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『月見酒恋仇花』

「一体今度は何が始まったんだ…」
「月見の準備だ!ゾロもやれ!」
「あァ?あー…そうか、今夜は満月か」
不寝番明けから部屋に戻って寝ていたんだが、その間に島に着いたらしい。聞けば農家が殆どだという秋島では、ルフィはとりたてて冒険のネタがなかったんだろう。
ウソップと河原で取ってきたという大量のススキをボロボロ落としながら運んでいるところに、俺が目を覚まして出くわしたってわけだ。
「他の連中は?」
「サンジがチョッパー連れて買出しに行ってる。ナミはラウンジにいたはずだが…ロビンはどこ行ったかな?」
「ふうん。しかしそのススキはどうするんだ。土までつけて」
「チョッパーが欲しいっつってたんだよ。根っこが薬になるんだとさ」
「俺は飾るぞ!メリー号お月見バージョンだ!」
ルフィは甲板のあちこちに土ごと持ってきたススキを置いている。おい、こりゃ後片付けが大変だぞ…。
騒ぎに気がついて、ナミがラウンジから出てきた。ぎょっと目を見開くと、ルフィに向かって怒鳴る。
「ちょっと!土は落としてから船に上げてよ。虫とかついてないでしょうね?!」
「あー、ちゃんと片付けるから大丈夫だ。おいルフィ、倉庫にある麻袋にいれて飾ろうぜ」
ウソップが慌ててフォローすると、溜息をつきながら甲板へ下りてきた。
「お前は島に降りてないのか」
「うん、まだ。ログがどれくらいで溜まるか聞かなきゃ…」
「一日だそうよ。ただ、宿が少ない上に今日はどこも満室みたい」
横から声がかかって見てみれば、花を手に帰ってきたところだった。
「ロビン、どうしたの?それ」
「市場で買い物をしたら、今日はお月見だからってくれたのよ。秋の七草ね。…あら。……ふふっ、大騒ぎね」
言うと、ススキを頭に羽飾りのようにしているルフィを見て笑った。ウソップは穂でみみずくを作っている。
さすがに上手いもんだ。感心していると、やがてコックとチョッパーが帰ってきた。チョッパーの手に、緋色の色彩が揺れる。
「ただいまー!なあ、見てくれナミ、サンジが買ってくれた!」
「あら、ホオズキ。…へーぇ、まーた食べられないものを」
「え?!で、でも咳止めの薬ができるんだぞ?!」
慌てて弁解するのに苦笑いすると、冗談よと帽子を小突いた。コックが横から紙包みを差し出す。
「ナミさんにはこっち♪」
「なぁにこれ。…こっちもホオズキじゃないの」
「これは食用だよ。別名『愛のかご』。ロマンチックだろう?」
「…サンジくん、ホオズキの花言葉知ってる?」
「はい?」
「いつわり・ごまかし・欺瞞」
「……………」
バッサリやられたコックは荷物を抱えてトボトボとラウンジに引きあげていった。ルフィが団子作ってくれと叫びながらついて行って蹴りをくらっている。
宿がないといっていたな。今回は船で一泊か。ススキやら花やらで飾られた甲板を俺はぼんやりと眺めていた。

…まぁ、大方こうなるだろうことは予想がついていたんだが。
船長を筆頭に宴会好きのやつばかりだ。月見だの言うのは口実で、メシを食って酒を呑んで騒げりゃなんだって良い。
名月の下、甲板に料理と酒樽を並べ、風流もへったくれもない調子でバカ騒ぎした後、いつもどおりふらふらに酔っ払って次々部屋に戻っていく。
…あいつら月はちゃんと見たのかよ。
「…私もそろそろ休むわ。少し酔ってしまったみたい。あなたたちもあまり夜更かしし過ぎないようにね」
「あぁ〜んロビンちゅわん、寝ちゃうのぉ〜?」
「おめぇも寝ろよ」
「あァ?!うるせぇな、マリモはすっこんでろ!」
「ちょっとォ、ケンカしないでよね」
あの女に向かってひらひら手を振っていたナミが振り向いて言う。
珍しく頬が赤い。確かに、稲作が盛んなこの島で造られた米の酒は口当たりが爽やかで、いくらでも飲めるが、甲板に転がった樽や瓶の数は尋常ではない。
コックがふらつきながら皿を片付けようとしている。ナミが慌てて声をかけた。
「サンジくん、片付け良いわよ。やっとくから、ゾロが」
「俺かよ!」
「いやいや、コックたるもの家に帰るまでが遠足ですぅ〜」
…何言ってんだかわからねぇ。それでも腐っても料理人、皿を持てばまともに歩く。
つまみと杯を残してあらかた片付けると、柵にズルズル凭れて座り、煙草に火をつけた。煙を吐きながら、定かじゃない目で空を見上げて呟く。
「…月が出たら舟を出すんだっけェ?」
「何だ、突然。こんな夜中に出航はないだろう」
「いや、そんな歌ぁなかったか?…あー、すんげ揺れてる」
「寝なさいよ。部屋戻れる?」
「んー…」
ゴロンと転がっちまったコックの口元から、ナミは煙草を取ってもみ消した。どうしよう、とこっちを見てくる。
「男部屋の蓋あけて突き落とせ」
冗談で言ったのに本気で蓋をあけてきて、そっちへズルズル引きずっている。足元がふらついてて、下手をしたら先にこいつが落ちそうだ。
「止めとけ、冗談だ」
ナミの腕を掴んで止め、コックを肩に担ごうと襟首をつかんだ瞬間、やつはバチッと目を覚ました。
「お前に担がれるくらいなら自力で下りるわぁっ!…あは〜、ナミさんおやすみぃ〜♪」
俺の腕を振り払って、ふらふら男部屋に向かう。すると。
蓋を閉じて、数段下りる足音が聞こえたかと思ったら、派手な音を立てて落ちた。
…突き落とされなくとも結果は同じだったらしい。顔を見合わせると、ナミは肩をすくめた。
昼間寝すぎた所為か、眠気がこない。酒を飲みながら時折月を見上げ、特に喋るでもなく。ナミは退屈そう
にススキの穂を弄っていたが、やがてそれにも飽きたのか、それで俺の鼻先をくすぐってきた。
「…何だよ、やっと静かに飲めるってのに」
「良いじゃない、構ってよ」
ずい、と身をにじってくる。…良くねぇな、このパターンは。
懸念した通り、ナミは体を押し付けるようにして首にかじりついてきた。大きく溜息をつくと、押し当てられた胸が余計に意識された。
「…酔ってんだろ」
「酔ってないわよ」
「酔っ払いは大概そう言うんだよ。…離れろ」
「やぁだー」
愚図るように額を肩に擦りつけて、完全に膝の上に横座りに乗っかってくる。仕方なく、あやすように背中を叩くと、鼻を鳴らした。
「…なんかあったか?」
「なんもないわよ」
「なんもないって面かよ」
「うっさいわね!あんたは黙って私を抱っこしてりゃ良いの!」
…無茶苦茶だ、こっちの気も知らねぇで。

これまでにも、こういうことはあった。女に甘えられて嫌な気分になる男なんて、そうはいないだろう。
ましてや憎からず思っていた相手ならば。
だが、こんな狭い船の中でそういった関係を結ぶことは、決して好ましいことではないだろうと堪えていた俺を、まるでバカにするように、この女は迫ってきたのだ。
それもただ体だけの関係を。
嘘でも一言、惚れていると言ってくれりゃあ、俺だって無駄に悩むことはない。だがこいつは絶対に言わない。
そのくせ体を要求してきて、目的を果たすまでは離れてくれないのだ。一度応えてしまったら、あとはなし崩しだった。
機会を逃して、俺も意地になり。心をつなぐための一言が、どうしても出ない。
…まったく良くない。こんな関係は。
「ゾロ、しようよ」
「……どこで」
「ここで」
「バカお前、…下に筒抜けだろう」
「怖いの?」
そういう問題じゃない。誰が起き出して来るかもわからない状況でなんてできるものか。なにより後ろめたい。
誰にと聞かれれば、仲間全員にだ。
ルフィはおそらくこういった関係に良い顔はしないだろうし、ウソップは数少ない常識人だから、もしかしたら軽蔑されるかもしれない。
コックに知れた日には、天変地異を起こす勢いでブっちぎれるだろう。
チョッパーは純粋にナミを好きだ。知れば傷つくのに違いない。あの女はどうかわからないが、弱みを握られるような気がする。
いや。
本当は、抱いているのに心を結べない自分が、やつらの前に晒されるのを恐れているのかもしれない。
…保身か。らしくもねぇ。
連中にバレて、憎まれ軽蔑されたとしても、結局欲しいのには変わりはないのに。
舌打ちをすると、ナミはその口へ重ねてきた。俺は手にしていた杯を床に置くと、舌を吸いながら体をまさぐった。
成り行きで溜息が漏れるその前に、唇を離すと、命令するように言った。
「…服脱げ」

目の前に立ったナミの体は、雲ひとつかからない満月のおかげでよく見えた。
Tシャツを脱ぎ捨て、スカートを落とし、サンダルを脱ごうとしたのを、ふと思いついて止めた。
「靴はそのままでいい」
「…なにそれ。変な趣味」
怪訝そうな顔をすると、ナミは下着を取り去った。小麦に蜜をかけたような裸身が闇に浮かび上がる。
俺もシャツを脱ぎ捨て、脚の間を隠しているナミの手を強く引っ張った。よろめいた拍子にヒールが音を立て、もつれるように膝の上に崩れてくる。
背中から抱いてうなじに舌を這わせると、小さく声を上げた。
張り詰めた乳房をまさぐりながら耳に息を吹き込み、脅すように言う。
「声を上げて恥ずかしい思いをするのはむしろお前のほうだぜ…?」
腿を大きく開かせると、ヒールが床を擦ってガリ、と音を立てる。
俺の思惑に気がついてさっと耳を赤くすると、ナミはなじるような目つきで顔を振り向かせた。無言でその口を吸う。
熱い舌先を絡ませながら、色の薄い乳首を指先で擦る。脇腹を撫で上げると息を詰めて身を震わせた。
腿を撫で上げておいて、肝心のところには触れずに、乳房から腹のあたりを撫でまわす。
もどかしげに脚を動かすと、途端にサンダルが音を立て、ハッと息を飲んだ。
「ゾロ…」
「何だ」
「ん……これ…脱いじゃダメ…?…アッ…」
両の乳房を先端へ向けて揉みしだきながら、体を前に倒させると背筋を舐め上げた。
ビクビクと震える肩に軽く歯を立てると、軽く悲鳴をあげる。手のひらを下腹に這わせて、指先で絨毛に触れると腰が僅かに揺れた。
「触って欲しいか」
「ん、んっ…触っ、て…」
豊かな茂みを掻き分けると、とろりと零れた蜜に触れる。軽く前後に中指を動かすだけで、濡れた肉が開いてゆく。
ぬちぬちといやらしい音が、波音に混じって聞こえ出した。
濡れた溜息を漏らしながら、ナミは背中をくねらせる。弾みでサンダルがカタカタと音を立てたが、もう気にしている余裕もない。
中指と薬指で肉襞を寛げながら、軽く抜き差しを始めると、ひくりと妖しげな動きを指に伝えてきた。深く差し入れて、膣壁を擦ると、締め付けながら身悶えて甘ったれた声を上げる。
「あっ、あ……もっとォ……」
「…舐めてやるよ」
「あっ…?」
体を床へ下ろして反転させると、膝の裏を掴んで頭のほうへ押し上げた。
腰を胸に抱え込んで、指で陰唇を開かせると舌先を這わせる。たちまちに溢れる蜜を啜って脚の間から顔を見れば、耳まで真っ赤にして、唇を苦しげに喘がせた。
「や…ぁ、舐めてるとこ…見えちゃ……」
抉るように舌を潜り込ませると、切なげに喉を震わせた。膣口が開き、月明かりを受けてぬるりと光りながら蠢いているのが見えた。
俺は思いついて傍らにあった酒瓶を手に取ると、口一杯に含んでそこへ唇を押し付け、内側へ流し込んだ。
「な、なに…!あぁっ…アッ!」
「…あまり声を上げると聞こえるぞ」
「だっ…て!…っ、あ、ぁ、ダメ、もう入らないわよぉッ……!」

飲みきれずに溢れた酒が体を伝って床に水溜りを作る。
もったいぶるように舌でかき混ぜると、酒とぬめりが交じり合い、肉がひくつくたびにタラタラと零れた。ナミはひぃひぃと小さく啼いて身を捩ろうとする。
腰を強く抱え込んだまま執拗に舐り、すっかり温くなってとろみを持った酒を、音を立てて啜った。
陰唇が熱を帯びてぽってりと膨張している。赤く充血した肉襞は寛げられて、内側を露にした。
包皮を剥いて陰核を強く吸い上げると、息をするのも忘れて頭を振っている。ぶるぶると内腿を震わせると、小さく叫んでたちまち気をやった。

弛緩して重たくなった腰を床へ下ろし、酒と蜜に塗れた体を舌で拭ってゆく。乳房の下に溜まっていたそれを啜ると、ピクリと体を震わせて、蕩けたような目を開けた。
これほどに自由になる体なのに、なぜ心が通わないのかと思えば、喉の潤いとは裏腹に、じりじりと胸の奥が焼けるようだった。
脚を大きく広げて、張り詰めた欲望を泥濘に押し当てると、ナミは首に腕を回して唇を求めてくる。
舌を吸いながら擦りつけると、待ちきれないというように入り口が誘う。濡れた唇を喘がせながら、朧な瞳をゆらゆらと彷徨わせていた。
「…ゾロ…変に、なっちゃった…私の…」
「どうおかしい」
「奥が、熱いの…痺れて……あっ…ね、ねぇ…ッ」
「欲しいか」
「んっ…欲しい…ア、は、早く、なんとかしてぇっ…」
懇願するような声に、背中をかき抱いて、全てを重ね合わせるように中へ沈めた。
焼け付くような蜜と肉が欲望へ絡みつき、二度と離さぬと言わんばかりに吸い付いてくる。深く浅く抜き差しをしながら、口を吸い、 髪をかき混ぜた。
こんなにもお前を欲している、俺の心が見えないか…!

首筋にきつく吸い付くと、苦痛を訴えながらも頭を抱え込んでくる。
腰に脚を絡ませ、揺さぶられながらナミは何度も俺の名前を呼んだ。サンダルの固い感触が、この嬌態を前に現実を知らしめる。
俺は躍起になって腰を突き動かし、刻み付けるように肌を吸った。何時しかナミの胸元には、無数の赤い花が散り。
収縮を弱めることを忘れたかのような肉襞が、俺の欲望を締め付ける。
「ゾロ、ゾロッ…好い、んっ…ぅ、あっ…!」
「ナミ…俺を、…っ」
言葉が続かない。体をきつく屈曲させるようにして抱えると、強く突き立てるようにして速度を速めた。
ナミは切なげに喉の奥を震わせるようにして声を上げ、行く、と小さく叫んだ。
入り口がきつくすぼまるのを感じ、最奥を抉るように強く突き下ろした瞬間、俺はそこへ全てを注ぎ込んだ。


瓶に僅かに残っていた酒を直にあおると、やがて風呂から戻ってきたナミが、まだ飲み足らないのか新しい瓶を持っている。
シャツの首から喉にかけて覗く、情交の名残花を隠しもしないのに、むしろこちらが後ろめたくなり、目をそらした。
俺の横へ湯上りの体を座らせると、飲む?と杯を差し出してくる。受けとって口をつけると、事前まで飲んでいたのとは格段に違う、上等な酒だと気がついた。思わず見ると、特別よ、と片目を閉じた。
「ねぇ、どうして途中で気が変わったの?」
「…何が」
「バレてもいいや、みたいな感じになったでしょ。いきなり」
「ああ…。まぁ、あれだ。……どのみち結果はそう変わらないだろうからな」
「ふぅん。…でも、ほんとはとっくにバレてるのよね」
「んなっ?!」
驚いて顔を見ると、肩をすくめる。
「…サンジくん寝る前に歌がどうこう言ったでしょ」
「あ、ああ…言ってたような」
「内容を思い出して気がついちゃったのよね。けしかけられたんだって」
「…?月が出たら舟を出すとかなんとか?」
「そう…なんとなくだけど。『俺は知ってるんだからさっさとくっついちまえ』って言われた気がしたのよ」
「…知っててあの態度か?!」
「そこが恐ろしいところよねぇ」
などと言いながら酒を啜って、のんきに笑っている。いや、だが…。
「お前それでいきなり変な態度になったのか!」
「んー、まぁ、そう」
つ、つうことは…なにか。けしかけられて…くっつく気に…?
そうとも知らずにやけくそになった自分の醜態を思い出して、顔が熱くなるのを感じ、口元を覆うと。
ふう、と溜息をついたのが聞こえた。しようがない、というようなその様子に、ますます混乱する。
「…いや、だが仕掛けがわからねぇ。そういう歌なのか?」
「うーん…ラブソングなのよね。恋人達をお月様は見てますよ、みたいな。だって見て、あれ」
細い指先が満月を指差す。そうして、とんでもないことを言い放った。
「サンジくんの後頭部みたいじゃない?」
「……おい、ちょっとまて。随分大規模なデバガメだな?!」
呆然と月を見ていると、肩に頭を凭れさせてきた。ほのかに石鹸の匂いがする。そちらを見ると、苦笑い
をしていた。
「ゴメン。…私はね、最初から言うつもりも…あんたから言わせるつもりもなかったの。あ、これから先もね」
「…どういうことだ」
「あんたが誓うのは私にじゃないでしょ?そんなんで縛り付けたくないのよ」
思わず唇を噛んだ。
約束に忠実すぎる俺を知っていて、むやみにそれをさせたくないと。
決して結実を望まないなどという覚悟を、知らずこの女にさせていたのかと思えば。歯軋りのひとつも漏れる。
「……見くびってんのか?俺を」
「バカね。言葉なんか重要じゃないって言ってるの」
言うと、傍らに飾ってあったススキを一本とって、俺の耳の上に挿した。
「ススキの花言葉、知ってる?」
「俺がそんなもん知ってると思うか」
「だろうと思った。…………『心が通じる』よ」
小さく微笑んだナミの肩を抱き寄せると、たまらず唇を重ねた。
これもまた見られているのかと思えば、少し腹立たしくもあるが。

                                                end.
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