…っ?!」
 水平線から太陽がゆっくりと顔を
出し始めようとする中、
二人の方向音痴による口げんかが見渡す限りの
海原の中でいつまでも
飽きることなく続いていた…。
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