オリロンパwiki - 海底ロンパ 18日目
10 : ◆G6Mkk5eKUeb0  2016/08/31(水) 22:14:08.30 ID:o1iduZ67o
【モノクマ劇場】

モノクマ「裏切るって都合のいい言葉だよね」

モノクマ「裏切った人はそれが生きるための最善の選択なのに、それで不具合が生じたらオマエラはすぐ裏切られたなんて言うでしょ?」

モノクマ「本当にその人が大切なら裏切られたじゃなくて、オメデトウって言うべきだとボクは思うよ」

モノクマ「まあそんな事が出来ないからオマエラは裏切り合うんだよね」

モノクマ「そう!この殺し合い生活の裏には裏切り合い生活も身をひそめているのです!」

モノクマ「生きるがために裏切る!この生活ではもはや日常茶飯事なのです!」

モノクマ「嘘をついたり、誤魔化したり、黙秘したり、裏切り合いで成り立っているのです!」

モノクマ「まあボクは全部知ってるから凄く楽しいけどね!」

モノクマ「それこそわっくわくのどっきどきだよね!」



11 : ◆G6Mkk5eKUeb0  2016/08/31(水) 22:17:40.78 ID:o1iduZ67o
【18日目】

多分今までの裁判終わりで一番最悪の目覚めかもしれない。
俺らの中に裏切り者が居るなんて言われて、眠れるはずもない

気晴らしに出歩こうかとも思わない、いや。思えないのかもしれない

とにかく俺はずっと部屋で横になっていた。
何も考えずにただただボーっとしていたら勝手に寝ていた

正直何も考えたくなかった。
変に仲間意識が芽生えているからかもしれない

有山「…眠れねえ」

眠ったのに眠れた気がしねえ

とりあえず……――――――――――


そんな時部屋のチャイムが鳴った。
誰だ?こんな時間に…


【部屋のチャイムを押したのは?】
下2

12 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします  2016/08/31(水) 22:20:37.52 ID:fKfeFf3Ro
桜庭

15 : ◆G6Mkk5eKUeb0  2016/08/31(水) 22:28:48.84 ID:o1iduZ67o
桜庭「おはよう」

有山「…おはよう」

ドアを開けるとそこに居るのは涼しい顔の桜庭。
…いったい何の用だ?


有山「なんだよ、こんな朝早くに」

桜庭「…別に。暇だから遊びに来たのよ」

有山「遊びに…?」

桜庭「そんなに怪訝な顔をするのはやめてくれない?」

有山「お前が部屋に来るなんてな」

桜庭「眠れなかったのよ」

有山「どうして俺なんだよ。アリスとか居るだろ」

桜庭「別に。ただ思い付きで来たのよ」

有山「…そうか」


取りあえず部屋に入れてやるか?それともどこかぶらつくか?


【安価】
1部屋に居れる
2どこかをぶらつく

下2

17 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします  2016/08/31(水) 22:30:26.12 ID:aCulfbvO0
1

18 : ◆G6Mkk5eKUeb0  2016/08/31(水) 22:34:54.16 ID:o1iduZ67o
有山「まあ入れよ」

桜庭「お邪魔させていただくわ」

遠慮も無くずんずん部屋に入ってくる桜庭
普通こう言うのって照れるもんじゃないのか?何だこの我が物顔感


桜庭「…普通の部屋ね」

有山「まあな」

桜庭「なにか面白い物は置いていないの?」

有山「お前が面白いと思う物ってなんだよ」

桜庭「熊の剥製」

有山「駄目だ…分かんねえ…」

桜庭「後はあれね。トレーニング器具」

有山「お前は静寂かよ。コンビニ行って来い」


桜庭「……」

有山「……」


どうしよう…間が持たねえ…
なんかお菓子かお茶でもだしてやるか?


【安価】
1お茶
2お菓子

下2

20 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします  2016/08/31(水) 22:38:23.31 ID:fKfeFf3Ro


22 : ◆G6Mkk5eKUeb0  2016/08/31(水) 22:43:08.43 ID:o1iduZ67o
有山「…お茶」

取りあえず俺がお茶を淹れてやった。
部屋に備え付けだから美味しいかどうかわからない。


桜庭「ありがとう。貴方からどうぞ」

有山「…?」

カップに入ったお茶を俺の方にスライドさせる桜庭。
…味見しろってことか?

桜庭「毒見よ、何が入っているか分からないし」

有山「疑ってんだったら部屋入ってくんなよ」

桜庭「……」

有山「睨むなよ」

取りあえず俺がお茶を飲んで安全を証明した。
安心してくれたのか桜庭は俺からカップを受け取ってお茶を飲み始めた


桜庭「…」

有山「…」

やっぱり話が続かねえ。
…そうだ、こんな話していいか分からねえけど…。一回聞いてみるか

【安価】
裏切り者の予想を立てる(一名指定)

下2

24 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします  2016/08/31(水) 22:50:47.33 ID:S1tBR9qJ0
わからない

26 : ◆G6Mkk5eKUeb0  2016/08/31(水) 23:00:14.90 ID:o1iduZ67o
有山「裏切り者が…」

有山「…分かんねえんだ」


そう言うと桜庭がお茶を飲む手を止めた

桜庭「…皆の事。貴方そんなに好きだったの」

有山「そんなんじゃねえ…そんなんじゃねえけど」

桜庭「もしかしたら私かもね、裏切り者は」

有山「冗談言うなよ」



桜庭「ほんとよ」



冷たい空気が部屋に流れる、試合前の緊張感の何倍も俺の身を刺し貫く
…目が本気だ。マジなのか?マジでこいつが?


桜庭「なんてね。冗談よ」

有山「…タチが悪い」

桜庭「私はモノクマの言ってる裏切り者なんかじゃないわ。」



34 : ◆G6Mkk5eKUeb0  2016/09/01(木) 12:55:45.06 ID:36Do8oDFo
麻生「今日は辻斬様と二人で作ってみたんです。辻斬さんったら凄く料理がお上手になっていて」

レストランに集まった俺ら9人。
数が大分減って、静けさが大分増している
けれど、重苦しいこの空気の原因はきっとそれではない。


麻生「さっ!皆さんいただきましょう!」

裏切り者がこの中に居ると言う事が俺らの口に開かせないようにして、この重苦しさを作っている。
普通にふるまう麻生が痛々しく感じてくる


麻生「あ、そうです。今日は四階の探索ですね、四階は確か」

愛野「アイスパーラー。手芸店。それと後は工具店ね」

麻生「愛野様説明ありがとうございます」

花菱「ほんで。誰が一人で行動するん?僕らって今9人やし、全員がペアになるってわけにも…」

花菱「この際裏切り者っぽい奴投票でもして、いっちばん票数高かった人が単独で行動とか!ええ案やと思わへん?」

愛野「アンタが過半数獲得するわね」

辻斬「だな」

花菱「…………」




35 : ◆G6Mkk5eKUeb0  2016/09/01(木) 13:00:41.16 ID:36Do8oDFo
麻生「別に他のグループだけ三人でもいいじゃありませんか。ね?」

愛野「別にどうでもいいわよ」

辻斬「異論はない。特に反対する理由もないしな」

ボブ「ボブも無ーい!全然なーい!」

田中「つーか、いつも通りで良いじゃねえか!裏切り者なんてモノクマの嘘かも知んねーし!」

愛野「凡人の割には良い発想ね。私もそう言おうと思っていたわ」

田中「凡人じゃねえし!超高校級だし!」


何となくこいつらがいつもの調子を取り戻してきたな。
確かに田中の言うことは一理あるかもしれないな、というよりそうだと思おう


麻生「では、探索に参りましょうか」


【探索ペアを選んでください】
下2

37 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします  2016/09/01(木) 13:06:06.30 ID:E0rY8IDMO
桜庭

38 : ◆G6Mkk5eKUeb0  2016/09/01(木) 13:10:54.02 ID:36Do8oDFo
桜庭「というわけで行きましょう」

有山「…朝から何でずっとお前と一緒なんだよ」

桜庭「意味はないわ」


今日の半分は桜庭と行動することになりそうだな
まあ良い。俺も嫌ではないしな


桜庭「それで。どこから行くの?」

有山「別に。どこでもいい」

桜庭「私も同じよ」

有山「…俺に決めろってか?」

桜庭「決めなかったらここで一日過ごすことになるけど」

有山「何だよそれ、んじゃあここだここ。ここ行くぞ」


取りあえず全部回るんだから適当に指させばいいよな


【安価】
1アイスパーラー
2工具店
3手芸店

下2

40 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします  2016/09/01(木) 13:12:47.62 ID:7D7L0H6DO


42 : ◆G6Mkk5eKUeb0  2016/09/01(木) 13:19:49.82 ID:36Do8oDFo
【4F 手芸店】

桜庭「…粘土に絵具…ガラス玉」

有山「何まじまじ見てんだよ。お前こういうの好きなのか?」

俺の妹がよく謎の絵を描いて夜な夜な何かしていたな…とここにきて思い出した
もしかして桜庭もそんな不思議な趣味が?

桜庭「工具店に置いてある品物にもよるけど。爆弾が作れそうね」

有山「…は?何作ろうとしてんだよ」

桜庭「護身用よ」

有山「護身用に爆弾なんて聞いたことねえ」

桜庭「じゃあ今覚えておいて」

桜庭ってつくづく変な奴だよな。まあここに居る奴らは俺も含めて変わってるか…


桜庭「武器になりそうな物は置いてないわ」

有山「ああ。ハサミくらいしかねえな」


とりあえずここに危険そうな物はないな。
次に回るか

【安価】
1アイスパーラー
2工具店

下2

44 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします  2016/09/01(木) 13:24:31.89 ID:jev7GCl5o


45 : ◆G6Mkk5eKUeb0  2016/09/01(木) 13:27:14.05 ID:36Do8oDFo
【4F アイスパーラー】

桜庭「本当にアイスだらけね」

有山「味噌ラーメンアイス…なんだこれ」

桜庭「奥には巨大な冷凍庫があるみたいね、ここでアイスを保存しているのかしら」

有山「だろうな。というより寒いな」

桜庭「冷気が漏れてるのかしら?それともここだけ気温が低く設定されているとか」

有山「なんでだよ?」

桜庭「アイスを溶かさないためとかじゃないかしら?」

有山「…ふーん」

でもまあコンビニよりアイスの品ぞろえは良いな。
また後でここに来てみるか


桜庭「何もないし行きましょうか」

有山「だな」





46 : ◆G6Mkk5eKUeb0  2016/09/01(木) 13:32:24.34 ID:36Do8oDFo
【4F 工具店】

桜庭「ここは武器の温床ね」

有山「ドリルにスコップにハンマー…」

桜庭「注意しておいた方が良さそうね」

ずらっと並んだ工具は物凄い威圧感を発していた。
…見ているだけで嫌な予感がしてくるのはきっとこの生活のせいだろうな

桜庭「特にここには目を配っておく必要がありそうね」

有山「だな」

桜庭「何か変なことがあったらすぐに教えてくれるかしら」

有山「なんでお前に一々報告しないとダメなんだよ」

桜庭「この生活に一番順応しているのが私だからよ」

有山「順応って…」

桜庭「慣れていると言った方がいいかしらね」

有山「慣れてるって何だよ。こんな状況に慣れることなんてそうそうねえだろ」


桜庭「とにかく。よろしくね、有山君。」




47 : ◆G6Mkk5eKUeb0  2016/09/01(木) 13:34:34.92 ID:36Do8oDFo
【自由時間開始!!】:残り回数3

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

下2

49 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします  2016/09/01(木) 13:49:14.35 ID:r6y/XKT7O
ボブ、愛野

50 : ◆G6Mkk5eKUeb0  2016/09/01(木) 13:55:44.45 ID:36Do8oDFo
【4F 手芸店】

愛野「…何だかあれね。地味ね」

ボブ「地味じゃないでーす!宝の宝庫でーす!」

愛野「庶民のお婆ちゃんの家って感じね」

ボブ「んーふー?ボブのグランマのお家はこんなんじゃないでーす」

ボブ「ボブのグランマのお家には大きな牧場がありまーす」

愛野「いかにもアメリカのド田舎って感じのイメージね」

ボブ「ボブのグランマはいっつも牛を追いかけ回しまーす」

愛野「へぇ」

ボブ「牛を素手で倒せまーす!ボブのグランマはボブより大きいでーす!」

愛野「………」

ボブ「そしてボブのグランマはパイナップルを素手で絞れまーす」

愛野「何よそれ!!もはや人じゃないじゃない!!!」

ボブ「人でーす!」


まあパイナップル素手で絞るってのは格闘家なら出来そうだけど…
ボブよりでかいってのは流石にヤバいだろ

【安価】
1おじいさんはどんな人なのか聞く
2おばあさんの職業を聞く
3自由
下2

52 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします  2016/09/01(木) 13:57:50.80 ID:0xbibGml0
2

54 : ◆G6Mkk5eKUeb0  2016/09/01(木) 14:04:22.31 ID:36Do8oDFo
有山「なあ。ボブ。お前の婆さん職業何やってる人なんだよ」

ボブ「元女子プロレスラーでーす」

愛野「アンタの家系ってつくづく謎よね!!何それ!」

ボブ「女子プロレスラーの家系でーす」

ボブ「パパはレスラーでーす」

愛野「なんでアンタだけ絵本作家なのよ!!!」

ボブ「ボブは喧嘩嫌いでーす。穏やか―にくらしたーい」

有山「俺の家より格闘家一家じゃねえか」

ボブ「んーふー?有山君の家族にも格闘家が居るのですかー?」

有山「家族って言うより親戚だな」

ボブ「おーう!だから有山君はそんなに強いでーす」

愛野「その理論で言ったらアンタは最強レベルになるけどね!!!」

ボブ「ボブ強く無ーい。か弱ーい」

愛野「その見た目で何言ってんのよ!」


【安価】
1絵本作家が家族に反対されなかったか聞く
2どうしてそんな家系で穏やかに育ったか聞く
3自由

下2

56 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします  2016/09/01(木) 14:07:39.96 ID:7D7L0H6DO


57 : ◆G6Mkk5eKUeb0  2016/09/01(木) 14:15:31.96 ID:36Do8oDFo
有山「でもなんでお前そんなに穏やかに育ったんだ?」

ボブ「ボブはいっつも家族の誰かが怪我してるの見てましたー。痛い痛いは辛い辛いでーす」

ボブ「グランマが怪我したらマミーは悲しそうでーす。パピーの時もそーでーす。だからボブだけは怪我しない様に頑張りましたー」

愛野「い…意外と深刻じゃない!何よそれ!」

ボブ「だからボブは皆を癒しまーす!ボブの絵本は世界を救いまーす!」

なんかかなり大変なんだなボブの家も。
そう言う風に育ったから今のボブが居るんだな


有山「そうか」

ボブ「有山君は怪我しても家族の人悲しみませんかー?」

有山「心配はされてたな。けどそんな悲しんでは無いと思うぞ」

有山「妹に至っては怪我した俺をよく実験台にしてたしな」

愛野「変人ばっかじゃない!!!」

ボブ「そーですかー」

愛野「もう嫌。アンタらと居たら私の頭が変になりそうよ…。帰るわ!!

ボブ「ボブはアイス食べに行きまーす」


【愛野の好感度が3上がりました】
【ボブの好感度が3上がりました】

【自由時間開始!!】:残り回数2

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

下2


59 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします  2016/09/01(木) 14:15:42.53 ID:0xbibGml0
アリス・田中


61 : ◆G6Mkk5eKUeb0  2016/09/01(木) 14:26:35.92 ID:36Do8oDFo
【2F 広場】

田中「手芸店だってよ!行こうぜアリスちゃん!」

アリス「もう…行ってきた…から」

田中「お!有山とか?アリスちゃんも大胆になってきたなー!」

アリス「……麻生さんと…だよ」

田中「お…そっか。あー、まあけど。どうだったよ!手芸店!」

アリス「品ぞろえは…いい…よ…」

田中とアリスが広場で話しているが、温度差が凄い
田中が真夏の沖縄ならアリスは真冬の北海道くらいに温度差がある

田中「…って!相棒!なんだよ来てたのかよ!」

有山「おう」

アリス「………」

田中「なんか暇だしとりあえず喋ろーぜ!な!喋ろう喋ろう!」

アリス「……」

喋るって何をしゃべればいいんだよ


【安価】
1裏切り者について
2無難な話題
3自由

白2




62 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします  2016/09/01(木) 14:28:09.19 ID:6igVGWCqo
3 アリスにまだ睡眠薬使わないと眠れないのか?

64 : ◆G6Mkk5eKUeb0  2016/09/01(木) 14:35:36.48 ID:36Do8oDFo
有山「なあ。お前まだ睡眠薬使わねえと眠れねえのか?」

アリス「……う…うん…うん」

田中「飲み過ぎは良くねえぞ?」

アリス「…あれが…ないと…駄目…だから…」

有山「そっか。まあ俺も田中と同じだな」

アリス「だ…大丈夫…飲み過ぎない…から…」

一日に凄い量飲んでそうなのに何言ってんだか…
まあ深く突っ込むとまた面倒な感じになるしやめとくか


アリス「……」

田中「睡眠薬って薬局のだよな?」

有山「それ以外にどこに睡眠薬があるんだよ」

田中「いや…いやー。コンビニとか?」

有山「ねえよ」

田中「だよなー!流石相棒!」

有山「意味わかんねえぞ」

【安価】
1睡眠薬を使わない方法を提案
2話題を切り替える
3自由

下2

66 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします  2016/09/01(木) 14:37:00.58 ID:mCmwnlhKo


67 : ◆G6Mkk5eKUeb0  2016/09/01(木) 14:44:23.18 ID:36Do8oDFo
有山「お前ら四階には行ったのか?」

田中「モチ!ぜーんぶ調べたぜ!アイスの味をな!」

アリス「…だからアイス全部一口分無くなってたんだ…」

田中「味噌ラーメン味は意外とイケた」

有山「マジかよ」

田中「相棒も今度食いに行こうぜ!アリスちゃんもつれてさ!」

アリス「お腹冷えるから…。いい」

俺とアリスに挟まれてる田中を見ると可哀そうになる
俺ら両方無愛想気味だしな。

田中「あっちゃー…。相棒はもちろん行くよな!」

有山「暇だったらな」

田中「じゃあ大丈夫だな!この生活暇しかねーし!」

有山「…」

田中「つーことでまたいつでも俺に声かけてくれよな!」

アリス「……」

【アリスの好感度が3上がりました】
【田中の好感度が5上がりました】

【自由時間開始!!】:残り回数1

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

下2

68 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします  2016/09/01(木) 14:45:34.47 ID:0xbibGml0
辻切・花菱

70 : ◆G6Mkk5eKUeb0  2016/09/01(木) 14:53:17.44 ID:36Do8oDFo
【1−Bフロア レストラン】

花菱「…調味料入れ過ぎちゃうの?」

辻斬「一掴みだ」

花菱「それはあれやろ?指でつまむってことやろ?誰が手のひら全体で掴め言うとんねん」

キッチンでは何故か辻斬と花菱が二人一緒に料理をしている
…意外と仲良いのか?

辻斬「…なんと!?」

花菱「いや。そうやろ常識的に考えて」

辻斬「一掴みというのは…こう。?み取りのように…」

花菱「アホか!血糖値上がる言うねん!血圧大変や言うねん!」

辻斬「料理とは奥が深いな…」

花菱「君がアホすぎるだけや。なんでパスタ茹でるのにここまで時間かかんねん」

辻斬「パスタ?これはスパゲッチーではないのか?」

花菱「それを言うならスパゲッティ―な。なんかもうほんまにアホ。見てられへんわ」

【安価】
1何を作っているのか聞く
2料理を手伝う
3自由

下2

72 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします  2016/09/01(木) 14:53:51.78 ID:0xbibGml0


73 : ◆G6Mkk5eKUeb0  2016/09/01(木) 15:00:40.16 ID:36Do8oDFo
有山「俺も手伝う」

花菱「……これが麻生ちゃんなら…」

どうやらこいつらはパスタを茹でて何かを作るらしい。
という事は茹でている間にソース的な物を作るんだよな?

花菱「じゃあ今日はミートスパゲッティ―を作るから…って。待て待て待て」

辻斬「ん?」

有山「ん?」

花菱「おい。なんでデカイ肉切り包丁二刀流やねん。ほんで有山ちゃんはなんで足にアルミホイル巻いてんねん」

辻斬「肉をみじん切りにしようと」

花菱「ミンチ肉はちゃんと用意してるから!何かもうヴィジュアル的にB級ホラーやから!辻斬ちゃん!」

有山「凍った肉を蹴りで粉砕する、なんかアルミホイル巻いたら鉄感でて強そうだろ?」

花菱「アホか!なんで料理作んのにそんな重労働せなアカンねん!」

辻斬・有山「「料理は戦闘だ」」

花菱「んなわけあるかい!!」

花菱「じゃあ今から野菜切るんと肉炒めるんで分かれてもらうから!とりあえず武装を解けぇ!」


【安価】
1肉を炒める
2野菜を切る
3自由

下2

75 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします  2016/09/01(木) 15:05:05.95 ID:mCmwnlhKo


76 : ◆G6Mkk5eKUeb0  2016/09/01(木) 15:13:41.97 ID:36Do8oDFo
有山「肉を炒める」

花菱「まあそれでええわ。失敗することはないやろうしな」

こういう時に一目置かれる様な事…
そうだ、肉を炒めてる時に料理人が何かかけて火がボウって


酒か?…酒だよな。

このスピリタスとかいう奴でいいか?


有山「フランベする」

花菱「ん!??!?!?待て!!!アカンそれは―――――」





――――――――――ボオオオンッ


………キッチンが爆ぜた。





有山「…」

辻斬「ガス漏れだな」

花菱「もうお前らなんて死ね!ボケェ!!!!」


…肉…焦げちまったな


【辻斬の好感度が5上がりました】
【花菱の好感度が3上がりました】



77 : ◆G6Mkk5eKUeb0  2016/09/01(木) 15:19:32.19 ID:36Do8oDFo
桜庭「…どうしてキッチンがこの有様なのか説明してくれるかしら?」

愛野「いやあああああ!!!なんでこんな事するのよおおお!!!」


辻斬「いや…その。ミートスパゲッティをだな」

有山「肉を炒めていたら…」


麻生「肉を炒めているだけで花菱君が大けがをするんですか?」

辻斬「なんか爆発した」

有山「右に同じ」

あの後。大変だった。
花菱は一見無事に見えたが爆発で割れたガラスが飛び散って、それが見事に刺さった
今は桜庭の指示を受けた田中とボブが治療している


麻生「どうして。お料理をして死人がでかけるんですか?」

辻斬「…」

有山「あの…いや。その…フランベ」

麻生「…は?」


麻生が珍しくキレている。顔は笑っているけど目は笑っていない
…かなりマズい







78 : ◆G6Mkk5eKUeb0  2016/09/01(木) 15:28:37.30 ID:36Do8oDFo
アリス「……キッチン…ボロボロだね」

桜庭「まだコンビニの時は羽田木君が居たから何とかなったわ」

愛野「掃除どうすんのよ!!」

麻生「勿論。お二人でするんですよね?」


どんな選手よりも今はこいつら四人が怖い。
それはきっと辻斬も一緒だろう

麻生「いつもなら許せますよ。ただ死人が出かけたとなれば話は別です。今回は私も擁護しかねます」

辻斬「その…でも…わざとでは…」

麻生「ワザとで無かったからと言って、もしも花菱様が死んでいたらどうするんですか」

麻生「ごめんですんだら学級裁判はいらないんです」

辻斬「……」

麻生「これから一切キッチンには近寄らないでください」

麻生「分かりましたか?」

麻生「分かったら返事をなさってください」


…麻生が…怖い…


79 : ◆G6Mkk5eKUeb0  2016/09/01(木) 15:33:11.29 ID:36Do8oDFo
愛野「この際だから言いたいことぜんっぶ言わせてもらうわ!」

桜庭「ええ。それが良いと思うわ」

麻生「今回は事が事です。見過ごせません」

アリス「……ご愁傷様」


愛野「バカも休み休みにしときなさいよ!!!!!」

桜庭「頭が悪いのも度が過ぎると凶器ね」

麻生「頼りにしているんですから…」

アリス「………大変だね…」


ここからこの四人のお説教は夜通し続いた。
愛野になじられ、桜庭に罵倒され、麻生に蔑まれ、アリスに呆れられる


暫くは立ち直れないかもしれない






19日目


【元スレ】
【二次創作】有山「海底ロンパ」アリス「4…スレ目…だよ」【安価とコンマ】