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<<序章>>

ナミさんが援交していた。このこと知ってるのは多分俺だけだ。
バイト先にその相手と来たのがきっかけで、たまたまその事実を知ったんだが。
正直に言うが、かなり驚いた。んですげーショックだった。
俺の知ってるナミさんは、明るくてしっかりしてて頭もいい。
彼女を狙ってるヤツだって大勢いる。
…もちろん俺も含めて、だ。
なのになぜ――

どんな事情があるのかは知らないが、こんなことやっちゃダメだ。絶対。
焦った俺は、ナミさんの服にデザートをぶっかけるっていう古典的な手法を使い、
有無を言わせずに奥へと引っ張っていく。
従業員の休憩室で、濡れタオルでスカートを拭くナミさんに説得を試みた。
「私の勝手よ。あなたにどうこう言われる筋合いはないわ!」
強気にそう言い捨て部屋から出て行こうとする。
当然の反応だ。今はどうすることもできそうにない。
しかしナミさんは足を止め、ドアを見つめたままこう言った。
「…自分でもわかってるわよ。こんなことしてもなんの意味もないって……」
哀しすぎる言葉にいてもたってもいられなくなる。
「ずっと好きだったんだ君のこと!いつも笑っててほしい!…だから、だから俺とつきあってくれ。」
突然の告白に、黙って俺を見つめた彼女は
「あんたって変わってるわねー。こんなときに告白?…でも、そうね。いいわよ、付き合っても」
と少しあきれたように言ってやさしくほほえんだ。

<<本編・前半>>

あの日以来ナミさんは男と会うことをやめた。
学校での彼女にも変化はない。もちろん2人でいるときも。
ところがある日の昼休み、
『いまからC館の4階資料室に来て。来ないと別れる』
こんなメールが愛するナミさんから届いたんだ。
男ならどうするよ?何をおいてもダッシュで向かうだろ?

おいおいおい。別れるってなんだよ。俺知らないうちになんかやっちゃったかなぁ。
でもなんであんなとこにわざわざ呼び出すんだ?

息をきらしながら薄暗い資料室を覗き込むが、すりガラスの向こうに人の気配はない。
おっかしいなぁ、まだ来てないのかな?
もしかして俺の方が先に着いちゃったか?
頭を掻きながらドアに手をかけようとしたそのとき、中からドアが開き、俺はナミさんに引きずり込まれた。
「おわっ、ナ、ナミさん?!」
後ろ手に鍵を閉めたかと思うと、少しうつむいたまま俺の胸ぐらをつかみ
そのままだんっ!と壁に押し付けられる。
「な、なに?どうしたんだよ?!」
状況が把握できない。どういうことだ、これ?
「ナミ、さん?」
何も言わない。こっちを見ようともしない。ただ締められる襟元に力が入ったのを感じる。
なんだなんだ?俺なんか怒らせるようなことしたっけ?
いろんな考えが頭をかけめぐったが答えは出ない。そのとき、
「どうして……ないの?」
「えっ何?」途中が聞き取れない。
「どうして、どうして私に触れようとしないの?!」
…は?何?触れるって??頭の中で「?」がまわってる。
「付き合って2ヶ月たつのに、キスどころか手もつないでないのよ、私たち。
 いままでのサンジくんだったらここまで手出さないことなんてなかったはずだわ!」
あまりに急な展開に言葉が出てこない。叫ぶように彼女は続ける。
「私のこと好きだって、ずっと好きだったって言ったのも嘘なんでしょ?!
 単なる同情でしかなかったんでしょう!」
「ちょっと待てよ!そんなわけあるもんか!!」
思わず声を荒げてしまう。
彼女の肩をつかみ体をひきはがすと、うるんだ瞳で俺をみつめてきた。
「俺はナミさんが好きだよ、大好きだ。だからこそすげぇ大事にしたかった。
 ナミさんの口から俺を好きだって言葉が聞けるまで、
 俺のこと本当に好きになってくれるまで待とうって思ってた。
 それなのに同情ってなんだよ!
 くそっ…確かに今までならこんなこと考えられないさ。
 でも、君と出会う前の俺なら、だ!!
 君を好きだからこそ、心から俺のものになってくれるの待ってるんだよ!」
興奮してたたみかけるようにそう言うと、下から見上げている大きな瞳から涙がこぼれ落ちた。
はっとして「ナミさんごめん、俺…」きつかったかな、言い方。
そしたらぶんぶん頭を左右に振って、胸に顔をうずめてくる。
「よかった……サンジくんって女の子みんなに優しいから、
 私に援交やめさせるために嘘ついたんだって、ほんとは私のことなんて好きじゃないのかもって思ってた…」
「んなわけないだろ。なに言ってんだよまったく」ほっとしてため息をつく。
「でも不安にさせてごめんな。ちゃんと言っとく。俺は君の過去とか全然気にしないよ。
 そういうのぜーんぶひっくるめて、ナミさんのこと大好きなんだからさ。」
にっと笑ってそう言うと、涙にぬれた顔を上げて俺のお姫様もにこっとほほえんだ。
「ごめんねサンジくん。私もちゃんと言っとくわ。サンジくんのこと、大好きよ」
ようやく気持ちが通じたのに…まったく昼休みってのは時間が短すぎる。
ずっと抱きしめていたいけど、あと5分で午後の授業が始まっちまう。
くそぅ、名残惜しいが仕方ない。
俺はともかく、ナミさんに授業をさぼらせるわけにはいかないからな。
オレンジ色の前髪を上げておでこに軽くキスをして。
耳元に唇を寄せるときゃしゃな体がビクッと震える。
「今日うちにおいでよ。授業終わったら一緒に帰ろう」

<<本編:後半>>

ソファーに座ったナミさんの前に紅茶の入ったカップを置き、彼女の左側に腰を下ろす。
ナミさんが俺の部屋にいるってだけでこんなに緊張するなんてな。
ふーっと大きく息を吐き、紅茶を飲んでる彼女に聞く。
「ナミさん、タバコ吸ってもいいかな」
「えっ、あ、うん、いいわよ。…タバコ吸うんだ。サンジくん」
「あ、知らなかったっけ?まぁ、学校には持ってってないからな」
トントンと一本取り出してくわえるとライターで火を付ける。

あーどうすっかな、これから。誘ったもののきっかけがつかめねぇ。
ハハ、こんなの俺らしくねえなぁ。

どこをみるでもなく、ソファーにもたれ煙を吐き出す。
そのとき、頬の冷たい感覚に気づいた。
驚いてそっちを見るとナミさんが俺を見つめてる。
「ごめん。なんか、触りたくなったの」

――そうだよ。きっかけなんてどうでもいいじゃねぇか。
   ナミさんと一緒にいたい。それだけだ。

頬に触れたナミさんの手に俺の手を重ね、ぎゅっと握る。
「手冷たいよ、ナミさん」
「サンジくんはあったかいわ」
タバコを灰皿にもみ消すと、彼女を抱き寄せキスをした。
何度か軽く唇を合わせたあと、お互いを求め合う激しいくちづけへと変わる。
差し込んだ舌に初めはとまどってたみたいだったが、ナミさんも少しずつ応えてくる。
「ん……んふっ…はぁ…」
唇が離れると、右手を彼女の腰にまわし、左手は両膝の裏に差し入れ抱え上げるとそのまま歩き出す。
ナミさんは「きゃっ」と小さく声を上げ、首にしがみついてくる。
「これって…」
「そっ、お姫様ダッコ。ナミさんは俺のカワイイお姫様だからねー♪」
「重いから降ろしてよっ。自分で歩くから!」
「全然重くなんかないよ。これ一度やってみたかったんだ〜」
「もう、ウソばっかり…」
そんな軽口をたたきながらベッドルームに移動した。


ベッドへそっと降ろすと、手早く上半身裸になりナミさんの制服を脱がしていく。
「…慣れてるんだ」すねたような顔でつぶやくのを俺は見逃さなかった。
「あれ?それって、ヤキモチ?」
「ばっ、ばかじゃないの?そんなわけないじゃない!だいたい…」
「わーかってるって。そういうこと言ってても君は俺にメロメロだ。その証拠に…」
「あっ!」
スカートを脱がすと、ショーツからはヘアが透けて見えている。
「すっげぇ。もうこんなに濡れてんだ。Hだねナミさん♪」
「んもうなんなのよ!アンタのその豹変振りは!!」まっかな顔してにらんでくる。
「どっちも俺だよ。イヤかい?」柔らかい体を抱きしめながら聞くと
「イヤ、じゃない…」と腕を俺の首にまわしてくる。
くはぁー、かわいいなぁ。
頭を抱き寄せると、ほのかにシトラスの香りがする髪の毛にキスをした。
耳にキスしたとき「ハァ…」と声がもれる。
ナミさん耳弱いんだな、よーし
耳たぶをくわえ軽くひっぱり、舌をとがらせてなぞる。
くぼみに舌を差し込み、唾液を絡ませわざと音をたててなめてみる。
「やぁ!…あぁ…んはぁ、あん…」
大きく身をよじるがしっかり抱きしめてるから逃げられない。
左胸に手を添えるとブラジャー越しに硬くなったしこりを感じる。
…ほーんと感度いいなぁ。あークソッ、めちゃくちゃにしてぇ――

ブラジャーを外すと両手で下から揉みあげ、そのてっぺんにあるピンクのしこりを口に含む。
「あぁっ!」と背中を反らせるが、それにかまわず舌で転がし、ついばみ、歯を立てる。
「あっ、はぁん…んっ、やぁっ…はぁ…」
「かわいいよ、ナミさん」
乳首を指でこねながら、もう片方をすべすべした太ももの内側にすべらせると
「あっ」と体をこわばらせる。
「大丈夫だから、力抜いて。」優しくそう言うと、ゆっくり足が開かれていく。
ぐっしょり濡れたショーツの上からそっと線をなぞるようにすると
「っん!ああ、やだっ」とまた足を閉じてしまう。
恥じらうナミさんをもっと見たくなって、ほとんど意味をなしていない小さな布をはぎとると
彼女の膝を両手でぐいっと開く。
「いやぁ、やだサンジくん!恥ずかしいよ……」
そこは神秘的で魅惑的な泉。とめどなく甘い蜜をあふれさしている。
「目ぇ開けて」そう言って顔を隠すナミさんの腕を取り、体を引き起こす。
そしてその指に蜜を絡め取らせると、今度はそれを全部俺の舌で丁寧に舐め取る。
指の股に舌を這わせながらナミさんを見遣ると、
目の前で行われる淫靡な光景から目を逸らすことが出来ず、ほうけたようになっている。
指を舐め上げながら「ナーミさん」と呼びかけると、ようやく見つめられてるのに気づき赤くなる。
にっと笑って唇を離すと、右手で茂みを探る。
目的のものはすぐ見つかり、そのまま親指でこね始めると
ビクン、と体を震わせて、声を出さないように指をかむ姿がいじらしい。
倒れそうになる彼女の体を支え、耳たぶをやわらかくはみながらささやく。
「我慢しないでいいよ。ナミさんの気持ちいい声、俺に聞かせて」
そして親指と人差し指でクリトリスをつまむと
ナミさんは「やっ、ああぁん!」と大きく啼いて背中を反らせた。
ようやく全部脱ぎすてた俺は、まだ肩で息をしているナミさんに
「イっちゃったね。気持ちよかった?」と声をかける。
快感の余韻でぼんやりしながらも「うん」と素直に答えてくれる。
「でもまだまだこれから、もっと気持ちよくさせてあげるよ」
そう言って舌を差し入れると彼女の口内の熱に驚く。
――こんなに感じてくれてんだ…
そこはすごく熱くてとろとろでぬろぬろ。その上今度はナミさんから舌をからめてくる。
彼女の興奮を直に感じて、俺の心臓の動きはどんどん早くなる。
ナミさんの脚の間に中指を沈めていくと「んふぅっ」とくぐもった声を出す。
中はぬめぬめしてて指にからみついてくるようだ。
指一本でこれだろ。大丈夫かな、俺…
一抹の不安を感じながら指を抜き、唇を離す。
2人の唇からの銀色の糸がお互いをつないでいた。
立て続けに与えられた刺激から開放され大きく息をついたナミさんが
背を向けてる俺に「どうしたの」と聞いてくる。
「んや別に。なんでもない」
振り返ると、ナミさんの視線は自己主張してる俺のソコに注がれている。
さすがにそんなにまじまじ見られると照れるんだが…
「別に付けなくったっていいのに…」
「だーめ。もしなんかあったとき、そんときツラい思いすんのは絶対女の子だから。
 もちろん俺は責任果たすけどね。言ったろ?大事にしたいんだって。
 そういう意味でもコレは男のたしなみ。だから気にしないでくれ」
そう言うと俺はゆっくり彼女に体を沈めていく。
「あぁっ、ハァ・・・」
「うわぁ、すげぇキツイ。めちゃくちゃしまってる…」
一番奥まですすんだとき、俺とナミさんのため息がシンクロして2人とも思わず笑ってしまった。
しかしナミさんは笑いながら、だんだん泣き顔になり最後には顔を隠してしまう。
「どうした?!なんで泣いて…」
「違うの、うれしいの。サンジくんすごいやさしいから。こんなに幸せなのって初めてだから」
そう言って涙をぬぐいながらほほえんでみせる。
「サンジくん、好き…愛してるわ、あなたのこと」
「俺も。ナミさん愛してる…」
少し動くとどうやら快感の波が戻ってきたらしく、色っぽいあえぎ声が部屋中に響いている。
「あん、あっ、あっ、やっ、ぅん…」
横になってもあまり形の崩れないおっぱいが、俺の動きに合わせてたぷんたぷんゆれている。
視覚、聴覚、触覚…ありとあらゆる感覚をフル稼働させて、彼女のすべてを味わう。
――こんなのアリかよ。感度も良ければ、ココの具合も申し分ないなんて・・・しっかし、良すぎだろこれ…

「あっ、サンジ、くん、んっ、キ、ス、してっ」
「んっ」
つながったまま唇を合わせ舌を絡め合う。
ナミさんの細い腕が俺の頭を抱え、髪をまさぐり、長い脚は俺の体にしがみついてくる。
動くスピードが早くなると、プハっと息を吐き、甘い嬌声をあげる。
「あぁっ、んっ、いやっ、あん、あっああっ」
「すっげー熱いよ、こん中。あぁ、とけちまいそうだっ」
そう言うと彼女の腰を持ち、勢いよく打ち付ける。
「あぁっ、サンジ、くん、私、もうっ、だめぇっ…」
「俺もっ。ナミさん、気持ちよすぎっ…!」
中の締め付けが増してくる。くそっ、もう何も考えられねぇっ!
「あぁっ、ダメっ、イッ、あっ、サンジくんっ、サン…くっ…!!」
「……うっ……っく…!!」
脱力してるナミさんに体重をかけないように手を付いて大きく息を吐いた。
ゆっくり体を離して背中を向けていると、すーすーと寝息が聞こえてくる。
寝ちゃってる…ちょっとヤリすぎたか?
タバコに火を付けてそっと布団をかけてやると、もぞっと動いて目を覚ます。
「…私、寝ちゃってた?」
「うん、ほんのちょっとだけ。」
「そっか…ねぇ、腕枕して」
布団にもぐりこんで、「んっ」と腕を伸ばすとぴったり体を寄せてくる。
「ふふっ、好きよサンジくん。」
「俺もだよ。ナミさん、大好きだ。」

少し間をあけてナミさんは話し始めた。
「私、愛のあるSexがこんなに気持ちいいなんて知らなかった。
 初めてのときも…こんなに相手を愛しいなんて思えなかったし。」
俺は黙ってナミさんの髪の毛をなでてやる。
「サンジくんっ」
「ん、なんだい?」
「信じられないかもしれないけど…私、さっきのが初めてのキスよ。」
「!?本当に?」
「驚いた?でもホントよ。ファーストキスくらいは好きな人としたかったから守ってたの、ずっと」
「そんなぁ。最初に言っといてくれよぉ。そしたらもっと堪能したのに〜」
情けない声を出すと、
「私は堪能したわ、ファーストキスはサンジくんのタバコの味。でももう一回やり直し、ね?」
と、タバコを取り上げ口付けてくる。
唇を離し「私は全部サンジくんのものよ」笑顔でそう言うと、タバコをくわえさせ俺の腕の中へ。
しばらく黙って髪をなでてやりながら煙をくゆらせていると、彼女は再び眠りに落ちた。
子供のように安心しきった寝顔を見ながら、彼女の言葉に思いをはせる。
――援助交際に愛がねぇのは当然だし、キスを許さないっつーのも理解できる。
   でも、はじめてのときにキスすらしないっつーのはどういうことだ?
   しかもナミさんは、俺のやさしさがうれしいって幸せだって泣いたんだ。
   ファーストキスくらいは好きな人と、とも言ってた。
   憶測でしかないがたぶん…

少しずつ心を開いてくれている分、彼女の心の傷が見え隠れするのがツラい。
俺がその傷を癒せればナミさんは心から笑ってくれるだろうか…
頬に残る涙の跡をなぞりながら、俺は彼女が求めてくれる限り、彼女のすべてを受け止めようと心に決めた。
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