スペインの携帯電話会社 Orange は使いやすい プリペイドSIM を格安で提供している。そのノウハウを集めた!

ここで書くことはちょっと重要です。

実は海外でスマホなり、携帯なりを利用する時には、携帯会社の基地局側の使用バンド(周波数)端末側の使用バンド(周波数)が一致している必要があります。しかもLTEで使用する電波の周波数はBand1からBand46までと数多くあるので、ちょっとややこしい話になっています。

このBand(周波数帯)ですが「よく分かんない」という方は、テレビのチャンネルと思ってください。

つまり、LTEではチャンネル1からチャンネル46までがあり、番組を見ようと思ったら、今、放送されているチャンネルが分からないと見ることは出来ません。また、チャンネル1専用のテレビがあったとして、それをチャンネル3でしか番組をやっていない国に持って行っても全く見れませんよね。そんなことがLTEの世界では起こるんです。

第4世代移動通信システムのBand


今のスマホは第4世代の通信システムを採用しています。

第4世代=4th Generation、略して"4G"とも呼んでいますが、4Gでの通信規格は"LTE"しかありません(ドコモのブランド名ではXi(クロッシィ)ですね)。

ということはですよ、LTEのスマホが1台あれば世界中どこの国へ行っても通信可能なはずです(世界中どこへ行ってもローミングができる)。しかし、残念ながらそうは問屋が卸してくれませんでした。それは、使用する周波数帯=バンド(Band)の多さに起因しています。

次のページはWikipediaの"LTE"です。

このページに規格上定義されている周波数帯(Band)の一覧が載っています。Band1からBand46まで(その上もあることはある)、多くの周波数帯があります。大手キャリアの端末を購入し、その大手キャリアを利用するのであれば、こういったことは知らなくてもかまいません(ドコモの端末なら、ドコモの使用バンドを使えるのは当然ですから)。でも自分の端末をSIMフリー化し、他社のSIMを使おうとしたら避けて通れません。

まず下の表をご覧ください。この表は上のWikipediaから主なバンドの部分を抜粋したものとなります。

《LTEの周波数》
バンド周波数帯docomoauSoftBank使用されている主な国
Band12.1GHz帯日本
Band21.9GHz帯アメリカ、カナダ
Band31.7GHz帯日本、香港、台湾、タイ、オーストラリア、ヨーロッパ、中国、インドネシア
Band41.7/2.1GHz帯アメリカ
Band5850MHz帯アメリカ、中国、オーストラリア
Band72.6GHz帯台湾、香港、オーストラリア、ヨーロッパ、カナダ
Band8900MHz帯タイ、中国、インドネシア
Band12700MHz帯アメリカ
Band13700MHz帯アメリカ
Band18800MHz帯
Band19800MHz帯
Band20800MHz帯ヨーロッパ
Band211.5GHz帯
Band251.9GHz帯アメリカ
Band26850MHz帯アメリカ
Band28700MHz帯日本は順次開始予定

(注)この表はあくまで概略です。同じ国であっても携帯会社により使用バンドは異なります。

この表を見ると、Band1はドコモ・au・ソフトバンクに〇がついていますが、これはこの周波数帯を使用していることを示しています。日本ではBand1はメインとなる周波数帯ですね。

Band3はドコモが東京(首都圏)・名古屋(中京圏)・大阪(近畿圏)で使える周波数帯で、いわゆる"東名阪バンド"と呼ばれているものです。東名阪での速度対策のため使用されています。

Band19はドコモが対応していますが周波数帯が800MHZ帯と低いため、通信速度は若干落ちるが、障害物を回り込んで届くという特徴があります。ドコモでは"プラチナバンド"と呼んでおり、郊外対策用に使用されているようです。


端末側の対応Band


Band1からBand46まで、全てのバンドに対応する端末がこの世にあれば良かったのですが…

現実は違って、例えば編集者の持っている ASUS Zenfone5(ZE620KL) だとこうなります。


仮に全てのバンドに対応させるとなるとコストもかかります(実際問題として、特定の携帯電話会社向けの製品の場合は、せいぜい4〜5種類のバンドに対応できれば十分ですから)。したがって、ほとんどの端末では可能な範囲で、ターゲットとする市場において最も使用されているバンドを選択しています。

これと上の表を比べてみると、編集者のスマホは、日本であればドコモのBand21以外は全て対応している、ということが分かると思います。まぁ、日本をターゲットに販売しているのだから、当たり前といえば当たり前ですね。

で、大事なのはこのスマホを他の国に持って行ったらどうなるか?です。

一応、SIMフリーをうたっていますので、ある程度は使えてほしいですよね。詳細は次のページにて。





 
 

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