308 :
◆JY5M6Pz.Vg 2015/05/26(火) 21:21:25.47 ID:GEEm3D1a0
いますか〜?書きます
でも今日はいつも以上にペース遅いです
〜インフォメーション〜
・柿生が操作不能になりました
309 :
◆JY5M6Pz.Vg 2015/05/26(火) 21:22:13.35 ID:GEEm3D1a0
10日目 学級裁判終了直後
誰を操作しますか?↓1
1渚
2神谷
310 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 21:24:52.06 ID:gydRUeMOo
1
312 :
◆JY5M6Pz.Vg 2015/05/26(火) 21:40:14.10 ID:GEEm3D1a0
<<<ナギサ<<<
天城「小雪ちゃん!」
神谷「気を失ったみたいだ」
円山「ああああああああああ」
神谷「仕方ねえ、柿生を保険室へ運ぼう!円山も連れて行くんだ!愛野、天城、宍戸、手伝ってくれ!」
愛野「う、うん!」
天城「もちろんだよ、ユキチカくん大丈夫?お願い、おとなしく来て!」
宍戸「ガッテンだ!!」
学級裁判は終わったが、状況は予想以上に慌ただしかった…
神谷達は急いでエレベーターに乗って、こう言った
神谷「お前ら、乗らなくていいか?先に行くぜ」
舞丈「いや、僕もいくよ」
舞丈「それじゃ失礼…」
こうして残ったのは、俺、アナ、そして月宮だ
313 :
◆JY5M6Pz.Vg 2015/05/26(火) 21:52:48.29 ID:GEEm3D1a0
気がつくとモノクマも姿を消していた
奴には後でたっぷり話を聞く必要がありそうだ
俺は、月宮が放り投げた銃を手に取った
アナ「探偵くん、どうするの?それ」
渚「……」
このままというわけにはいかないだろう…
渚「アナ、月宮、少し付き合ってくれ、俺がこれから起こす行動には証人が必要だ」
アナ「いや、そりゃいいけど、数学者さん……」
月宮「……いえ、行くわ」
渚「じゃあ、向かおう」
月宮「少し待ってくれる?」
渚「ああ、どうした?」
月宮「柿生さんのスケッチブックを……」
そう言うと、月宮は、柿生のスケッチブックと燃えてしまった絵の残骸を掻き集め
月宮「この絵…完成してないから燃やされずに済んだのね」
アナ「それ、あの時のパーティの……そういえば画家さん、書いてたね……え」
月宮(ギュッ
月宮は絵の残骸も含め、大切そうに抱きしめていた
アナ「ねえ、数学者さん、どうしてあん……
俺はアナの言葉を手で制し、首を横にふる
アナ「わかったよ…」
渚「そろそろ移動するぞ」
月宮「ええ」
314 :
◆JY5M6Pz.Vg 2015/05/26(火) 22:04:13.33 ID:GEEm3D1a0
〜トラッシュルーム〜
渚「まだ閉まってないな、ダストシュートも使えるようだ」
アナ「一体どうするの、そのイーグル」
月宮「その略し方はどうかしら?」
アナ「え、変?」
渚「本来こんな銃はそのまま処分するべきなのかもしれないが…こいつは個人的に重要手がかりなんだ、俺と柿生にとっての」
アナ「手がかり?なにか重要な物なの?」
月宮「藤原くんから聞いているわ、記憶に関係するかもしれない、そうよね?」
渚「ああ」
アナ「き、記憶!?探偵くんはともかく画家さんまで?」
渚「とにかく、この銃は手元に残しておきたい、そこで」
俺はマガジンを外し、さらにマガジンから残りの弾丸を全部抜いた、そして……………………
渚「弾丸の数を数えてくれ」
俺はその弾を全てダストシュートへ放り込んだ
アナ「あ……」
渚「何発だ?」
月宮「8発よ、その銃の装弾数9発、私が一発撃っているから、弾切れね」
渚「これで、この銃は使用不可能だ」
アナ「なるほど、それで証人ってわけか」
315 :
◆JY5M6Pz.Vg 2015/05/26(火) 22:13:12.29 ID:GEEm3D1a0
渚「さて、月宮、二人きりで話がある」
月宮「それは、どういうお誘いかしら?説教、楽しいお茶会?それとも……」
渚「さっきも見たと思うが、すでにこの銃は使用不可能だ。撲殺に使えるかもしれないが、なんなら一旦、お前に預けても構わない。とにかく重要な話だ」
月宮「いいえ、その必要はないわ、二人きりね、了解よ」
アナ「ちょ、ちょっと探偵くん?そんなに重要な話ならアタシも聞きたいんだけど?」
渚「…………別にやましい話ではない」
アナ「いやそっち心配してないよ!探偵くんだし」
それはどういう意味だ
アナ「とにかくアタシついて行かせてよ、知れることは知りたいんだから」
↓2
1…後で話す、帰ってくれ
2足手まといだ、戻れ
3明日、なんでも一つ聞いてやる、帰れ
317 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 22:16:48.13 ID:9/NoKaadO
3
319 :
◆JY5M6Pz.Vg 2015/05/26(火) 22:28:26.39 ID:GEEm3D1a0
やっぱなんでも言うこと系は人気が高いですね
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
渚「明日、なんでも一つ聞いてやるから帰れ」
アナ「そういうのは、あまり気に入らないなぁ…」
アナ「ま、でもそこまで言うなら帰るよ、アタシも疲れたしね、一回保険室の様子見てこようかな」
渚「すまない」
アナ「できれば教えてよ?話した内容、それじゃあね」
アナがそう言うと少し心配そうな顔で去っていった
321 :
◆JY5M6Pz.Vg 2015/05/26(火) 23:08:30.18 ID:GEEm3D1a0
月宮「場所を変える必要はなさそうね、それで話しって何かしら?」
渚「お前に殺意はなかったはずだ」
月宮「!!」
明らかに月宮は驚いていた
月宮「どうしてそう思うの?」
渚「お前の計画は見つかるリスクが高すぎる」
月宮「見つかるリスク?」
渚「ああ、銃声を使って俺たちを食堂へ誘導、その隙を縫ってだったな。視聴覚室から倉庫への距離、遠くはないが近いわけでもない。確かにお前の計算力なら、所要時間を完全に把握し、その通りに行動することが可能かもしれない」
渚「だが、この計画には様々イレギュラーが発生する。もしも柿生が倉庫に残っていたら。神谷が遠くにいて、食堂に到着するのが遅れていたら。
藤原がその場に留まっていなかったら。俺が……もっと早く気がついていたら。確実性がなさすぎる」
渚「それに誘導する場所をわざわざ食堂にする利点がない。いや、確かに食堂なら寄宿舎の入り口から様子を伺うことはできるが…そもそも、もっと遠くに誘導してしまえば、関係ない上に、時間にも余裕ができる」
渚「現に右町が藤原を殺害するという予定外のことが起きたはずだ。俺にはまるで、これが殺害以外の目的で行ったかのように思える」
322 :
◆JY5M6Pz.Vg 2015/05/26(火) 23:23:23.00 ID:GEEm3D1a0
月宮「……あなたの考えすぎってことはないの?」
渚「俺に見抜けない真実はない」
月宮「あなたって恐ろしい人ね」
月宮「…武器庫が発見された日の夜時間、食堂で藤原くんとモノクマが隠れて話をしているのを見てしまったの」
渚「…密談か?」
月宮「話の内容は聞こえないし、どういう意図があったのかはわからなかったわ、そして次の日、その次の日も、同じところでコソコソ話していた」
月宮「もしかしたら、黒幕との繋がりがあるとは考えないかしら?」
渚「考えるかもしれない」
月宮「私が藤原くんを疑った、だから問い詰めることにしたの、こちらが優勢の状況で」
渚「それで銃を持ち出したのか」
月宮「ええ、あれはあなたに取っても情報源になるようだしね」
月宮「ところで渚くん、モノクマは一機一機に独立した思考を持った、自動で動くロボットだと思うの」
渚「ああ、何台も同時に動いていること、モノクマ同士で情報交換をしていることから、そう考えられる、人口知能というやつか」
月宮「それはわからないけれど、それが私がみんなを食堂に誘導した理由よ、私が藤原くんと対面している最中に食堂にいるモノクマに行動をさせないため」
渚「俺たちは見張りのような役割を果たしていたのか」
323 :
◆JY5M6Pz.Vg 2015/05/26(火) 23:35:49.66 ID:GEEm3D1a0
月宮「私が藤原くんに銃を突きつけ問い詰める状況まで行ければ、後はどうなっても良かったわ。藤原くんから納得の行く説明がなければ射殺するし、私が返り討ちにあっても死亡しても、戻ってきたあなた達がどうにかしてくれる。」
月宮「最悪このデザートイーグルが手に入れば儲け物、あなた達の重要な情報になる」
月宮「でも、そうはいかなかった、倉庫に辿り着いて、まさか殺し合いを目の当たりにするなんて想定していなかった。そして何もできなかった……」
渚「……」
月宮「ただ、それだけだったの…でも私が藤原くんを信じていなかったから」
渚「お前はただ、真実を追い求めただけだ」
月宮「そうね、だけど私の行動がきっかけで、二人の死人がでた」
月宮「何も変わらないわ、藤原くんと右町さんを殺したのは、私なのよ。私は学園の中で生き残ってしまったクロ」
324 :
◆JY5M6Pz.Vg 2015/05/26(火) 23:43:22.56 ID:GEEm3D1a0
渚「月宮、なぜ、お前は自分の行動を明らかにしなかったんだ。なぜ藤原を殺そうとしていたなんて発言をする必要はなかったはずだ?」
月宮「…………だって、誰かのせいにできないと酷でしょう?右町さんにとっても…………円山くんや柿生さんにとっても」
渚「月宮…お前は」
月宮「これで話はおしまいね、私はしばらくひっそり行動する事にするわ」
月宮「あ、あと、これを柿生さんに返しておいてくれる?私には会わす顔がないから」
【柿生のスケッチブック】
渚「……了解した」
月宮は去って行こうとする、俺は最後にこう言った
渚「月宮……なんて言えばいいかわからないが、泣くのをこらえる必要はない」
月宮「……ええ、そうね」
月宮は去っていった
343 :
◆JY5M6Pz.Vg 2015/05/28(木) 23:05:48.29 ID:uxUOUYjh0
<<<???<<<
いま、まさに右町さんの処刑が行われようとしている
モノクマ「うっぷっぷぶひゃひゃ、始まるよぉ!おっと柿生さん、目を背けちゃダメだな、大切な友人の死に様なんだから、見届けてあげなくちゃ!」
柿生「嫌です!!見たくない!!!」
アナ「君はどうしてそういうことを平気で言えるんだよ!!」
……本当だよ、なんでそんな事が言えるんだろう?自分が異常だって思わないのかな?
周りのモノクマ達は、なんで平気でこんな
宍戸「おい、なんだあれ!?本が勝手に動いてるぞ!!」
舞丈「ポルターガイスト…かな」
月宮(グッ……!!!
右町さんの処刑は終わった、僕たちは4人殺したことになるんだ。藤原くんも死んじゃって…
あのモノクマは高笑いをあげている
持ち場に戻らなきゃ……
でも、続けてていいのかな?こんな事…
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11日目 【元スレ】
【安価】ダンガンロンパーズ part3 柿生「どうして……どうしてこんな……」