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『Good Day Sunshine』

偉大なる航路での晴れの日は稀少だ。次がどんな島か事前に情報を仕入れてない限り、気候が安定するまで季節もわからないし、
島の影響を受けない海域ではいつ何時天候が崩れるかわからない。そんな船旅の途中で安定して晴れる島、しかも船を入れることが
可能な河があって、豊富に真水を得られるところに辿り着くことがあれば、いの一番にすることは決まってる。気候は夏島の春。
さわやか過ぎるくらい、良い天気……と。
「んナミさーん!シーツ洗うから持ってきてーん♪」
天気に負けず劣らずの能天気な声が上から聞こえてくる。私は、このところの悪天候で二週間も換えられなかったシーツをやっとベッド
から剥ぎ取り、腕に抱えて階段を上がった。声の主は既に川岸にいて、木の間に張り巡らせたロープにたくさんのタオルやテーブル
クロスを干している。その足元にはまだこれから洗濯されるのを待っている衣類やリネンが籠に溢れていた。
「なによ、そっちも済んでないじゃない。自分でやるから良いわよ」
「済んでないからからまとめてやっつけんだよ。ナミさんをそんなデカい布と格闘させるわけには行かねェ」
「これくらい平気よ。甘やかしね」
「甘やかされて♪………くラぁっ!!!ルフィ、ウソップ、チョッパー!遊んでんじゃねェ!てめェの洗濯さっさと済ませろ!」
ニヤけ顔を近付けて来たかと思ったら、サンジくんは私の腕からパッとシーツを奪って、干した洗濯物の影でかくれんぼして遊んでいる
ルフィたちに鬼の形相で怒鳴った。かと思うと、
「そこのマリモ!寝てる暇があんなら溜め込んでるもの全部洗いやがれ!終いにゃ本気で苔ムすぞ!」
木陰でいびきかいてたゾロに向かって洗い桶を蹴飛ばす。……まったく、忙しい男よねぇ。
「ねぇ、サンジくん、やっぱり良いわ。これっくらいなら自分でやるし…」
「これっくらいなら俺がやっても一緒だろ?……あー、俺に任せて嫌な理由でも?」
「ないわよ!!!」
ガツンと一発殴ると、メロメロ〜ッと倒れた。んもう知らない。
船旅で何が大変って、女にとってはやっぱりお風呂とトイレだけど、その次が洗濯なのよね。特に下着。男みたいにおおっぴらに干せる
わけもないし。やむにやまれぬ事情で汚れちゃうこともあるし……って、詳しく説明する気はないけど!
ちらっと目をやると、一通り洗濯を終わらせたらしい恋人は、テーブルクロスの端のほつれた箇所を器用に繕っている。……ああいうの、
なんていうか困るのよね。私だってそりゃ裁縫くらいできるけど。
そんなのにはちっともお構いなしに、ロビンがサンジくんの手元を覗き込んで「まぁ」と声を上げた。
「器用ね、コックさん。針仕事までこなすの?」
「いやぁ、このくらいは紳士のたしなみだから」
「それくらい出来て当たり前でしょ」
……すごく嫌なタイミングで被った。きょん、と同時に私を見ると、二人は目を見合わせて肩をすくめる。
「出来て当たり前なんデス」
「そのようね」
嫌な感じ!!
別にこんなこと珍しくない。Tシャツやカットソーが好きな私より、シャツスタイルが多い彼の方がボタンつけが上手いのは当り前だし、
アイロンがけは多分私よりずっと上手。……でも。でもね?!私はシーツは洗いざらしのほうがずっと好きだし、そっちのほうがよく
眠れるし、第一、糊でぱりぱりのシーツなんて他人行儀で……、あら?なんか脱線してる?
「ナミさん?」
「きゃっ?!……な、なに?」
考え事しながら洗い桶にぼーっと手をつっこんでたところに声をかけられて、慌てて洗濯物を泡の中に押しこんで振り向くと。
「いや、なんかアイロンかけるものあったらやるよって…まだ洗濯中だったか。失礼」
困ったような顔で頭を掻いている。もう自分の方はすっかり終わらせてしまったらしい。仕事が早くてよろしいこと。手伝おうか、と
洗い桶に手を出しかけるのを、ぴしゃりと叩いてしかめっ面して見せた。
「ロビンを手伝ってあげれば?シャツが多いから重宝がられるわよ」
「いや、彼女は一人で十分に手があるもんで、俺の出る幕はさらさらないんだ」
「…それもそうね……って別に私が人手を必要としてるわけでもないわよ。他にもっとすることあるんじゃないの?」
「そりゃ仕事は探せば山ほどあるけど。…ナミさぁん、なんでそんなに邪険にするんだよ?」
下唇突き出して不貞腐れた表情を作ると、顔を覗き込んでくる。ううう。でもこればっかりは手伝ってもらうわけには行かないじゃないの。
「……邪険にされてると思うんならあっち行けば?」
「でもさ、ナミさん」
「なによ」
「レースの下着、そんなにゴシゴシやったら傷んじまうよ?」
……洗剤まみれだったけど、渾身のアッパーカットは我ながら綺麗に入った。
正直、下着を洗っているところなんて、誰にも見せたくない。ただでさえ不便な船旅で悠長なこと言ってる、って思う?でもね?女には
見せたくないものがたくさんあるの。それが好きな相手なら尚更よ。
だぁって、例えばよ?ムダ毛を処理してる現場とか、生理の時にポーチ持ってトイレに行く所とか、そういうの見られたがる女っている?もしいたらお目にかかった上で、地の底まで沈みこむほど罵倒してやるわよ。私は絶対嫌!どんなに気心知れた恋人だって…ベッドで
どんなにエッチなことされてたって、それはそれ、これはこれでしょ。しょうがないの!
船に戻って、女部屋でウソップ作『省スペースでたくさん干せる!三段物干しハンガー』に下着を干すと、なんだかどっと疲れが来た。
「毎日洗えば良いんじゃないかしら」ってロビンは言うけど、そうも行かないことあるじゃない。現にこの二週間は何時海が荒れるか
わからなくて、お風呂だって超特急で済ませなきゃならなかったし。
……そうだ、お風呂!湯船に浸かる時間なんてなかったから、ずっとシャワーばっかりだったのよね。疲れが取れないはずだわ。のんびり
バスタイム、なんて出来なかったもの。この際だからゆっくり使わせてもらおうかな、と思ったんだけど。
でも、ねぇ?
真昼間からお風呂って、建設的じゃないわ。無人島らしいから測量もしないといけないし、まだ書き上げてない海図のデータも溜まってる。
ログは多分三日くらいで溜まると思うんだけど、食糧補給があやしいかも……。
なんて、優先順位の組み立てに頭を悩ませていると、外からルフィの声が聞こえる。んもう、忙しいってのに。
「おーいナミ、来いよー!チョッパーがすんげぇもん見つけたぞー!」
どうせカブトムシかなんかでしょ、と無視してると、ロビンが上から降りてきた。
「山の中に温泉があったんですって」
「へぇ?すごいじゃない!……みんな行ったの?」
「ええ、飛んでいったわ」
クスクス笑いながらロビンもタンスの引出しから水着を出している。丁度、お風呂のこと考えてたところに温泉だなんて、これ以上ない
くらい魅力的なんだけど……。
ちょっと考え込んでいると、ロビンが首を傾げた。
「生理?」
「んー、…ちょうど終ったとこだったのよね」
「そう。なら、『仕事があるからすぐには来られない』ってことで良いかしら」
「うん、ありがと」
苦笑いすると、お互い様よ、と手を振って階段を上がっていった。やっぱりクルーに同性がいるとこういうとこ楽だわ。おまけに大人
だし。ビビはちょっと言い訳上手くなかったものねぇ、なんて思い出したりして。みんな出払ってるなら、やっぱり一度船でお風呂を
使っておこう、とタオルを手に取った。




その日の夕食は山菜づくしになった。筍ご飯に山菜の天ぷら、酢味噌和えに吸い物。肉肉うるさい船長に、「うるせェ!たまには春の
息吹に生命のありがたさを思い知りやがれ!」と怒鳴れば、少しは大人しくなったが、いったいどこまでこの船の食糧事情を把握してる
やら。いや、まず把握してねぇだろうし、そんなの今更期待もしてねぇけどよ。
メシ食って酒飲んで、ルフィやウソップが「もっかい温泉行こうぜー!」となるのは、まぁ、予想していた。たまにゃいいだろ、仲間
全員で混浴(当然、水着着用のことだが)ってのもよ。
人の手が加わってないのにも関わらず、岩に囲まれたその温泉はなかなかゆったりしていて、全員で入ってもまだまだ余裕たっぷりだ。
茂った木々の間にぽっかり開いた空には丸い月。そしてお湯に寛ぐ水着姿の美女二人(野郎はもれなく背景だ)。いやいや、絶景かな。
日頃の疲れも吹き飛ぶね。
と、和んだ瞬間、ルフィがやかましく声を上げる。
「おお?!見ろ、ウソップ、チョッパー!こっちもっと先が続いてるぞ!」
「ほんとだ、お湯の流れが続いてる…どのへんまで行くのかな」
「って、ほぼジャングルじゃねぇかよ!お、俺様はちょっと…」
「チョッパー、ウソップが流れに沿って行ってはいけない病だぞ」
「それは治せねェ」
……ったくよぉ、もうちょっとのんびり出来ないもんかね、あいつらは。ガサガサ茂みを探りながら奥へ進んでいくのを呆れて見ながら
忠告した。
「おいお前ら、温泉に浮かれるのは良いが、内二人はカナヅチだと自覚し」
「「「…っギャーーーーーーーッ!!!」」」
…言わんこっちゃねぇ。下の方向で水音がした。落ちたな……滝になってたか。
「ちょ、ちょっと大丈夫なの、みんな?!」
慌ててナミさんが、叫び声のしたほうへバシャバシャ走っていく。ああん♪そんな仲間思いの君も好きだけど…それどころじゃねぇよ。
危ねぇ危ねぇ。
「ナミさん待った!…おい!ウソップ無事か?」
「大丈夫だ!…こら、ちょっ、チョッパー、暴れるな!ルフィ、立て!水は首までだ!」
「んがごぼぱがっべ…ぷばっ!!べっへ、げぼごが」
「六輪咲き」
ロビンちゃんが岸に咲かせた腕で、ざぶりとルフィを引きあげる。そのままずるずると引っ張った。
「…ったく、はしゃぎすぎだろ。湯当たりしねぇうちに、そのままあがっちまえ、お前ら」
と声をかけると、「おーう」となんとも情けない返事が返ってくる。カナヅチってなやっかいなもんだぜ、まったく。
「それじゃ、私もお先に失礼するわ」
「え、ロビンちゃん、もう上がっちゃうのぉ?」
「長鼻くんひとりでは介抱が大変そうだもの。それに私たちは十分満喫したわ。そうよね?剣士さん」
…まだ一人残ってたか、とそっちに振り向くと、「あぁ、まぁそうだな」と、ザバザバ音を立てて湯から上がって、ウソップたちのいる
ほうへ、ひょいと飛び降りた。ルフィ同様、へばったチョッパーを小脇に抱えて……
「おい、船はそっちじゃねぇぞ」
お約束どおりファンタジスタを防ぐと、黙って回れ右をして、仏頂面決め込んで戻って行った。やれやれ、騒がしい。それでもまぁ、
これでやっと……
「ふたりっきりだねェん♪ナミさん」
「そうね」
あれ、気のない返事。なんか今、俺、まずいとこあったか?ナミさんとふたりきりになりたいあまりに、仲間たちに対して冷たかった
とか、そんな正直なココロ表れちゃってたか?……いや、ないない。なぜなら迷子リーチかかってたゾロに道を教えてやったもの。
すこぶるハートフル、俺!なぁ?問題ないない、まったくない。
「ねぇ、ナミさん?」
「ダメ」
「なにが?」
「……私も上がる」
なんでぇ?!どうしてそうなるよ、久しぶりじゃん、二週間、半月以上か?ふたりっきりで、ゆったりのんびり、お湯つかってさ。
これからしっぽり、ってな具合じゃねぇの?どう考えても?なのに、ナミさんときたら、慌てたように俺のそばを離れて行こうとする。
「ちょーっと待った!」
「……あ、明日、測量しなきゃだしっ!」
「そんなの俺が手伝ったら半日仕事だろ」
うーっ、と尖った唇が、色っぽい。湯気で重たそうな睫毛も、額に張り付いたオレンジの髪も、色っぽい。足元からほわほわと立ち上る
熱気に当てられて、俺はたまらず、ゆで卵のようにつるりとした頬にキスをした。
「ぅん、だーぁめ、ったら、んっ、も……だめっ!」
唇に触る感触が、健やかで、ムラムラする。ほっこりとピンクに上気したほっぺたは、彼女のヒップに良く似てる。
「だって……ナミさぁん♪」
「もーっ!」
必死にやんやんするけど、俺の「可愛いっ!」の分量のほうがずっと勝ってるもんね。ちゅ、ちゅ、ちゅ、と睫毛に頬にキスを飛ばして。狙い定めて、むちゅ、っと唇に落下。
「んっ…」
「んー!んー!」
肩押しやって、爪たてて抗議してくるけど、だんだんに蕩けてくる唇に、こもった熱のほうが俺にとっては重要。それに、ほら、今にも
溢れだしそうな淫らな唾液。俺の舌はいったい、君には美味しいの?
「うぅん……」
「…ナぁーミさん♪」
ぷはっ、と逃れた鼻の頭にも、キス。涙がにじんで、ちょっぴりしょっぱい、睫毛にもキス。指で髪を梳いてあげると、ピクッと震える。眩暈がするほど色っぽい、その様子に、なけなしの理性が吹っ飛びそうになるけれど。
「…えぃっ!」
「きゃあっ!!」
足首を強引に持ち上げた。バランスを崩して後ろへひっくり返りそうになった背中を左手で支え、そのまま引きさらって、全身腕の中に
抱きかかえる。パチパチはじけそうな肌が、広い面積で触れ合った。
「あーっ、もお、まってよぉ!」
「ダーメ、待てない。なに、他所事?」
「ていうかぁ……」
煮え切らない態度だなぁ。こうなったら実力行使。ブルーのマルチボーダー柄のビキニの胸を、むにゅっと。
「やんっ!」
「嫌?」
「じゃなくって、…ぁん!」
往生際悪いなぁ、俺なんかもう、脱がした水着はどこに置こうかとかあれこれあれこれシミュレーションしてるってのに。ブラの内側へ
指先を侵入させながら、首の後ろの蝶結びを口で解いてしまうと、あっというまに、格好の良いまぁるいおっぱいがポロリとこぼれる。
お湯で温まったおかげで、乳輪がほんのり桜色に滲んでいて、とてつもなく煽情的。くにくにっ、と小粒の乳首を指先で優しくこねると、
肩でいやいやしながらも、逃げられなくなって……。
「も、ずるぃ……」
「ん?なにが?」
「……タイミングがぁ」
なに言ってるんだい、ナミさん、男と女なんてタイミングがすべてだろ?
人差し指と中指の背で乳首を挟んで、親指の腹ですりすり擦りながら、首の後ろへ、耳の後ろへ、キス、キス、キス。やらかい耳たぶを
食みながら、たぷんっとおっぱいを揺すり上げると、ひぁん、と可愛い鳴き声。ツン、と尖った可愛い二つの蕾が、なんともヤラしい。
ヒモビキニなんて脱がせやすいもの、俺と二人きりのとき限定にして欲しいね。なんて、心にもないことを思いながら、背中も解いて、
するする解いて手近な岩の上へ。
「あっ、あ……流れたら嫌だから……」
「ん?大丈夫だよ流れたりしないよ」
「違……下……脱がさないで……」
下?と言われりゃお邪魔せずには入られない。もじもじしている足の間に…………くにゅっと。手探りすると、もうそこはお湯以外の
ものでヌルッとしてる。
「脱がされたくないの?」
「…だから、流れちゃうと、困るから……」
そんなヘマを俺がしたことあったか?いいや、それはないはずだ。だとすると。脱がされると困る……?
「ナミさん」
「え?あっ…………!」
彼女を膝の上に乗せたまま、ザバッとお湯から上がって岩の上に腰掛けさせた。問題の箇所を、必死に隠そうとするけれど。
なぁナミさん?俺以外の男と二人きりの時に、ヒモビキニは着ちゃいけないよ?ぱらんと解いて、しゅるるるっ、と抜き取れば……。
「ワオ」
「やっ!……見ないでよォっ!」
ダメ、もう見ちゃった。処理したての、なんとも頼りないヘア。慌てて両手で隠そうとするけど、やんわり押しのける。
ビキニからはみ出さないように、剃ったのらしい、けど。肝心の箇所までスケスケ。
「ちょっと剃りすぎちゃった?」
「やっ!ばかぁっ!」
「うーん、なんとも無防備な」
「言っちゃいやだったら……もぉっ!」
もともと濃いのが、すげぇエロティックで俺好みなんだけど、こう、頼りなげなのもソソるっていうか。お手入れしたて、
っていうのがまたソソるっていうか。ふっくらと柔らかそうな恥丘が、すっきりとあらわになっているのもまた好い……!
「エッチなワレメが丸見え……」
「やっ、バカ!」
耳まで真っ赤になって顔を背けるナミさんのあごを、こっちに向かせて。キスで宥めながら、裸の体を抱きしめる。首筋から
やらかいおっぱいを撫ぜて、両足の間へ割り込ませた腰から、ぐにっ、と擦る。
「おかげで、俺だって、もうこんなだぜ?」
「バカ、知らないっ」
「なんだよ、責任とってよ…」
ねっとりと舌を絡ませて、上顎を摩ると、ぞくぞくっ、と震えながら、瞼の端に涙がにじむ。とろりと溢れだしそうな唾液と
一緒に、舌を啜り込んで、ちゅるる、と擽りながら背中をするする撫でると。
「んもォっ…責任とって欲しいのはこっちよ……」
なんて。そんな嬉しい責任なら、いっくらでもとりますともォ☆
速攻で海パン脱ぎ捨てると、やらかいヒップを抱き寄せた。
お湯の中で四つんばいになったナミさんの、秘密のスリットを掻き分けると、熱いジュースが溢れだして、ひくひく震える花びらが
俺を誘う。中指で一度。人差し指も加えて二度目。親指を後ろの蕾にあてがいながら、薬指を加えてヴァイブレーション。
「グチョグチョだよ、ナミさん、やらしい……」
「や、やっ……そんないきなり……!」
「いきなり?なに?」
「そんなことしたらぁ……っ」
乱れた髪が、ぱしゃぱしゃと水面を叩いて飛沫を上げる。ぶるぶるっ!と震えて、身をよじると、ナミさんはビクン!と大きく跳ねた。
「あっ!あ、ダメぇッ……!」
くなくなっ、と落ちそうになる腰を抱えて、火照った入り口へ、数回相棒を擦りつけて、ヌルリと侵入。
たちまちキュウンと窄まって……。
「んっ……」
「や…あ、は……」
ピクン、ピクン、と震える中が、たまらなく愛しい。彼女も同じように感じてくれたら嬉しいと思うんだけど。
「ん、ん、ビクビクしてるっ……」
「…ッ…、気持ち好いよ、ナミさんの中」
「んふぅ…バ、…カ…ァッ……」
顔赤らめて、涙にじませて、恨めしそうに睨む顔の、エロ可愛いこと。
つながった箇所をねちねち攻めながら、ピンク色に染まった耳元で。
「愛してるよ」
「ャッ…!」
小さく啼いて、のけぞった、その喉元をするる、と撫でると、ぽろぽろ涙をこぼしながら、いやいや髪を振る。
愛しい、愛しい、ナミさんの、あられもない姿。他の誰にも見せてやるものか。
ああ、俺って。
(独占欲強い……)
奥の奥、彼女の神聖なる箇所へ、どこまでも分け入って、入り込みたい……。
「ぁ、はァアんっ…」
ぬち、ぬちん、と、前後させながら、たどり着いた箇所。
「あっ、ぁ…奥、当たって、るぅ……ん」
「うん、こりこりしてるね。痛い?」
ナミさんは頭をのけぞらせ、ひくん、と震えて。蕩けそうな表情で、俺を振り向いた。
「気、持ち……好い、のォ…どうしよう、サンジくん、どう、しよぉっ」
「いいの?ココ?」
ぐり、と穿つように動かせばブルルッと身もだえ。
「ヘンになっちゃいそう……怖い、ヘンに、なっちゃ……」
「なって。変になって好いよ。愛してる、ナミさん。もっとおかしくなって」
ぐりゅりゅ、と押し当てるように腰を捻ると、ナミさんは、ヒッ、と声をあげて、細い細い悲鳴をあげた。
きつい締め付けに答えるように、長く深く、熱いストローク。ぱちゅん、ぱちゅん、とはしたない音たてて……。
「あっ、あ、ダメ、イッちゃう、イッちゃう、もぉっ……!」
「……あっ、ナミさん、そんなにっ締めたら……お、れもっ」
勢い任せに、ぐん!と思い切り突き上げれば、きゅううっと入り口が窄まって…………!
「あっ!あ、いっ…く、ぅあっ!」
「ナミ、さっ……!」
弾け飛ぶ快感。全身で受け止める、やらかい体。
俺を含んだ箇所は、ひくん、ひくんと未だエロティックに蠢いて……。
「あ、あ、あー……」
だいぶ出た。かなり出た。溜め込んでたぶん、どっぷり。ナミさんの中、とんでもねぇことになってるかも……なんて。名残惜しくもぬるんと引き抜く。出来ればずっとつながっていたいくらいなんだけどさ。

「ナミさん……大丈夫?」
「んっ……腰、抜けてる……」
「水着は無事だよ。ちゃんとつけて。あとは俺がおぶってく」
そう言った途端に、きゅっと唇かんで、ナミさんはそっぽを向いた。その頬が赤い。何てことだろう、こんなに可愛い、俺の恋人。
手を握ると、まるで泣き出しそうな顔をする。
ちぇ、ちぇ、ちぇ。
俺は唇を鳴らして、ナミさんの手を引く。ざぶりとお湯から上がった裸体に、目がくらみそうになるけど。
「続きは船でしようよ」
言ったそばから赤くなる彼女の顔は見ずにいた。多分、それがマナーだろうから?
なんてな。
洗濯日和に乾杯。まんまるなお月様にウインクひとつ。愛してるよ、世界中の誰よりも。オレンジの髪にも、キスひとつ。

Fin
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