スペインの携帯電話会社 Orange は使いやすい プリペイドSIM を格安で提供している。そのノウハウを集めた!

このWikiはスペインのオレンジ(Orange)という携帯電話会社のプリペイドSIM(スペイン語だとSIM Prepago)について解説しています。

ここでは、知らなくても困ることはないと思いますが、知っておくと便利な機能などを紹介します(主にMi Orangeで現れてくる項目です)。


着信通知サービス


日本のドコモで「着信通知サービス」と呼んでいるサービスがあります。これは電源オフや圏外時に着信できなかった場合に、後でSMSで着信を知らせてくれるサービスですが、これと同じようなサービスがスペインOrangeにあるでしょうか?という質問をされたことがあります。

これがちゃんとあります。しかも無料です。スペインOrangeでは "Aviso de llamadas" と呼んでいるサービスです。デフォルトでアクティブになっていますので、例えばヨーロッパ内の移動の時、出発空港で電源をオフにしたとします。で、オフの間に着信があると、到着空港で電源をオンにした時に着信通知SMSが来て、電源オフの間に着信があったことを知ることが出来ます。

このサービスは "Mi Orange" から有効・無効を切り替えることもできます。


"Aviso de disponibilidad"サービス


これは日本語だと"電話OK通知サービス"かな?

このサービスは日本には無いかもしれません(編集者が知らないだけだったりして…)。

例えば、ある携帯電話に電話したら相手が話し中だったとします。その相手の話しが終わった時に、自動的にSMSで通知してくれるサービスです。また、話し中だけではなく、圏外だった電話が圏内に復帰した時や、電源オフの電話が電源オンになった時にも通知してくれます。

これは便利かもしれませんね。

Aviso de disponibilidadの無料版


このサービスもデフォルトでアクティブになっていて、しかも無料です。ただし相手がスペインOrangeの携帯電話である場合に限ることには注意が必要です。

このサービスが有効なのは、電話してから電源オフや圏外の時は24時間話し中の時は10分です。この時間を過ぎると、有効時間が経過したことの通知がありますので、やり直すことも可能です。

このサービスも "Mi Orange" から有効・無効を切り替えることができます。

無料版を本気で活用するなら


たった一つの欠点は、相手の携帯電話が他社ならば何の通知もないことです。相手がスペインOrangeだと分かっていればいいですが、分からない時はどうすればよいでしょうか?

実は"秘密兵器"があって、例えば657-123-456番に電話したら"話し中"だったとした時は、次のようにUSSDを発信します。

*133* 657 123 456 #

これを発信すると、その電話番号がスペインOrangeの携帯電話かどうかが返信されます。スペインOrangeなら通知を待てばよいですし、そうでなければ諦めるか、次の有料版を使えばいいわけです。

有料版のAviso de disponibilidad


有料版のサービスもあり、この場合は他社の携帯電話であっても通知されます。料金は 1通知あたり 17.4セント です

この場合はマニュアルで個別に申し込みが必要です。例えば、656-123-456番の携帯電話にかけたら話し中だったのでSMSで通知してほしい時は、次のようなUSSDを発信してください。

*150* 656 123 456 #

このようにすると、相手が他社の携帯電話であっても、話しが終了したら自動的にSMSにより通知されます。

なお、この"Aviso de disponibilidad"サービスは無料・有料を問わずスペイン国内に限りますので、ご注意を。


留守番電話サービス


スペインOrangeでは "Buzón de voz"(英語だと"Voice Mailbox" or "Voicemail") と呼んでいるサービスがありますが、これが日本の留守番電話に相当するものです。しかも無料です。

とりあえず簡単に書きますが、詳細はそのうち公開とします。

"Buzón de voz"はデフォルトではアクティブになっています


このサービスはユーザーの利便性を考えて"Buzón de voz"はデフォルトでアクティブになっています。しかし、旅行者(一般的な日本人)には無用の長物というか、外国語でメッセージを吹き込まれても訳がわかんないですし、吹き込んだ相手にも迷惑がかかりますよね。

したがいまして、以下に"Buzón de voz"を無効にする方法を書きます。

"Buzón de voz"を無効にするには?


次のとおりUSSDを発信してください。

##002#

これにより"Buzón de voz"は無効となります。なお、このサービスも "Mi Orange" から有効・無効を切り替えることができます。

留守番電話("Buzón de Voz")に関するUSSD


このサービスはUSSDからも細かく動作設定ができます。なお、同様の設定が "Mi Orange" からも可能です。
場合有効にする無効にする
呼び出すも電話に出ず**61*242**SEC###61#
電源オフまたは圏外**62*242###62#
話し中**67*242###67#
全ての着信**21*242###21#
Buzón de Vozを無効にする##002#

(注)"SEC"は応答までの秒数で、5、10、15、20、25、30のいずれか。

スペインOrangeホームページの"Buzón de voz"のページ


以下のとおりです。参考にしてください。


転送電話サービス


スペインOrangeでは"Desvío de llamadas"と呼んでいるサービスがありますが、これが転送電話サービスです。しかも無料です。

このサービスも "Mi Orange" から有効・無効を切り替えたり、細かく動作を設定することができます。

転送電話に関するUSSD


USSDからも以下のとおり設定が可能となっています。
場合有効にする無効にする
呼び出すも電話に出ず**61*NUM**SEC###61#
電源オフまたは圏外**62*NUM###62#
話し中**67*NUM###67#
全ての着信**21*NUM###21#
転送を無効にする##002#

(注1)"SEC"は転送までの秒数で、5、10、15、20、25、30のいずれか。
(注2)"NUM"は転送先の電話番号。

留守番電話"Buzón de Voz"のUSSDと、転送電話のUSSDは同じです。気のついた方もいると思いますが、留守番電話の正体は、実は転送先が242番の転送電話なんですね。したがって、留守番電話と転送電話の両方を同時に有効にすることはできません(その必要もないですけどね)。


番号非通知サービス


おそらく海外に行ってまで発信者番号を非通知とする人はいないと思いますが、念のため紹介しておきます。

デフォルトでは発信者番号が相手に通知されます。これは外国でも日本でも同じです。もし、非通知にしたい場合は発信毎に "#31#" を頭に付けてダイヤルしてください。例えば、657-987-654番に番号非通知でかけたい時は

#31# 657 987 654

とダイヤルすればOKです。なお、発信毎の指定ではなく永久に非通知とすることも可能ですが、これをしたい場合はカスタマーサービスの1470番に電話してください(もちろんスペイン語ですよ)。ただし、番号非通知にすると1470番へのSMSコマンドのサービスは受けられなくなりますので、ご注意を。

ちなみに、仮に1470番に電話して基本を番号非表示に変更したとして、逆に番号通知で発信したい時は

*31# 657 987 654

だそうです(そんなもの、誰も使わないとは思いますけど)。

以下はスペインOrangeのホームページの"#31#"の解説動画です。参考までに。




チャージ残高の前借りサービス


スペインOrangeでは、チャージ残高の "€3の前借りサービス" を実施しています。ただし、次の条件があります。

  1. スペインOrangeの顧客となってから(SIMを購入してから)3カ月超が経っていること。
  2. 現在のチャージ残高が €3 未満であること。
  3. 未精算となっている料金(前借りなど)がないこと。
  4. 過去90日間にトップアップしていること。
  5. スペインに滞在中であること。

上の全ての条件を満たす場合に限り前借りが可能です。前借りを申し込むためには、1470番へ次のSMSを送付してください。

ANTICIPO

するとチャージ残高に €3 が追加され、その追加分残高は通常の残高と同じように使用出来ます。そして、その後の最初のトップアップ時点で自動的に前借りした €3 が差し引かれて精算されるとともに、手数料である €0.30 も差し引かれます(と思います)。余談ですけど、これが日本なら利息制限法に引っかかると思うけど、どうだろ?

また、次のUSSDを送付することでも申し込みできます。

*111#

何のことはない、お馴染み「残高確認」のUSSDですが、返信後に更に続けて"3"を押し、送信してください。すると確認の画面となり、実行するならば"1"を、やっぱりキャンセルするなら"0"を押し、送信してください。上と同様に前借りが実行されます。なお、この手続きですが、"Mi Orange"からも実行できます。

なお、「条件3.」がありますので、前借りしている状態で更に前借りすることは出来ませんね。

以上については編集者は未確認ですので、もし違っていたらコメントをお願いします(すいません)。


チャージ残高なしで電話する


方法は2つあります。ただし、編集者はどちらも使ったことはありませんので、誤りがあれば教えて下さい。

料金着信人払いを使う


日本では「任意の携帯電話番号への料金着信人払い」というのは出来ませんが、スペインOrangeでは簡単に出来ます。例えば、656-123-456番へ料金着信人払い(通話料が相手持ち)で電話するには、頭に "1215" を付けて次のようにダイヤルしてください。

1215 656 123 456

これだけで料金着信人払いで通話が出来てしまいます。もちろん相手がOKすれば、ですけど。

ただし、貴方がスペイン国外にいるときには、次の条件があります。
  1. 着信人がスペインOrangeの顧客であること。
  2. 自分のチャージ残高が €1 未満であること。
  3. 通話料は着信人負担となるが、それに対し着信人が同意していること。

だそうです。

残高確認 *111# のオプション機能を使う


残高確認のUSSDである *111# のオプション'4'を使うと、相手にSMSで「残高が無いから貴方から私に電話して」と伝えることが出来るそうです。

ただし、以下の条件があります。
  1. チャージ残高が €1 未満であること。
  2. 自分がスペイン国内に滞在中であること。

上の "チャージ残高の前借りサービス" の項で *111# の動画をアップしましたが、それにオプション'4'の説明も出ていますので見てください。

でも、編集者も何回か見ましたが、実際に使ってみないことには分からないですねぇ。そういえば、USSDコードの中に同様の機能があるので、USSDコードのページもご覧ください。


Amigos Gratis


どこに載せようか悩んだのですが、"オプション・プラン"の"Amigos Gratis" をご覧ください。


データ通信の高額請求を防ぐ機能


スペインOrangeでのデータ通信においては、(特にEU外での)高額請求を防ぐため、以下のような2段階の"安全弁"が設けられています。

(注)ポストペイド契約は、この機能のアクティブと非アクティブを切り替えることが可能ですが、プリペイドSIMについては常にアクティブです。どちらにしても、プリペイドSIMの場合はそもそもチャージ残高の範囲内でしか使用できないですから、この機能のお世話になることはまずないでしょうね。

第1段階 - €36.30


1料金サイクルにおけるデータ通信の累積消費額が €36.30 に達した場合、お知らせのSMSが送信されてきます。

このSMSは「使いすぎには注意しましょう」という単なるお知らせです(データ通信は引き続き使用できます)。

第2段階 - €60.50


1料金サイクルにおけるデータ通信の累積消費額が €60.50 に達した場合、お知らせのSMSが送信されてくるとともに、データ通信が強制的に一時中断されます。

この時に、なおもデータ通信を続けたい場合には、次の文面のSMSを1470番に送付してください。

NAVEGAR

これにより規制が解除され、データ通信が復活します(もちろん、請求額も増えていきますけど)。

また、次のUSSDを送信することによっても同様の操作が可能です。

* 118 #

つまり、上のSMSまたはUSSDを送らない限りは €60.50 を超えるデータ通信料を支払うことは絶対にない、ということですね。

以上の規制をオフにする


(プリペイド方式ではなく)月払いの契約方式の場合は、あらかじめ次のUSSDを送信しておいてください。

* 118 * 1 #

これにより、上記の機能が非アクティブとなります。また、この操作はMi Orangeでも可能です。

ただし、プリペイドSIMでは変更できませんので間違えないでください。





 

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