オリロンパwiki - 音楽家ロンパ チャプター4 捜査編
394 : 1 ◆HACMvD2zUw  2014/03/21(金) 22:00:05.34 ID:aLUhKoHq0
〜Chapter04 非日常編〜

モノクマ「うぷぷぷ……あーあ、あんなに大口叩いてたのに死んじゃったよ……」

モノクマ「殺陣山くんマジ噛ませ犬!うぷぷぷ!」

九神「モノクマ……」

殺陣山の死体を発見したあと、すぐに、音楽室の隅の方からモノクマが唐突に出現した。

響音「嘘……本当に、死んでるの?」

冬崎「……みたい、っすね、アナウンスがした以上は……」

モノクマ「当然でしょ!僕のアナウンスは正確無比なんだから!」

モノクマ「ついでに……みんなも呼んでおきました!」

九神「皆?」

……九神君の言葉に、モノクマが返答する前に後ろの扉から声がする。

色鯨「うお!なんやコレ……気持ち悪い……」

澄々「……こんなところ……こんなところは……」

澄々「蕁麻疹が出るほど汚いですわ……」

海東「……床も壁も血だらけじゃねえか、で……」

海東「……誰が、死んでるんだ?」

響音「……みんな……」

九神「……殺陣山湊、やつが死んだ」

色鯨「は、はあああああああ!?」

色鯨「嘘やろ!?あいつが!?」

色鯨「まあ……嬉しいっちゃ嬉しいけど……」

冬崎「こりゃ呼ぶ手間が省けたっすね……っておりょ?」

冬崎「……火ノ宮くんは?」

396 : 1 ◆HACMvD2zUw  2014/03/21(金) 22:00:50.35 ID:aLUhKoHq0
海東「あ?いないのかよ?」

九神「……誰か、火ノ宮を見たものは?」

澄々「私は……ずっと九神さんといましたわよね?」

色鯨「俺も見てへんな……」

海東「俺もだな……」

海東「つーか……何で朝永は倒れてんだ?」

響音「……わからないよ……私が来た時には、ここで倒れてて………」

朝永「……う、うん……」

話している最中、朝永さんの呻き声が聞こえた。

響音「朝永さん!?」

朝永「……妙夢……ちゃん?」

響音「うん、そうだよ?」

海東「……とりあえず、保健室に連れて行ったほうがいいかもな」

冬崎「えっ!?」

海東「なんで意外そうな声出してんだよ……」

冬崎「いや……さっきとは態度が全く違うなって……」

海東「悪いかよ……怪我人にそんなことしてどうすんだ」

九神「そうだな、朝永、何か異常はないか?」

朝永「……ちょっと、頭がボーッとするかも……」

九神「そうか……とりあえず、保健室に連れて行こう」

色鯨「でも、聞き込みはええのか?」

九神「……保健室で聞けばいい。一応外傷がないかも確認したほうがいいだろう」

399 : 1 ◆HACMvD2zUw  2014/03/21(金) 22:04:17.26 ID:aLUhKoHq0
響音「じゃあ私が……」

冬崎「いや……響音ちゃんは残って欲しいっすよ」

響音「えっ?」

冬崎「……響音ちゃんは捜査がうまいっすから……できれば残って欲しいっす」

冬崎「検死ができるのもあたしだけだし……あたしも好き勝手捜査できないっすからね……」

……そっか、今まで検死をやってくれてた姫月さんは……

響音「………」

澄々「……では、わたくしが」

冬崎「……一応言っておくっすけど、あくまで最低限の質問しかしちゃいけないいっすよ?」

冬崎「安静に、が基本っす」

澄々「それくらい弁えていますわ。では、朝永さん、立てますの?」

朝永「……なんとか」

澄々「では、肩をお貸ししますので……一階へ降りましょう」

……澄々さんは、朝永さんに肩を貸すと、音楽室を二人で出ていった。

そういえば……朝永さんの服、なんでドレスなんだろう……後で聞いたほうがいいのかな?

九神「……では、俺たちは捜査開始だな」

海東「……だな、保全担当は……まあ色鯨だな」

色鯨「え……こんな中でオレなん?」

冬崎「あと海東君もっす」

海東「俺もかよ……」

冬崎「……検死が終わったらあたしだって調べたいものがあるんすから、二人は置いておきたいんすよ」

海東「へいへい……」

400 : 1 ◆HACMvD2zUw  2014/03/21(金) 22:05:33.63 ID:V9e9SsdB0
……でも、本当に……

響音「……火ノ宮君……どこにいるんだろう」

色鯨「…また部屋で寝とるんちゃうの?」

響音「そうなのかな……」

九神「……アナウンスは鳴ったんだ。いざとなればモノクマも起こすだろう」

九神「俺たちは、数少ない時間を有効に使うんだ」

冬崎「そっすね、それじゃまずは………ファイルの確認からっすね」

モノクマ「はい、話も終わったみたいだね!じゃあこれですよ!」

モノクマ「ザ・モノクマファイル〜!」

……モノクマから私たちにファイルが渡される。

よし、中身を読んでみよう。

『被害者となったのは殺陣山湊、発見場所は音楽室の壇上。
 死因は心臓に杭が突き立てられたことによる刺殺。
 死体の周辺には白い造花が散らばっている。
 また、第一発見時、自分で自分を刺したような状態で死体は見つかった。』

……刺殺、か……

やっぱりあの心臓に刺さってる杭が死因なんだろうな……

ともかく、捜査を進めないと……

……真っ赤に染まったこの音楽室には、いつもと違って……

嫌悪とか、そういう感情しかわかないけど……

【INFO】
・コトダマ【モノクマファイル4】を入手。
『被害者となったのは殺陣山湊、発見場所は音楽室の壇上。
 死因は心臓に杭が突き立てられたことによる刺殺。
 死体の周辺には白い造花が散らばっている。
 また、第一発見時、自分で自分を刺したような状態で死体は見つかった。』
・これより捜査パートを開始します。

401 : 1 ◆HACMvD2zUw  2014/03/21(金) 22:06:14.11 ID:V9e9SsdB0
【捜査パートについて】
・捜査パートでは規定の行動回数の中で事件に必要な証拠を集めていきます。
・基本的に一行動につき一回分の行動ポイントを必要とします。ただし、時間のかかる捜査をした場合はその限りではありません。
・捜査パートでは以下の三つの行動を取ることができます。
『捜査』…場所を指定して捜査します。物的証拠などを見つけるのに使いましょう。
『聞き込み』…人物を指定して捜査します。証言を集めるのに使いましょう。
『考察』…既に入手したコトダマを自分の能力で考察します。響音の場合は「音」に関する情報を考察できます。
・また、モノクマメダルを一枚使用することでヒントを得ることができます。
・捜査をスムーズにするために、各自『希望ヶ峰学園の見取り図』を用意しましょう。
「校舎 地図」http://gamers-high.com/danganronpa/map1.html~~ 「寄宿舎 地図」http://gamers-high.com/danganronpa/map2.html
・コトダマの中には裁判で使用しないダミーも混じります。注意しましょう
・捜査パートは必要なコトダマを全て集めきるか、行動ポイントが0になった時点で終了します。
・捜査パート中は複数の安価を指定することができません。

Chapter04 非日常編
捜査開始!

現在の行動ポイント:15
モノクマメダル×13

探索可能ポイント
寄宿舎1F
校舎1F〜4F
体育館

最初の行動はどうする?
安価↓2
1、捜査…場所を指定
2、聞き込み…人物を指定
3、考察…コトダマを指定
4、ヒント(モノクマメダル一枚使用)

402 : 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします  2014/03/21(金) 22:08:41.68 ID:gYjf5Ob5o
1
事件現場

405 : 1 ◆HACMvD2zUw  2014/03/21(金) 22:18:23.76 ID:aLUhKoHq0
1、選択

……とりあえずは基本の現場検証からか……

血だらけの現場で気持ち悪いけど、気合で乗り越えるしか……

……まずはどこから調べるべき……かな?

1、殺陣山の死体
2、ピアノ
3、床
4、壁

安価↓2

407 : 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします  2014/03/21(金) 22:19:39.34 ID:3r96V1DM0
1

409 : 1 ◆HACMvD2zUw  2014/03/21(金) 22:26:24.15 ID:aLUhKoHq0
1、選択

……検死中のお邪魔させてもらうけど……大丈夫かな?

響音「冬崎さん、ちょっといい?」

冬崎「んあー?まあ大丈夫っすよ?」

冬崎「細かい検死結果はしばらく出ないっすけど……」

響音「うん、とりあえず状態だけ調べておきたいだけだから……」

冬崎「そういうことなら、でも、気をつけてほしいっすよ?」

冬崎「……近くに、造花がたくさんあるからできるだけ動かさないように」

冬崎「一応、証拠かもしれないっすから」

……だよね………

……造花に気をつけて調べよう。

1、殺陣山の腕
2、胸に刺さっている杭
3、周囲の造花
4、死体の体制

安価↓2

411 : 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします  2014/03/21(金) 22:30:34.57 ID:j0NWqSjL0
3

412 : 1 ◆HACMvD2zUw  2014/03/21(金) 22:39:02.78 ID:aLUhKoHq0
3、選択

……じゃあまずこの造花から……

……随分綺麗な造花だな……本物の花みたい。

真っ白くて綺麗……部屋に飾りたいくらいだ。

きっとこれは、殺陣山が作っていたものだろう。

色鯨君も言っていたし……「殺陣山が大量の造花を作っていた」って……

本当に、そういう方面では有能なんだな……性格はアレだったけど。

……でも、本当にただの造花だ……なにか仕掛けられてるとも……

響音「……冬崎さん、この造花の中に何かが隠されてるかも……」

冬崎「……しゃーないっすね、調べてみるといいっす」

では失礼して……造花の山に腕を突っ込んでみる。

……でも、やっぱり何かある感じはしない。

本当にただの造花……

響音「うーん……この花に何の意味があるのよ……」

……そういえば、音楽室は大量の血で汚されていた。

……それに、殺陣山の死体も、胸に杭が刺さっていただけあって、血まみれだった……

でも………この造花には……

不自然なほど、血が付いていない、ような……

【INFO】
・コトダマ『白い造花』を入手しました。
「殺陣山の死体の周りは白い造花で飾り付けられていた。なお、この造花には一切血がついていない。」

1、殺陣山の腕
2、胸に刺さっている杭
3、死体の体制

安価↓2

414 : 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします  2014/03/21(金) 22:42:34.49 ID:GZQvBzI90
1

415 : 1 ◆HACMvD2zUw  2014/03/21(金) 22:50:43.55 ID:aLUhKoHq0
1、選択

……次は、殺陣山の腕を見て見る。

……両手で、杭を握り、自分の胸に突き刺している……

そして、自分の腕にも返り血が飛んでる……

響音「……手のひら側の腕が血まみれだ……」

心臓に杭を刺せばそうなるか……

となると、一番考えられるのは……自殺?

響音「……コイツが、自殺?」

……自殺って、人をあれだけ殺したがってたコイツが?

……それも、信じがたいことだけど……

でも、自殺に見えるのも真実だしな……

【INFO】
・コトダマ「殺陣山の腕」を入手しました。
『殺陣山の腕、手の平側から腕にかけて大量の血がかかっていた。自分で自分を刺したのならば自然な状態であるが……』

1、胸に刺さっている杭
2、死体の体制

安価↓2

417 : 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします  2014/03/21(金) 22:52:41.08 ID:Hhyu7W9Ao
1

418 : 1 ◆HACMvD2zUw  2014/03/21(金) 23:03:32.77 ID:aLUhKoHq0
1、選択

……次は、凶器と思われる杭、だね。

これ……木製だ……木製の杭……

……下手に切れ味が出ない分痛そうだなあ……

冬崎「いやいや、木製の杭でも、加工の仕方によっては……」

冬崎「立派な武器になると思うっすよ……」

冬崎「実際、木製の尖った槍でも十分人体は貫けるはずっすから……」

……マジか……

響音「……じゃあ、これは……手製の可能性もあるかな?」

冬崎「そうっすね、たしか、美術室には木像を作るための木材もあったすよね?」

冬崎「それを削れば……」

……この杭を作れる、か……

冬崎「あと、響音ちゃん、この杭、試しに抜こうとしてみてくれないっすか?」

響音「え、ええ!?」

冬崎「……次は傷口を調べたいっすから、ね」

響音「いや、冬崎さんがやってよ!私は……」

冬崎「これは重要なことなんす!」

何が重要なの!?……仕方ない……

……胸に刺さった杭を引っ張ってみよう……ってアレ?

響音「……抜けない?」

冬崎「……力入れないと無理っすよ?多分床まで貫通してるっすから」

響音「床まで?」

冬崎「そう、床まで」

……床まで、この杭は刺さっているのか……

でもこれには何の意味が……

【INFO】
・コトダマ「木製の杭」を入手しました。
『殺陣山の胸に刺さっていた杭。木製であり、木を削ってできた手製のものである可能性がある』
・コトダマ「杭の状態」を入手しました。
『杭は殺陣山の体を貫通しており、床にまで突き刺さっていた』


では今日はここまでで。お疲れ様でした。

430 : 1 ◆HACMvD2zUw  2014/03/22(土) 21:48:34.60 ID:1+OvmV4c0
ちょっとはやいけどいいかな?いいよね?
始まるべ



……あとは、体制か……

……綺麗なものだ、きちんと仰向けな体勢になっていて……

まるで祈るような体勢で手を前に出している。

……その手に杭を持って自分の胸を刺していなければ、そう見えるが……

冬崎「……自分を芸術品だと思ってるんすかね?」

響音「……かもね」

こいつなら、やりかねないな……

ともかく、死体は仰向けに倒れているけど……

冬崎「……の割には、不自然なところもあるっすけどね」

冬崎「…殺陣山の脇腹とか……体の側面を見て欲しいっす」

響音「側面?」

……言われてみてみると……

響音「体の横側……右肩や、右の脇腹にも血がべっとりついてるね……」

冬崎「胸を刺して、仰向けに倒れたんならここに血がつくのは……少しおかしい気がしないっすか?」

響音「確かにね……」

……胸を自分で刺したんなら、血は自分の手、そして、自分の胸や腹の辺りに広がっていくはず……

それなのに、どうして……

【INFO】
・コトダマ「殺陣山の死体の体制」を入手しました。
「殺陣山は仰向けになった体制で死んでいた。」
・コトダマ「死体に付いた血痕」を入手しました。
「殺陣山の死体には、腕、胸、腹の他にも、肩、脇腹といった右側の側面にも血がついていた。」

……さて、死体に関してはこのくらいかな。

冬崎さんの検死の邪魔になってもいけないし、そろそろ別のところを調べよう。

響音「じゃあ、私はそろそろ行くね。……検死、任せたよ」

冬崎「任されたっす!とりあえず、時間が経ったらあたしに言ってもらえれば検死結果を報告するっすよ」

冬崎「なんか思いつくことを調べ終わったら来るといいっす!」

……よし、じゃあ冬崎さんにここは任せて、次は……

安価↓2
1、ピアノ
2、床
3、壁


432 : 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします  2014/03/22(土) 21:53:49.23 ID:P+ydYSGYo
1

433 : 1 ◆HACMvD2zUw  2014/03/22(土) 22:13:13.10 ID:1/2H3+Hg0
1選択

……次は、ピアノを調べてみよう。

……壇上の上がこうなっているからか、ピアノは舞台の隅のほうに追いやられている。

響音「……乱暴に扱わないで欲しいなあ」

このピアノ……いくらすると思ってるんだ。

詳しい値段はわからないけど、立派なピアノだし、音色も良かった。

……少なくとも、自分のお金じゃ無理だと思う。

響音「……さて、どうするか……」

……まず、なにか問題が起きてないか……そのチェックだ。

とりあえず上蓋を開けてみるとそこには……

響音「なにこれ……」

頭を抱えてしまう、ピアノの中にはいつも見ているようなピアノ線やらハンマーがあるはずなのに……

中には無造作に放り込まれた複数の何かの袋、明らかに弦を叩くものではなく、工具用のハンマーやらが入っている。

……誰がやったかわからないけど覚えてろよ……

響音「……全く、とりあえず取り出さないと……」

……取り出して中身を確認してみる……

入ってるのは……

……ハンマーは、美術室にあったものだよね。殺陣山関連で美術室には何回か行ってたから覚えてる。

そしてこの袋……血がくっついてる……

……これはひどい……ピアノの中も血まみれだよ……

響音「何でわざわざこの中に……って、あれ?」

……よく見れば、これ……輸血パックだ……

……血の原因はこれか……

なんでこんなものがここに……それに……

響音「……ひとつだけ、穴があいてる……」

……ひとつだけ穴があいた輸血パックからは、血が漏れ出している……

……これは大容量の物だな……他の物より二倍ほどのサイズがある。

ここからピアノの中に溢れたのか……でも、穴?

……他のパックはキチンと決まっている口から血は出されたようだ。封が切られている。

響音「この輸血パック……」

……何かに刺されたように、穴があいている?

【INFO】
・コトダマ「輸血パックの袋」を入手しました。
「ピアノの中には大量の空の輸血パックが捨てられていた。そのうち、大容量の物一つに穴があいている。」
・コトダマ「木製のハンマー」を入手しました。
「ピアノの中にはハンマーが放り込まれていた。」

……ピアノにこんなことして……何を考えているんだ……

微妙に怒りを覚えながら、次に調べるものを私は考えた。

安価↓2
1、床
2、壁

435 : 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします  2014/03/22(土) 22:19:00.38 ID:ewiD7Pr80
2

436 : 1 ◆HACMvD2zUw  2014/03/22(土) 22:37:37.92 ID:WCdSMeHU0
……次は、壁を見てみようかな。

といっても……

響音「血だらけ……」

色鯨「……マジでや……超怖い……」

響音「え?」

色鯨「だって!なんかいわくつきの建物みたくなっちまっとるやん!」

響音「……言われてみればね……」

色鯨「うう……何でこんなところに取り残されてんねん俺らは……」

色鯨「ここすっごく暗くて怖いし……」

暗くて怖い?

響音「……そういえば」

……この部屋、確かに暗いな……

電気もついてないのかな?

……まあとりあえず、調べることから始めようか。

安価↓2
1、朝永がもたれかかっていた壁周辺
2、壁の血のかかり方
3、照明をつけてみる

438 : 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします  2014/03/22(土) 22:41:59.69 ID:MnU1W19J0


439 : 1 ◆HACMvD2zUw  2014/03/22(土) 22:48:32.37 ID:WCdSMeHU0
3、選択

……暗いままじゃ調べられないし、とりあえず電気をつけよう。

と思って、スイッチを押したんだけど……

響音「……点かない?」

色鯨「ああ……俺も試したんやけどつかなかったで?」

色鯨「舞台の方の電気は点くからまるっきり暗いってわけやないけど……」

響音「客席の方だけつかないの?」

色鯨「ああ、そうみたいやで?」

色鯨「……壊れとるんかいな?」

響音「でも……昨日は客席も舞台も問題なくついてたよ?」

……偶然にしては、出来過ぎなような……

【INFO】
・コトダマ「客席の照明」を入手しました。
「音楽室の照明のうち、客席側の照明は点かなかった。」

安価↓2
1、朝永がもたれかかっていた壁周辺
2、壁の血のかかり方


441 : 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします  2014/03/22(土) 22:50:24.77 ID:f36E10IU0
1

442 : 1 ◆HACMvD2zUw  2014/03/22(土) 23:14:02.44 ID:PBoVMIMd0
……暗い中で仕方ないけど……

とりあえずは朝永さんが倒れていたあたりを調べてみようか……

響音「……このあたり、だったかな」

色鯨「……朝永も大変やな。誰かに襲われたんやろか?」

響音「……なんでそう思うの?」

色鯨「だって……朝永のやつ……一応恨みは買ってたやろ?」

響音「……うん」

……それは否定できない……

色鯨「一応、今は保健室にいるみたいやし……時間あったら見に行っといたほうがええんとちゃう?」

響音「うん、そうする……」

……色鯨くんと話しながら周囲を調べると、朝永さんが倒れていた辺りに何かが落ちているのを見つけた。

響音「あれ……これって……」

小型の筒状の機械……

色鯨「……なんやコレ?」

響音「これって……」

……何か、護身用の道具で見たことがある……冬崎さんに聞いてみよう。

響音「冬崎さん、これって……」

冬崎「んー?あーこれ……スタンガンっすね……」

色鯨「スタンガンって……あのビリビリくるあれか?」

冬崎「そうっす。……まあ、充電が切れてるみたいっすけど」

響音「えっ?」

……本当だ。充電を示すマークが『0』を指してる。

……でも……

響音「最大で『2』?」

冬崎「……二発しか打てないってことじゃないすか?」

色鯨「え?それだけ!?」

冬崎「相当燃費悪いっすね……つーか、こんなもんどこにあったんすか……」

響音「そこに落ちてたんだけど……」

色鯨「……けど、倉庫にそんなものあった覚えはあらへんで?」

……スタンガンの入手先……

それも重要……なのかな?

【INFO】
・コトダマ「スタンガン」を入手しました。
「音楽室の朝永が倒れていた場所周辺には、スタンガンが落ちていた。
 最大で二発までしか連続では撃てないようだ。」

443 : 1 ◆HACMvD2zUw  2014/03/22(土) 23:28:50.68 ID:gLmfIxNM0
……あとは壁の血のかかり方だけど……

響音「……なんか、違和感があるような……」

色鯨「ん、何がや?」

響音「……この部屋、床どころか壁も全部真っ赤に染まってるでしょ?」

色鯨「そうやな……」

響音「……死んだ殺陣山の血だけで、こんなに部屋を赤く染められるかな?」

色鯨「……つまり、あれか?他に誰か死んだ奴がいるんやないかっつー話か?」

響音「それは飛躍しすぎだと思うけど……」

モノクマ「……つまり、響音さんは被害者が二人いるんじゃないかって思ってるわけ?」

色鯨「うお!?」

響音「……モノクマ?」

モノクマ「……いいところに目をつけたね、確かに、血の量が尋常じゃないもんね」

モノクマ「ボクの半分の白い部分もここにいたら真っ赤になっちゃう……そのくらいの血みどろスプラッタだもんね!この部屋!」

モノクマ「でも残念!今回の事件の被害者は一人なのです!」

モノクマ「根拠は、僕が既にファイルを配っていることが挙げられます!」

色鯨「ファイルが?」

モノクマ「考えてもみてよ、前回の事件は被害者が二人だったけど、『1つ』のファイルにまとめて二人分書いてたでしょ?」

響音「うん……そうだね」

モノクマ「学級裁判一回につき、配るファイルは一つだけなの、作るの大変だからね!」

色鯨「……わけわからん、それがどうして被害者が一人って話につながるんや?」

モノクマ「きみはじつにばかだな!」

色鯨「何おう!」

響音「……もう一人被害者がいるなら、ファイルにその人のことも書かれなきゃおかしいってこと?」

モノクマ「さすが聡明な響音さん!色鯨君とは訳が違うよ!」

モノクマ「じゃあそういうことだから!」

響音「待って!」

モノクマ「何?まだ何か?」

響音「……ここの照明、なんか点かないみたいなんだけど」

モノクマ「……あー、なるほどね、じゃあしばらくしたら直しておくよ」

……そう言うとモノクマは足早に部屋を出て行った。走って。

色鯨「……不当に馬鹿にされとらへんか?俺……」

響音「……気を強く持って」

……とりあえず、形だけは慰めておこう……
【INFO】
・コトダマ「モノクマファイルのルール」を入手しました。
『一つの裁判では一つしかモノクマファイルは配られない。つまり、被害者は殺陣山一人で間違いない』

……さて、床は……

よく見えないし、照明が直ってから探したほうが効率はいいかな?

現在の行動ポイント:14
モノクマメダル×13
次の行動はどうする?
安価↓2
1、捜査…場所を指定
2、聞き込み…人物を指定
3、考察…コトダマを指定
4、ヒント(モノクマメダル一枚使用)

444 : 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします  2014/03/22(土) 23:33:05.12 ID:vaYrsrCl0
2,朝永

446 : 1 ◆HACMvD2zUw  2014/03/22(土) 23:43:25.42 ID:zEfQ3g3u0
2、選択

……朝永さんに聞き込みをしてみよう。

もしかしたら、犯人のこととか知ってるかもしれない。

【保健室】

澄々「響音さん……」

響音「澄々さん……朝永さんは?」

澄々「そこ、ですわ……」

朝永「………」

……とりあえず、目立つ怪我とかはないみたいだけど……

朝永「……どうしたの?」

響音「朝永さん、あのね、聞きたいことがあってきたの」

響音「……無神経に、あんなこと聞いちゃった私をまだ嫌ってるかもしれないいけど……」

響音「事件の解決に、重要なことだから」

朝永「…………」

朝永「……うん、わかったよ」

……さて、とりあえず話はしてくれるみたいだけど……

……どうしよう、何を聞こうか?

本日ラストで
安価↓2
1、火ノ宮のことについて
2、どうして音楽室に倒れていたのか?
3、そのドレスはどうしたのか?
4、自由安価

448 : 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします  2014/03/22(土) 23:45:28.89 ID:CCHHqwRg0
1

460 : 1 ◆HACMvD2zUw  2014/03/23(日) 20:56:24.62 ID:W32VaDod0
多分まだ調べることあるから今日中には無理なんじゃないかな……
じゃあ始めるべ


1、選択。

響音「……火ノ宮君、どこいったか知らない?」

朝永「……え?」

響音「事件があってから、ずっと姿が見えないの」

響音「朝永さん、一緒にいたんでしょ?だったら……」

朝永「……わかんない」

澄々「わからない?」

朝永「うん、私……一回トイレに行ったんだけど……」

朝永「……その時、身体にしびれを感じて……」

澄々「痺れ、とは一体?」

朝永「わかんないよ!……とにかく、それから気を失ってて……」

朝永「……気づいたら、音楽室にいたの」

響音「え、じゃあ……」

朝永「……火ノ宮君、どこに行ったの?」

朝永「私が知りたいよ!そんなの!」

響音「……ごめんね」

……じゃあ、トイレに行っている一人のときに襲われたってことか……

それなら、わかるはずない……けど……

火ノ宮君……どこに行ったの?

澄々「……痺れ……」

澄々「……あの状況と似ていますわね」

響音「あの状況?」

澄々「……まあ、言ってしまいますか。緊急時ですし」

澄々「わたくしと九神さんが襲われた、という話はご存知ですわよね?」

響音「うん……」

澄々「その時も『痺れ』を感じたあとに気絶しましたわ」

澄々「……もしかしたらそれと同じ方法が使われたのではないでしょうか?」

澄々「残念ながら、方法に関してはわかりませんが……」

……同じ方法か……

それなら、襲われたもうひとりである九神君に話を聞くのもいいかもしれない……

【INFO】
・コトダマ『朝永への襲撃』を入手しました。
「朝永は一人でトイレのために外に出た時に襲われたという。
 その時、痺れを感じて気絶したとのこと。」

安価↓2
1、どうして音楽室に倒れていたのか?
2、そのドレスはどうしたのか?
3、自由安価

461 : 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします  2014/03/23(日) 20:57:23.89 ID:LvBa+G3b0
2

463 : 1 ◆HACMvD2zUw  2014/03/23(日) 21:15:56.21 ID:66apcKLL0
2、選択

……あと、一番気になってることだけど……

響音「……そのドレスはどうしたの?」

……まるでウエディングドレスにも見える純白のドレス。

ただ、あんな血だらけのところに倒れていたから……ところどころ紅く染まっている。

そのせいで、少し不気味にも見えた。

朝永「……気がついたら着てたの」

澄々「着させられた、ということですの?」

……襲われて気絶している間に着替えさせられたのかな?

……つまり、犯人は女の子を一回裸にひん剥いたわけか。

響音「……変態め」

澄々「……ふーむ……」

響音「……どうしたの?澄々さん」

澄々「このドレス……結構いい生地を使っていますわね……」

朝永「……そうなの?」

澄々「ええ、わたくしも幼い頃からドレスを着る機会は多くありましたから……」

澄々「多少なら目も利きますわ」

響音「さすが本物のお嬢様……」

澄々「……そういえば、はて?」

響音「……どうしたの?」

朝永さんの来ているドレスをまじまじと眺めながら、澄々さんは首をかしげた。

澄々「いえ……朝永さん、一度ドレスを着替えてもらっていいですか?」

朝永「いいよ?……あ、でも……着替えが……」

澄々「着替えでしたら保健室に患者服がありますわ。それを一度着てくださいますか?」

朝永「うん、わかったよ」

……いそいそと、朝永さんは着替え始めた。

まあ、女性陣しか今はここにいないから大丈夫だろう。

ちょっと複雑な脱ぎ方をするドレスだったけど、なんとか無事に脱いで……

澄々「……では、ちょっと見せてもらいますわね?」

響音「なにか気になることでも?」

澄々「ええ……まあ、些細なことですが」

澄々「時間があるときにでも私に聞いてみてください、少し時間がかかりそうですわ」

……ドレス、何かおかしいところがあったのかな?

ドレスを見せてもらうときは、澄々さんに話してみよう。

【INFO】
・コトダマ『純白のドレス』を入手しました。
「襲われた朝永が着ていたドレス。
 気絶しているあいだに着せられたらしい。」

安価↓2
1、自由安価
2、他の場所へ

464 : 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします  2014/03/23(日) 21:23:23.10 ID:tiyQj+AM0
トイレにいたのはいつ?

466 : 1 ◆HACMvD2zUw  2014/03/23(日) 21:29:23.24 ID:xFMNCaRZ0
……じゃあ、最後に聞かせてもらおう。

響音「うーんと……じゃあ聞かせてもらいたいんだけど……」

響音「トイレにいたのっていつくらいの話?」

朝永「……いつくらい?」

響音「うん、あ、大体の時間でいいよ?」

響音「最後に時計を見たのは何時だったか……とかでもいいよ?」

朝永「……多分、十時くらいだと思う」

朝永「火ノ宮くんと話してたとき、九時半くらいの時計を見たはず……だから」

……なるほど、でも正確な時刻は割り出せない、か……

そういえば、今回のモノクマファイル……死亡時刻が書かれてないよな……

なんでなんだろう?

【INFO】
・コトダマ『朝永の証言』を入手しました。
「朝永が襲われた時刻は一〇時くらい……と朝永が証言した。
 ただ、時計を直前に見たわけではないので正確な時刻は絞れない」


現在の行動ポイント:13
モノクマメダル×13

次の行動はどうする?
安価↓2
1、捜査…場所を指定
2、聞き込み…人物を指定
3、考察…コトダマを指定
4、ヒント(モノクマメダル一枚使用)


468 : 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします  2014/03/23(日) 21:33:01.88 ID:8fzPZzMIo
1
美術室

469 : 1 ◆HACMvD2zUw  2014/03/23(日) 21:37:55.94 ID:5pAgUUXb0

1、選択

【美術室】

美術室……

今回殺された殺陣山が、特に入り浸っていた場所……

ここにも何かの手がかりがあるかもしれない……

さて、気になるところは……

安価↓2
1、木材と何かを削ったあと
2、隠されるように置かれている衣類
3、薬品の空き瓶

471 : 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします  2014/03/23(日) 21:39:14.63 ID:LvBa+G3b0
1

473 : 1 ◆HACMvD2zUw  2014/03/23(日) 21:45:48.21 ID:gWN+PZ4H0
1、選択

……まずはどう考えてもこれだよね。

木材と、何かを削った跡……木屑だ。

あの現場に、木材を削って作られたと思われるものはあった……

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

響音『……じゃあ、これは……手製の可能性もあるかな?』

冬崎『そうっすね、たしか、美術室には木像を作るための木材もあったすよね?』

冬崎『それを削れば……』

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

うん、あの杭だ。

刺さっていた杭と……専門的なことはわからないけど、ここにある木は同じ種類だと思う。

それに……木材の近くには、彫刻刀が見える。

あの彫刻刀にも見覚えがある。

殺陣山がここで愛用していた彫刻刀だ。

つまり……

【INFO】
・コトダマ「美術室の状態」の情報が更新されました。
「美術室には、杭を作成したと思われる跡があった。
 そして、近くには殺陣山が愛用していた彫刻刀も落ちていた。」

安価↓2
1、隠されるように置かれている衣類
2、薬品の空き瓶

475 : 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします  2014/03/23(日) 21:47:34.50 ID:LvBa+G3b0
2

476 : 1 ◆HACMvD2zUw  2014/03/23(日) 21:58:14.12 ID:gz+1UCFa0
2、選択

……次は、近くに落ちている空き瓶だ。

こんな薬品……保健室にあったっけか?

姫月さんにも説明してもらった記憶はないけど……

……ラベルを読めば効能が分かるかな?

『局所麻酔薬
 投与した箇所の神経を麻痺させ、痛覚・触覚といった感覚を麻痺させ、消失させます。
 使用の際には注射器を使い……患部周辺の皮膚に刺すことで使用します。」

……そういえば、化学室にも薬はあるって言ってたっけ?

保健室になかったなら、そこが出処かも……

「※注意!
 口から飲むなど、上記以外の方法で使用しないでください。
 その場合は効果が現れず、健康を害する場合がございます。」

……麻酔薬?

澄々さんが言っていた痺れたような感じ……これのことかな?

でも、これは……見る限り特定の部位の麻痺しか起こらないみたいだけど……

注射器を使わないと効果も出ないみたいだし……

【INFO】
・コトダマ『局所麻酔薬』を入手しました。
「注射を行うことで特定の部分のみを麻痺させる麻酔薬。
 美術室に空き瓶が落ちていた。」

478 : 1 ◆HACMvD2zUw  2014/03/23(日) 22:06:18.44 ID:rWLA6JRQ0

あとは……この隠されるように置かれている衣類だけど……

……これ、どこかで……

響音「……あっ!」

そうか……これ朝永さんの服だ。

いつも着ている服はこれだったよね。だとすると……

ここに運び込まれて、着替えさせられたのかな?

そうだとすると……

今までの情報から考えると……朝永さんを襲って運び込んだのは……

響音「……殺陣山?」

あいつがやった……っていうのが辻褄も合うけど……

でもそれならなんであいつは死んでるんだ?

【INFO】
・コトダマ「朝永の衣服」を入手しました。
「朝永の普段着は、美術室の中に隠されるように置かれていた。」

現在の行動ポイント:12
モノクマメダル×13

次の行動はどうする?
安価↓2
1、捜査…場所を指定
2、聞き込み…人物を指定
3、考察…コトダマを指定
4、ヒント(モノクマメダル一枚使用)

480 : 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします  2014/03/23(日) 22:08:29.87 ID:zpFEDAwZo
2 冬崎

481 : 1 ◆HACMvD2zUw  2014/03/23(日) 22:12:00.70 ID:rWLA6JRQ0
2、選択

……冬崎さんに話を……

でも、まだ検死は終わってないんじゃないかな?

邪魔することになっちゃうけど……

安価↓2
1、行く
2、行かない


483 : 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします  2014/03/23(日) 22:12:59.50 ID:vXUGcMoWo
2

484 : 1 ◆HACMvD2zUw  2014/03/23(日) 22:15:07.14 ID:rWLA6JRQ0
……他の場所から調べた方がいいかな。

冬崎さんも「思いつくことを調べ終わったら」って言ってたし……

現在の行動ポイント:12
モノクマメダル×13

次の行動はどうする?
安価↓2
1、捜査…場所を指定
2、聞き込み…人物を指定
3、考察…コトダマを指定
4、ヒント(モノクマメダル一枚使用)

486 : 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします  2014/03/23(日) 22:15:58.13 ID:LvBa+G3b0
1くかみん

487 : 1 ◆HACMvD2zUw  2014/03/23(日) 22:22:36.87 ID:RFFAeavh0
2、選択

……九神君に聞いてみよう。

一応、どこか捜査してるのかな?

【4F 廊下】

響音「九神君、ちょっといい?」

九神「響音?どうした」

響音「何してるの?」

……見れば、九神くんは廊下とにらめっこしている。

何か理由があるのかな?

九神「ああ、俺は廊下の血の跡を調べていた」

響音「……音楽室に続いてるやつ?」

九神「その通りだ。まあ正確に言えば……」

九神「音楽室から外に出ているモノ、だが……」

響音「音楽室から外に?」

九神「一応、俺たちは音楽室から出る場合は血を雑巾で拭き取ってから出ただろう?」

響音「……そうだね」

……血がついたまま外に出ると廊下まで血の足跡が出来てしまう。

そのために海東君が雑巾を持ってきてくれた……

(ごめん、そのシーンを書くのが抜けてたね)

九神「となると、この血の跡は俺たちが入る以前……つまり、犯人が何かをして出来たと思われるのだが……」

響音「それを調べてたんだ……」

九神「ああ……」

……一応、それは新情報だ。詳しく聞いてみよう。

安価↓2
1、血の跡について
2、九神と澄々が襲撃された時の状況について
3、自由安価

489 : 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします  2014/03/23(日) 22:27:36.31 ID:tiyQj+AM0
2

490 : 1 ◆HACMvD2zUw  2014/03/23(日) 22:44:54.47 ID:rhfbqGbB0
2、選択

響音「九神君、ちょっと聞きたいんだけど……」

響音「澄々さんと九神君が襲撃されたとき、あるでしょ?」

九神「……ああ」

響音「その時に、犯人が使ってた武器とかわかる?」

九神「……なぜそれを聞く?」

響音「……澄々さんに聞いたんだけど、痺れたような感じがしたって言ってたんだ」

響音「それと、朝永さんも今回の事件で襲撃されたんだけど、やっぱり痺れたような感じがしたんだって」

九神「なるほどな……」

響音「……九神くんももしかして、見てない?」

九神「…………」

響音「九神くん?」

九神「……スタンガンだな」

九神「澄々は恐らく背後から襲われたから気づかなかったんだろう。あいつは間違いなくスタンガンを使っていた」

九神「……俺は正面からあいつと戦っているわけだしな」

響音「スタンガン……」

スタンガン……だとしたら……

あの現場にも落ちてた……よね。

九神「そうか……朝永はスタンガンで襲われたのか……」

響音「……でも、出処がわからないよ」

響音「スタンガンなんて、どこにもなかったし……一体……」

九神「いや……出処なら俺に心当たりがある」

響音「本当?」

九神「……俺達を襲撃した同一犯……そいつが犯人だ」

響音「……え?」

……九神君たちを襲った……犯人?

響音「それって……黒幕がやったって話じゃ……」

九神「……いや、俺と冬崎は、違うと考えている。混乱を招くから言いたくはなかったがな」

響音「……どういう事?」

九神「……俺たちは、『内通者』……裏切り者がこの中にいるのではないかと思っている」

響音「裏切り者!?」

九神「事実、冬崎が解析したデータの中にも、その可能性を示唆するものがあった」

響音「なんでそんな重要なこと……」

九神「……混乱を招く可能性があると言った。もっとも、奴が犯人であるならば……」

九神「この裁判で裏切り者を燻り出すチャンス……というわけだが……」

……そんな裏切り者って……
【INFO】
・コトダマ「スタンガン」の情報が更新されました。
「スタンガンは九神・澄々が襲われた時にも使われた武器だった」
・コトダマ「内通者」を入手しました。
「九神と冬崎の予測では、一六人のなかに内通者がおり、それが襲撃の犯人であると考えていた。
 また、内通者の武器もスタンガンである。」

安価↓2
1、血の跡について
2、自由安価

494 : 1 ◆HACMvD2zUw  2014/03/23(日) 23:09:11.75 ID:W32VaDod0
……あとは、九神くんが調べてたことを教えてもらおうかな?

響音「……じゃあ九神君。話してた血の跡のことについて教えてもらえる?」

九神「ああ……というより、見たほうが早いだろう。着いてこい」

……九神君に促され、血の跡をたどっていく。

音楽室の入口から辿っていき、突き当りを左側に曲がる。

続いて、職員室の方を回っていき、一番奥の……

響音「学園長室……」

九神「ではなく、こっちだ」

九神くんは学園長室より少し手前の……廊下の壁を指差した。

……血の跡は、丁度ここで途切れている。

だけど……これは……

響音「……壁のところで途切れてる?」

九神「ああ、まるで、壁の中へと入ってしまったようにな」

響音「壁の中に……」

……どういうことだろう、この近くには学園長室のドアしかないし……

学園長室は鍵がかかってあかない……となると……

響音「…………」

おもむろに、血の跡が消えているあたりの壁を叩いてみる。

……その音はコンコン、とまるで中が空洞であるような音がした。

……これって……

【INFO】
・コトダマ『廊下の血の跡』を入手しました。
「音楽室から廊下に伸びている血の跡は、最終的に何もない壁の部分で途切れていた。」
・コトダマ『血の跡周辺の壁』を入手しました。
「血の跡が消えている壁を叩いてみると、中が空洞のような音がした」

九神への質問
安価↓2
1、自由安価
2、ほかの場所へ

496 : 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします  2014/03/23(日) 23:14:39.26 ID:wviqs9F/o
2

497 : 1 ◆HACMvD2zUw  2014/03/23(日) 23:16:10.31 ID:XDYy6npe0
現在の行動ポイント:11
モノクマメダル×13

本日ラストで
次の行動はどうする?
安価↓2
1、捜査…場所を指定
2、聞き込み…人物を指定
3、考察…コトダマを指定
4、ヒント(モノクマメダル一枚使用)


499 : 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします  2014/03/23(日) 23:20:13.58 ID:Xrvi1e59o
4


500 : 1 ◆HACMvD2zUw  2014/03/23(日) 23:24:04.30 ID:XDYy6npe0
4、選択

モノクマメダルを消費します(残りメダル:12)

「事件があったとき、響音は冬崎と一緒にいた。
 九神は澄々と一緒にいた。
 そして、海東は色鯨と一緒にいた。……本当だろうか?」

本当のラスト
次の行動はどうする?
安価↓2
1、捜査…場所を指定
2、聞き込み…人物を指定
3、考察…コトダマを指定


502 : 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします  2014/03/23(日) 23:25:30.37 ID:S85B/LYAO

色鯨

531 : 1 ◆HACMvD2zUw  2014/03/26(水) 20:56:14.79 ID:O+imZ1ao0
2、色鯨に聞き込み

【音楽室】

響音「色鯨君」

色鯨「おう響音……犯人分かったんか?」

響音「ううん……まだかな」

色鯨「た、頼むで!お前だけが頼りなんやからな!」

響音「……完全に他人任せ?」

色鯨「だってオレこっから動けへんし……」

色鯨「調べようにも電気もつかへんし……」

色鯨「……な、無理やろ?」

響音「……はあ」

色鯨「あ、呆れた声出すんやない!」

……まあ、いいけど……

さあ、何を聞こうか……

安価↓2
1、音楽室に変化はあったか?
2、事件中のアリバイについて
3、自由安価

533 : 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします  2014/03/26(水) 21:07:22.43 ID:g+ZNsYqc0
2

534 : 1 ◆HACMvD2zUw  2014/03/26(水) 21:20:08.19 ID:O+imZ1ao0
2、選択

響音「あ、そうだ。色鯨君」

色鯨「ん?なんや?」

響音「事件中……っていうか、今日の朝に別れてから……」

響音「色鯨くんは何してたの?」

響音「海東君と一緒にいたって聞いてるけど……」

色鯨「……あー、あの……言いにくいんやが……その、な」

海東「……わりーな、俺はそいつとは一緒にいなかったぜ?」

響音「か、海東君?」

海東「……話が聞こえたからな」

響音「それより、一緒にいなかったってどういう事?」

色鯨「いや……最初は一緒にいたんやけどな……こいつ『一人になりたい』言うてたやろ?」

響音「うん……」

色鯨「……でも、俺は九神に言われたから一人にするわけにもいかなかったから……コイツの部屋に行ったんや……」

色鯨「けどな……」

海東「……実は、事前に九神に変装してたんだよ」

海東「九神に変装して、こいつに言ったんだよ、『海東のことはもういい』ってな」

色鯨「……いや、マジでわからんかったわ……」

海東「ま、問題にもなると思ったから部屋の中にメモを残しておいたんだけどな」

海東「『ちょっと出かけてくるわ』ってな」

色鯨「……というわけや、どこに行ったかもわからんかったし……」

響音「誰かに相談するとかなかったの……?」

色鯨「相談したらオレの責任問題が問われるやろが!」

……誰もそんなこと問わないから。

ということは……海東君と色鯨くんはアリバイが証明できなくなるわけか……

……海東君に変装してた時の状況を詳しく聞いてみるのもいいかもしれない

【INFO】
・コトダマ『色鯨の証言』を入手しました。
「色鯨は海東の部屋にいったところ、海東は九神の変装をすることで上手く撒いたらしい。
 それによって、色鯨と海東は別れてしまったというが……」


安価↓2
1、音楽室に変化はあったか?
2、自由安価
3、他の場所へ

536 : 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします  2014/03/26(水) 21:30:24.96 ID:5shy0WVVo
1

538 : 1 ◆HACMvD2zUw  2014/03/26(水) 21:35:14.10 ID:O+imZ1ao0
1、選択

響音「あとは……音楽室には何か変化はあった?」

色鯨「いや……今のところは何もな……」

響音「まだモノクマも来ないの?」

色鯨「ああ……電気つかへんと捜査もできんしな……」

色鯨「準備できたら呼びにいこか?」

響音「本当?じゃあよろしくね?」

色鯨「おう、任しとき!」

……よし、じゃあ他の場所の捜査に集中しよう。


他に何か聞く?
安価↓2
1、自由安価

540 : 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします  2014/03/26(水) 21:40:19.66 ID:RYydycMDo
冬崎さんの検死が終わったら教えて

541 : 1 ◆HACMvD2zUw  2014/03/26(水) 21:43:57.60 ID:O+imZ1ao0
2、他の場所へを入れ忘れてたよ……

響音「……あと、冬崎さんの検死が終わったら教えて欲しいな」

色鯨「冬崎の検死やな、了解了解!」

よし、心配事は確認したかな……

あとは色鯨くんの連絡待ちでいいか……


現在の行動ポイント:10
モノクマメダル×12

次の行動はどうする?
安価↓2
1、捜査…場所を指定
2、聞き込み…人物を指定
3、考察…コトダマを指定
4、ヒント(モノクマメダル一枚使用)

542 : 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします  2014/03/26(水) 21:49:29.63 ID:gJUuqU6wo
2、海東

544 : 1 ◆HACMvD2zUw  2014/03/26(水) 21:56:18.60 ID:O+imZ1ao0
2、海東に聞き込み

……あとは、気になるし、海東君に聞いてみよう。

響音「海東君……」

海東「何だよ?」

響音「……ちょっと聞きたいたいんだけど、いいかな?」

海東「…………」

海東「いいぜ。何が聞きたいんだ?」

……気になっているのは……

安価↓2
1、一人でいた時、何をしていたのか
2、朝永の事を今はどう思っているのか
3、自由安価

545 : 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします  2014/03/26(水) 21:57:41.45 ID:IWFSU6YA0
2

547 : 1 ◆HACMvD2zUw  2014/03/26(水) 22:11:50.17 ID:O+imZ1ao0
……まずは……

響音「……朝永さんのこと、どう思ってる?」

海東「……殺したいほどだな」

海東「俺の大事な人を殺したんだ、そのくらいの……」

響音「真面目に答えて」

海東「……」

海東「……おいおい、嘘だって見抜くの早すぎだろ」

響音「海東君の嘘を何回見たと思ってるの?流石にわかってくるよ」

響音「……朝永さんにそんなこと思ってるなんて嘘だよ」

海東「……ああ、分かったよ。真面目に答える」

海東「正直言って、あいつがよく分からん。自分で言っている以上あいつが殺したのは十中八九本当だろう」

海東「だけどな……」

響音「だけど?」

海東「……あいつ、その事がバレた時、とてつもなく哀しい顔をしてたんだよ」

海東「……俺としてはその理由が知りたい、それまでは……」

海東「まあ、保留だな」

響音「保留?」

海東「俺が納得できない理由ならそれなりのことは考えるさ」

海東「……あんまり、やりたくねーけどな」

……海東君は、やっぱり朝永さんを殺すことなんかしたくないのかな。

安価↓2
1、一人でいた時、何をしていたのか
2、自由安価
3、他の場所へ

549 : 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします  2014/03/26(水) 22:15:47.69 ID:gaWecm050
響音さんだんだん海東くんの扱いに慣れてきてるやん……


551 : 1 ◆HACMvD2zUw  2014/03/26(水) 22:32:55.35 ID:O+imZ1ao0
1、選択

響音「海東君は、色鯨くんと別れて一人でいたんだよね」

海東「ああ……一人でいたいっつーのは本当だったからな……とりあえず娯楽室にいた」

海東「……鳴神の奴にも謝りたかったしよ」

響音「……海東君……」

海東「時間は九時過ぎくらいから……証人はいないから正しいって証明できねえな」

響音「……まあ、仕方ないよね」

海東「ん……そう言えば、娯楽室にいる間……一回朝永が娯楽室前を通ったな。娯楽室の窓越しに見たぜ?」

響音「……朝永さんが?」

海東「ああ、何か切羽詰ってたけどよ……」

海東「……止めるのも悪いし、何より話しづらい。そのまま何もしなかったな」

響音「それって……何時頃?」

海東「……確か、十時半ってところだ。時計はちょくちょく見てたしな」

響音「……他に誰か通った?」

海東「いや、誰も通らなかったぜ?」

海東「一応、朝永が戻ってきたら話してみようかとも考えてたしな……」

海東「んで、流石に色鯨の奴をほっといたのは不味かったと思ったから、十一時少し前には自分の部屋に戻ったな」

海東「……あいつはもう帰ってたが」

なるほど……

海東「……まあ、証人もいないから信じるかどうかはお前次第だが」

響音「……でも貴重な証言だよ。ありがとう」

……そう、貴重な証言。

明確な時間がわかる貴重な証言……

あとは信じるか、それとも……

【INFO】
・コトダマ「海東の証言」を入手しました。
「海東は事件前、娯楽室に一人でいたという。
 その間、十時半頃に朝永が娯楽室前を通ったらしい」

安価↓2
1、自由安価
2、他の場所へ


553 : 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします  2014/03/26(水) 22:38:37.21 ID:XPfPfyx6o
2
九神に変装している間、色鯨以外の人間に会ったか

555 : 1 ◆HACMvD2zUw  2014/03/26(水) 22:53:15.46 ID:O+imZ1ao0
1、選択

響音「……九神君に変装してた間、他の人に会ったりした?」

海東「いや、会ってないな……そもそも、前に言っただろ?」

海東「変装ってのは基本的に準備が必要なもんだって。達人でもそれは変わらねえ」

海東「部屋に少し篭ってたのも変装の入念なチェックのためだ」

海東「だから、色鯨以外には見せちゃいねえよ」

海東「あと、娯楽室に行くまでの間も誰も見なかったな……」

響音「まあ……私と冬崎さん、九神君と澄々さんは寄宿舎にいるはずだし」

響音「朝永さんはともかく……火ノ宮君や殺陣山は……?」

海東「ああ、そいつらも誰も見てないな……んで、娯楽室で変装を解いたんだ」

海東「そんで娯楽室で朝永を見たのが最後だな……」

……なるほどね。

【INFO】
・コトダマ「変装中の海東」を入手しました。
「海東は九神に変装していたが、変装時には他の人物に会っていないらしい。
 娯楽室で変装を解くまでの間、誰にも会うことはなかった」

よし、海東君に聞けるのはこれくらいかな?

次の場所に行こう……

現在の行動ポイント:09
モノクマメダル×12

次の行動はどうする?
安価↓2
1、捜査…場所を指定
2、聞き込み…人物を指定
3、考察…コトダマを指定
4、ヒント(モノクマメダル一枚使用)

557 : 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします  2014/03/26(水) 22:57:47.27 ID:4I4hA2OAo
2
すみずみさん

558 : 1 ◆HACMvD2zUw  2014/03/26(水) 23:01:21.78 ID:O+imZ1ao0
2、澄々に聞き込み

【保健室】

……澄々さんに話を聞こう。

一応、彼女も九神君と一緒にいたんだ。

本物の九神君のアリバイは澄々さんに聞けばわかるはず……

あと、ドレスのことも聞きたいよね。

響音「澄々さん、ドレスの件……どうかな?」

澄々「あら、響音さん、お待ちしていましたわ」

澄々「……少し、ドレスに関して気になることがありましたの」

響音「気になること?」

澄々「ええ……少し不自然……だと思いますわ」

……気になること、一体何だろう?

さて、何から聞こうか?

安価↓2
1、事件前のアリバイについて
2、朝永が来ていたドレスについて
3、自由安価

560 : 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします  2014/03/26(水) 23:02:30.76 ID:LHAtXg1a0
2

561 : 1 ◆HACMvD2zUw  2014/03/26(水) 23:13:17.85 ID:O+imZ1ao0

響音「じゃあ、ドレスについて聞かせてもらっていい?」

澄々「ええ、では幾つかあるので、分けて説明しますわね」

澄々「まず、第一に、なのですけど……」

澄々「このドレス……少々難しい構造をしていますわね」

響音「難しい……?」

澄々「ええ、ドレスというのは物によっては着脱さえ難しい物もありますわ」

澄々「……位の高い人が、服を着せてもらうというのは、ただ単に面倒というわけではありませんのよ?」

澄々「きちんと、綺麗に着こなすために……様々なチェックを行いながら着ていくのですわ」

澄々「なので、このドレスは一人で着るのは難しい……と思いますわ」

響音「……どうして?着るだけなら簡単だと思うけど……」

澄々「……言い方が悪かったですわね。きちんと着こなすのは一人では難しい……と言い直しますわ」

澄々「ですが……朝永さんは正しい着方でこれを着用していましたわね……」

響音「でも……着せたのが朝永さんを襲った人物なら……」

澄々「その場合、不自然なところがいくつか出ると思いますわよ?肩や胸辺りにもズレが生まれると思いますし」

澄々「……着付けというのはそれだけ奥が深く、厳しいものなのですわ」

澄々「襲った人間が着付けのプロでない限りは……」

……いや、それが見破れる澄々さんも相当だと思うけど。

つまり、気絶した人間にドレスを着せたにしては、妙に綺麗だと言いたいわけか……


562 : 1 ◆HACMvD2zUw  2014/03/26(水) 23:29:16.98 ID:GB0Sb0yx0
澄々「では、第二の点に移りますわね」

澄々「二つ目は、『ドレスへの血の付き方』ですわ」

響音「ドレスの血?」

澄々「そうですわ……あの綺麗な真っ白いドレスにあんな真っ赤な汚れ……」

澄々「許せませんわね……」

響音「……脱線してない?」

澄々「……あ、失礼いたしましたわ……」

澄々「私が気になっているのは左腕と右腕についている血のことですわ」

響音「血?でも……」

……あの現場は真っ赤な血で床も壁も染まっていたし、血がついてもおかしくない……

現に、少しだけ服にも血がついてしまっているし……早く落としたい……

……ともかく、いくら気を付けても血は付くはずだ……

澄々「はい、確かに現場は血まみれですわよね……でも……」

澄々「朝永さんは……確か、壁にもたれかかるように倒れていた、と聞きましたわよ?」

響音「うん……そうだよ?」

澄々「その場合、腕に血は付くでしょうか?」

響音「……壁も血だらけだったし、手が触れてるんなら……少しはつくと思うけど……」

澄々「左袖の内側にまでべっとりと血がつくものなのでしょうか?」

澄々「……朝永さん、何の外傷もありませんのに……」

響音「……内側まで?」

澄々「ええ、べっとりと……」

……袖の内側まで血がべっとりと付いてるって……

澄々「……以上ですわ」

澄々「まあ、わたくしの考え過ぎかもしれませんけど……」

……ドレスに関してはこんなところみたいだ……

しかし、血の付き方と着付けの問題か……

……これも手がかりなのかな?

【INFO】
・コトダマ『ドレスの着付け』を入手しました。
『朝永の着ていたドレスは着付けが難しく、一人で着るのは難しいらしい』
・コトダマ『ドレスの血痕』を入手しました。
『朝永のドレスの両腕には血がついており、特に左腕の方の血の付き方はひどかった。
 袖の内側まで血がべっとりと付いている模様』

安価↓2
1、事件前のアリバイについて
2、自由安価
3、他の場所へ

564 : 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします  2014/03/26(水) 23:38:07.00 ID:L7PpXqf90
1

565 : 1 ◆HACMvD2zUw  2014/03/26(水) 23:39:11.82 ID:O+imZ1ao0
1、選択

響音「……澄々さんは、私たちと分かれてから何をしてたの?」

澄々「私はずっと、九神さんと一緒にいましたわ」

澄々「気晴らしにチェスでもやらないか、とチェスボードを持って」

響音「ずっとチェスしてたの?」

澄々「ええ、白熱した対局でしたので……」

澄々「時間も忘れて熱中してしまいましたわね……というか、九神さんが妙に強いのが悪いのです……」

澄々「予想もつかないような手を何度も打つものですから、長考を何度もしましたもの」

響音「それを……正午過ぎまで?」

澄々「決着が着いた時に九神さんが言われたので、響音さんと冬崎さんに会いに行こう……と」

澄々「九神さんとはずっと一緒でしたわね……」

……必然的に九神君と澄々さんはアリバイが確定、か……

だって、ずっと盤面をはさんで向かい合ってたみたいだし……

そんな中、部屋を出るのは不可能、だよね?

【INFO】
・コトダマ「澄々の証言」を入手しました。
『九神が訪ねてきてから、正午まで二人でチェスをしていた。
 その間、二人はずっと一緒だったらしい』

安価↓2
1、自由安価
2、他の場所へ

567 : 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします  2014/03/26(水) 23:43:53.51 ID:0xXATGUAO
うーん……迷う
1 その九神君変装した海東君の可能性があるんだけど

568 : 1 ◆HACMvD2zUw  2014/03/26(水) 23:50:16.45 ID:O+imZ1ao0
響音「……その九神君……変装した海東君の可能性があるんだけど」

澄々「え?本当ですの!?」

響音「まあ……確定とは言えないんだけどね……」

……海東君が澄々さんの部屋に行った。ならだけど……

まあ、九神君に聞けば本当のことはわかるだろうか?

澄々「……ま、また海東さんに騙されましたの?」

響音「いや……ちょっと思ったから言っただけなんだけど……」

澄々「それは悔しいですわね……忘れた頃にまた変装なんて……」

澄々「このままではわたくし……ちょろい女のままではありませんか……」

響音「……その言葉どこで覚えたのさ」

……鳴神くんが草葉の陰で泣いてる気がする……

さて、じゃあ次のところに行こう……

本日ラスト
現在の行動ポイント:08
モノクマメダル×12

次の行動はどうする?
安価↓2
1、捜査…場所を指定
2、聞き込み…人物を指定
3、考察…コトダマを指定
4、ヒント(モノクマメダル一枚使用)

570 : 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします  2014/03/26(水) 23:56:41.55 ID:kfkzfyUDo
4

571 : 1 ◆HACMvD2zUw  2014/03/27(木) 00:01:05.27 ID:R09pFw5T0

4、選択

モノクマメダルを消費します(残りメダル:11)

「海東の証言は嘘か真か……
 示す物的証拠が娯楽室にないだろうか?」

本当のラスト
次の行動はどうする?
安価↓2
1、捜査…場所を指定
2、聞き込み…人物を指定
3、考察…コトダマを指定


573 : 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします  2014/03/27(木) 00:09:18.34 ID:06fiY4c1o
1 娯楽室

585 : 1 ◆HACMvD2zUw  2014/03/27(木) 21:04:33.68 ID:hWpK5JRP0
【娯楽室】

……とりあえず、海東君がいたという娯楽室に来てみた。

海東君が言っていたのが本当なら……

ここで変装を解いたということになると思うけど。

響音「……だとすると」

……周囲を少し見渡してみる。

あまり変わったものは見つけられないけど……

……変装を解いた、ということは……どこかにその痕跡が落ちているかもしれない。

注意深く探してみよう……

そうして、ロッカーを開けてみると……

響音「……これ……」

……栗色の髪の毛、みたいなもの。

作り物っぽいから多分カツラ……だろうか?

そして、この毛の色は……

響音「九神君の毛の色に近いな……」

……九神くんの変装をしていたのは正しいと見ていいな……

そして少なくとも……ここに変装セットを持ち込んだのも確か、だよね。

そう考えていると……

色鯨「あ!いた!そこにいたんかい響音!」

響音「色鯨君?」

色鯨「冬崎が呼んどったで!検死が終わったそうや!」

色鯨「ついでにモノクマが客席の照明も直したみたいや!」

響音「本当!?」

よし、これで音楽室の捜査を再開できるね……

音楽室に行こう!

【INFO】
・コトダマ「カツラの毛」を入手しました。
『作り物のような毛が娯楽室のロッカー内に落ちていた。
 髪色は九神の物に近い。』

586 : 1 ◆HACMvD2zUw  2014/03/27(木) 21:08:23.62 ID:hWpK5JRP0
【音楽室】

冬崎「響音ちゃん!待ってたっすよ!」

音楽室に入った途端、冬崎さんの声が聞こえてくる。

響音「冬崎さん、お疲れ様」

冬崎「いや、ちょっと気になることが山ほどあったっすからね」

冬崎「時間をたっぷり使っちまったっす……」

色鯨「何か念入りに傷口とかよく見てたもんな……」

色鯨「何かわかったんか?」

冬崎「うーん……まあ、手がかりっぽいものはいくつか」

冬崎「まあ、偶然で片付けられるレベルではあるんすけどね」

……よし、じゃあここの捜査を再開しよう。

まずは……

1、冬崎の検視結果を聞く
2、音楽室の床を調べる

589 : 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします  2014/03/27(木) 21:10:33.00 ID:DkFaR07r0
1

592 : 1 ◆HACMvD2zUw  2014/03/27(木) 21:30:55.33 ID:hWpK5JRP0
1、選択

響音「じゃあ、まずは検死結果から教えてもらえる?」

冬崎「了解っす、じゃあまず死因からっすね」

冬崎「殺陣山の死因は心臓を貫かれたことによる失血性のショック死、これはモノクマファイルの通りっすよ」

冬崎「死亡推定時刻は午前11時ってところっすね、まあ……専門じゃないんで細かくは割り出せないっすけど」

冬崎「あと……殺陣山は争ってる最中に殺されたみたいっすね」

色鯨「へ?根拠はなんや?」

冬崎「腹部に傷があるんすよ、こっちは即死……とまではいかないけど動き回るには厳しいっすね」

冬崎「血もかなり出たみたいっすね……腹部周辺が血で濡れまくってたっすから」

冬崎「ちなみにこっちも凶器は杭だと思われるっす。木屑みたいなのが傷口に付着してたっすから」

響音「じゃあ……殺陣山は腹を刺されて動きが鈍った時に、刺した杭を一旦抜いて……」

響音「再度胸に刺されて止めを刺された……それでいいのかな?」

冬崎「自然な流れとしてはそうっすね。流石に起きている人間の心臓をピンポイントで狙うのは厳しいっすから」

冬崎「いくら殺陣山がバリバリの文化系チビでも、あんなに大きい杭を心臓に刺されるとなると抵抗はするっすからね」

色鯨「じゃあ……現場が血で汚れまくってるのは殺陣山と犯人の争いのせいっちゅーことか?」

冬崎「うーん……でもそれはおかしいとおもうっすよ?」

冬崎「この現場……明らかに一人や二人分の血液じゃ賄えないレベルで血だらけじゃないっすか……」

響音「確かに……」

色鯨「なら……朝永から注射で血を抜いて……」

響音「……朝永さん、外傷は全くなかったみたいだけど」

冬崎「それに、三人でも無理だと思うっすけどね」

色鯨「……いい考えだと思ったんやけどなあ……」

【INFO】
・コトダマ『冬崎の検死結果』を入手しました。
「冬崎が検死した結果、殺陣山の死亡時刻は午前11時であることが判明した
 また、殺陣山の死体の腹部には傷があり、血で濡れていた。」


593 : 1 ◆HACMvD2zUw  2014/03/27(木) 21:43:14.14 ID:hWpK5JRP0
さて……あとは床の調査をしてみるか……

といっても、見る限りは……

響音「何もないね……」

色鯨「うーん……血で汚れてる箇所が多すぎるからな……」

色鯨「もしかして……証拠を隠すために犯人は血を撒いたんやないか?」

響音「……じゃあ掃除してみる?」

冬崎「んな時間はないっすよ、まあその可能性はあるっすけど……」

冬崎「それよりも響音ちゃん、ちょっとこの血の撒かれ方……気づくことがないっすか?」

響音「気づくこと?」

冬崎「ほれ、床の血を見てみるっす」

言われて、部屋のちょうど中央あたりの床を見てみる。

……あれ?血が……

響音「乾いてる箇所と、乾いてない箇所があるね……」

冬崎「……ま、簡単に言えば、血が乾いた上から更に血がまかれた場所があるってことっすね」

色鯨「ただ単に乾ききらなかっただけちゃうん?」

冬崎「血っていうのは簡単に固まるもんなんすよ、意外とね」

冬崎「だから、ある程度時間の差があれば乾くのにも差が出るんすよ、例えば……」

冬崎「音楽室で血を撒いてしばらく経ったあと、殺陣山は殺されたとか……」

……血を撒いたあとに、殺陣山は殺された……

そうだとすると、この血の出処は……

【INFO】
・コトダマ「現場の床」を入手しました。
『現場となった音楽室の床は血で汚れていた。
 だが、乾いている部分とそうでない部分に分かれていた。』

594 : 1 ◆HACMvD2zUw  2014/03/27(木) 21:48:53.14 ID:hWpK5JRP0
キーン、コーン……カーン、コーン……

『はーい、お時間でーす』

『血みどろスプラッタな現場から出てくださーい』

『キチンと足を洗って出てくださーい』

『はじまりまーす、はじまりまーす』

『学級裁判が始まりまーす!』

『うぷぷ……あ、あと追加の連絡事項だけど』

『今回の裁判は一人『公欠』扱いの人がいまーす!』

『ボクがちゃんと欠席を認めた人間なんだから、気にはしないでくださーい』

『ではその人以外は校舎一階にある、赤い扉に入ってください!』

『うぷぷぷ!じゃあ頑張れ!応援してるよ〜』

【INFO】
・事件解決に必要なコトダマが回収されました。捜査パートを終了します。

595 : 1 ◆HACMvD2zUw  2014/03/27(木) 21:55:26.20 ID:hWpK5JRP0
……モノクマのアナウンス……ということは。

響音「時間だね……」

冬崎「マジっすか……いや、今回は検死しかあたししてないじゃないっすか……」

冬崎「まずいなあ……他の所を全く調べられてない」

色鯨「ま……まあ平気やろ!その分響音が何とかするって!」

響音「わ、私……?」

冬崎「……そうっすね、捜査に関しては響音ちゃんの肩にかかってるっす」

響音「プ、プレッシャーかかるなあ……」

冬崎「ま、あたしも裁判中で脳をフルスロットルにして推理するっすから!」

色鯨「……けど…『公欠』ってなんや?」

色鯨「裁判の欠席が許されるらしいけど……」

冬崎「それに関しては、モノクマのみぞ知るってやつっすね……」

冬崎「とりあえず裁判場に行くっすよ?文句言われるのも癪っすから……」

……うん、とりあえずは裁判場、だね。

でも……欠席って……

まさか……事件前から姿が見えない火ノ宮くん?

でも、どうして欠席?

モノクマは裁判を楽しんでるんだから、そんな欠席とか許さないと思ったけど……

【INFO】
・捜査パートが終了しました。次回は学級裁判パートです。




学級裁判前半


【元スレ】
【ダンガンロンパ】安価で作成したキャラでコロシアイ学園生活7【安価】