オリロンパwiki - 音楽家ロンパ 7日目
883 : 1 ◆HACMvD2zUw  2013/10/31(木) 20:59:16.70 ID:iJpM5FY80
【CHAPTER 02 (非)日常編】

―――コロシアイ学園生活、7日目。

【食堂】

九神「・・・全員、揃っているようだな」

14人が全員となった初めての日。

最初の学級裁判から一夜明けた次の日の朝、私たちは食堂に集まっていた。

・・・理由は、裁判の最後に言われたモノクマからのご褒美について。

モノクマ『うぷぷ!それじゃあご褒美として、校舎の2階を開放しておいてあげるよ!』

モノクマ『行ける場所が少なくて暇だったでしょ?新しい世界を堪能しておいで!』

と、食堂にメンバーが集まったタイミングで、突然現れて、突然伝えて去っていった。

・・・どうやらシャッターで閉ざされていた上の階が解放されたようだった。

九神「・・・モノクマの通達が本当だとしたら、俺たちは新たに行ける場所が広がったことになる。」

九神「今日は一度それについて、お前たちに連絡しておきたいことがある」

九神「今日は探索を行い、少しでも脱出の手がかりを集めたいと思う。そのために、まずグループ分けを行いたいと思う」

姫月「・・・全員揃っているよう、って、何人かいないようだけど?」


885 : 1 ◆HACMvD2zUw  2013/10/31(木) 21:00:18.06 ID:iJpM5FY80
・・・そう言われて私は周囲を見回してみる。

・・・人数を数えてみると、12人。

まずいないのは殺陣山か。・・・あいつはこういう集まりには来ないのが基本だったし、今更驚くことでもない。

むしろ、心配なのは・・・

海東「・・・お嬢さんがいねえな」

・・・澄々さん。彼女がいないんだ。

立花さんを掃除に誘い、孤立させてしまったこと。そして、自分が渡したものが立花さんを殺すための情報として機能してしまった。

・・・澄々さんは高潔な人だ。多分、それが許せなくて、自責の念に駆られているのだろう。

鳴神「・・・探索のことに関してですが、私は休ませてもらってよろしいでしょうか?」

鳴神「・・・お嬢様を一人にするわけにはいきませんから」

ヘンリー「あのっ、僕からもお願いします。鳴神さんの分は僕が頑張りますから!」

九神「・・・許可する。どちらにしろ、今の状況では孤立した者を出すわけにはいかん」

九神「厳しい言い方にはなるが。早く立ち直らせろ。今の状況では澄々は他人の足を引っ張りかねん」

鳴神「・・・ありがとうございます」


887 : 1 ◆HACMvD2zUw  2013/10/31(木) 21:01:14.32 ID:iJpM5FY80
・・・澄々さん。大丈夫だろうか。

思い詰めすぎれば、いずれ悪い方向へと転がって行く気がする。

響音「・・・どうにかできないかな・・・」

朝永「・・・自分のせいで誰かが死んじゃったって思ってるなら、方法は二つしかないよ」

朝永「・・・そのことから逃避するか、それを背負ったまま生きるか」

響音「・・・・・・・・・」

朝永「・・・それを自分で決断できないと、いつまでも前に進めないよ」

響音「澄々さん・・・」

・・・今は、鳴神くんに任せて探索に集中したほうがいいだろうか。

九神「・・・それでは、この中から鳴神を除いた11人で探索を行う」

九神「何か気づいたことがあったら、俺か冬崎に知らせろ」

・・・さて、探索で何が見つかるか、だけど・・・

安価↓2
新しく見つけた部屋で、何処を探索する?
1、倉庫
2、大浴場
3、プール&更衣室
4、図書室

890 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)  2013/10/31(木) 21:02:41.66 ID:SMvwoNJZ0
4図書室

893 : 1 ◆HACMvD2zUw  2013/10/31(木) 21:21:42.49 ID:lMDD1AHQ0
4、図書室 選択

・・・2階に上がってみると、奥の方に図書室があった。

手前の方にあった部屋も気になったけど、そちらは姫月さんとボブさん、朝永さんが探索するみたいだ。

図書室の方に振り分けられたのは・・・

冬崎「・・・ふむ、中々の量の本っすね」

ヘンリー「結構埃が積もってますね・・・使われてないんでしょうか?」

冬崎さんとヘンリー君。それと私だった。

響音「流石に外の情報とかは入ってこないよね・・・」

冬崎「新聞とかそういうものがあればいいんすけどね、まあ普段新聞なんか読まねえっすけど」

ヘンリー「・・・ここにある本は一般的なものばかりですね。文庫本とか学術書とか」

響音「暇になったらここでなにか読めるかもね・・・」

冬崎「漫画が置いてない時点ですぐに飽きそうなもんっすけどねー」

ヘンリー「少しくらい活字を読みましょうよ・・・ってあれ?」

響音「どうしたの?」

ヘンリー君の視線が止まった一点、それをたどっていくと、図書室のデスクの上に何やら書かれた紙が乗っている。


895 : 1 ◆HACMvD2zUw  2013/10/31(木) 21:26:52.35 ID:DjP34yhT0
冬崎「なんすか・・・これ?」

ヘンリー「・・・『第78期の卒業をもって、希望ヶ峰学園は閉鎖されました』」

ヘンリー「『再開の目処は立っておりません。』・・・何ですか・・・?これ」

冬崎「希望ヶ峰学園は閉鎖された・・・78期の卒業をもって?」

冬崎「・・・おかしいっす。78期の卒業を持って閉鎖されたんなら・・・」

冬崎「今いるここは一体?」

響音「私たちは希望ヶ峰の生徒・・・のはずだよね?」

冬崎「・・・貰った案内状にも書いてあったっす。あたしたちはこの学園の生徒のはずっすよ」

冬崎「・・・それも、『第79期』のね」

ヘンリー「それなら、ここは閉鎖されているはずじゃ・・・」

冬崎「こりゃ随分きな臭くなってきたっすね。考えられる可能性としては、こいつがあたしたちを混乱させるための偽の情報である可能性」

冬崎「もうひとつは・・・既にこの学園は別の何者かに乗っ取られてる可能性っす」

897 : 1 ◆HACMvD2zUw  2013/10/31(木) 21:30:02.77 ID:DRG0zoLa0
ヘンリー「乗っ取られてる?」

響音「じゃあ、閉鎖された学園を使って何かをしている存在がいるって事?」

冬崎「希望ヶ峰学園は設備は整ってるから、大概のことはできるはずっすからね」

ヘンリー「でも、まだ確実に言い切れるわけではないですよね?」

冬崎「・・・まあ、あくまで可能性っすから。・・・ただ、ここに閉じ込められて一週間。未だに助けは来ない」

冬崎「黒幕は相当な『無茶』も簡単にやってのける奴らの可能性が高くなった。ってことっす」

・・・黒幕は、強大な力を持っている。

そんな奴を私たちは打ち破ることができるのかな?

響音「・・・ううん、それでもやらなきゃ」

冬崎「・・・その粋っす。さ、調査再開っすよ」

冬崎「手分けしていろんなところの観察っす」

冬崎「せっかくだからあたしは奥の扉を選ぶぜ!・・・ってことで、奥の扉見てみるっす」

ヘンリー「じゃあ僕はもう少し、このあたりを調べてみます」

分担が私を除いて決まっていく。それじゃあ私は・・・

安価↓2
1、冬崎と奥の書庫の捜査
2、ヘンリーともう少しこの辺りを調べてみる


899 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします  2013/10/31(木) 21:30:49.22 ID:GBu+xTsso


904 : 1 ◆HACMvD2zUw  2013/10/31(木) 21:43:13.21 ID:lsYrCssB0
2、選択

響音「じゃあ、私もこのあたりを調べてみるよ」

冬崎「そっすね、まだぱっと見ただけっすから、見落としがあるかもしれないっす」

冬崎「それじゃあ頼むっすよ」

そう言うと、冬崎さんは奥の扉・・・書庫の中へと入っていった。

響音「よし、それじゃあヘンリー君。頑張ろう」

ヘンリー「はい!」

・・・とりあえず、片っ端から本を調べてみるとしよう。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

響音「うーん・・・どれも普通の本だよね」

ヘンリー「ええ、特に変わったところはありませんでしたね」

響音「あとは・・・特に置かれているものに異常があるわけでもないし・・・」

ヘンリー「至って普通の図書室・・・ですね」

ヘンリー「うーん・・・収穫はあまり芳しくありませんね」

響音「これじゃあ、皆にいい報告ができないよね・・・」

ヘンリー「・・・そういえば響音さん。一つお聞きしたいんですが・・・」

ヘンリー「響音さんって、澄々さんと仲が良かったですよね?」

響音「えっ?急にどうしたの?」

ヘンリー「いえ・・・澄々さんのことが心配なんですよ」

ヘンリー「・・・昨日、寝る前に鳴神さんに聞いたんです。澄々さん、自分のことを責め続けてるって」

ヘンリー「このままじゃ、澄々さんがかわいそうです・・・悪いのは澄々さんじゃないのに」

ヘンリー「なんとかできないでしょうか?」

・・・ヘンリー君も心配していた。

だから鳴神君が参加しないといった時にあんなことを言ったのか。

・・・私だってなんとかしたいのは一緒だ。

安価↓3
ヘンリーになんと返答する?
響音の言葉を自由安価

907 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)  2013/10/31(木) 21:47:42.20 ID:FCsPd5dJ0
大丈夫、そのために友達が居て、助け合うとゆう言葉があるんだから…

908 : 1 ◆HACMvD2zUw  2013/10/31(木) 21:57:07.96 ID:gTMGPzrq0
響音「・・・私だって、なんとかしたいのは一緒だよ」

響音「でも、一週間前に会ったばかりの私で、澄々さんの心に響かせられるのかな?」

ヘンリー「そんな・・・」

響音「・・・でも、何もしないなんて言わない」

響音「私に出来る範囲で澄々さんを助けるよ」

響音「・・・私は澄々さんの事を友達だと思ってるし」

響音「もちろんヘンリー君も」

ヘンリー「え、それじゃあ・・・」

響音「・・・友達同士、皆で澄々さんを助けよう」

響音「そのために友達がいて、助け合うっていう言葉があるんだからさ」

響音「・・・ヘンリー君も、手伝ってくれる?」

ヘンリー「・・・はい!分かりました!」

ヘンリー「絶対に・・・澄々さんを助けましょうね!」

響音「よし!それじゃあ作戦会議・・・と言いたいけど」

響音「・・・まだ仕事は残ってるから、片付けてから行こう」

ヘンリー「あ・・・そうですね・・・」

【INFO】
・ヘンリーの交換度が上昇しました。
・ヘンリーとの関係が『友人』になりました。


912 : 1 ◆HACMvD2zUw  2013/10/31(木) 22:08:16.47 ID:LA+WQwnX0
響音「・・・うーん。やっぱり気になるものはないよ・・・」

ヘンリー「一応、机とかも調べてみましたけど、仕掛けとかはなさそうでした」

響音「それじゃあ、やっぱりここには何もないのかな・・・」

ヘンリー「あとは、冬崎さんが言った部屋の方ですね・・・ってあれ?」

響音「・・・どうしたの?」

ヘンリー「・・・カウンターの裏に引き出しがありました・・・」

響音「・・・そんな分かりやすい所を見落としてたのか」

ヘンリー「開けてみますね・・・あれ?」

ヘンリー君が引き出しを開けると、そこには白い何かが入っていた。

これは・・・

響音「ノートパソコン・・・?」

ヘンリー「・・・ダメですね。ちょっと壊れてるみたいです」

響音「・・・直せる?」

ヘンリー「仕事でパソコンはよく使いますけど、修理まではちょっと・・・」

ヘンリー「工具セットとかはありますから、修理のための道具は揃ってるんでしょうけど・・・」

響音「うーん・・・ダメかぁ」


914 : 1 ◆HACMvD2zUw  2013/10/31(木) 22:09:44.31 ID:LA+WQwnX0
冬崎「終わったー!・・・って、二人共、どうしたっすか?」

響音「あ、冬崎さん。・・・パソコンを見つけたんだけど・・・」

冬崎「おお!お手柄っす!コンピュータがあるのとないのでは出来ることも変わってくるっすからね!」

響音「でも、壊れてるんだよね」

冬崎「・・・まあ、そういうこったろうと思ったっす」

ヘンリー「・・・冬崎さんは直せますか?」

冬崎「無理っすね。パソコンの前なら何十時間いても平気っすけど、修理はできないっす」

響音「・・・仕事で、だよね?」

冬崎「そうそう、狩人という仕事で・・・まあそれはどうでもよくて、直せる人がいれば直して欲しいっすね」

冬崎「もしかしたらこの中に重要なデータが残っている可能性も・・・」

・・・直せる人、か。

そんな人、ここにいるのかな?

【INFO】
・『壊れたノートPC』を入手しました。

925 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)  2013/10/31(木) 22:24:14.22 ID:O20qIrZz0
【食堂】

探索を終えた私たちは、再度食堂に集合となった。

私たちは随分と時間がかかった組のようで、最後の到着となった。

九神「・・・遅いぞ、冬崎」

冬崎「仕事をきっちりこなしてきた、って言って欲しいっす。ちゃんと成果もあったんすから」

九神「・・・まあいい、席に付け」

九神くんの指示に従い、空いている席に私とヘンリー君、冬崎さんは付いた。

九神「・・・まずは、姫月の班から聞かせてもらおうか」

姫月「はいよ、あたし達は2階の方を探索してたんだが、そこの奥の方にプールがあったよ」

朝永「うん、すっごく広くて楽しそうだったよ〜」

姫月「・・・その手前には更衣室があった。男子と女子に分かれていて、電子生徒手帳をかざして開ける仕組みさ」

花咲「マジで!?」

姫月「・・・もしも異性の更衣室に入ろうとしたらガトリングガンの餌食だってさ」

花咲「あらぁ・・・残念ねぇ・・・」

姫月「中にはトレーニング機材もあって、ボブが目を輝かせてたよ」

ボブ「おい、それは言わない約束だぞ?」

姫月「・・・おかげでプールで泳ごうとする朝永と筋トレしようとするボブを抑えながら調べなきゃいけなかったから、お守りに大変だった」

姫月「あたしの班からは以上さ。」

927 : 1 ◆HACMvD2zUw  2013/10/31(木) 22:32:48.72 ID:vqdUeR070
九神「よし、次、海東と色鯨」

海東「俺たちは一階の方で新しく開いた部屋を調べに行かせてもらった」

海東「どうやら倉庫みてえだな・・・食料品や衣類、洗剤みたいな消耗品が溜め込んであったぜ」

色鯨「とりあえず、生活用品はだいぶ使えると思うで?ジャージとかな」

海東「菓子類とかもあるから、小腹がすいたときとかに便利じゃないか?」

朝永「おお〜っ!」

姫月「・・・菓子の食い過ぎには気をつけなよ?」

九神「・・・つまり、消耗品の類はそこで受け取れ、ということか」

色鯨「せやな。だいぶ快適になるんちゃう?」

海東「生活水準の向上はいいことじゃねえか。素直に感謝しようぜ?」

冬崎「その分、海東くんが燃やすゴミも増えるっすけどねー」

海東「・・・やなこと言うんじゃねえよ」

929 : 1 ◆HACMvD2zUw  2013/10/31(木) 22:40:30.79 ID:0e3YLWCE0
九神「・・・ふむ、次だな。冬崎班」

冬崎「おいっすー、あたしらは二階の奥の方・・・そこにあった図書室を主に調べてたっす」

冬崎「・・・まあ、大したものは見つかんなかったっすけど、これがあったっす」

ボブ「・・・パソコンか?」

冬崎「壊れている・・・っすけどね」

九神「壊れているのか?」

冬崎「直せたら便利に使えそうだから、直せる人がいるなら直して欲しいんすけど・・・いるっすか?」

・・・全員が首を振る。そりゃそうだ。

ここにいる全員が機械に精通した職業ではないのだから。

冬崎「・・・まあ、これはあたしが管理しとくっすから、何か策があったらあたしに言ってくれっす」

冬崎「・・・これで、以上っすね」

九神「以上?他にないのか?」

冬崎「うん、これで全部っす」

・・・あれ?見つけたあの紙のことは言わないのか?

ヘンリー「・・・きっと、皆が不確定な情報で混乱するのを避けようとしているんじゃないですか?」ヒソ

響音「・・・なるほどね」ヒソ

九神「・・・まあ、壊れているとはいえ、情報端末を見つけてきたのは成果、か」

九神「了解した。それに関してはあとで考えよう」

931 : 1 ◆HACMvD2zUw  2013/10/31(木) 22:47:54.61 ID:0e3YLWCE0
九神「それでは最後だな。俺の班だ」

九神「俺と花咲、火ノ宮は、寄宿舎に新たに空いた部屋を探索した」

九神「丁度ここの向かい側・・・大浴場だ」

大浴場?

ボブ「風呂か?」

朝永「わーい、プールにお風呂付きとか最高だよ〜!」

火ノ宮「・・・なかなか居心地は良さそうだった。気分転換には良さそうだ」

花咲「そのうえねぇ、驚くわよぉ・・・なんと混浴なのよぉ!」

色鯨「マジで!?」

花咲「マジよぉ!」

九神「・・・そんなわけだから、男と女で入浴時間を分けることとする。俺が独断で決めさせてもらうぞ」

花咲「ええー・・・」

色鯨「横暴や・・・」

九神「文句を言うな、当然の措置だろう」

九神「基本的には女性陣が優先だ。男性陣、構わんな?」

ヘンリー「異議無しです」

海東「OK、問題ないぜ」

ボブ「こちらもだ」

火ノ宮「同じく」

色鯨「・・・男のロマンがわかるやつはおらんのかい」

935 : 1 ◆HACMvD2zUw  2013/10/31(木) 23:00:12.48 ID:L7L3RpsJ0
九神「・・・以上、報告会は終了だ」

九神「新たな議題がなければ終了とするぞ?」

・・・議題の提案は無かった。

九神「よし、それでは解散とする」

冬崎「あーっと、くかみん、このあと時間いいすか?」

九神「・・・何だ?冬崎」

冬崎「ちょっと話したいことがあるっすからねー、また部屋に行かせてもらっていいすか?」

九神「俺の部屋か?別に構わんが・・・」

九神「・・・いや、大浴場に行くとしよう。風呂に入りたい気分でな」

冬崎「は?」

九神「丁度いい、お前も一緒に来るといい。風呂に入りながら聞いてやろう」

冬崎「ちょ、引っ張んなっす?くかみん今日キャラおかしくね?」

九神「古代ローマにおいては大浴場を持つこと自体がカリスマのステータスだったという。俺もあやかりたいものだ」

冬崎「助けて誰かー!?くかみんが御乱心っすー!犯されるー!!」

九神「・・・お前は風呂に入る必要はない、入りながら聞いてやると言ってるんだ」

・・・なんか滅茶苦茶なやり取りをしながら、九神くんは冬崎さんを風呂に引きずっていった。

姫月「・・・何やってんだい、あいつらは?」

ヘンリー「え、えーっと・・・冬崎さん、大丈夫でしょうか?」

花咲「割と九神くんも溜まってるのかしらねぇ。見られて興奮するタイプとか?」

海東「・・・ま、心配する必要はないんじゃね?俺らはさっさと解散解散」

九神くんが冬崎さんを襲うとは思えないけど、何か気になるなぁ・・・

・・・私も大浴場に行ってみようかな?

安価↓2
1、大浴場に行く
2、行かない

937 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします  2013/10/31(木) 23:01:48.11 ID:mJxcjgMUo


940 : 1 ◆HACMvD2zUw  2013/10/31(木) 23:07:17.70 ID:+5YKxrmy0
・・・行かなくて大丈夫かな。

何かあったら冬崎さんが教えてくれるだろう。その時に聞けばいいや。

・・・そういえば、澄々さんは大丈夫なのかな?

鳴神君が一緒にいるとはいえ、やっぱり心配だ。

今行ってみるべきなんだろうか?

本日ラスト
安価↓2
1、澄々の部屋に行ってみる
2、まずはヘンリーと作戦会議

942 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします  2013/10/31(木) 23:08:12.54 ID:UcCppG6jo
1、澄々の部屋に行ってみる

13 : 1 ◆HACMvD2zUw  2013/11/01(金) 21:24:36.31 ID:+OmqElox0
それでは開始

【澄々の部屋 前】

鳴神「・・・響音さん?」

響音「あ、鳴神君。・・・澄々さん、大丈夫?」

鳴神「今は落ち着いているようです。食事の方も少しですが摂られるようになりました」

鳴神「ですが・・・」

響音「・・・何かあったの?」

鳴神「・・・私に会うたびに、お嬢様は同じことを聞かれになります」

鳴神「・・・『私のせいで、立花さんは死んでしまった。皆に合わせる顔がない』と」

響音「そんな・・・悪いのは澄々さんじゃないよ!」

響音「・・・あれは、あんな事が起こる状況に追い込んだ黒幕が悪いんだよ・・・澄々さんのせいじゃない!」

鳴神「・・・響音さん。お嬢様とお会いになられますか?」

響音「え?」

鳴神「私では、どうやら励ましにはなれないようなのです。でしたら、お友達である貴女の方がこの場にはふさわしいでしょう」

鳴神「・・・どうですか?」

響音「・・・うん。澄々さんに会わせて」

響音「私で力になれるかわからないけど、何もできないのは嫌だから」


15 : 1 ◆HACMvD2zUw  2013/11/01(金) 21:25:37.76 ID:+OmqElox0
鳴神「・・・それでは、よろしくお願いします」

そう言うと、鳴神くんは澄々さんの部屋へのドアをノックした。

鳴神「・・・お嬢様。お客様です」

澄々「・・・どちら様ですの?」

中から帰ってきたのは今にも消え入りそうな弱々しい声。

・・・これがあの凛とした澄々さんだとは思えなかった。

鳴神「響音さんです。お嬢様が心配だと」

澄々「・・・通して」

鳴神「・・・響音さん。どうぞ」

鳴神君に促され、私は澄々さんの部屋に入る。

・・・澄々さん、元気になってくれればいいけど・・・

16 : 1 ◆HACMvD2zUw  2013/11/01(金) 21:26:12.56 ID:+OmqElox0
【澄々の部屋】

・・・中は、澄々さんらしい掃除の行き通った綺麗な部屋だった。

だけど、部屋のベッドに腰掛けている澄々さんは、初めて会った時と比べて、明らかに弱って見える。

響音「・・・澄々さん。大丈夫?」

澄々「・・・はい・・・ご迷惑をおかけしますわ」

響音「・・・立花さんの事、まだ気にしてるの?」

澄々「・・・あの日の掃除は、わたくし一人でも終わる量でした」

澄々「それならば、わたくしひとりが参加してればよかったのですわ。そうすれば立花さんは・・・」

響音「そうじゃないよ・・・澄々さんは何も悪くない」

響音「誰だって、あの時に起こったことは予測できなかったんだよ?」

響音「私だって・・・澄々さんの掃除を無理やりにでも手伝えば、立花さんを助けられたかもしれない」

響音「・・・私だって同罪だよ」

澄々「それでも・・・原因を作ったのはわたくしですの・・・」

澄々「・・・立花さんを一人にしたのも、掃除のために立ち入り禁止のプラカードを作って渡したのも」

澄々「・・・正義くんを掃除当番に任命したのも・・・」

澄々「全部・・・全部わたくしのせいですわ・・・」

そう言うと、澄々さんの表情は歪み、涙が溢れ出す。

・・・澄々さん、そこまで責任を感じてたのか・・・

安価↓2
澄々になんと返答する?
響音の言葉を自由安価

18 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします  2013/11/01(金) 21:30:54.96 ID:bYzFulM2o
そもそも黒幕が動機を提示しなければ正義くんが立花さんに手をかけてしまうこともなかった。
澄々さんの重荷は私も一緒に背負うよ。

22 : 1 ◆HACMvD2zUw  2013/11/01(金) 21:39:59.83 ID:+OmqElox0
響音「・・・そもそも、黒幕が動機を提示しなかったら、正義君が立花さんを殺すこともなかったんだよ」

響音「そりゃあ・・・正義君が100%悪くないって言ったら嘘かもしれないよ?」

響音「・・・あの時は、全部が悪かったの。私も含めて」

響音「立花さんの死はみんなが背負わないといけないの」

響音「・・・だから、澄々さんの重荷は、私も一緒に背負うよ・・・」

澄々「・・・響音さん・・・」

直後、澄々の心情判定
コンマ60以上で、通常状態に復帰

23 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします  2013/11/01(金) 21:41:30.61 ID:fF3Wump9o
ほい

30 : 1 ◆HACMvD2zUw  2013/11/01(金) 21:52:05.11 ID:+OmqElox0
澄々「・・・そうですわね・・・」

澄々「・・・こんなところでウジウジしていたら、立花さんに申し訳が立ちませんの」

響音「澄々さん・・・」

澄々「・・・ご迷惑をおかけしましたわ、響音さん」

澄々「・・・こんな弱さを見せてしまうなんて、澄々家の長子たるわたくしらしくありませんでしたわね」

響音「・・・一緒に頑張ろう。みんなでここから出ようよ」

響音「誰ひとり、欠けることなく」

澄々「はい・・・これからもご迷惑をお掛けするかもしれません」

澄々「その時は、またこうして叱ってください」

響音「・・・うん!」

【INFO】
・澄々の好感度が上昇しました。
・澄々のメンタルが通常に回復しました。

35 : 1 ◆HACMvD2zUw  2013/11/01(金) 22:04:14.20 ID:+OmqElox0
【澄々の部屋 前】

鳴神「・・・お嬢様・・・!」

澄々「鳴神さん、ご迷惑をおかけしました」

鳴神「・・・それでこそ、私の主人です」

鳴神「常に凛としたお姿の方が似合っていますよ」

澄々「当然ですわ。わたくしは澄々家の長女ですもの」

澄々「・・・いつまでも、立ち止まってるわけにはいきませんの」

鳴神「・・・響音さん。ありがとうございます」

響音「私は大したことないよ。澄々さんがもともと強かっただけで・・・」

鳴神「・・・いえ、私にはお嬢様の強さを起こすことすら出来ませんでしたから」

澄々「そういえば・・・何か変わったことはありまして?」

鳴神「ええ、どうやら2階に続く階段のシャッターなど、いくつかの扉が解放されたようです」

澄々「・・・あら、それならだいぶ掃除のしがいがありそうですわね」

響音「・・・そういえば、2階の図書室、だいぶ埃が積もってたような・・・」

澄々「・・・聞きましたか?鳴神さん。準備をお願いしますわ」

鳴神「はい、図書室というと、高い位置の掃除が主となりますね」

澄々「それ用の道具を用意しましょう、それでは、いざっ!」

そう言うと、澄々さんは校舎へと向かって行ってしまった。

・・・よかった、いつもの澄々さんに戻ってくれて。

36 : 1 ◆HACMvD2zUw  2013/11/01(金) 22:06:50.76 ID:+OmqElox0
・・・さて、澄々さんも何とか元気になってくれたし、これからどうしようか?

一応、気になることはいくつかあるんだよね・・・

安価↓2
1、冬崎に捜査のことを確認する
2、壊れたパソコンを修理できる人を探しに行く
3、自由安価

38 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします  2013/11/01(金) 22:07:58.52 ID:MELfC5ano
2

39 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)  2013/11/01(金) 22:09:45.09 ID:PNibAX+00
図書館の『第78期の卒業をもって〜』の紙って回収したっけ?

40 : 1 ◆HACMvD2zUw  2013/11/01(金) 22:14:08.27 ID:+OmqElox0
>>39
冬崎さんが証拠品として回収しました



・・・私たちが図書室で見つけた壊れたパソコン。

これを修理できる人はいないのかな?

一応、あの時食堂にいた人達はみんな直せないと言っていたけど・・・

響音「・・・流石に私も無理だしなぁ」

・・・そもそも、私は楽譜に関しては手書き派だし。

パソコンなんて授業とか以外じゃほとんど触らなかったし。

誰かに相談してみたら、何かわからないかな?

安価↓2
誰に相談する?
人物を指定

42 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)  2013/11/01(金) 22:14:50.65 ID:MRJoVpUx0
焼売さん

49 : 1 ◆HACMvD2zUw  2013/11/01(金) 22:31:00.91 ID:+OmqElox0
殺陣山 指定

【殺陣山の部屋前】

殺陣山「・・・それで?なぜ僕のところに来たんだ?」

・・・私だって不思議だ。なんでこいつのところに来たのか。

響音「・・・いや、あんたあの時食堂にいなかったから、もしかしたら、って思って」

殺陣山「生憎だが僕は機械系にはさっぱりでな。電子レンジですらまともに動かせんレベルだぞ?」

響音「・・・そりゃあ相当ね」

殺陣山「あの女以外が珍しく訪ねてきたから開けてみれば、こんなこととはな・・・」

殺陣山「てっきり、あの女を芸術にしようとした事に関して糾弾しに来たと思ったのだがな?」

響音「・・・あんた・・・」

殺陣山「全く、せめて事件終了時に使おうと思ったんだが、モノクマに言われてしまってな」

殺陣山「『学級裁判終了時に死体は撤去される』という仕組みらしい。全くもってもったいなかったな」

響音「・・・ごめん、それ以上喋らないでくれるかな?」

響音「あんたの事、今度は殴りそう」

殺陣山「・・・勝手に訪ねて来て、その言い草は何だ?」

殺陣山「だが・・・いいな、その目。いつもの平和ボケした目よりはいい絵になりそうだ」

・・・本当に、なんでこいつのところに来てしまったんだ。

安価↓2
1、「・・・せめて、立花さんに謝ってよ」
2、「・・・あんたのこと、理解できないよ」
3、自由安価

51 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします  2013/11/01(金) 22:33:11.00 ID:Aory2FUco
1&3本当にモノクマの提案に乗るつもりなの?

54 : 1 ◆HACMvD2zUw  2013/11/01(金) 22:45:29.36 ID:+OmqElox0
響音「・・・せめて、立花さんに謝ってよ」

殺陣山「なぜ謝る必要があるんだ?僕はあいつに何もしてないだろう?」

響音「立花さんの死体を傷つけようとしたじゃない!」

殺陣山「結果として傷つけてないんだ。何の問題もあるまい?」

殺陣山「・・・そもそも、殺した正義が糾弾されず、何もしていない僕が責められるのもおかしな話だ」

響音「・・・もういい、何を聞いても無駄みたいだし」

殺陣山「・・・お前と僕では美的感覚の方向性が違うだけだ」

殺陣山「音楽家とは、同じ芸術家でも相容れないのかもしれんな」

響音「・・・本当に、モノクマの提案に乗るつもりなの?」

殺陣山「当然だ。あいつもどうやら芸術家としては一流らしい」

殺陣山「ならば、あいつの側にいた方が、新たな世界を開拓できるからな」

響音「・・・なら、絶対に私とあなたは相容れないよ」

殺陣山「・・・なら、僕を殺せばいいんじゃないか?」

響音「・・・殺さないよ。あんたは大嫌いだけど、私は死んだ二人に誓ってるから」

響音「・・・残りの生徒、誰ひとりが欠けることなくここから出るって」

殺陣山「・・・ふん、ツマラナイ奴だ・・・」

響音「・・・じゃあね」

・・・殺陣山、あんたの思ってる通りには絶対にさせない。

殺し合いなんて、絶対に起こさせないから・・・

【INFO】
・殺陣山の好感度が少し減少しました。

61 : 1 ◆HACMvD2zUw  2013/11/01(金) 23:00:00.82 ID:+OmqElox0
【響音の部屋】

あのあと・・・食堂で夕食を食べて、私はすぐに部屋に戻った。

・・・今日の探索で、新たに見つかった部屋。

プールや浴場など、生活を豊かにするものが多かった。

・・・いずれ、大浴場でゆっくりお風呂に入るのもいいかもしれない。

あと、澄々さん・・・元気を出してくれてよかったなぁ。

皆の前にも顔を出してくれてるといいけど・・・

・・・あと、壊れたパソコンのことについても考えないと。

あの時殺陣山の部屋に行った私はどうかしてたのかな?

そういえば、殺陣山。あいつは本当にこの殺し合いに参加するつもりなのか・・・?

ダメだ・・・いろいろなことがありすぎて、考えるのも辛くなってきた。

・・・今日はもう寝てしまおう・・・

・・・明日はどのくらいの時間に起きようか?

安価↓2
1、早め
2、普通
3、遅め


63 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします  2013/11/01(金) 23:01:26.48 ID:MdrKYHMi0
1


66 : 1 ◆HACMvD2zUw  2013/11/01(金) 23:04:08.23 ID:+OmqElox0
1、早め 選択

・・・早めに起きておいしい朝食を食べるとしよう

火ノ宮くん、明日もお願いします。

それじゃあおやすみなさい・・・

【INFO】
・七日目が終了しました。明日から自由行動です

69 : 1 ◆HACMvD2zUw  2013/11/01(金) 23:12:20.40 ID:+OmqElox0
【モノクマげきじょう】

モノクマ「オマエラ!お久しぶりです!モノクマです!」

モノクマ「いやあ、いい感じに生徒間の対立も出てきましたなぁ!」

モノクマ「これぞ青春だよ!熱いパドスのぶつかり合いだよ!」

モノクマ「・・・ドキドキするよぉ・・・ハァ、ハァ・・・」

モノクマ「・・・さて、それじゃあ解説の方に移るとしましょうか」

モノクマ「殺陣山くんとのコミュ・・・これは今の状態では難しいと言わざる負えないね」

モノクマ「どれくらい難しいかっていうと「ハイドロポンプ、サイコキネシス、10万ボルト、冷凍ビーム」を覚えたスターミーで・・・」

モノクマ「ヌケニンを倒すことくらいかな!うぷぷ!」

モノクマ「・・・今>>1がハマってるんだよ」

モノクマ「と、いうわけだから、基本的には他の人とコミュしたほうがいいかもね」

モノクマ「メダルも大分溜まってきてるし・・・購買に行ってもいいんじゃないかな?」

モノクマ「・・・一章丸々出番がなかったしね・・・絶望的・・・」

モノクマ「あとスキル回収もやっていったほうがいいかもね!」

モノクマ「友人まで好感度が上がってる人はスキルを習得するイベントが起こせるからね!」

モノクマ「大変なことが起こらないうちに頑張るといいよ!うぷぷ!」




8日目


【元スレ】
【ダンガンロンパ】安価で作成したキャラでコロシアイ学園生活2【安価】
【ダンガンロンパ】安価で作成したキャラでコロシアイ学園生活3【安価】