スペインの携帯電話会社 Orange は使いやすい プリペイドSIM を格安で提供している。そのノウハウを集めた!

このページでは、世界各国のLTEにおいてBandがどのように使用されているのか、について記載します。

アクセス統計によると、このページのアクセスが断トツに多いんだよね。ちなみに、このWikiは"スペインOrangeのSIM"がメインテーマなんだけど、それを抜いて断トツに多いとは複雑な心境です。


ヨーロッパの使用Band


実はLTEに関しては、ヨーロッパと日本は親和性があります。次のページをご覧ください。

(注)ヨーロッパといってもいろんな国がありますが、EUにより(ある程度)使用Bandは統一されています。ここでは"ヨーロッパ"で一括掲載しています。

このページに掲載されたリストを見て気が付くのは、概ね次のとおりです。
  • Band1は第3世代通信であるUMTS(=W-CDMAと考えて構いません)が使用しているためLTEでは使っていない
  • Band8は第2世代通信であるGSMが使用しているためLTEでは使っていない
  • LTEにはBand7を使っている国が多い
  • 次に多いのがBand3かな
  • Bnad20を使っている国もある(Band20は800MHzと低い周波数帯であることから(たぶん)郊外対策用と思います)

というように、ヨーロッパのLTEはBand3とBand7を中心として基地局が整備されている様子が伺えます。つまり、LTEではBand3とBand7に対応した端末であればヨーロッパ都市部ではまず大丈夫と思われます。ただ、郊外に行くとLTEが繋がらないことがあるかもしれません(その場合であっても、おそらく第3世代であるW-CDMAでは繋がると思います)。

で、編集者のSIMフリースマホ ASUS Zenfone3(ZE520KL) ではBand3とBand7は対応していますので、一安心といったところです。実際に巡ってきた観光地では、たいてい4Gで接続が出来ていました。

ここで大事なこと、それは現地のSIMを用意できていても、行こうとする国の使用バンドを調べ、そのバンドが自分のスマホで対応できているかを調べることなんです。でないと、SIMの契約上では4Gで接続できるはずなのに、現地では4Gで全く繋がらないということが起きてしまいます。

もしかすると、このWikiを見てきた人の中には「そんな大事なことを今まで黙っていたのか!」と怒られそうです。ただ、ヨーロッパの場合はBand3とBand7が中心であり、日本の大手キャリアのスマホならBand3(ドコモが使用していることもあり)はだいたい大丈夫なこともあり、このWikiでは最後に持ってきました(だって、結構難しいですからね)。

それと言わずもがなですが、大手キャリアのSIMロックは解除してくださいね。


アメリカの使用Band


実はアメリカのLTEの使用Bandは極めて特殊です。下の表はアメリカの各携帯電話会社の使用しているBandの一覧表です。

会社名Band 2Band 4Band 5Band 12Band 13Band 17Band 25Band 26Band 30Band 41
AT&T
T-Mobile
Verizon
Sprint
US Cellular

編集者のSIMフリースマホASUS Zenfone3(ZE520KL)の場合はアジア市場を重視していますので、対応しているのはBand2、Band5、Band41くらいです。

また実は、3Gについては下の3社はcdma2000という世界的にはマイナーな規格です。したがって、編集者のスマホはW-CDMAなので選択肢から除外されます(AT&TとT-Mobileの2社はW-CDMAなので大丈夫です)。

AT&TとT-Mobileのうち対応バンド数の多いのは、AT&Tですが(といっても、Bnad2とBand5しかないけど)、AT&TのメインとなるのはBand17だそうですので、おそらく現地では4Gで繋がることは滅多になく、ほとんど3Gとなりそうです(それでもダメなら2Gなら繋がるでしょう⇒※1)。編集者の場合の結論としては、アメリカへ行った時はアメリカ専用機を用意する、でしょうかねぇ。

ということで、編集者の場合は、アメリカではほぼ全滅状態です。皆さんの端末ではいかがでしょうか。

余談ですが、iPhoneの対応バンドの多さは、Android機の遥か上を行っています。iPhone8ですと(日本発売モデルであっても)Band 1、2、3、4、5、7、8、11、12、13、17、18、19、20、21、25、26、28、29、30、34、38、39、40、41、42、66と、なんかヤケクソになったような対応状況で、これだけ対応していればアメリカでも、ヨーロッパでも大丈夫ですね(値が張るだけあります)。

編集者の場合の結論としては、AT&TまたはT-Mobile(あるいは、これらの会社のMVNO⇒※2)のプリペイドSIMを買うしかないです。それ以外だと、おそらく4Gでも3Gでも繋がらないと思われます。


(※1) ただし、AT&Tは既に2Gサービスを停止しています。

(※2) AT&TのMVNOとしてはH2Oがあります。また、T-MobileだとZIP SIMがあります。


台湾の使用Band


では、台湾のLTEにおけるBand使用状況はどのようになっているでしょうか。下の表は台湾の各携帯電話会社の使用しているBandの一覧表です。

ある方からのコメントにより修正しました。

会社名Bnad 1Band 3Band 7Band 8Band 28Band 38
中華電信
台湾大哥大
亞太電信
遠傳電信
台灣之星

日本の端末だとBand 1とBand3はまあまあ対応していますが、それ以外のBandはどうでしょうか?

編集者のSIMフリースマホ、ASUS Zenfone3(ZE520KL)はBnad 1、Band3、Band7、Band8、Band28、どれも大丈夫ですね。余計なお世話かもしれませんが、あの小さな国土に携帯電話会社5社とは、恐れ入りました。

結論としては、Band 1とBand3に対応していればなんとかなるかなです。

ちなみに、台湾は2017年6月30日24時をもって2G(GSM)がサービス停止(停波)しています。そして更に、大胆にも2018年12月31日24時をもって3Gがサービス停止(停波)しました。つまり、台湾での通話はVoLTEを使用しないとダメだということですが、VoLTEが使える端末を持っている方はいいですが、そうでない方はLINE通話や050電話を活用するしかないですね(--;



香港の使用Band


では、香港のLTEにおけるBand使用状況はどのようになっているでしょうか。下の表は香港の各携帯電話会社の使用しているBandの一覧表です。
会社名Band 3Band 7Band 8Band 40
3
Smartone
中国移動香港

香港ではBand3を各会社ともに対応し、Band7、Band8、Band40を各会社で使用しています。日本の端末だとBand3はまあまあ対応していますが、それ以外はどうでしょうか?

結論としては、どの会社のプリペイドSIMでもいけそうです。


マカオの使用Band


マカオのLTEにおけるBand使用状況はどのようになっているでしょうか。下の表はマカオの各携帯電話会社の使用しているBandの一覧表です。
会社名Band 3Band 7※Band 40
CTM
3 Macau
Smartone Macau
中國電信(澳門)

(※)"Band 7"は当局による割り当ては行われているものの、実際の使用はまだのようです。

最も早くLTEサービスを開始したCTMは(といっても2015年のことだけど)Band 3とBand 40でサービス提供を行っていますが、メインはBand 3のようです。また、他の各会社ともBand3によりLTEのサービス提供を行っていますので、マカオではBand 3に対応している端末であればOKと思われます。

したがって、日本の端末であれば、ほぼOKかなと思われます。


シンガポールの使用Band


シンガポールのLTEにおけるBand使用状況はどのようになっているでしょうか。下の表は各携帯電話会社が使用しているBandの一覧表です。
会社名Band 3Band 7Band 8
Singtel
M1
StarHub

シンガポールではBand3とBand7を各会社ともに対応し、Band8をSingtelが使用しています。ただし、Band8は最近から設置が始まっているらしく(おそらく郊外対策と思います)、街中の場合は無視してもいいかもしれません。ヨーロッパに似てますね。

結論としては、どの会社のプリペイドSIMでもいけそうです。

こうして並べてみると、編集者のSIMフリースマホ ASUS Zenfone3(ZE520KL) はアジアでは無敵だなぁ(ちょっと自慢。ただ、アメリカだと全滅に近いね)。

余談ですが、シンガポールは2017年3月31日24時をもって2G(GSM)がサービス停止(停波)しています。


中国の使用Band

会社名Band 3Band 39Band 40Band 41
Cnina Mobile 中国移動
China Telecom 中国電信
China Unicom 中国联通

おそらく日本の大手キャリアの端末が対応しているのはBand3だけと思います。

なお、中国の場合に気を付ける必要があるのが"3G"の通信規格です。その理由は、4Gで接続できない場合は端末は3Gで接続を試みるからです。

Cnina Mobileの3GはTD-SCDMAというほとんど独自規格といっていいもので、日本の端末では無理です。また、China Telecomnの3Gはcdma2000というauで使っている世界的にはマイナーな方式です(auユーザーさん、ごめんなさい)。China Unicomの3GはW-CDMAで日本のドコモ、ソフトバンクと同じ方式です。

したがいまして結論としては、4Gがダメな時の3Gでの接続を考えるとChina Unicomの一択かなと思います。ただし、編集者はこの辺りは試したことがありませんので、あくまで自己責任でお願いします。


オーストラリアの使用Band


オーストラリアのLTEにおけるBand使用状況です。
会社名Band 1Band 3Band 5Band 8Band 28Band 40
Optus
Telstra
Vodafone

Band3をメインに、他のBandは補助的に設置されているようです。となると、Band3に対応していれば結構イケるはずです。日本の携帯電話だとBand3は広く対応しているので、おそらくどの会社のプリペイドSIMでも現地でも繋がりそうですね。


ロシアの使用Band


編集者は次の旅行ではロシアに行こうと思っているので、ロシアのLTEにおけるBand使用状況を調べてみました(^^;

以下の他にも携帯会社はあることはありますが、ロシアの広い国土をカバーしているのはこの3社だけのようです。

会社名Band 3Band 7Band 20Band 38
MegaFon(ロシア語ではМегаФон)○※1
MTS(ロシア語ではMTC)○※2
Beeline(会社名はVimpelCom) ※3

※1 モスクワ地域のみ
※2 モスクワ地域のみ
※3 Beelineは"Vimpel Com"という携帯電話会社のブランド名(看板に出ているのはBeelineという名前です)

MegaFonはBand7、BeelineもBand7が中心のようです。また、MTSはBand3が中心として基地局が設置されているようです。したがって、Band3とBand7がOKなら、どの会社のSIMでもOKのようです(ヨーロッパと似ていますね)。Band 20はおそらく郊外用、もしくはCA用(キャリア・アグリゲーション用)と思われます。






 

このページへのコメント

台湾の2018/11の情報では、以下のようになっています。
中華電信 1/3/7/8
台灣大哥大 1/3/28
遠傳電信 1/3/7/28/38
台湾之星 1/7/8
亞太電信 8/28/38
参考:www.mobile01.com/topicdetail.php?f=18&t=5441521

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Posted by 名無し(ID:55o/PvilVw) 2019年02月09日(土) 16:20:14 返信数(1) 返信

ありがとう!
早速、修正しました。

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Posted by  orangespain orangespain 2019年02月10日(日) 15:07:50

こんにちは、orangespainです。

ご指摘、ありがとうございました!

早急に修正しますので、しばらくお待ちください。

でわ。

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Posted by orangespain 2018年08月20日(月) 08:05:20 返信

台湾は、
中華電信3/7/8
台灣大哥大3/28
遠傳電信3/7/28
台湾之星7/8
亞太電信3/28
です。
実際現地でバンド7つかんでるところも確認してます。

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Posted by 名無し(ID:55o/PvilVw) 2018年08月19日(日) 18:26:59 返信

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