女を縄で縛って遊ぶSM緊縛Wiki



それから3年の歳月が流れた。
人が振り返るような女の美貌と 子を産まぬ女体のプロポーションは 以前と変わらない。
家元は糖尿病を病んでいた。女は相変わらず 家元の私邸に茶道の稽古に通うとともに 茶道教室の差配 多くの門弟の指導 と忙しい毎日を送っていた。 家元も以前のように私邸の茶室で女を牝奴隷として調教することもない。健康を損ね 女の調教どころではなくなっていた。

女は カラダに覚え込まされた禁断の快楽の味、被虐の愉悦を忘れることはなかったが なければないですむのが女のカラダであった。

家元には先妻との間に一人の息子がいた。先妻は息子が3歳の時に乳がんで亡くなっている。 それからは老婆が乳母代わりとして、幼児の世話を一身に引き受け、 わが子のように養育してきた。 次期家元の乳母、「春日局」と陰で囁かれるほどであった。その少年も今年から大学に通う。 小学校から一貫教育で よほどのことがない限り 世間で名の通った一流大学までエスカレーターで進学できる。 この少年の場合は 例え、よほどの問題を起こしても学校は目をつぶったであろう。 父親の名声と多額の寄付金が有無を言わさぬ学校への圧力であった。
彼が大学に入ると 周囲の人間は、それまでの「お坊ちゃま」から「若様」と彼を呼ぶようになった。将来、家元の跡目を継ぐ若宗匠になるからである。

大学から帰ると週3回、父親から茶道の指導を受けた。和服に着替え 指導を受ける間は膝を崩すことも許されぬ正座で 作法はもちろん呼吸の仕方まで躾けられた。

彼は 邸宅の中の広い離れで一人で暮らしていた。 母が存命の頃から 母屋は家元、離れが母子の住まいであった。 父親はほとんど外食で不在、母が亡くなってからも少年は 離れの広い座敷で一人で食事を済ませた。 老婆は給仕をしながら 箸の上げ下げまで作法を教えた。 老婆は 厳しく躾けながらも 少年をわが子のように愛おしく思っていた。

食事がすむと入浴。老婆はいつも少年の背中を流し、性器まで丁寧に洗った。
だから、少年の成長につれ 睾丸が大きくなり 陰毛が生え 包皮を被ったペニスが徐々に先端をのぞかせるまでに成長してきたことも 老婆は承知していた。彼は 幼い時からそうされてきたので 大学に通う歳になっても なんのためらいもなく老婆に性器を洗わせていた。

少年は幼い頃から 私邸に出入りする多くの女たちを見てきた。豪奢な振り袖を着た若い女には興味を示さなかったが、上品な訪問着を着た30歳前後の美しい女を食い入るように見つめていた。
家元もそんな息子の女を見る視線に気づいてはいたが、亡くなった若い母親の面影を追っているのだろうくらいにしか思わなかった。




また、彼が小学生の頃、老婆は 教室と私邸の会計管理を任されている男から 「ちょっとご相談が」 と呼ばれたことがあった。 母屋にある男の事務室へ老婆が出向くと、男は黙って一通の請求書を差し出した。
請求金額は30万円ばかり。 老婆は 「そんな金額なら お前の一存で支払っておき。 いちいち私に相談することはない。」 と席を立ちかけた。
男は 「ちょっと待ってください。 これがなんの請求だかわかりますか ? エロサイトの請求書ですよ。」 エッと老婆は請求書を改めて見直した。
確かに請求書の差出人は「SM女縄」というエロサイトだった。
「誰がこんな・・」
「お坊ちゃまです。」
「どんなサイトだか、ちょっとパソコンで見せて。」
男がパソコンで検索すると サイトはすぐ見つかった。縄で縛られた裸の女の画像と動画を見せる 如何にもいかがわしいサイトだった。歳の頃は30歳位、Kという美しい女が全裸で縛られ浣腸されている画像が目を引いた。これだけの器量良しがなんでこんなSMのモデルに、と老婆が思うほどの女であった。




「お坊ちゃまがこのSMサイトを・・・よほどこの女が気に入っているのかしら。」
しかし 老婆はすぐに男に「黙って支払っておきなさい。旦那様には内密に、口外無用です。」

老婆は離れの北側にある六畳の自室に戻ると溜息まじりに呟いた。「血は嘘をつかないって本当だわ。お坊ちゃまが縄で縛られた女に興味を持つなんて。」
その晩、老婆は布団の中でまんじりともせず考えた。美しい人妻を見つめる少年の好色な眼差し、エロサイトSM女縄のKという30歳前後の全裸緊縛の女。「お坊ちゃまは若い女より、女盛りの匂い立つような美しい女がお好きなんだわ。旦那様によく似ていらっしゃる。」


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若者が大学に通うようになって、老婆は長い間温めてきた計画を実行に移す決意を固めた。

ある夜、彼が夕食を済ませた座卓の上に 老婆は意味ありげにタブレットを置いて部屋を出て行った。食後のコーヒーを飲みながら、タブレットを取り上げスイッチを入れてみると動画が映っている。タップして動画を見始めて彼は息を吞んだ。

薄暗い座敷に女が立っている、女はゆるゆると腰を動かしながら一歩一歩前へ歩こうとしているようだ。驚いたのは女が丸裸で縄で縛られていることだった。おまけに両乳首には蠟燭が吊り下げられゆらゆらと揺れる炎が女の乳房を照らしている。女はピンと張られた縄を跨いで股間に縄を挟み込み、腰を捩りながら歩いている。
ネットで見る動画は 女の股間にモザイクがかけられているが、この動画はモザイクなしで 女の肉裂に縄が喰いこむ様子が鮮明に映しだされている。
しかし女の顔にはモザイクがかかっていて誰だかわからない。だか彼は その座敷が自分の住んでいる屋敷の母屋の座敷であることを容易に理解した。この家で女が裸でこんな風に責められている、今までのSMサイトを見る興奮とは別次元の 喉がカラカラになるような異常な興奮を覚えた。

老婆がウイスキーと氷を持って座敷に戻ってきた。彼は最近、毎晩のように酒を飲むことを覚えた。
タブレットが無造作に放り出されているのを見た老婆は、
「若様、動画はいかがでしたか? お望みなら このお座敷で この女に同じ芸をさせてご覧いただけますよ? 女の綱渡りという芸でございます。お好きならお尻に浣腸も。美しい女を責めるのは それは楽しゅうございますよ。」
「しかし、どんな女か顔がわからない。」
「若様、それは美しい女でございます。そんじょそこらにいる女ではございません。カラダもすばらしいカラダで、肌の美しさ、肉のつき具合、申し分ございません。実物は動画で見るよりずっと魅力的でございます。それにお道具が天下一品とか、クククッ。」
「ばあやにお任せくださいませ。次の土曜日に この女をここに連れて参ります。」
「そんなことして父に叱られる。」
「今度の土曜日は旦那様は京都のご別宅へお出かけでご不在です。それに もしわかったとしても、旦那様は何も仰いません。なぜならこの女は旦那様が調教した女だからです。」
「調教?」
「はい、裸の女にいろいろな芸をさせて愉しむための調教でございます。」
「この女が母屋の座敷で父に調教されていたと言うのか?」
「はい、さようでございます。今、女は30歳を少し過ぎた年頃。先ほど申した通り、とても美しい女でございます。旦那様はお体を悪くされて 以前のように女の調教をなさっておりません。女盛りの人妻でございますから、女も誰かに調教されたくてウズウズしておりましょう。女の肉欲とは そのようなものでございます、ホホホ。 若様がこの年頃の美女をお好みなことぐらい、ばあやは とうに存じ上げておりますよ、ホホホ.。」
歯の抜けた老婆の醜い笑い顔から、彼は思わず目線をはずした。


次の土曜日、女は老婆から電話で折り入ってご相談が と呼び出された。
車を運転して指定された時間に私邸に入ると「お呼びたてして申し訳ございません。」と老婆が玄関の上り口で丁重に迎えた。
「若様が離れでお待ちでございます。」
「エッ 若様が・・・」
女は意外な感に打たれた。今まで家元の息子とは挨拶はするものの、言葉を交わすこともほとんどなかったし、まして離れに足を踏み入れたこともなかった。
「こちらでございます。」
老婆は曲がりくねった廊下を先に立って歩き出した。

手入れの行き届いた日本庭園に面した広い座敷の障子を開け放って、若者は和服姿で床の間を背に悠然と座っていた。美しい女を裸にして責めるというドス黒い欲望など おくびにも顔に出さない。日頃の茶道の修行の賜物だった。

女は 座敷に入ると三つ指をつき 挨拶の口上を述べた。
「若様にはご機嫌麗しゅう。本日はお招きいただきましてありがとうございます。平素はお父様に大変お世話になっております。」

彼は驚いた。老婆が連れてくると言った女は 父親の弟子だったのだ。美しい女だと前から気になっていた女だが まさかこの女が・・・驚きで声が出ない。




「本日わざわざお運び頂きましたのは 若様から特別のお願いがあるからでございます。」
老婆が替わって答えると やおら立ち上がって障子を閉めた。
「今日はまた素敵なお召し物ですこと。でも本日は お召し物は必要ございません。」
「ハア?」
「ですからお着物を脱いで裸になってくださいと申し上げています。」
「・・・・・なにを馬鹿なことを」
「馬鹿なとは無礼ではありませんか。こちらは丁重にお願いしておりますものを。」

埒が明かぬとみた老婆は、襖越しに次の間に声をかけた。
「先生、こちらへ。」
襖が開くと 作務衣を着た初老の男が平伏して控えていた。
女はその男を見るや はっとした。忘れようにも忘れられない男の顔。三年前、客の前で自分を縛り辱めた縄師だった。
「若様、こちらが縄師でございます。」
「お初にお目にかかります。縄師でございます。家元様には平素からご贔屓にしていただいております。」
「縄師?」
「若様、縄師とは 裸の女を縄で縛る職人のことでございますよ。」老婆はニヤッと笑った。

女はすべてを理解した。
「私、これで失礼させていただきます。」
「ホホホ、その前にこれをご覧になって。」老婆がタブレットを女の前に置いた。
タブレットには動画が映っている、女は息を呑んだ。自分ではないか、それも三年前の緊縛ショーの動画。
「その動画はモザイクなしですから、どこのだれかすぐわかりますわ。おまけにおまんこまで丸見え。」
「最近は悪い人がそのような動画をネット上に投稿するとか・・・恐ろしいですわね。」

縄師は持参したカバンの中から縄の束を何束も取り出し 縄をしごきながら畳の上に並べている。
女は唇を噛んで下を向いたままだった。

「裸になれ。じゃないとこの動画がどうなっても知らないぞ。」
明らかな脅しだった。
「若様、このことがお父様に知れたら 私もあなた様もただではすみません。」
「お前の夫に知られると お前はもっと困るんじゃないか。私は一向に構わないが。」
「裸になれば 今日のことは誰にも言わない。父にも言わない。」
若者は 冷たく言い放った。

女は畳に手をついたまま身じろぎもしない。
業を煮やした老婆は 縄師のカバンから鞭を取り出すと、バシッバシッと女を着物の上から打ち据えた。
「止めてくださいッ!」女が涙声で叫んだ。「わかりました。脱ぎますから鞭は止めて。」
「最初から素直に脱げば痛い目にあわないのに。さっさとお脱ぎ、全部脱いで素っ裸になるんだよ。」
老婆は昔、女を調教していた頃の老婆に戻っていた。


女は帯留めを解き、シュルシュルと帯を緩めていく。帯の下の紐を外すと着物が肩から滑り落ちる。襦袢の紐を緩めたところで女の手が止まった。
バシッと女の尻に鞭が飛んだ。
「痛いッ」
「手を止めるんじゃないよ、往生際の悪い女だね。」
女が襦袢の前をおずおずと広げたところで、老婆が後ろから襦袢を剥ぎ取った。
女は腰巻だけの半裸になり、豊かな乳房がブルンとこぼれ出る。
若者はゴクリと唾を飲み込んだ。「きれいなおっぱいだ」




立ち上がった縄師が女の腰巻の紐を荒々しく解くと、腰巻がぱらりと畳の上に落ちて、女は白足袋だけの全裸で立ちつくした。前を覆う両手を縄師が力づくで後ろに捩じ上げる。女が悲鳴を上げ「痛いッ。はなして、はなしてください。」

後ろに捩じ上げた両手を素早く縄で縛ると 女は抵抗の術を失った。
後ろ手に縛られた全裸の女が目の前に立っている、女の豊かな乳房、漆黒の陰毛、女盛りの丸みを帯びた尻、若者は茫然と見入っていた。

縄師は手を休める間もなく、女の乳房の上下に縄をかけ、ぐいぐいと締め込んでいく。縄に狭搾された乳房が縄の間で歪に膨れた。
鮮やかな縄捌き、女のカラダの急所を押さえて手際よく縄をかけていく。

「若様、女のここにも縄をかけますか?」

縄師が女の股間を指さしながら若者に尋ねた。
彼がネットで散々見ていた女の股縄のことである。
彼は黙って頷いた。

縄師は女のウエストを縄で締めこむと結び目から伸ばした縄を女の股間にくぐらせた。 ざらついた麻縄の感触が女の柔肉を苛む。

「ちょっと待て」彼が止めた。
「はい?」縄師が怪訝な顔で彼を見ると、
「こういう風に股縄をかけてくれないか。」
彼は スマホで女の股縄画像を見せた。美しい女が腰の低い位置に縄を巻きつけて縦縄と結んで股間、下腹部、尻を締め上げられている。
老婆は画面の女を見てハッと思い出した。あのKという女だ。六年前に見た時よりも女の円熟味が増して、さらに妖艶な「女」になっていた。

「へへへ、承知いたしました、女の縛り方をよくご存じで。」
ウエストに巻いた縄を一旦緩めると尻の低い位置までずり下ろして尻肉に喰いこむように締めあげる。 尻と下腹部に縄がY字に喰い込み、股間に喰い込む縦縄とあいまって厳しい女の責め縄になった。




「これでよろしゅうございますか? へっへ」縄師がヤニで汚れた歯を見せながら卑屈に笑った。
縄で絞りだされた乳房、尻と下腹部と肉裂に喰いこむ股縄、女の喘ぐようなうめき声が漏れ始め、牝の匂いが午後の座敷にたちこめた。

若者は女のそばに寄ると、女のカラダを撫で始めた。髪の毛、首筋、肩、そして女の乳房に触れた。乳首を摘まんで捻り上げた。女が悲鳴をあげる。それから女の腹、尻をまさぐっていく。生まれて初めて 生身の女体を吟味する若者を老婆は黙って見つめていた。


「若様、お次は何で女を責めますか?いろいろ道具をお持ちしました。蝋燭、鞭、浣腸なんていかがです?」
「ちょっとお待ち」老婆が縄師を制した。
「せっかくだけど、股縄を外して女をこの座卓の上に寝かせて頂戴。」

縄師は言われたとおりに女を座卓に寝かせると 股を広げた姿勢で両足をそれぞれ縄で縛り付けた。女は大きく足を広げたまま女の恥ずかしい肉の割れ目を晒す格好になった。

「若様はまだ女のカラダをよくご存じないから、これでよく見えるわね」
女はまるで生体解剖されるような恐怖に怯えたが、座卓の上で身動きひとつできない。




「若様、こちらへ」
老婆は開いた女の股がよく見える位置に彼を連れて行くと、書道用の筆を女の肉裂に近づけた。しかし閉じ合わせた肉の唇が邪魔して筆を思うように女の肉裂に入り込ませることができない。
「ちょっと、この肉唇を広げてよ。」
縄師は 紐を結んだ竹製のクリップで肉唇を挟むと紐を引っ張り太腿を縛った縄に結びつけた。女の両肉唇は左右に強制的に広げられ、ピンク色の肉襞の内側が剝き出しになった。
女はあまりの恥辱に声もなく泣いている。

老婆は穂先を女の敏感な肉の突起に這わせた。女は腰をずらして逃げようとするが縄で縛り付けられて動けない。
「若様、ここが女の敏感なクリトリスでございます。ほらこのように皮をむくとピンクの突起が」
老婆が目で縄師に合図を送ると縄師は細いテグスのようなもので陰核の根の部分を縛り上げた。
「ヒイイ」女はもがくが身動きできない。
若者はぷっくりと充血した肉芽を穂先でなぞり始めた。
「ヒイイ、やめて、助けて」
女が叫んでもやめるはずもない、悲しい女の悲鳴だけがいつまでも続いた。

「次はここですよ。ここが女のおしっこがでる穴です」
老婆が尿道の穴に穂先をねじ込むように押し込むと穂先が肉に埋もれて見えなくなった。
「ヒイイ、そこはやめて、いやあ〜」
筆を渡すと 若者は情け容赦なく穂先を押し込んでいく。
「お願い、そんなひどいことやめてえ〜」
「あまり おやりになるとこの女、おしっこ漏らすかもしれませんよ」
「ちょいと、若様におしっこかけたら ただのお仕置きじゃすまないからね。」
老婆がほくそ笑んだ。


「次はいよいよここです。」
「ここは?」
「若様のおちんちんを入れる穴ですよ」
「この穴は指を入れられますよ。ほら入れてごらんなさい。中があったかくてザラザラしていますでしょ。このヌルヌルしたいやらしい汁は この女が感じておちんちんを入れてほしいって言っているんです。」
「そ、そんなこと嘘です。いやあ〜やめて」

女が暴れると縄がギシギシ音を立ててゆすれるが、ゆるむ気配はない。
女のカラダを解剖するように嬲りぬく老婆の悪辣さに女は絶望するしかなかった。

「ここまでが女のオマンコ。その下の穴、ここがなんだかわかりますよね。」
「尻の穴か?」
「そう肛門、ウンチをする穴ですけどね、この女はいやらしいことに この肛門でも感じるんですよ。ホント、いやらしいったらありゃしない。」
「どうやったら感じるのか?」
「浣腸されると感じるんです。旦那様が仕込まれたんでございます。」
「フ〜ン、やってみたいな。」
「あとでたっぷり浣腸できますよ。大きな浣腸器を用意させましたから。」

女はしくしくと泣くばかりだった。
自分のカラダが性のおもちゃにされる。大人の男に責められ犯されるのとはまた違った何か底知れない恐ろしさに怯えた。

一旦、足を縛った縄が解かれると、女は座卓の上でうつ伏せに寝かされた。
「オイ、膝を立てて尻を高く持ち上げるんだ。 へヘッ、女の肛門をイジるにはこの姿勢が一番なんで。本当は天井に縄を引っ掛ける金具か梁でもありゃあ好都合なんですがね。こんなお高そうな天井じゃ畏れ多くって。」
縄師は竹をあしらった数寄屋造り風の天井を見上げながら老婆に言った。
「わかったわ。この次までに女を吊れるような仕掛けを頼んでおくわ。」
老婆は女を吊る仕掛けを忘れていた自分の迂闊さを悔やんだ。




若者は 穂先で女の肛門の襞を丁寧になぞっていた。
「若様、こいつを試してみちゃあ いかがです?」
縄師は、ピンク色の子供のおもちゃのようなものを手渡した。 それは樹脂でできた球体が串団子のように連結されたもので、手元に近くなるにしたがって球体が大きくなっている。リモコンスイッチを入れると球体がくねるように動いた。
さらにドロッとした粘度の高い液体が入ったガラス製のビーカーを若者の前に置いた。何かと尋ねると、「これは浣腸に使うグリセリンと酢を混ぜた薬液でさぁ。わざとドロドロにしてありますがね。こうやってと。」
縄師は ピンク色のおもちゃをビーカーの中の薬液に漬けると目の高さまで持ち上げた。 粘度の高い液体が蜂蜜のようにツーと一本の糸になって落ちていく。
「こいつをたっぷりつけて女の尻の穴に入れるんで。浣腸と同じ効き目があるんですが、量はたいしたことねえ。だから女はちょっとだけ浣腸されて、また焦らされるっていう仕掛けになっております。少量でもそれなりに効くように酢を入れてありますがね。酢の浣腸はきついったらなんの、たいがいの女は参ってしまいますよ。」

ねっとりと薬液がからんだおもちゃを女の肛門にあてがうと、若者はグイと中に押し込む。三番目の球までヌルッと一気に押し込まれた。
「ヒイイ」女が悲鳴上げるが、そんなものは聞こえなかったかのように さらにもう一つ吞み込ませた。
しばらくすると 女は直腸が微妙に反応するのを感じた。
浣腸された時の感覚と同じだ。
「いやあ〜、何を入れたの?」
「へへ、薬が効いてきたようで」
「さあ、若様、おもちゃをゆっくり引き出してみてください。ゆ〜っくりですよ。急いでやっちゃあ意味がないんで。」

手元に引き寄せるようにゆっくりと引き抜きにかかった。肛門が膨らんだと思うと呑み込んでいた球がひとつヌルッと抜け出る。さらにもう一つ。
女は尻を震わせながら必死に耐えていた。
「球を入れるときよりも出すときのほうが 女は気持ちがいいんで。」

入れては出し 入れては出し 飽くことなく肛門責めが続けられる。
女の直腸は そのたびに薬液に敏感に反応し、恥辱にまみれた浣腸の記憶が蘇った。

女はひどく緩やかな肛門責めに、身を焦がすような肉の欲情を抑えなければならなかった。「浣腸なんていやらしいこと、絶対にいやッ」女は何度も自分に言い聞かせた。

縄師は小さなスポイトにビーカーの薬液を吸い上げると、ニンマリ笑いながら、女の肛門にスポイトをあてがう。冷たいガラスの感触に女はビクッとしたが、浣腸器の嘴管とはちょっと感触が違った。スポイトの少量の薬液が女の直腸に注入されると女は「あっ」と声を上げたが、薬液の刺激はまもなく弱く消えていった。縄師は若者にスポイトを渡すと続けて注入するように促した。

ビーカーが空になるまでスポイトで女の肛門に注入を続けたが、薬液の量は女の腸に排便を促すほどではない。これでは生殺しと同じじゃない、女は尻をモゾモゾ動かしながら、自分の中に燃え上がる淫らな肉欲の炎に苛まれていた。

じっと見ていた老婆はそろそろ頃合いと、「浣腸して欲しければ 若様におねだりするんだね。お高くとまっていたって、お前の尻の穴は浣腸されたくてヒクついてるじゃないか。」
女は浣腸なんかと思っても、肛肉がどうしようもなく疼き始めているのに困惑していた。縄師が人の腕ほどもあるガラス浣腸器にたっぷりと薬液を吸い上げて.「若様、これを。ただし女が自分からおねだりするまでは決して入れてはいけませんぜ。それまでは、こうやって先端の嘴管で肛門を捏ねてやるんです。女が我慢できなくなるのは時間の問題でさあ。」

肛門にあてがわれて捏ね回す冷たいガラスの嘴管の感触が女を狂わせた。
「焦らすのは止めてッ。か、浣腸してください。」
「エッ、今なんておっしゃいました?」縄師がとぼけて聞きなおす。
「で、ですから お浣腸してくださいまし。」喉から声を絞るようにして女が哀願した。
「若様、お聞きになりました? このいやらしい女が素っ裸で自分から浣腸をおねだりするのを。 きれいな顔して、よく恥ずかしくないことねぇ、ホホホ。」

女が屈服したのを見届けると、若者はシリンダーを押し始めた。グゥーと押すと グリセリンと酢を混合した悪魔の薬液が奔流となって ドッと女の直腸へ流れこむ。「あ〜あ、たまらないわ。」焦らしに焦らされた女の肛肉がガラスの嘴管に絡みついてくるような感触に、浣腸器を握る若者の股間が着物の中で暴発寸前にまでそそり立っていた。





空になった浣腸器を女の肛門から引き抜くと、縄師はすぐにまた浣腸器に薬液を満たして 若者に手渡した。何度目か 浣腸器を女の肛門に充てがうと、女の肛門が自ら嘴管を引きずり込むようにヌルっと嘴管が肛肉の穴の中に沈んでいく。女の半開きの口から、「あ〜ん、お薬をもう入れないで」と甘えるような鼻声が漏れ、尻を揺らしながら女は定まらぬ視線を若者に向けた。

次の瞬間、ウッと言う呻きとともに 若者は前屈みになると 「ばあや」と小さく叫んだ。
「どうされました ?」老婆が駆け寄って彼の顔を見るや否や 彼女は何が起きたかを理解した。
抱きかかえるように若者を次の間に連れこみ襖をピシッと閉め、若者の着物の前をはだけると、ベットリと下着が汚れている。
「すぐにきれいにいたしますから、しばらくご辛抱を。」

老婆は何をすべきか 瞬時に判断した。まずあの縄師を帰さなければ。
若はそう遠くない将来、数千人の門弟を従える茶道の家元の跡目を継ぐ。誰にも弱みや醜態を見せてはいけない。縄師が家元から十分過ぎる手当を貰っているうちはいいが、あのような男が将来どう手のひらを返すか わかったものではない。

老婆が広間に戻ると、縄師は 迫りくる便意に身悶えている女の横で、排便のためのおまるを用意しているところだった。
「今日はこれまで。若様の体調がよろしくないので。」
「エッ、どうなされたんで?」
「いいから。後片付けはいいわ。女もこのままで。あとは私どもで始末します。」
怪訝な顔をする縄師に 老婆がスッと近づくと 懐から取り出した茶封筒を手渡した。「若様からのお心付です。」
茶封筒の厚みを確かめた縄師は とたんに相好を崩して、「こりゃどうも、へヘッ。じゃ、御免なすって。」
老婆は母屋に繋がる電話の受話器を取り上げると、「お客様がお帰りです。」と下足番に伝えた。
縄師は 何があったか知らねえが これだけ貰えば文句はねえや、と呟きながら そそくさと帰っていった。




老婆は縄師が消えたことを確認すると踵を返し、座卓の上で身悶えている女に「こっちへおいで」と髪の毛を掴むと そのまま次の間の若者の前まで引きずっていった。
「お前が 浣腸されたぐらいで盛りのついた牝猫みたいな声を出すから 若様がこうなるんだッ。」
老婆は若者の着物の前をはだけると 白濁した精にまみれた陰茎を女の顔に押しつけた。
「お詫びにお前が自分の口で清めるんだよ。」
女が顔を背けると 老婆の怒りが頂点に達した。いきなり女の両頬を思い切り平手打ちにすると、広間から持ってきた鞭、それは乗馬用の硬い皮の一本鞭だったが、その鞭で女の乳房と乳首をギリギリと抉るように捏ね回す。
「お前がそういう態度なら、そのピンクの可愛い乳首が千切れるまで鞭打ってやる。」
ヒュッと鋭く鞭を振ると、バシッと女の乳房を思い切り打ち据えた。
「ギャーッ」 女の乳房に浮かび上がる一条の真っ赤なミミズ腫れが 老婆の怒りの強さをあらわしていた。
「鞭はやめてぇ、わかりました。」女は泣き叫びながら哀願した。




「舌をお出し。さあ、きれいに甜めるんだよ。」
男の精のムッとするような臭いにむせながら、女は必死に陰茎を舐め始めた。
「さあ 口を大きく開けて」
女が躊躇うと、老婆は女の鼻をつまんだ。息苦しさに女が口を開けると いきなり鞭を喉奥まで突っ込む。
「ゲホッ、ヒイィィィ」
「お前、まだわかってないね。私は本気で怒っているんだ。」
精を放ったあとも怒張したままの陰茎が女の口に押し込まれ、老婆が女の髪の毛を掴んて頭を前後に揺する。陰茎が喉奥まで押し込まれ、むせ返りそうな苦しさ、女は泣きながら必死でしゃぶり続けた。
「ムッム、だめだ、出るっ」
女の唇と舌でしごかれた陰茎が限界を迎え、若者は再び女の口腔にドッと精を放った。

縄尻を取られ 尻を鞭で叩かれながら 女が広間に戻ると 座卓の上に正座させられた。
「お願いです。おトイレに行かせてくださいッ!」
老婆は無言でおまるを座卓の上に置いた。
若者は老婆が運んできたウイスキーを煽りながら、目の前の美しい女体が迫りくる便意にのたうつ様を眺めていた。




女の限界はすぐにきた。
「ああ、もうダメ」
もう待てない、女は自分からおまるを跨ぐと、「お願いッ、見ないで」
言葉が終わるか終わらないうちに、肛門が捲れるように膨れ上がり ショボショボと透明な薬液が漏れ始めるや否や、吹き出すように一気に排泄が始まった。おまるに勢いよく叩きつけられる薬液と軟便が飛沫をあげて飛び散る。
「いやあ〜」女は号泣するが排泄は止まらない。薬液が出尽くすと、ドロドロの便が止めどなく排泄される。
ようやく女の排泄が終わった。 軟便の飛沫がウイスキーグラスを持つ若者の手やグラスまで汚したが、若者は気がつかないかのように、グイッとウイスキーを一気にあおった。
女は火がついたように泣いていた。


老婆は汚れたおまるを片付けると、温かいタオルで 女の尻と下半身を丁寧に拭いた。飛沫の飛び散った座卓の汚れも拭う。

「ばあやは下がっていてくれ。」
「かしこまりました。」
老婆は若者に深々と一礼すると座敷を出ていった。
女は座卓の上でまだ泣いていた。若者は縄尻を引いて女を座卓から下ろすと縄を解き、自分の横に座らせた。

「大丈夫か?」
女は返事もせずに泣いている。

「お前は美しい。私が中学の時に初めてお前を見てから お前の美しさに強い憧れのような気持を持ってきた。」

「これからもずっと私の傍にいてくれないか? その代わり 他の男に手出しはさせない。あの縄師も二度と呼ばない。ばあやにも指一本触れさせない。もう誰にもお前をこんな風に扱うことを許さない。私は私の手でお前を好きなように調教したい。お前は私だけのものだ。」
「どうかな?」

女は下を向いたまま、まだしゃくり上げていた。が、女は若者の言葉の意味を考えていた。女が五年前に この家元の私邸に出入りするようになった頃は、まだ天真爛漫な三十前の女だった。しかし、茶道の世界の裏を知るようになり、家元の金と権力を巡って争う人間たちの醜さとともに、金と権力の絶大な力を思い知らされた。そして男たちのとどまるところを知らない性欲のおぞましさも。 女を嗜虐的性欲のための肉のおもちゃとしか考えない家元、それに便乗して性欲を処理する取り巻きの男たち、女を縛ることを生業にする男、そんな下衆で好色な男たちに散々弄ばれてきた。

若は遠からず家元の跡を継いで、数千人の門弟の頂点に立つ。若の後ろ盾があれば、人は私に指を触れるどころか、誰もが私にひれ伏すだろう。茶道の世界でも名門中の名門の流派、私はそこで最高位に次ぐ地位が手に入る。そしてあの憎い老婆も追放してやる。今日、老婆に鞭で打たれた女の乳房はまだ痛みが残っていた。

「どうなんだ? 」若者が再び尋ねる。




女は泣き腫らした目を真っ直ぐ若者に向け じっと彼を見つめた、そしてコクリと頷いた。

「そうか、よかった!」
若者は女を引き寄せると 優しく肩を抱いた。
「若様・・・」女は美しい裸身を委ねるように、そっと若者に寄り添った。
家元の私邸での地獄のような日々、ようやく今 女は心休まる安寧の地を見出した思いがした。
「この人についていけば、二度とひどい目にあうことはない。そして、この世界での名声、権力、お金、全てが手に入る。」女は心の中で呟いた。

和服姿の端正な若者と 妖しいまでに美しい素裸の女は、夕暮れが染めていく日本庭園をいつまでも無言で眺めていた。
若者は少年の頃から憧れていた美しい人妻を自分だけの愛人にできた喜びと満足に浸り、女は、これから昇っていく階段の頂点にある晴れがましく華麗な世界に立つ自分を夢見ていた。





ー 完 ー




あとがき


「或る女の調教」を読んで、SMの本当の快楽は 女が心を開いて受け入れたときにのみ成り立つ と言う当たり前のことを再認識して頂ければ幸いです。
最後のオチは、それでも女はきっちり計算している。紳士諸君、ご用心あれ。

2022年1月 嶋文吾



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