2chエロパロ板ワンピーススレSSまとめサイトです。

今日の見張りは航海士さん。女部屋はわたし一人。
コンコンコン、
彼らしい几帳面なノックがこれから起こりうることへの緊張感と期待でわたしの胸を高まらせてくれる。
「どうぞ」


「ロビンちゃん、青キジ野郎に何を言おうと思ったの?」
事の発端はこの一言。ウォーターセブンに着く前のこと。
「ほら、私はもう・・って、言っていたじゃない?」
すっかり体が落ちついて、心地よい仲間たちの中で過ごす日常に戻っていた。
「うふふ。内緒よ。」
「あー、ひどいなーロビンちゃん。でも、よかった。ロビンちゃんが生きていてくれて。」
ずきん、と私の胸がいたくなる。本当にそう思ってくれているのかしら?
「わたしがいるから政府に余計危険視されるのではなくって?」
「誰がそんなこと思っている?みんなは今のロビンちゃんを仲間としてみているから助けたんだよ。」
本当にこの一味は居心地がいい。
「仲間として・・、ねぇ。」
自然と私の口から笑みがこぼれる。心の底から笑うって、何時以来のことかしら。
「でも」
神妙な顔でコックさんは話を続ける。
「オレから言わせると、一人の女性として失いたくないのが貴女です」
「今、何を?」
「何度も言わせないで下さい。ロビンちゃん。」
ぎゅっと私の手を、コックさんの細身ながら力強い手が握ってくる。えぇ。知っているわ。わたしがこういったら、貴方はそう反応してくることを。
「わたしは、本当の女の悦びを知らないわ。」
初めて会った時、単なる少数海賊の一員。顔すら覚えていなかった。そして、私がこの少
数海賊の一員となったとき、なんて自分の感情に素直な人かしら、と思った。私と正反
対の男。よく見てみると、人の為に真っ先に自分を投げ出すし、自分のことを棚に上げ
て人のことばかり考える。その本位に興味を持ったわ。そうこう話しているうちに今夜
のこと約束してしまったの。

「本当にいいのですか?」
あくまで彼は、礼儀正しく聞いてくる?
「コックさんこそいいの?わたしで。」
彼は気づいているのかしら?本当に傷つくのは貴方かもしれないのよ。

「ロビンちゃん・・」
彼は、そう言うとわたしの唇をそっと奪っていく。一瞬だけの優しいキス。そして、何度
もついばむように、そして激しくなってくる。煙草の味がわたしの口内を満たしていく。
わたしも彼の整った歯列を舐めていく。長い長いキス。じわりとわたしの子宮が疼いてく
る。今まで味わったこともなく、嫌悪感のないキス。わたしは彼の背中に手を回す、と
同時に彼のしなやかな指が隙間からわたしの胸に入ってくる。周りからあくまで優しく。
彼の指が円を描きながらやがてわたしの紅い突起に触れてくる。
「・・はぁん」
「もう、感じちゃったんだ」
「こんな体にされてしまったから。」
「ごめん」
貴方が謝る事じゃない。わたしは、多数の男によって開発され尽くされた。

昼間のやり取りが頭をよぎる。
「いったことは?」
「ええ。ありすぎるくらい。心がついていかなくてもある程度経験すると、体だけでもい
ってしまうのよ」
愛のある愛撫なんて受けたことがなかった。あったとしても、わたしが全く興味を感じな
い男で。常にどちらかの一方通行。感度と愛情なんて関係ない。何度も体を重ねていけば
勝手に私の体が反応するだけ。
彼はわたしの乳首に触れながら、耳、首筋、背中とすーっと舐めてくる。
「ん・・っ、あっ・・」
何時の間にか、わたしもコックさんも生まれたままの格好になってベッドの上になだれ込
んでいる。
「ロビンちゃん。本当に魅力的だよ。」
ああ、今までこんなに優しい愛撫と言うものを受けたことがあるだろうか。何でこの人は
こんなに人に優しくできるの?こんなこといわれたことなんて。なくはないけど、私が全
く興味のない男たちだけ。
わたしも自然とこの人がいとおしくなって、彼の下腹部に手を廻す。ベッドから手を咲か
せて彼の中心を攻め立てる。彼の表情が硬くなる。
「ロビンちゃん、これは駄目。やっぱり、ロビンちゃんの本当の手でオレも気持ち良くな
りたい」
「わかったわ。ごめんなさいね」
彼は今までの男とは違う。今までの男はこれで満足していた。彼も本当の愛情が欲しいの
ね。
そっと彼の唇がわたしの乳首にまで降りてきた。甘噛みしたり、優しく吸ったり。
「う、あぁん、イクーーー!」
彼はびっくりしたようにわたしの顔を見る。そうね。こんなにすぐにいく女なんかなかな
か居ないわ。
すぐに彼は愛撫を再開させる。そして、わたしの茂みを掻き分け一番敏感なところを優し
く撫でる。その間数回わたしは頂きを迎える。
「コック・・さん・・」
「サンジ」
「まだ・・あぁん、呼べないわ。」
じゅくじゅくといやらしい音をさせながら、わたしの秘部に舌を入れる。
「ぁあん、そこは・・イヤぁん」
「本当にイヤなの?」
「イヤじゃない・・いいわ。」
何?この感じ。こんなこと、今までされたことない。わたしの理性が飛びそうになる。
「きゃぁああ!!」
「ロビンちゃん、すごいよ。」
「ちょっと、待って。」
自分でも恥ずかしい声が出る。今までイッテいたのは何?
シーツまで濡れているのが自分でも分かる。
「わ・・、わたし・・もぁん、コックさん・・に・・」
「いいの。今日はロビンちゃんへのサービスですから」
自分から奉仕しようと思ったのも初めて。与えられるだけって、なんだかフェアじゃない
気がする。
「な・・め、させ・・て」
「ノン、マドモアゼル。今言ったでしょ?」
酷い人だわ。
「入れても、いいかな?」
わたしはこくりとうなずく。まるで少女のように。言葉を発することなんか恥ずかしくて
できなかった。わたしの秘部がひくついているのが分かったから。きっと、コックさんも
気がついている。
「んーー、ぁはぁあ」
彼の若い雷がわたしの体を突き抜ける。とろとろになったわたしの蜜壷はすんなりと彼を
受け入れた。
「ロビン・・ちゃん・、熱い・・」
きゅっとわたしの蕾が締まるのが自分でも分かる。
「気持ち・・いいよ」
じっとわたしは目をつぶって暫く快感の波に身をゆだねる。
「そう。今は何も考えないで、オレだけを感じていて。」
その付きが徐々に深く激しくなっていく。その間何度も絶頂を迎える。
「ロビンちゃん・・。好きだ・・んはぁ」
「好き?」
まだわたしの子宮が締まる。
「信じて・・い・・い・・の・・?」
この9も年下の青年にわたしは少女のような問いを投げかける。
「うん・・。本当に・・好き・だ」
彼のアイスブルーの目は、わたしに真剣に訴えかけてくる。
「あ・・違う・・、いつもとは・・」
「一緒にいこう・・」
ずんずんと突き抜けられるわたし。そして、今までに感じたことのない言葉には言い表せ
ない快感が全身を襲った。
「んんん…ああああああ!!!サンジ!!来てぇえーー!!」
ぴゅるぴゅると、わたしのお腹に勢いよく白濁物がぶちまけられる。意識が・・飛びそう
だった。
「やっと名前で呼んでくれたね。」
わたしは彼の腕に抱かれていた。
「そうね。」
まだ頭がぼおっとする。
「コックさん、さっきのこと・・」
「本当のことだよ。」
わたしもサンジさんのことが好きだわ。でも、あなたには・・。これ以上彼にはまっては
いけないと思い口にする。
「あなた、航海士さんのこと・・今ならわたしは忘れられるわ。」
彼はばつが悪そうに下を向く。
「知っていたのですね。ゴムに取られちゃいましたよ。ロビンちゃんへの気持ちを自覚し
たとき、なんてオレって節操ないと思ったのですが。言い訳にならないですよね。」
わたしは慣れている。身代わりとして抱かれることも。だから、今晩のことは夢で終わら
せよう。
「でも、信じてもらえないかもしれないですけど、ロビンちゃんのこと、何時の間にいと
おしくなって。ごめんなさい。今はロビンちゃんが本当に好きです。俺のこと忘れるなんて哀しいこと言わないで。」
じっと下を向いたまま彼は動かない。本当なの?私は思いきって言ってみる。嘘でもない。
好奇心だけではなかったのが分かる。
「サンジ・・さん。わたしはあなたのことが好きだわ。そして、あなたのことも信じる。」
ぱぁっと、彼の表情が明るくなる。
「本当にこんなオレでいいのですか?」
「ええ。」
暫くお互い向かい合ってどちらかともなくぷぷっと笑う。
「ねぇ、サンジさん、わたし、愛のあるセックスって初めてなの。本当のイクってこうい
うことなのね。」
涙が頬を伝う。ありがとう。本当にありがとう。
「これからも・・ロビンちゃんと、いいのですか?」
「さっき言ったわ。」
時はもう真夜中。真夜中の夢ということにしようと思ったのに。この人の優しさの秘密、
何となくわかったような気がする。
「じゃあ、オレから提案。ロビンちゃんの本当の初体験はオレってことで。」
まあ、なんて図々しい。でも、悪くはないかもね。
「ありがとう。そういうことにしておくわ」
「で、青キジには?」
「うふふ。忘れたわ。」

わたしの本当の初体験。それは、わたしを嫌う海の女神の上。海賊となったわたしには一
番相応しい場所かしら。

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