ONEPIECEエロパロ保管庫 - ロビンスレ/249-250(ルフィ×ロビン)
ある女の心情
ロビンは船首の先を何気なく眺めた。
自分が愛する男をその目で探していた。
ルフィは船首の羊のところにあぐらをかいて座り、海をじっと見つめている。
その後ろに、羊の首の付け根の位置にナミがいた。
何やら二人で仲良く話をしている。
「あ・・・・・・。」
ルフィがナミに向ける顔が優しいのに、ロビンは気付いた。
ナミの顔もどことなく優しい。
「・・・・・・っ!」
ロビンは船室に逃げ出すように引きこもった。
船室のベッドに倒れ込み、涙にぬれる顔を枕に押し付けた。
ロビンは、内なる不安と動揺に、心をかき乱された。
恋人同士でもないルフィとナミを見て、自分がこれほどまでに動揺する。
その事実に、ロビンは不安を覚えた。
ルフィが気になる。
彼がナミにその身体を求めてしまったら、自分はどうしたらいいだろう。
やはり年の近いナミに夢中になるのかもしれない。
そうなったら、自分は彼に捨てられる。
今まで、自分から去っていった男達は何人もいる。
だが、これほどまでに怖いと思うことはなかった。
とてもじゃないが、自分はそう簡単に彼を譲れない。
彼を愛し、彼に溺れた自分。
誰にも彼を渡さない。
(・・・・・・。)
泣きはれた目をこすり、ロビンはハナハナの実の能力を使う。
「いでえええええ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!」
結局、ロビンの嫉妬の怒りの矛先はルフィに向けられた。
合掌
END