オリロンパwiki - 御陵ロンパ 20日目
363  ◆3RS0Ar30bE[saga]  2013/12/06(金) 22:23:42.69 ID:7C/HGOt80
【イベントパート】


『オマエラ、おはようございます。朝です、七時になりました! 起床時間ですよ! さあ、今日も張り切っていきましょう!』


朝。モノクマのアナウンスにより目覚めた私はいつも通り食堂に向かう。
でも、そこにはいつもとは違う異様な光景が広がっていたのだ……。


□■□■□


【食堂】

有府「お、御陵ようやく来たのか」

御陵「こんな時間に全員揃ってるなんて珍しいね……って、何これ?」

そこには撫斬含めた全員と、すでに並べられていたたくさんの料理の数々。
朝食ということもあり重い料理はないものの、その数は圧巻だった。

364  ◆3RS0Ar30bE[saga]  2013/12/06(金) 22:30:48.67 ID:7C/HGOt80
香澄「わかりません……私たちが来たときにはすでに用意されてて……」

声伽「見るからに怪しいよね……本当なら別の食材で料理を用意したいところなんだけど」

神原「今日に限って他の食材がすっからかんなんです……」

御陵「なっ……!?」

それはおかしい。あの量の食材が一夜にして無くなるなんて……。

首括「どう考えてもモノクマの仕業だろうな……」

有府「それしかなさそうだが……でも、何が目的なんだ?こんな量の料理を用意して、さらに他の食材まで隠すなんて……」

声伽「そこまでしてこの料理をボクらに食べさせたいんだろうね」

神代「……怪しすぎる」

確かに、怪しい。
あのモノクマがそこまでするなんて……。

撫斬「毒が入ってる……のかもな」

神原「ど、毒ですか!?」

首括「それにしても唐突すぎないか? 今までコロシアイをしろと言い寄ってきて、さらに自分から手を出してこなかったんだぞ?」

有府「確かに……まとめて毒殺なら最初の段階でやってもおかしくはないな」

366  ◆3RS0Ar30bE[saga]  2013/12/06(金) 22:37:23.45 ID:7C/HGOt80
香澄「怖いこと言わないでくださいよ!」

神代「だがどうする? おそらくモノクマのことだから、この料理をなんとかしない限りは食材を用意しないぞ?」

撫斬「…………御門、お前食べてみろ」

不意に、撫斬が御門ちゃんにそう言う。

御陵「なっ……!」

有府「おい! これでもし本当に毒が入ってたらどうすんだよ!?」

撫斬「何を慌てている? これはお前らにしても悪い条件じゃないだろう?」

撫斬「御門が料理を食べ、死なないならそれで良し。死んでも心中希望者の狂人が一人減るんだぞ?」

撫斬「少なくともお前らにとって悪いことは起きないと思うが?」

御陵「あんた……!」

そうして私が怒りを露にすると、御門ちゃんが不意に声を挙げる。

御門「わかった、ノノが毒味するよ」

御陵「御門ちゃん……!?」

撫斬「ものわかりがいいようでなによりだ。さて、早く食べてもらおうか」


↓2
1黙ったまま口を挟まない
2御門の代わりに自分が毒味する

368  VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]  2013/12/06(金) 22:38:33.51 ID:iK5IQBcHo
2

374  ◆3RS0Ar30bE[saga]  2013/12/06(金) 22:45:52.95 ID:7C/HGOt80
御陵「待った。私が毒味するよ」

有府「お、おい! マジかよ!?」

撫斬「……俺はどっちが死のうが構わんさ」

御陵「御門ちゃん、退いて」

皆の視線を受けて私は御門ちゃんに言う。
すると御門ちゃんはあっさりと体を右にずらし、進路を空けてくれた。

御陵「っ……!!」

パクリ、と料理を口に運び咀嚼する。
味はまとも。でももし毒が入ってたらすぐに体に異変があるはずだけど……。






御陵「…………何も体に変化はないよ」

神原「ってことは毒は入ってないということですか!?」

声伽「……まあ、そう考えて間違いはなさそうだね」

香澄「よかった……なら安心して食べれます」

そうして毒が入ってないことを確認した私たちはその並べられた料理をどんどん口に運んでいく。
その間も誰一人として体調の異変を訴える人はいなかった。

375  ◆3RS0Ar30bE[saga]  2013/12/06(金) 22:54:23.06 ID:7C/HGOt80


キーン、コーン……カーン、コーン……。


『オマエラ! とっとと体育館に来いや! お待ちかねのレクリエーションだよ!!』


朝食を食べ終えた私たちの様子を見ていたかのようにモノクマのアナウンスがそれだけ鳴った。

有府「嫌な予感しかしねぇな……」

神代「でも、逃げるわけにもいかないし……」

香澄「行くしかありませんね!」

もうこういった場面でモノクマに従うしかないのは皆わかっていた。なので皆たいした反論もなく体育館に向かう。




御門「っ…………」

その間際、僅かに顔色の悪い御門ちゃんが視界に入った気がした。


□■□■□


【体育館】

モノクマ「オマエラ遅いよ! 待ちくたびれたよ!」

首括「黙れ。それより早く用件を済ませろ」

体育館に入るや否やそんなことを言うモノクマに首括がばっさり切り捨てる。

モノクマ「うう……ちょっと待って! もうちょい! もうちょいだから!」

御陵「何の話?」

モノクマ「もうちょいでレクリエーション開始の合図が鳴るから!」

モノクマがそう言うのとバタリと私の背後で誰かが倒れたのはほとんど同時だった。

378  ◆3RS0Ar30bE[saga]  2013/12/06(金) 23:06:25.31 ID:7C/HGOt80
有府「お、おい!? どうした御門!?」

御陵「御門ちゃん!?」

振り返ると床に倒れ、苦しそうに胸を押さえる御門ちゃんが。
撫斬以外の全員が駆け寄る。

御門「っ……はぁ……はぁ……!!」

御陵「っ……! モノクマ! 御門ちゃんに何をしたの!!」

モノクマ「はいはい、ようやく効き目が現れたみたいだし説明するね」




モノクマ「ここに希望ヶ峰学園主催! 宝探しゲームの開催を宣言します!!」

言ってる意味がわからなかった。
宝探しゲーム……?

モノクマ「えーとですね、見てのとおり御門さんが今死にかけなわけですが、それは今朝のロシアンルーレットに当たったからなんですね」

有府「今朝のロシアンルーレットだと……!?」

首括「やはりあの料理に何か細工をしていたのか……!」

380  ◆3RS0Ar30bE[saga]  2013/12/06(金) 23:13:18.75 ID:7C/HGOt80
モノクマ「そのとおり! 今朝御門さんが食べた料理の中にだけ遅効性だけど強力な劇薬を仕込んでおきましたー!」ゲラゲラゲラ

御陵「なっ……!?」

モノクマ「たぶん今御門さんはじわじわと炎に包まれるような激痛に襲われてるんじゃないかなぁ……?」

御門「あっ……! ああ……!!」

香澄「御門さん落ち着いてください!」

本当に苦しそうに、いつもの無表情など崩しに崩してもがき苦しむ御門ちゃんを香澄ちゃんと神原さんが押さえる。

モノクマ「ぶひゃひゃひゃ! 超高校級の演劇部の御門さんの表情をここまで崩すなんて三日三晩かけて作ったかいがあったなぁ!!」

御門「ああああああああ!!?」

有府「モノクマァァァ!!」

御門ちゃんの悲痛な叫びと有府の怒声が体育館に響き渡る。

モノクマ「待ちなって! 言ったでしょ? これは宝探しゲームなんだよ!」

首括「つまり御門が薬物の効果で死ぬ前に解毒剤を探せとそういうわけか……!!」

モノクマ「そのとーり! 首括クンは物わかりがいいなぁ!」

383  ◆3RS0Ar30bE[saga]  2013/12/06(金) 23:20:37.87 ID:7C/HGOt80
モノクマ「えーっとですね、校内のどこかに解毒剤を隠したんでそれを皆さんに探してもらうという楽しい楽しいゲームなんです!」

有府「っざけんな! そんなことのために御門をこんな目に合わせたってのか!?」

撫斬「待て。……おい、モノクマ。本当に御門の食べた料理の中に毒を仕込んだのか?」

モノクマ「? どういう意味?」

撫斬「そのままの意味だ。お前と御門がぐるでこの茶番をでっちあげた可能性もある」

御陵「なっ……!?」

モノクマ「ええー……撫斬クンは疑り深いんだなぁ」

モノクマ「まあ、そう思うのなら参加しないのも一つの手だけどね。その代わり御門さんが死ぬだけだけど」

首括「…………そもそもお前の目的は僕たちにコロシアイをさせることだろう? なんでこんなことをする?」

モノクマ「だってここは学校なんだよ? レクリエーションがあった方が生徒の皆も喜ぶでしょ?」

モノクマ「生徒を楽しませるのは先生として当然だからね!」エッヘン

384  ◆3RS0Ar30bE[saga]  2013/12/06(金) 23:26:51.96 ID:7C/HGOt80
モノクマ「じゃ、そういうわけだから。あ、ちなみに言うとそれマジで毒薬だからね?」

モノクマ「科学室に毒薬もあったし、信じてくれるよね?」

モノクマ「あー、それとヒントあげるね。体育館と寄宿舎、あと校舎の中にある普通の教室には隠してないから。じゃーねー」ピョーン

有府「ま、待ちやがれ!」

有府の制止も虚しくモノクマは体育館からいなくなる。

…………御門ちゃんの痛がりようを見るにモノクマが何かしらの毒を盛ったのは間違いなさそうだ。
校内に毒薬がある以上、信じるしかない。
でも撫斬のさっきの言葉が頭から離れない。万が一の可能性として考えてしまう。

……私は……。

↓2
宝探しゲームに参加します?

386  VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]  2013/12/06(金) 23:28:30.80 ID:XU8I47N30
しない


392  ◆3RS0Ar30bE[saga]  2013/12/06(金) 23:32:31.45 ID:7C/HGOt80
参加しない方向で多数決
1宝探しゲームには参加しないが御門の看病(今回は神原と二人で)
2撫斬同様徹底的に我関せず

↓5までで多数決

393  VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]  2013/12/06(金) 23:32:40.76 ID:iFmKWoYY0
まあモノクマが直接的に生徒に危害を加えるのは校則違反だけってのはあるけど…

394  VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]  2013/12/06(金) 23:33:08.25 ID:iFmKWoYY0
1

395  VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]  2013/12/06(金) 23:33:51.56 ID:+f6IGEDdo


396  VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]  2013/12/06(金) 23:34:23.96 ID:xhtUyRNzo
1かな?

397  VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]  2013/12/06(金) 23:34:33.29 ID:iK5IQBcHo
1

399  ◆3RS0Ar30bE[saga]  2013/12/06(金) 23:39:02.91 ID:7C/HGOt80
御陵「……私は御門ちゃんを保健室に連れてくよ」

神原「あ、なら私も付き添います!」

有府「わかった。なら残りのメンバーでなんとか解毒剤を探しておく」

声伽「そっちはよろしくね」


□■□■□


【保健室】

御門ちゃんをベッドに寝かせ、神原さんとただただ無言で御門ちゃんを見守る。
数分。数十分。短いようで長い時間御門ちゃんをただただ見守る。


あ、前も言いましたがこのレクリエーションはモノクマらしさの欠片もありません
それどころかここだけご都合主義がありますのであしからず……

400  ◆3RS0Ar30bE[saga]  2013/12/06(金) 23:44:00.39 ID:7C/HGOt80
そのとき、不意に変化は訪れた。


御門「っ……!!」

突然御門ちゃんが吐血した。
その血が宙を舞い、重力に逆らい御門ちゃんの体に降り注ぐ。

神原「ひ、ひいっ!?」

御陵「御門ちゃん!?」

怯える神原さんに構わず私はすぐに御門ちゃんの脈を確かめる。それは確実に弱まっていた。
マズイ。そう思い私は人工呼吸と心臓マッサージ、他に考えうる限りの治療をしようとする。

何度も。
何度も。
何度も。
何度も。
何度も。

404  ◆3RS0Ar30bE[saga]  2013/12/06(金) 23:51:03.48 ID:7C/HGOt80
御陵「しっかりしてよ御門ちゃん!」

返事はない。

御陵「大丈夫! 必ず助けるから!」

返事はない。

御陵「だってまだ御門ちゃんに何もしてあげれてない……! だから絶対助ける!」

心臓マッサージを何度もする。
手が痛くなるくらいに。心が痛くなるくらいに。

神原「み、御陵さぁん……!」

ピチャッとまた御門ちゃんが吐血した。今度は私の頬にかかる。
ホントはわかっている。でも認めたくない。認めてたまるものか。




有府「お、おい! どうかしたのか二人とも!!」

有府の声が聞こえた気がした。
それでも私は手を休ませない。機械のように動かす。

嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ。

そんな私の願いは届かず、やがてあの声が聞こえてくる。


『ぴんぽんぱんぽーん! 死体が発見されました! 一定の自由時間のあと、学級裁判を始めまーす!!』

それは御門ちゃんの死を知らせるアナウンス。
それを聞いて私の瞳からは涙が流れ……御門ちゃんの頬に落ちるのだった。

御陵「そんな……そんなっ……!!」




Bad end

410  ◆3RS0Ar30bE[saga]  2013/12/07(土) 00:03:54.60 ID:RA1cEL2k0
【コマエダ げきじょう】

狛枝「……あーあ、まさかバッドエンドになるなんてね……」

狛枝「今回はあれだね。宝探しゲームに参加して解毒剤を見つけるべきだったね」

狛枝「ちなみに医者がどうとかそういうツッコミは無しにしてくれるとありがたいかな……ほら、作者もなかなかに豆腐メンタルだからさ」

狛枝「というわけでやり直し、するよね? 君たちの希望がその程度なわけないもんね?」

狛枝「さあ! 君たちの希望をボクに見せてよ!!」


狛枝に希望見せちゃう?

411  VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]  2013/12/07(土) 00:05:09.83 ID:R8lrh7SNo
見せちゃう!!!

413  VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]  2013/12/07(土) 00:06:39.83 ID:nxZNRod/0
希望でも何でも見せますわ

415  VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]  2013/12/07(土) 00:07:21.68 ID:UbdNfGKd0
見せてやるよ…俺たちの希望をな!!

416  VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]  2013/12/07(土) 00:11:59.98 ID:9k4gvYOE0
狛枝の思い通りなんてイヤだけどよー、やるっきゃねーよな…

418  VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]  2013/12/07(土) 00:13:07.99 ID:Eajrwb920
望むところだ

419  ◆3RS0Ar30bE[saga]  2013/12/07(土) 00:13:43.08 ID:RA1cEL2k0
狛枝「あははははは!! 凄いよ! これが皆の希望なんだね! 鳥肌が立つくらい感動してるよ!!」

狛枝「そうだよね! 何度でも立ち上がるからこそ、君たちは超高校級の読者様なんだもんね!」

狛枝「じゃあそういうわけで宝探しゲームに参加するところからやり直すよ! そしてボクに証明してみせてよ! 希望は絶望なんかに負けないって!」

狛枝「とりあえず作者はお風呂に行くみたいだからさ、もしよかったらこの展開についての意見をくれると嬉しいかな……」

狛枝「ははっ、なんてね!」

風呂るべ

435  ◆3RS0Ar30bE[saga]  2013/12/07(土) 00:51:13.82 ID:RA1cEL2k0
感謝です。宝探しゲームが終わったら普段のモノクマに戻るので少しの間見逃してください


御陵「……迷うことはないね。早く探そう!」

有府「よし! なら神原と香澄で御門を保健室に連れてってやってくれ! 残りのメンバーでなんとか解毒剤を探すぞ!」

首括「御門、香澄、神原、撫斬を除けば五人いる。寄宿舎と体育館にはないというモノクマのヒントを信じるなら各階を一人が担当し、余った一人がどこかを手伝うと言う形が理想だな」

声伽「解毒剤を見つけた人はとにかく保健室に直行だね」

神代「よし! それなら早く行こう!」

そうして手際よく決まっていく担当箇所。私は……。


↓2
1首括と一階を探す
2有府と二階を探す
3声伽と三階を探す
4神代と四階を探す

437  VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]  2013/12/07(土) 00:53:43.06 ID:9k4gvYOE0
4

438  ◆3RS0Ar30bE[saga]  2013/12/07(土) 01:00:09.54 ID:RA1cEL2k0
そしてこの団結である


御陵「私も四階を探すよ!」

神代「……わかった!」

そうして散り散りに走り出す私たち。
私も神代さんと体育館を出ようとして、撫斬に声をかけられた。

撫斬「待て。お前、なんでそこまでするんだ?」

御陵「……何が」

撫斬「御門は裁判を何度も撹乱し、俺たちを殺そうとした女だぞ? そんな女を何故助けるべく奔走する?」

御陵「そんなの……仲間だからだよ!」

そうして私は再び走り出す。
撫斬の露骨な舌打ちが聞こえた気がしたけど、止まる暇はなかった。


□■□■□


【校舎四階】

行ける場所は音楽室、科学室、職員室……。
とにかく急がないと!

↓2
どこを探しますか?
1音楽室
2科学室
3職員室

440  VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]  2013/12/07(土) 01:02:21.07 ID:ngmE1DIDO


441  ◆3RS0Ar30bE[saga]  2013/12/07(土) 01:07:51.00 ID:RA1cEL2k0


【科学室】

早く……早く探さないと!


↓3までのコンマすべてが25以下で解毒剤発見。宝探しゲームは終了
なおスキル『幸運』によりわずかにだがコンマ判定が緩くなります

皆の力で御門さんを救ってください……

442  VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]  2013/12/07(土) 01:09:03.64 ID:9k4gvYOE0
はい

443  VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]  2013/12/07(土) 01:10:44.66 ID:R8lrh7SNo
25以下はきつすぎィ!

444  VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]  2013/12/07(土) 01:11:18.28 ID:8MkOsz4M0
どうか……

448  ◆3RS0Ar30bE[saga]  2013/12/07(土) 01:13:51.11 ID:RA1cEL2k0
くっ……ダメだ! どこにもない!

神代「っ……! 御陵さん! 他の場所を探そう!」

御陵「わかった!」

これだけ探してもないんだ。おそらく別の場所にあるはず……!


↓2
どこを探しますか?
1音楽室
2職員室

450  VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]  2013/12/07(土) 01:14:32.37 ID:R8lrh7SNo
1

451  ◆3RS0Ar30bE[saga]  2013/12/07(土) 01:18:36.77 ID:RA1cEL2k0


【音楽室】

音楽室……なんだろう。ここにありそうな気がする!


スキルと場所ボーナス
↓2までのコンマ65以下で解毒剤発見!
希望は前に進むんだ!

452  VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]  2013/12/07(土) 01:20:13.80 ID:2Dkh3e3zo
やいやい!

453  VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]  2013/12/07(土) 01:20:22.14 ID:aPmW3Ksgo
それ

457  ◆3RS0Ar30bE[saga]  2013/12/07(土) 01:24:17.43 ID:RA1cEL2k0
おしい!

ダメだ……ここにもない……!

神代「早くしないと……!」

御陵「仕方ない! 職員室に行こう!」

おそらく残り時間は少ないはず……早く! 早く見つけないと……!!


□■□■□


【職員室】

たぶんここになかったら終わりだ……。
でも諦めない……! 最後の最後まであがいてやる!!

スキルボーナス
↓1のコンマ85以下で解毒剤発見
希望は絶望なんかに負けないんだ!!

458  VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]  2013/12/07(土) 01:25:21.82 ID:wo6Cf976o
十神財閥

464  ◆3RS0Ar30bE[saga]  2013/12/07(土) 01:31:12.23 ID:RA1cEL2k0
白夜様素敵(確信)


御陵「…………あった! これだ!」

職員室の机の引き出しの中。そこに解毒剤と書かれた小瓶が置いてあった。


『ぴんぽんぱんぽーん! 御陵さんが解毒剤を見つけたので宝探しゲームは終わりでーす!!』


神代「急いで戻ろう!!」

御陵「うん!」

ドタドタと慌ただしく走り、私たちは保健室へと向かった。


□■□■□


【保健室】

御陵「解毒剤持ってきたよ!」

ようやくたどり着いた保健室。そこにはベッドに寝ている御門ちゃんと香澄ちゃん、神原さん、そして……。

モノクマ「やあ御陵さん! おめでとう!」

御陵「モノクマッ……!!」

モノクマの姿があった。

465  ◆3RS0Ar30bE[saga]  2013/12/07(土) 01:36:24.93 ID:RA1cEL2k0
モノクマ「ほらほら! ボクを睨むくらいなら早く解毒剤を飲ませてあげなよ!」

御陵「言われなくても……!」

そうして私はモノクマを相手にせずベッドに寝ている御門ちゃんに解毒剤をゆっくり飲ませる。
すると御門ちゃんはやがて苦しそうに唸っていたのが穏やかな表情になり、そのまま静かに寝息を立て始めた。

神原「あ、あれ……? 個室以外のところで寝たら校則違反なんじゃ……?」

モノクマ「さすがにこの状況で校則違反を指摘するほど鬼じゃないよ!」

有府「おい! 大丈夫か……ってモノクマ!?」

遅れてきた有府と声伽、首括も保健室に来るとモノクマの姿に驚く。

首括「貴様……!」

モノクマ「やめときなよ首括クン! ほら、御門さんは無事に助かったからさ!」

466  ◆3RS0Ar30bE[saga]  2013/12/07(土) 01:40:34.09 ID:RA1cEL2k0
有府「だからってお前のやったことが正当化されると思うなよ! だいたい、なんでこんなことをしやがった!」

モノクマ「うーん……そうだね、強いて言うなら……」




モノクマ「次のコロシアイのため、かな?」

……は?

声伽「どういうことかな? この宝探しゲームとコロシアイが繋がるとは思えないけど」

モノクマ「いやー、ボクもそう思ってたんだけどね! さっき新しい食材を厨房に運んでるときに見ちゃったんだよ!」

首括「回りくどい言い方はやめろ! 何を見たんだ!」

モノクマ「なんでしょーかね?」

にやにやと笑うモノクマ。
ダメだ、モノクマと話しててもらちが明かない。

468  ◆3RS0Ar30bE[saga]  2013/12/07(土) 01:44:43.32 ID:RA1cEL2k0
御陵「っ……香澄ちゃんと神原さんはここにいて! 私たちで厨房に行くから!」

神原「わ、わかりました!」

そうしてその場に二人を残し、私たちは厨房に向かうのだった。


□■□■□


【厨房】

声伽「確かに食材は新しいのが運ばれてるね……」

有府「なんだ……? 俺らはモノクマに踊らされてたってのか!?」

首括「…………いや、そういうわけではなさそうだぞ」

御陵「何が……?」

首括の不穏な言葉に私は視線をそちらに移し……そして、気づいた。

469  ◆3RS0Ar30bE[saga]  2013/12/07(土) 01:48:43.63 ID:RA1cEL2k0
首括「僕の記憶に間違いがなければ厨房の包丁は五本のはず……」

首括「なのに何故……すべて消えている?」

有府「……は?」

確かに、そこにあるはずの壁にかけられた包丁五本。
それがすべて消えていたのだ。

声伽「本当だ……綺麗になくなってるね」

御陵「誰がこんなこと……!」

撫斬「なんだ、宝探しゲームは終わったのか?」

すると突然撫斬が厨房に入ってきた。

有府「なんだお前……!」

撫斬「モノクマのやつに包丁が消えたという報告を受けてな。それを確かめに来たんだが……どうやら本当のようだ」

472  ◆3RS0Ar30bE[saga]  2013/12/07(土) 01:59:33.02 ID:RA1cEL2k0
有府「どうせお前が包丁を奪ったんだろ!」

撫斬「何故そう思うんだ? お前らの中の誰かがこの混乱に乗じて包丁を盗んだ可能性だってあるだろう?」

有府「そんなの……!」

撫斬「ないとは言い切れないはずだ。特に一人で行動していた声伽、有府、首括はな」

それは悔しいが正論だった。
だからこそ、私たちは反論ができずに黙ってしまう。

そうしてこの件を保健室の二人に伝え、御門ちゃんが目を覚ましたら詳しい事情を伝えるようにと頼んで私たちは解散となった。
消えた包丁。それがどこに持ち運ばれたかはわからないまま、夜時間へと時間は進む……。


安価取りまで進めたいですが大丈夫ですか?

475  ◆3RS0Ar30bE[saga]  2013/12/07(土) 02:03:13.19 ID:RA1cEL2k0


【夜時間】

ピンポーン!

御陵「……?」

夜時間になって数分後。部屋のインターホンが鳴った。
扉を開けるとそこには声伽が。

声伽「やあ」

御陵「……何か用?」

声伽「脱衣所で待ってるよ」

御陵「え? ってちょっと……!」

短くそう言って立ち去る声伽。
脱衣所……まさか、アルターエゴについてかな?
それなら行かないわけにはいかない。私は声伽の後を追うように脱衣所へと向かうのだった。

476  ◆3RS0Ar30bE[saga]  2013/12/07(土) 02:09:27.28 ID:RA1cEL2k0


【脱衣所】

アルターエゴ「こんな夜遅くにごめんね……」

そこにはすでに起動されたパソコンがあった。

声伽「どうしても話がしたいって言われてね。アルターエゴからの直々の指名だよ」

御陵「アルターエゴが……?」

アルターエゴ「えっとね……頼みがあるんだよぉ」

頼み……なんだろうか。

アルターエゴ「僕をインターネットに繋いで欲しいんだ。そうすればもっと詳しいことがわかるだろうし、外に助けだって呼べる」

声伽「……らしいよ? ちょうどおあつらえむきに一ヶ所、監視カメラが無くてインターネットに繋げられる場所もあるし……その方法を取ることは難しくないんだ」

声伽「ただ一つ……アルターエゴをインターネットに繋げることを黒幕が良しとするかどうか……」

御陵「……普通、なにかしらの手を打ってくるよね」

477  ◆3RS0Ar30bE[saga]  2013/12/07(土) 02:16:31.83 ID:RA1cEL2k0
それは明白だった。アルターエゴをインターネットに繋げたら間違いなく黒幕がなにかしらの手を打ってくるだろう。

アルターエゴ「僕……御門さんの話を聞いて思ったんだよ。仲間が傷ついてるのになにやってんだろって……」

アルターエゴ「首括君は間違いなく許してくれないだろうし、あとはよく話してくれる声伽君と御陵さんに頼もうかなって……」

アルターエゴ「確かに怖いけど、でも……皆のことを思うと頑張れそうなんだよ」

アルターエゴ「少なくとも僕からしたら皆は大切な仲間だし……だから、頑張れるんだ!」

アルターエゴ「……人工知能が何言ってるんだって思うかもしれないけどさ」

御陵「…………アルターエゴ……」

声伽「ってことなんだよ……どうする? ボクとしては判断に悩むところでね……」

確かに判断に悩むところだ。
普通なら許さないところだが、アルターエゴの意思を尊重するとなるとインターネットに繋げることを許さないといけない。
しかもそれが私たちのため、となればなおさら断るのもどうかと思う。
私は……。


【重要安価により多数決】
↓5まででアルターエゴをインターネットに繋げるか繋げないか意見をどうぞ。

478  VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]  2013/12/07(土) 02:17:23.16 ID:ngmE1DIDO
繋げる

479  VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]  2013/12/07(土) 02:17:46.60 ID:2Dkh3e3zo
くるりにも相談すべきかな
繋げない

480  VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]  2013/12/07(土) 02:21:08.42 ID:9k4gvYOE0
繋げる

481  VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]  2013/12/07(土) 02:21:10.95 ID:tvbQ1jCi0
つなげたら死んじゃうよね多分……
でもつなげないを選択する

482  VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]  2013/12/07(土) 02:21:37.85 ID:35kGkI1To
繋げない

486  ◆3RS0Ar30bE[saga]  2013/12/07(土) 02:28:50.54 ID:RA1cEL2k0
『ごめん、やっぱりそれを許すわけにはいかないんだ』

アルターエゴ「な、なんでぇ……?」

『私個人の意見だけど、アルターエゴが私たちを仲間と思ってるように私もアルターエゴを仲間と思ってる』

『だから、その仲間を危険に飛び込ませることはしたくない』

声伽「なるほど……実に御陵さんらしい意見だね」

アルターエゴ「……僕も、仲間なの?」

『当たり前だよ。だからアルターエゴも一緒に、外に出よう?』

『首括だってそれを望んでるだろうし、それでもインターネットに繋げてほしいならやっぱり首括には話しておいた方がいいと思うんだ』

『それが友達、でしょ?』

アルターエゴ「うぅ……ありがとう御陵さん……」

声伽「なかなかクサイ台詞だね……でも、ボクも同感だよ」

そうしてアルターエゴとの会話を終えた私たちは部屋へと戻るのだった……。

487  ◆3RS0Ar30bE[saga]  2013/12/07(土) 02:35:39.27 ID:RA1cEL2k0
【Info】
アルターエゴとの親密度が大幅に上昇
アルターエゴとの関係が『友人』になりました
首括との親密度が上昇しました


【二十日日目、終了】


親友
涼川 (Dead)

信頼しあう仲
声伽

相棒
有府

友人
佐倉(Dead) ・香澄・神原・神代・アルターエゴ

許す者と許される者
首括

顔見知り
御門・神楽(Dead)・荒巻(Dead)・多和良(Dead)・玄鐘(Dead)・花笠(Dead)

険悪
撫斬

所持アイテム
【永遠のミサンガ】
【コラコーラ】
【アンティークドール】
【携帯ゲーム機】
【もちプリのフィギュア】
【イン・ビトロ・ローズ】
【ボージョボー人形】
【愛蔵リアクション芸集】
【第二ボタン】
【文豪の万年筆】
【阿修羅の涙】

モノクマメダル
2枚

489  ◆3RS0Ar30bE[saga]  2013/12/07(土) 02:37:08.70 ID:RA1cEL2k0
【事件発生フェイズ】
↓2のコンマ75以下で翌日が最後の自由行動となり、明後日事件発生

491  VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]  2013/12/07(土) 02:38:36.85 ID:Ovag4uIm0
ほれ

492  ◆3RS0Ar30bE[saga]  2013/12/07(土) 02:42:02.91 ID:RA1cEL2k0
モノクマ「ちょっと! せっかくいろいろ起きたってのになんでこんなところでこんなことになるのさ!」

モノクマ「くぅ……! 早くコロシアイ起きろよな!!」


【まだ事件は起きないようです】



21日目


元スレ
【ダンガンロンパ】安価でキャラ作る3【安価進行】