オリロンパwiki - 新芽ロンパ チャプター1 捜査編
562 : ◆yuOvnLrWvA  2015/02/21(土) 21:04:46.33 ID:bxYwYLrAO






CHAPTER1【クルシミとイカリとカナシミと】非日常編








563 : ◆yuOvnLrWvA  2015/02/21(土) 21:14:57.57 ID:bxYwYLrAO
新芽「……」

あたしはこの日1つ学習した事がある。

本当に悲鳴をあげたい時、人は全く声をあげられないという事。

それほど、あたしにとって目の前の光景は理解出来なかった。

佐木原「……」

吹石が死んでる。
そして包丁を持った佐木原が立ってる。

つまりこれは、佐木原が吹石を……

佐木原「……着替え」

安原「は?」

佐木原「話をするのは構わない。その前にこの血まみれの服を着替えられるならな」

安原「……そうすれば正直に話すんだな?」

佐木原「ああ」

安原「わかった」

赤内「安原君!正気かい!?どう見ても吹石君を殺したのは……」

安原「まだ何もしていない段階で結論は出せない。先入観にとらわれたら……死ぬ結果になるかもしれないぞ」

赤内「……」

安原「佐木原、着替えはいいけど見張らせてもらうからな」

佐木原「……好きにしろ」

安原「ミーナ、鈴木を連れて食堂のみんなに事情説明を頼む」

ミーナ「……うん、わかった」

新芽「……」

安原「行くぞ佐木原」

佐木原「……」


564 : ◆yuOvnLrWvA  2015/02/21(土) 21:28:30.53 ID:bxYwYLrAO
こうして吹石の部屋には……あたしと赤内が残された。

赤内「……」

新芽「……」

あたし達はお互い口を開かなかった。
こういう時何を話せばいいのかなんてわからなかったし……
話す気分なんかじゃ、なかったから。

モノクマ「おやおや、まるでお見合いの席だね!」

新芽「っ!」

赤内「モ、モノクマ!?」

モノクマ「あのヘボ探偵がいない隙に来てみました!ボク、ああいう探偵ってやつが大嫌いだからね!」

新芽「何の用よ……」

モノクマ「全く何もしようとしないゆとり世代に発破をかけにきたのです!ボクってなんて優しいクマの鏡!」

赤内「発破?」

モノクマ「オマエラさぁ、もう捜査タイムは始まってるんだよ?今ならあのヘボ探偵に仕切られずに思うがままに捜査も証拠隠滅も出来るのになんで何もしないわけ?」

新芽「証拠隠滅ってそれじゃあまるで……!」

モノクマ「おっ、いい反応だね!そうやって自分は犯人ではないアピールをするのはなかなかのテクニックだよ!」

赤内「……」

モノクマ「まあ、時間は有限だしやれる事はやっといたら?死にたいなら別に何もしなくていいけど」

新芽「……!」

そうだ、事件が起きた以上、ルールにあったように学級裁判っていうのが開かれて……犯人を突き止めないと。

あたしは、死ぬんだ。

565 : ◆yuOvnLrWvA  2015/02/21(土) 21:42:39.41 ID:bxYwYLrAO
赤内「……」

新芽「あっ、ちょっと赤内!?どこ行くのよ!?」

赤内「人がいきなり殺されて、犯人を突き止めないと死ぬ?そんなの……すぐに受け止められるわけないじゃないか……」

新芽「……」

モノクマ「あーあ、赤内クンも根性ないなぁ……さてさて、新芽さんはどうする?」

新芽「……」

あたしは……

新芽「……や、る」

やらないと死ぬ、だったらやるしかない。
真実を知りたいなんて高尚な事じゃない、吹石を殺した犯人を許せないなんて義憤でもない。

あたしは……死にたくないから、吹石を殺した犯人を突き止める。

モノクマ「それじゃあ新芽さんにはコレをお渡ししまーす!」

新芽「ザ・モノクマファイル……?」

モノクマ「検死なんてオマエラには出来ないでしょ?ボクがしっかりとやっといたんでご安心くださーい!」

新芽「……あんたは犯人を知ってるの?」

モノクマ「もちろん!オマエラの中の誰がやったのかしっかり知ってますとも!そうじゃないと学級裁判でジャッジが出来ないからね!」

新芽「……」

モノクマ「それじゃあボクは高みの見物といくから……うぷぷ、頑張ってね!」

モノクマがいなくなって、あたしは1人になる。
もしあたしが犯人なら証拠隠滅の大チャンスってわけだ。

だけどあたしが犯人じゃないのはあたし自身がよく知ってる。

だったら……

調べよう、あたしなりに。

生きるために……やるんだ。


      【捜査開始】


566 : ◆yuOvnLrWvA  2015/02/21(土) 21:56:18.21 ID:bxYwYLrAO
まずは、このモノクマファイルってやつを確認しておこうかしら……

【被害者は吹石丈。
死亡推定時刻は午前5時半から6時までの間。
死体発見現場はモノクマホテル1階、吹石丈の部屋。
被害者は腹部を刺された模様。
頭にこぶが出来ている。
他に目立った外傷はなし】

新芽「刺されたって……」

佐木原が持ってたアレで……よね。

新芽「佐木原が、吹石を殺したの……?」

コトダマ:【モノクマファイル1】を手に入れました。
〔被害者は吹石丈。
死亡推定時刻は午前5時半から6時までの間。
死体発見現場はモノクマホテル1階、吹石丈の部屋。
被害者は腹部を刺された模様。
頭にこぶが出来ている。
他に目立った外傷はなし〕

1…吹石の死体を調べる
2…部屋を調べる
3…シャワールームを調べる

↓1

567 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします  2015/02/21(土) 21:58:03.60 ID:iAF69UlYo


568 : ◆yuOvnLrWvA  2015/02/21(土) 22:07:45.62 ID:bxYwYLrAO
1選択

新芽「……」

とりあえず、調べるしか、ないのよね……

新芽「えっと、まず吹石はうつ伏せで倒れてて……」

吹石は血だまりの中にうつ伏せで倒れている。
後頭部にこぶがあるわね……
それで後は、後は……

新芽「っ、どうしよう……」

よく調べるためには、吹石をあお向けにした方が、いいわよね?

新芽「……や、やるしかないわね」

大丈夫大丈夫大丈夫、出来る出来る出来る……

新芽「……ひっ!」

め、目があっちゃった……絶対アレ夢に見る……

とりあえず、吹石の身体の下には何もなかったからよしとしておこう……

コトダマ:【吹石の死体】を手に入れました。
〔吹石の身体は血だまりにうつ伏せの状態で倒れていた。
後頭部にはこぶがある。
身体をあお向けにしようとした際見た吹石の身体の下の血だまりには何もなかった〕

1…部屋を調べる
2…シャワールームを調べる

↓1

569 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします  2015/02/21(土) 22:10:25.81 ID:foj2N8exO
2

570 : ◆yuOvnLrWvA  2015/02/21(土) 22:25:17.01 ID:bxYwYLrAO
2選択

新芽「シャワールームは……」

うーん、ちょっと前に使った跡がある以外は特に変わった事はないわね……

新芽「使ったのは犯人かしら……」

いや、もしかしたら……吹石かもしれないわね。

さっきはいっぱいいっぱいでわからなかったしちょっと調べてみよう……髪だけでいいわよね。

…………

新芽「うつ伏せ状態でもやっぱり死体調べるのって精神削られる……」

さっきはよくあお向けにしようとしたわよあたし……

新芽「でも髪が濡れてたのはわかったわね……やっぱり吹石がシャワー浴びてたのかしら」

コトダマ:【使われたシャワールーム】を手に入れました。
〔吹石の部屋のシャワールームは少し前に使われた形跡があった。
髪が濡れていたため、吹石が使用したと思われる〕

次は部屋を調べよう。

1…机を調べる
2…テレビ台を調べる
3…クローゼットを調べる
4…ベッドを調べる

↓1

571 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします  2015/02/21(土) 22:26:23.05 ID:v55RzwPWo
1

573 : ◆yuOvnLrWvA  2015/02/21(土) 22:52:25.90 ID:bxYwYLrAO
1選択

新芽「机には……何これ?」

メモ帳に何か書いてあるわね……

新芽立花…○
ミーナ・ルナストーン…◎
小夜鈴音…○
神無月摩耶…△
薄井千影…×
真白アリス…×
鈴木霊別華…◎
早坂忍…○

女子の名前の横に○とか×とかついてて……
あっ、もう1枚あ、る……

新芽立花…生意気だがその分、手に入れた後の反応が楽しみだ。
胸がもう少しありゃ、◎つけてもいいかもな?
まあ、ないならないなりに――

新芽「何よこのふざけたメモは!!」

人をどこまで変な目で……っ!
あ、あたしや他のみんなにメモの中でなんて事させてんのよ……!

新芽「こんな物、あったらいけないわね……」

どうせ事件とは関係ないし処分しときましょう。

コトダマ:【吹石のメモ帳】を手に入れました。
〔吹石の部屋にあった女子メンバーへの評価やその他諸々が書かれたメモ帳。
その他諸々があまりに生々しいため新芽が処分した〕

1…テレビ台を調べる
2…クローゼットを調べる
3…ベッドを調べる

↓1

574 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします  2015/02/21(土) 22:53:25.17 ID:iAF69UlYo


575 : ◆yuOvnLrWvA  2015/02/21(土) 23:04:49.47 ID:bxYwYLrAO
1選択

テレビ台には……ゲームがあるわね。

新芽「あれ?なんでこんな所に血が……」

血痕を見た感じ……何かを取ろうとしてたのかしら?

新芽「でもいったい何を……それにないって事は犯人はこれを回収、したのよね……?」

コトダマ:【テレビ台の血痕】を手に入れました。
〔吹石の部屋のテレビ台の収納にはゲームが入っていた。
その収納には血痕がついており、血痕の途切れ具合からゲームが一本なくなっているようだ〕

1…クローゼットを調べる
2…ベッドを調べる

↓1

576 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします  2015/02/21(土) 23:07:45.70 ID:iAF69UlYo


577 : ◆yuOvnLrWvA  2015/02/21(土) 23:19:38.23 ID:bxYwYLrAO
1選択

クローゼットには吹石が着てたガウンがズラッと並んでいる……

新芽「なんでこんな同じやつばっかり……」

あっ、クローゼットの下に何か落ちて……袋ね、これ。

新芽「何か入ってたのかしら……」

コトダマ:【クローゼットの袋】を手に入れました。
〔吹石の部屋のクローゼットから見つかった空の袋〕

新芽「後はベッドね」

ベッドには……雑誌がいくつかあるわね。

新芽「なになに、【女性と簡単に一夜を共にする方法】、【レトロゲームのススメ】、【週刊ボクシング列伝】……か」

コトダマ:【3つの雑誌】を手に入れました。
〔吹石の部屋にあった3冊の雑誌。
タイトルは【女性と簡単に一夜を共にする方法】、【レトロゲームのススメ】、【週刊ボクシング列伝】〕

578 : ◆yuOvnLrWvA  2015/02/21(土) 23:33:13.92 ID:bxYwYLrAO
新芽「吹石の部屋は、こんな所かしら……」

そろそろみんな来る頃ね。

ガチャッ

ミーナ「みんなを連れてきたよ。それとスーちゃんはショックが大きいみたいで寝かせてるから」

錦「ふ、吹石君!」

早坂「嘘、本当に死んで……」

泉「むうっ!!何という事であるかぁ!!」

心沢「なんてこった……」

薄井「きひひ……とうとう最初の犠牲者が……」

神無月「あーあー……起きちゃったねー?」

真白「こ、こんな……」

アリス「博士、見たくないのならば後ろに隠れる事を推奨します」

小夜「ほ、本当に吹石が……死んだ、のか」

ぞろぞろと集まってくるみんな……
そして最後に……あの2人が来た。

安原「みんな、集まってるな」

佐木原「……」


579 : ◆yuOvnLrWvA  2015/02/21(土) 23:43:27.20 ID:bxYwYLrAO
心沢「安原、これはどういう事なんだ」

安原「どうもこうもない……起きてしまったんだよコロシアイが」

神無月「あれー?コロシアイなんてー、起こさせないんじゃー、なかったのー?」

安原「それについては、申し開きのしようがない……」

真白「それで……殺人事件が発生したという事は、ルールにあった学級裁判があるという事か?」

安原「そうだ。犯人を突き止めないと……俺達は処刑される事になる」

小夜「処刑……」

錦「だ、だけど本当にぼく達の中に犯人が……?」

安原「認めたくはない、けどな……吹石は俺達の中の誰かが殺したと思った方がいい」

早坂「……」

安原「……みんな、こうなってしまって本当にごめん。だけど……俺達は犯人を突き止めるしかないんだ」

泉「生きるために、であるな?」

安原「……そうだ」

佐木原「……」

580 : ◆yuOvnLrWvA  2015/02/21(土) 23:59:14.27 ID:bxYwYLrAO
ミーナ「でも、その前に聞かないといけないよね?」

安原「……佐木原の話だな?」

ミーナ「佐木原クンはここにいたからね……包丁を持って」

小夜「なんだって!?」

佐木原「……」

薄井「きひひ……犯人は目の前に……」

安原「待ってくれ。佐木原の話を聞かないで犯人扱いはまだ早い」

早坂「でも佐木原は包丁持って現場にいたんでしょ?」

錦「あ、怪しすぎるでしょう!」

安原「それを確かめるためにも……佐木原、話してくれ」

佐木原「……朝、食堂に行く準備をしていたらチャイムを鳴らされた」

佐木原「外に出たが誰もいなかったが……ふと、吹石の部屋のドアが開いているのが見えて中を覗いたら……吹石の死体が転がっていた」

佐木原「服が血まみれだったのは思わず抱き起こしたからだ。包丁は傍らに落ちていたのを拾った……それだけだ」

新芽「……」

佐木原は誰かにハメられたって事……?

コトダマ:【佐木原の証言】を手に入れました。
〔朝食堂に行く準備をしていたところをチャイムで呼び出された。
吹石の部屋のドアが開いているのが見えたため覗いたところ死体を発見。
服が血まみれだったのは抱き起こしたから、包丁は傍らに落ちていたのを拾ったらしい〕

584 : ◆yuOvnLrWvA  2015/02/22(日) 21:52:19.35 ID:oK5592bAO
安原「……今の佐木原の話を聞いてどう思うかはみんな次第だ。とにかく捜査を始めよう、まず万が一の事を考えて見張りを2人……」

新芽「……」

佐木原がハメられたならいったいそれを誰がやったのか、それとも佐木原が嘘をついてるのか……正直わからない。

安原「ところで赤内はどうしたんだ?」

新芽「受け止められないって出ていったわよ」

安原「そうか……新芽は受け止めてるのか?」

新芽「全然。現実味がないから普通に見えるだけよ……後で……多分泣く」

安原「……無理もないな。殺人事件なんてそうそう遭遇するものじゃない」

新芽「……安原、これ」

安原「なんだこれ?」

新芽「モノクマがくれた吹石の死体、についての色々だって」

安原「死亡推定時刻やだいたいの所見が載ってるのか……んっ?」

新芽「どうしたの?」

安原「……」

新芽「安原?」

安原「これ、借りていいか」

新芽「いいけど……」

安原「サンキューな」

安原、何かわかったのかしら……?

とりあえず、あたしも外に行こう。

【現在地…モノクマホテル1階廊下】

1…ロビーを調べる
2…エレベーターホールを調べる
3…話す【佐木原】

↓1

585 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします  2015/02/22(日) 21:52:56.24 ID:GW6XL+RSO
3

586 : ◆yuOvnLrWvA  2015/02/22(日) 22:11:14.85 ID:oK5592bAO
新芽「ねぇ、佐木原」

佐木原「……なんだ」

新芽「さっきの話、本当なのよね?」

佐木原「……お前はどう思う?」

新芽「さぁね……あたしはカウンセラーでも探偵でもエスパーでもない。佐木原が何を考えてるかなんて、行ってくれないとわからないわよ」

佐木原「……」

新芽「……」

佐木原「俺は吹石を殺したクロではない」

新芽「……OK、信じる」

佐木原「……随分、あっさりだな」

新芽「あたしを心配してくれたしね」

佐木原「……新芽」

新芽「なによ」

佐木原「感謝しておく」

新芽「素直にありがとうでいいでしょうに……」

佐木原「……これを渡しておく」

新芽「何これ……地図?」

佐木原「必要になるだろうからな」

新芽「んっ、ありがとう」

1…エレベーターホールを調べる
2…ロビーを調べる
3…エントランスホールを調べる
4…食堂を調べる

↓1

587 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします  2015/02/22(日) 22:12:57.52 ID:mo48O7La0
1

589 : ◆yuOvnLrWvA  2015/02/22(日) 22:36:38.08 ID:oK5592bAO
1選択

新芽「エレベーターホール、か」

このホテル階段は封鎖されてるから1階と2階の移動はこれ使うしかないのよね……

新芽「うーん……エレベーターをずっと見ていた人がいれば犯人も絞り込めるんだけど」

コトダマ:【エレベーター】を手に入れました。
〔モノクマホテルの1階と2階を行き来するエレベーター。
階段は使えないため1階と2階を行き来するための移動手段はこれしかない〕

1…ロビーを調べる
2…エントランスホールを調べる
3…食堂を調べる

↓1

590 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします  2015/02/22(日) 22:37:06.95 ID:GW6XL+RSO
1

592 : ◆yuOvnLrWvA  2015/02/22(日) 22:58:39.77 ID:oK5592bAO
1選択

新芽「……」

ここはロビー……といってもいつもあたし達が集まってるのとは違う病院に近い出口がある方だけど。
あたし達がいつも集まってるのはエントランスホールで、こっちが本当のロビーみたいね。

新芽「ロビーの正面の扉を進んで左を行けば……食堂につくのね」

2階の同じ場所にも扉はあるけど柵付きだからあくまでも通路に使えるだけで1階に降りる事は無理。

新芽「まあ、身体能力次第では……不可能でもないかもしれないけど」

コトダマ:【ロビー】を手に入れました。
〔モノクマホテルの病院側出口があるロビー。
1階から食堂へ繋がる廊下への扉がある。
2階との行き来は難しいようだ〕

1…エントランスホールを調べる
2…食堂を調べる

↓1

593 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします  2015/02/22(日) 23:00:38.64 ID:DU0PeBAf0


594 : ◆yuOvnLrWvA  2015/02/22(日) 23:31:11.81 ID:oK5592bAO
1選択

新芽「……」

このエントランスホールには2つの出口と2つの扉がある。
1つはゲームコーナーに続いてる扉。
もう1つは男子の部屋がある廊下に続いてる扉。

新芽「男子の部屋に続く廊下は……」

ステンドグラスがある廊下から続いて、左に行くとエレベーターホール、真っ直ぐ行くと男子8人の部屋がある。
エレベーターホールに続く道の前が赤内、次に向かい合わせに2つ部屋があって左に佐木原、右に安原……左にはもう1つ真白君の部屋がある。
次に右手にあるのが……吹石の部屋。
さらに進んで左が食堂に続く通路、右が錦の部屋。
さらに進んで向かい合わせに2つ部屋があって、左が泉、右が心沢……その奥に大浴場。


新芽「えーっと……」

殺された吹石の部屋から食堂側にいるのが錦、泉、心沢。
エントランス側にいるのが残り4人。

新芽「ややこしくなってきたわね……」

コトダマ:【男子の部屋の位置】を手に入れました。
〔男子の部屋はエレベーターホールに続く道の前が赤内。
次に向かい合わせにある2つ部屋の左が佐木原、右が安原。
佐木原の隣に真白。
安原の隣に吹石。
さらに進んで左が食堂に続く通路、右が錦の部屋。
さらに進んで向かい合わせに2つ部屋があり、左が泉、右が心沢となっている〕

1…食堂を調べる
2…話す【早坂】
3…話す【ミーナ】

↓1

595 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします  2015/02/22(日) 23:31:32.53 ID:DU0PeBAf0
2

596 : ◆yuOvnLrWvA  2015/02/22(日) 23:46:37.43 ID:oK5592bAO
2選択

早坂「……」

新芽「あれ……早坂ちゃん、何してるの?」

早坂「ああ、新芽。ほら……これ」

新芽「ああ、階段ね。今は封鎖されてるけど」

早坂「でもさ、これ最初に来た時使えてたよね?」

新芽「そうね、あたしもそれで降りたから間違いないわよ」

早坂「……これが使えてれば今日はもっと早くトレーニング出来たんだけど」

新芽「んっ?どういう事?エレベーター使えば問題ないじゃない」

早坂「……エレベーター使えなかったんだよね」

新芽「……えっ?」

早坂「今朝の5時半ぐらいだったかな……トレーニングするためにエレベーター乗ったんだけどさ、なんかうんともすんとも言わなくて」

新芽「……」

早坂「なんか、モノクマが言うには5時から点検中らしくて結局6時までエレベーター乗れなかったんだよね」

新芽「それ、本当?」

早坂「嘘言ってもしかたないでしょ?」

新芽「……」

コトダマ:【エレベーターの点検】を手に入れました。
〔5時から6時までエレベーターは点検中で乗っても動かない状態だった〕

1…食堂を調べる
2…話す【ミーナ】
3…話す【薄井】

↓1

597 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします  2015/02/22(日) 23:47:36.14 ID:KmQB9isWo


598 : ◆yuOvnLrWvA  2015/02/23(月) 00:00:44.94 ID:VC09+uJAO
3選択

薄井「きひひ……」

新芽「薄井ちゃん、ちょっといい?」

薄井「なに……きひひ」

新芽「薄井ちゃんって5時から食堂にいたのよね?」

薄井「正確には4時58分21秒から……イタヨ」

新芽「そ、そう……それで、何か怪しい物とか見なかった?」

薄井「見てない……きひひ、食堂の暗がりから男子の部屋の方を見てたけど……きひひ、ひひ」

新芽「通る人すら見てないの?」

薄井「きひひ、吹石くんなら、見た」

新芽「本当!?いつ頃か覚えてる!?」

薄井「きひひ、5時13分32秒に。だけどワタシの顔見た途端に逃げた……きひひ、ひひ」

新芽「なるほど……」

薄井「きひひ、1ついい?」

新芽「なに?」

薄井「きひひ、見た印象だと吹石くんは……相当怯えてた、ヨ」

吹石が、怯えてた……

コトダマ:【薄井の証言】を手に入れました。
〔5時から食堂にいたが見たのは吹石だけでその吹石もすぐ逃げた。
吹石は相当怯えてたようだ〕

1…食堂を調べる
2…話す【ミーナ】

↓1

599 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします  2015/02/23(月) 00:01:19.01 ID:/Uu+X7RAO


600 : ◆yuOvnLrWvA  2015/02/23(月) 00:19:23.55 ID:VC09+uJAO
2選択

ミーナ「……ふぅ」

新芽「ミーナ、大丈夫?」

ミーナ「立花ちゃん……さっきまで部屋を調べてたんだけど、ちょっとキツいね」

新芽「確かに……」

ミーナ「スーちゃんは大丈夫かな……」

新芽「鈴木ちゃん、部屋に戻ってるんだっけ……」

ミーナ「スーちゃんとしては昨日の今日だから余計にキツいんだと思う……」

新芽「えっ?」

ミーナ「スーちゃん、昨日の夜吹石クンに言い寄られてたの」

新芽「吹石に?」

ミーナ「というか、無理やりキスされそうになってたから助けたんだよね」

新芽「あいつは……」

ミーナ「その時スーちゃんが思わず吹石クンを突き飛ばしたりして……」

新芽「大変だったのね……」

コトダマ:【ミーナの証言】を手に入れました。
〔昨日の夜鈴木は吹石に強引に言い寄られていた。
ミーナが止めた際に鈴木が吹石を突き飛ばしたりと色々あったようだ〕

603 : ◆yuOvnLrWvA  2015/02/23(月) 21:30:22.66 ID:VC09+uJAO
【ホテル・食堂】

新芽「食堂は2つの扉があるのよね」

1つは錦の部屋の扉が見える。
もう1つは右に行けば病院側出口があるロビーに、左に行けばエレベーターホールに繋がる廊下に……

新芽「で、食堂には調理場があると……」

包丁はここから持ち出されたのかしら……

【調理場】

新芽「一本なくなってるわね……」

間違いない、包丁はここから持ち出された……
問題は、誰がいつ持ち出したか……

新芽「誰か調理場に入った人とか見てないかしら……」

コトダマ:【包丁】を手に入れました。
〔吹石の腹部を刺したと思われる包丁。
調理場から持ち出された物のようだ〕

1…話す【錦】
2…話す【赤内】
3…ゲームコーナーを調べる

↓1

604 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします  2015/02/23(月) 21:30:36.11 ID:UEnRmNKt0


605 : ◆yuOvnLrWvA  2015/02/23(月) 21:42:59.60 ID:VC09+uJAO
2選択

新芽「あっ」

赤内「……」

新芽「赤内、何してるのよ」

赤内「新芽さんか……」

新芽「みんなも捜査始めてるわよ」

赤内「……」

新芽「出来そうにないなら、無理はしなくていいけど……」

赤内「……ごめん」

新芽「しかたないわよ、あたしだってもしかしたら赤内みたいになってたかもしれないし」

赤内「……」

新芽「あっ、1つだけ。調理場から包丁持ち出されてたみたいなんだけど、何か知らない?」

赤内「……昨日の夜、真白さんが調理場に入ったのは見たよ」

新芽「さんって事はアリスちゃんね……わかった。ありがとうね」

赤内「……」

1…話す【錦】
2…話す【アリス】
3…ゲームコーナーを調べる

↓1

606 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします  2015/02/23(月) 21:43:44.92 ID:tU5ecpkjo


607 : ◆yuOvnLrWvA  2015/02/23(月) 21:59:28.00 ID:VC09+uJAO
2選択

新芽「アリスちゃーん……?」

真白「アリス!材料が足りない、すぐにこのメモの物を用意!」

アリス「わかりました」

新芽「……」

アリス「新芽さん、どうしましたか?」

新芽「ちょっと、聞きたい事があるんだけど……」

アリス「現在博士の捜査用機材作成の助手をしていますので、手短にお願いします」

新芽「えっと、昨日の夜調理場に行ったって聞いたんだけど」

アリス「昨日……えぇ、夜の11時半頃に博士用のホットミルクを用意するために調理場に行きました」

新芽「包丁の数って、覚えてる?」

アリス「はい、鍋を取り出す際視界に入りましたので……全て揃っていました」

11時半にはまだ持ち出されてなかった、か……

真白「アリス!ちょっと来てくれ!」

アリス「はい、博士。申し訳ありませんが失礼します」

新芽「うん、ありがとう」

1…話す【錦】
2…話す【泉】
3…ゲームコーナーを調べる

↓1

608 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします  2015/02/23(月) 22:00:03.42 ID:UEnRmNKt0


610 : ◆yuOvnLrWvA  2015/02/23(月) 22:13:41.08 ID:VC09+uJAO
1選択

錦「うーん、うーん、ううん、うんー……」

新芽「ちょっと錦……」

錦「ダメです!わかりません!」

新芽「何の話よ……」

錦「ぼくなりに事件を考えていたんですが!何も浮かびませんでした!」

新芽「ああ、そう……」

そういえば……

新芽「ねぇ、錦。あなた朝は早坂ちゃんと一緒にいたのよね?」

錦「はい!工事現場で壁打ちしていた時に会ってからは一緒でした!」

新芽「でも5時から食堂にいた薄井ちゃんはあなたを見てないみたいなんだけど」

錦「外に行ったのは4時半からですから!あっ、そういえば……」

新芽「そういえば?」

錦「部屋を出ようとした時、廊下を誰かが歩く音がしました!」

新芽「部屋を出ようとした時って、4時半って事よね?」

錦「はい!」

4時半に誰かが出歩いてた……?

コトダマ:【錦の証言】を手に入れました。
〔4時半から外に出て壁打ちをしていた。
部屋を出ようとした時、廊下を誰かが歩いていたらしい〕

1…話す【泉】
2…話す【鈴木】
3…ゲームコーナーを調べる

↓1

611 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします  2015/02/23(月) 22:15:56.16 ID:i8pnSIQL0
1

612 : ◆yuOvnLrWvA  2015/02/23(月) 22:26:22.25 ID:VC09+uJAO
1選択

泉は心沢と見張りをしているみたいだ……

泉「しかしどうしたものであるか……」

新芽「いきなりこんな事になっちゃったもんね……」

泉「ふむ、もしかするとあの時全力で吹石を捕まえていれば……」

新芽「えっ?」

泉「朝の4時半頃なのであるが……眠気覚ましのコーヒーを取りに行った我が輩は調理場の入り口で吹石と出くわしたのだ」

新芽「なんですって!?」

泉「その時の吹石は何か包みを大事そうに抱えていたのであるが……よほど警戒していたのか我が輩を見てすぐ食堂を出ていってしまった」

新芽「……包み?」

泉「そのクローゼットにある物であるな」

新芽「……」

もしかして……

コトダマ:【泉の証言】を手に入れました。
〔4時半頃調理場の入り口で吹石と出くわした。
吹石はかなり警戒していたらしい〕

コトダマ:【クローゼットの袋】をアップデートしました。
〔吹石の部屋のクローゼットから出てきた空の袋。
調理場から出てきた吹石が大事そうに抱えていたらしいが……〕

1…話す【鈴木】
2…調べる【ゲームコーナー】

↓1

613 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします  2015/02/23(月) 22:28:23.53 ID:tU5ecpkjo


615 : ◆yuOvnLrWvA  2015/02/23(月) 22:40:21.96 ID:VC09+uJAO
1選択

【鈴木の部屋前】

新芽「鈴木ちゃん、大丈夫?」

鈴木「……」

震えてる……無理もないわね。

新芽「鈴木ちゃん」

鈴木「新芽、さん」

新芽「大丈夫、じゃないわよね……」

鈴木「わ、私……ごめんなさい……」

新芽「死体を見ちゃったら、こうなって当然よ……」

鈴木「ち、違います……」

新芽「えっ?」

鈴木「わ、私、昨日の夜吹石さんに部屋に来ないかって……言われたんです」

新芽「らしいわね」

鈴木「で、でも私、怖くて……吹石さんを突き飛ばして逃げちゃって……」

新芽「……」

鈴木「あ、あの時私が吹石さんを受け入れていたら……吹石さん、殺されなかったかもしれませんよね……?」

新芽「それは……」

鈴木「吹石さん、きっと1人は嫌だったんです。なのに私は怪我まで、させて……ダメな、人間です……」

コトダマ:【鈴木の証言】を手に入れました。
〔吹石に言い寄られた際、突き飛ばして吹石に怪我をさせてしまったらしい〕

616 : ◆yuOvnLrWvA  2015/02/23(月) 22:55:34.74 ID:VC09+uJAO
【ゲームコーナー】

新芽「あれ?」

神無月「……」

佐木原「……」

新芽「佐木原と神無月ちゃん、何してるの?」

神無月「りっちゃんだー?」

佐木原「新芽か……神無月がここを調べたいらしい」

新芽「ここを?」

神無月「ほらー、吹石君のー、部屋にー、ゲームあったでしょー?」

新芽「ああ、確かにあったわね」

佐木原「どうやらここにあった物らしい」

新芽「ここに!?」

神無月「正解ー、見てみなよー?」

新芽「本当だ……」

隅にゲームソフトの入った棚がある……気付かなかったわ。

佐木原「隙間から判断して持ち出されたソフトは4つ……」

神無月「でもー、あの部屋にはー、ソフト3本しかなかったよー?」

新芽「やっぱり犯人が持ち去った可能性が高いわね……でもどうして……」

佐木原「……ソフトは50音順に並んでいる。吹石の部屋のソフトと照らし合わせればどの行のゲームがないかはわかるだろう」

新芽「そうね……それじゃあ」

617 : ◆yuOvnLrWvA  2015/02/23(月) 22:56:17.12 ID:VC09+uJAO






キーン、コーン…カーン、コーン








618 : ◆yuOvnLrWvA  2015/02/23(月) 23:16:50.66 ID:VC09+uJAO
新芽「っ!?」

モノクマ「オマエラ!捜査タイムは終了でーす!」

モノクマ「そろそろ学級裁判を始めたいから今から言う場所に行く事!」

モノクマ「エントランスホールの橋側出口から交番方面を抜けて進んだ所に地下鉄の駅があります!」

モノクマ「うぷぷ、楽しい楽しい学級裁判の舞台に行けるからね……」

モノクマ「さあ、さっさと行った行ったー!」

新芽「時間切れ……」

佐木原「……新芽、神無月、先に行け」

神無月「佐木原君はー?」

佐木原「やる事がある」

新芽「佐木原……」

佐木原「……すぐ追いつく」

神無月「まあー、しかたないかー……まーちゃんが残ってもー、間に合わないかもー、しれないしー」

新芽「そう、ね……」

佐木原1人なら、まだ間に合うかもしれないし……

新芽「佐木原、必ず来てよ?」

佐木原「……ああ」

619 : ◆yuOvnLrWvA  2015/02/23(月) 23:30:41.74 ID:VC09+uJAO
【地下鉄駅前】

安原「シャッターが開いてるな……前に見た時は確かに閉まってたのに」

心沢「この先にはいったい何があるのか……」

ミーナ「とりあえず行こうよ。行かないと……どうなるかわからないよ」

あたし達は駅の中に入っていく。
一本道を真っ直ぐ進んでいくと……

鈴木「ホーム、ですね」

赤内「ここから脱出は……難しいかな」

錦「なにがあるかわかりません!」

泉「むうっ、何か来るぞ!」

泉の言葉に反応するかのように、あたし達の前に轟音を立てて……白黒の列車が止まった。

早坂「……これに乗れって事?」

薄井「きひひ、地獄行きの列車……」

神無月「まーちゃん達が行くかー、クロが行くかはー、わからないけどねー?」

安原「とにかく、乗ろう」

新芽「……」

佐木原……早く来ないと……

佐木原「遅れた」

新芽「佐木原!」

佐木原「調べ物は終わったぞ」

新芽「話は後で!早く乗りましょう!」

佐木原を引っ張って列車に乗り込む。
同時にドアが閉まって……列車は動き出した。

620 : ◆yuOvnLrWvA  2015/02/23(月) 23:40:37.49 ID:VC09+uJAO
【モノクマトレイン車内】

ゴー!!

新芽「……」

アリス「乗り込んでから15分が経過しました」

小夜「時間は……まだかかりそうだな」

真白「くそっ……完成はしたけど間に合わなかった……」

列車はあたし達を乗せてひたすら走り続ける。
この先にあるのは……命を懸けた学級裁判。
あたし達か、クロは……死ぬ。

新芽「……」

プシュー……

そして……永遠に続くと思えたような時間は終わって。
列車は……止まる。

降りたあたし達の目の前には赤い扉。
それを開くと……ひらけた場所の中央にエントランスにあったような16個の椅子が円形で並んでいた。

ご丁寧に、吹石の席と同じ場所には×印がついた吹石の写真が飾られていて。

モノクマ「オマエラよく来たね!ここが学級裁判の舞台だよ!」

モノクマ「ではでは、長い前置きもアレなんで早速席についてくださーい!」


621 : ◆yuOvnLrWvA  2015/02/23(月) 23:55:36.92 ID:VC09+uJAO
新芽「……」

いよいよ、始まるんだ。

【超高校級のボクサー】吹石丈。
はっきり言って好きになれない奴だったけど……
それでも普通なら殺される事なんてなかったはず。

でも吹石は殺された。

その犯人は……

安原「……真実は必ず解き明かす」

ミーナ「やるしかないんだよね」

泉「吹石、我が輩は必ずお主を殺めた犯人を突き止めよう!!」

小夜「……私はこんな所で死ねない」

あたし達の中にいる。

真白「っ……」グッ

アリス「博士……いえ、なんでもありません」

心沢「やってやるさ……そうしないといけないならな」

赤内「僕は……」

鈴木「吹石さん……ごめんなさい……」

犯人を突き止める。
それはあたし達が生きる代わりに犯人を殺す事。

早坂「さてと、ちょっとは頑張ろうかな」

錦「全力を以て当たります!」

薄井「きひひ……天国と、地獄は……紙一重……」

神無月「頑張ってー、生き残ろうねー?」

佐木原「…………」

それでもやるしかない。
それがあたし達に許された選択。

新芽「……あたしは生きるんだ」

そして始まる……

裏切りと嘘が渦巻く世界。

希望と絶望を分かつ……

学級裁判。




学級裁判前編


【元スレ】
【ダンガンロンパ】【安価】絶対絶望のコロシアイ生活【オリキャラ】