オリロンパwiki - 速乃ロンパ 18日目
418 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/08(金) 21:00:20.86 ID:bkd7rcSc0



チャプター4 夢見ず少年少女




419 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/08(金) 21:05:30.25 ID:bkd7rcSc0

……どう? 準備は整ったノ?

……ああ、整ってるよ……僕の考えた秘策だ……

これであのうじゃうじゃ湧いてる……どもを蹴散らそうってわけね!

……本っ当すごいこと考えたねぇ! ……でも、これ……

ケッ、そうだ……けどよぉ、こいつならやってくれそうじゃねぇか?

うん、オレもそれに賛成、かな?

して、装置の電源は誰が…?

420 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/08(金) 21:20:02.62 ID:bkd7rcSc0
―ハヤノノヘヤ―

速乃「…………!!」

速乃「……あれ? 夢……?」

速乃(その割には、妙にリアリティのある夢だったな……内容がよく思い出せないけど……)

ドンドンドンドン!

速乃(ん? ……誰だろう?)

↓1 人物を選択

421 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]  2014/08/08(金) 21:20:51.65 ID:e9+1kTUnO
凛ちゃん

424 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/08(金) 21:24:08.26 ID:bkd7rcSc0
速乃「はい……」

凛「はーやのちゃーん!!」

速乃「ぎゅむぅ!」

速乃(え!? なんでそんな突然飛びかかってきたの!?)

凛「会いたかった! ちょー会いたかったよ速乃ちゃん! 長かった、夜時間長かったのー!」

速乃(え……え?)

1.いきなり何!?
2.寝てないの?
3.自由安価

↓1

425 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]  2014/08/08(金) 21:28:08.77 ID:6cwgg/1lo
2

426 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/08(金) 21:32:23.56 ID:bkd7rcSc0
速乃「……もしかして凛ちゃん、寝てないの?」

凛「ほえ?」

速乃「いや、夜時間が長かったって……」

凛「あーえっと……うん」

凛「……3人もいなくなっちゃったから、すっごく、すっごくね。さみしくなってね」

凛「それで……それでねぇ……ぐすっ」

速乃「ちょ、ちょっと……」

凛「うあああああああ……」

速乃「よしよし……」

凛「3人も……3人も死んじゃったんだよ? 2人でもすっごく辛かったのに……なんで皆、わたしたちを置いていっちゃうの?」

速乃「……うん……うん」

凛「…………ごめんね、ちょっと泣いたらすっきりしたから……もう行こう? 一緒に白米いっぱい食べよ?」

速乃「うん、私も、なんか上手く言えなくて、ごめんね」

凛「ぐずっ……うん」

[シラサワリン 好感度+0.2]



427 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/08(金) 21:35:28.97 ID:bkd7rcSc0
―ショクドウ―

証「よっこらせっと……」

証「お、来たな寝坊助。俺の方が起きたのは3時間くらい早かったぜ」

速乃「残念でした。凛ちゃんは今日は寝てないらしいよ?」

証「な……なんだと? こんなところにダークホースが嫌がったとはな……」

速乃(……証くん、皆のゴミ捨ては続けてるんだ……えらいな)

凛「ねぇねぇ、早くご飯食べよーよー」

証「よし、任せとけ。俺のスペシャルな料理を食わせてやろう」

↓2 コンマで証の料理のできが決定

429 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]  2014/08/08(金) 21:36:53.99 ID:e9+1kTUnO
ほい

431 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/08(金) 21:41:47.35 ID:bkd7rcSc0
料理99

証「ほい、俺の力作だ」

凛「……これなあに?」

証「白沢をイメージして作らせてもらったぜ。もちもちの白色の少し甘めに作ってあるピザ生地に、たっぷり練乳をかけて作った、超激甘な朝食だ。疲れたときには甘いもんっていうしな」

凛「ふぁああ! すっごーい! 証くん大好きー!」

証「ぬおっ!? と、飛びつくなよ急に!」

速乃(あ、やっぱり女の子に飛びつかれると焦るんだ……)

証「その状態から不意をつかれたらどうするんだ!?」

速乃「いや何の心配なの!?」

証「ああ、そうそう。佐賀崎は好みとかよくわかんないから、これな」

証「じゃじゃーん、特製おにぎりー」

速乃(普通すぎる……)

432 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/08(金) 21:45:35.85 ID:bkd7rcSc0
速乃「……あ、これ今まで食べたおにぎりの中で一番おいしいかも」

証「へへーん、だろ? 俺、白狼じゃないけど、料理に関してだったら持ってるぜ? 神の手」

速乃(……証くんの能力ってなんだろう? 【超高校級の料理人】とか?)

凛「甘い!! 超甘〜い!!」

証「ほい、牛乳な」

凛「わーい!! ごきゅ、ごきゅ」

速乃「……というか、今何時だろう?」

速乃(……え? もう午前11時!?)

速乃「今日、朝のアナウンスは?」

証「あー、鳴ってねぇんだよ……それのせいで俺は8時まで寝ちまった……」

速乃「そう、なんだ……まさかモノクマが忘れるわけないもんね」

証「意図的に忘れた可能性ならあるけどな?」

速乃(……意図的に……)

↓1 凛、証以外で人物を1人選択

433 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]  2014/08/08(金) 21:46:43.39 ID:OYjES6Hr0


434 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/08(金) 21:52:10.07 ID:bkd7rcSc0
杏「あらぁ、えらい長い時間眠ってしまったみたいどすなぁ……」

凛「あ、杏ちゃーん!」

杏「あら、凛さん、証さん、それに……速乃さん」

速乃「うん、おはよう。モノクマのアナウンスがならなかったんだって」

証「よーっす宮瀬ー。よく眠れたみたいだな」

杏「はぁ……あなたはいつでも知らん顔どすなぁ」

証「……ん?」

杏「3人殺された次の日でも、どうしてそないな風にしてられるんよ?」

証「…………」

速乃(証くんの目が、急に鋭くなる。彼は自分に都合の悪い事を聞かれると、自然とああいう表情をするって、私は知ってる)

証「……知りたいか? 宮瀬」

杏「ええ……とっても。ふふっ」

証「……じゃあ、娯楽室に来い」

杏「ええ? どうしてどす?」

証「……勝負だ! 俺の勝負に勝てたら、お前に俺の秘密を教えてやる!!」

杏「ふふ、楽しみどすなあ。でもそれは、朝ごはんを食べてからどす」

証「その代わり、俺が勝ったらお前の秘密も教えてもらうぜ!」

杏「もちろんどすえ?」

速乃(……杏ちゃんと証くんが……秘密をかけて勝負?)

凛「うーん! 白って最高〜♪ とろけりゅう♪」

435 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/08(金) 21:54:50.22 ID:bkd7rcSc0
速乃(その後、続々と皆が起き始めて、食堂に集まってきた……すると)

キーンコーンカーンコーン……

モノクマ『えー、校内放送です! 今すぐ全員、体育館にお集まりくださーい! 大至急、大至急!! エマージェンシー! エマージェンシー!』

証「……今の、いったいなんだ?」

杏「……体育館に大至急、どすか……」

凛「ごくっ、行ってみよ! 速乃ちゃん!」

436 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/08(金) 21:55:57.96 ID:bkd7rcSc0
―タイイクカン―

[キルタイム]

↓2 生存者から人物を1人選択してください

438 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]  2014/08/08(金) 21:58:09.65 ID:PyCmORoEO
アンジー

439 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/08(金) 22:01:55.67 ID:bkd7rcSc0
アンジー「……ねぇ、あそこにあるのって……どう考えても……」

速乃「…………うん、あれは……モノクマだね……」

アンジー「…どうして分解されてるのよ?」

[アンジー 好感度+0.1]

速乃(……これは……この体育館は……いったい?)

ドコヲシラベマスカ?

1.モノクマ
2.ヒシカワショウ
3.アンジー
4.カソクシタ
5.タナカピカチュウ
6.ミヤセアンズ
7.シラサワリン
8.ハクロウガリュウ

↓2

441 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]  2014/08/08(金) 22:11:11.40 ID:e9+1kTUnO
5

442 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/08(金) 22:17:54.76 ID:bkd7rcSc0
光宙「……なあ、さがっち……」

速乃「ん?」

光宙「この体育館……なんかおかしくねぇか?」

速乃「おかしいって?」

光宙「こんなに広かったっけ……体育館……」

速乃(それだけ……人がいなくなったって事だよね)

[タナカピカチュウ 好感度+0.1]

↓1

1.モノクマ
2.ヒシカワショウ
3.アンジー
4.カソクシタ
5.タナカピカチュウ
6.ミヤセアンズ
7.シラサワリン
8.ハクロウガリュウ

443 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]  2014/08/08(金) 22:19:03.40 ID:PyCmORoEO
8

444 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/08(金) 22:21:50.75 ID:bkd7rcSc0
臥龍「………………悲しいな」

速乃「え?」

臥龍「私の私情だ……すまないな」

速乃「ど、どうしたの臥龍くん? 話聞くよ?」

臥龍「私は……すまないが貴様を、まだ完全に信用したわけではない……」

速乃(が、臥龍くん……そんな)

臥龍「……すまなかった。忘れてくれ」

[ハクロウガリュウ 好感度+0.1]

↓2 会話が行えるのはあと1人です

1.モノクマ
2.ヒシカワショウ
3.アンジー
4.カソクシタ
5.タナカピカチュウ
6.ミヤセアンズ
7.シラサワリン
8.ハクロウガリュウ

446 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]  2014/08/08(金) 22:30:25.70 ID:CBxnIT5DO


447 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/08(金) 22:39:23.32 ID:bkd7rcSc0

杏「……あれは、なんでしょうか?」

速乃「モノクマの残骸っていう表現でいいのかな?」

杏「うーん……なんですやろ……」

速乃(最初から今でも変わってない、モノクマへの“嫌悪”という感情……)

杏「あっ……眠くて倒れてしまいそうどすぅ……まだ昨日の疲れがのこっとるんやろかぁ」

速乃「ちょ、ちょっと、杏ちゃん!? ここで寝たらだめだって!」

杏「ふふっ、びっくりしよるなぁ……速乃さん、ようやっと表情出てきたわぁ……」

速乃「……え、もしかして私……顔死んでた?」

杏「女の子としては、ちょっといかん顔をしてましたえ? ふふっ」

[ミヤセアンズ 好感度+0.1]

証「……さてと、じゃああのモノクマを調べてみるか」

志多「気を付けたほうがいいぜ……罠かもしれねぇんだから……」

証「ああ、わかってるつもりだ……よし、佐賀崎、行って来い」

速乃「な、なんで私!?」

証「いいから、だったらだれかを道連れにするでもいいから」

速乃「その前にどうして私なの!?」

臥龍「お前なら……何とかなる気がするからだ」

速乃「……え?」

凛「うんうん、わかるよその気持ち。速乃ちゃんなら、絶対平気だと思う!」

速乃「え、えーっと……喜んでいいのかな?」

証「ほらほら、誰かと一緒に行くならそれでもいいぜ?」

速乃(……どうしよう)

↓1 一人でモノクマを調べるor人物を選択して、その人とモノクマを調べる

448 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]  2014/08/08(金) 22:40:27.13 ID:PyCmORoEO
白狼

449 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/08(金) 22:43:15.10 ID:bkd7rcSc0
速乃「……臥龍くん! 来て!」

臥龍「……私か、いいだろう」

速乃「よし、じゃあ行こう!」

臥龍「……改めてみると、本当にモノクマがただ分解されているだけだな……」

速乃「うん。でも、誰がやったんだろうね、これ……」

臥龍「誰かは問題ではない。敵の素性を知れば、私達もある程度の対策ができるだろう」

速乃「うん! じゃあまずは……」

1.クチノアタリ
2.アカメノアタリ
3.オナカノアタり

↓1

450 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]  2014/08/08(金) 22:44:14.20 ID:OYjES6Hr0


451 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/08(金) 22:47:34.70 ID:bkd7rcSc0
速乃「赤い目のところ……これって、レンズだよね?」

臥龍「ふむ……どうやらカメラになってるみたいだな」

速乃「……カメラ?」

臥龍「モノクマは左半身の赤い目から、私達の姿を確認していたというわけだ」

速乃「なるほど……」

↓1

1.クチノアタリ
2.オナカノアタリ

452 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]  2014/08/08(金) 22:48:21.72 ID:6cwgg/1lo
1

453 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/08(金) 23:01:18.35 ID:bkd7rcSc0
速乃「……口のところには……音声機器?」

臥龍「なるほど、つまり遠隔でどこかから音声を出して、それを、この……変声器で変えていたのか……これが分かったからなんだという話ではあるが」

速乃「たしかにそうだね……あとはこれ……」

速乃「爆弾が……」

臥龍「おそらく菊川に校則違反の処罰をしようとしたときに爆発したのは、これであろうな」

速乃「うん、そうだと思う……というか、これくらいしかないよね……」

速乃(結局私達は、あまり収穫もなく、帰っていった……)

証「で、どうだったんだ?」

速乃「だめ。脱出に役立ちそうなものは何もないよ」

光宙「というか、あんだけすごい言葉喋っておいて、自分が来ないって何のつもりだよモノクマのやろう……」

アンジー「エマージェンシーの事? 確かにおかしいわよね……」

モノクマ「うぷぷぷ……引っかかった引っかかった!」

志多「ひっ!? で、出やがったな!?」

モノクマ「うぷぷぷ……オマエラがバカみたいにボクの体でもてあそんでる間に……」

モノクマ「“今回の動機”が完成しちゃったよー!」

454 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/08(金) 23:05:25.67 ID:bkd7rcSc0
杏「今回の動機……どすか?」

凛「というか、早いよ……どうして?」

モノクマ「うぷぷぷ……ボクもそろそろ真面目に働こうと思ってね!」

臥龍「……それで、今回の動機は封筒などではないんだな?」

モノクマ「うん。今回の動機はね……」

モノクマ「オマエラの部屋の鍵が、“完全に使えなくなっちゃった”ことだよ!!」

志多「は……? 何言ってんだ? そんなことあるはずがねえだろ?」

モノクマ「それがあるんだなぁ……オマエラの部屋の鍵に、ちゃあんとプラスチックのふたを張り付けといたんだよ……」

光宙「つまり……どういうことだ?」

モノクマ「そうしてボクが、ここに校則を追加します!」

“鍵のカバーを外すことを禁じます また、扉の破壊、鍵の破壊を禁じます”

モノクマ「うぷぷぷ……」

アンジー「な、なんてことしてくれたのよアンタ……」

証「部屋に入れなくさせる……なるほど、つまりこれで間接的に……」

455 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/08(金) 23:06:12.57 ID:bkd7rcSc0




証「俺たちの“睡眠を奪った”ことになる……」

速乃「……嘘」





457 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/08(金) 23:09:24.37 ID:bkd7rcSc0
モノクマ「眠りたいんだったら、ボクがカバーを取り除くまで待つしかないねぇ」

モノクマ「つまり、人を殺すまで待つしかないねぇ!!」

モノクマ「ほらほらオマエラ!! 散った散った!」

証「……たく、ふざけたマネしやがって……」

速乃「……これは……かなりキツイ戦いになりそうだね……」

臥龍「そのためにも、上へ行かないか?」

凛「上?」

臥龍「そろそろ増えているはずだ……新しく行ける場所」

杏「なるほどなぁ……確かに増えとるかもしれへんねぇ」

志多「……よし、とりあえず今までの流れを日常的に行っていこうぜ」

光宙「え? ね、寝れないってどういうことだ……?」

458 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/08(金) 23:16:58.51 ID:bkd7rcSc0
証「……ちょっと待て……モノクマのやつめ。もう一つ追加した校則をあえて言わなかったんだな……?」

光宙「へ? どういうことだ?」

“なお、保健室でのみ、1日1回誰か1人が、2時間だけ眠ることを許されます。タイミングは問いません”

杏「……えげつないですなぁ」

証「これに気付くタイミングが遅れた奴が……フェアじゃなくなっちまうよな……」

臥龍「……つまり、ベッドを争奪することにもなる、というわけか……」

志多「気が気でいられない状態をつくる……こうすることで、誰かが誰かを殺すのを煽ろうってのか?」

凛「……そんなこと、させない!!」

アンジー「まずは行動ね。どうにかしてやるわよ!」

速乃「うん」

証「ちょっと待った。疑うわけじゃないが、ここからは必ず、ペアで行動するようにしよう。できればペアは毎日変えたほうがいいな……」

光宙「なんでそんな面倒なことをするんだよ?」

証「誰かが寝ちまったら困るからに決まってるだろ?」

証「お互いがお互いを監視し続けることで、ベッドが使われない状態をつくる。そんでもってベッドで寝るやつは……もう、作らない方がいいだろう」

杏「せやねぇ……1日1人ずつでも、一週間ずっと起きとらなアカン人が1人出てきてまう。そうなると……」

速乃「争いが起こる種になりかねない……」

光宙「なるほど……よくわかんねぇけど、モノクマが相当最悪なことをしたっていうのはわかったぜ」

臥龍「さて……では捜索を始めようか。誰かとペアになるのか?」

速乃(……私は……)

↓誰とペアを組みますか?

459 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]  2014/08/08(金) 23:19:45.41 ID:OYjES6Hr0
アンジー

468 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/09(土) 21:37:19.85 ID:zwdSATmx0
アンジー「……あら、あたしと一緒に来てくれるの?」

アンジー「ふん、仕方ないわね……一緒に行こ?」

―4カイ―

アンジー「さ、どこに行くか決めましょ」

ドコヲシラベマスカ?

1.オンガクシツ
2.ショクインシツ
3.カガクシツ
4.???
5.???

↓1

469 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]  2014/08/09(土) 21:42:17.26 ID:QhiWny+c0


470 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/09(土) 21:46:21.12 ID:zwdSATmx0
―オンガクシツ―

光宙「うわあああああすげええええ! さがっち見て! ピアノだよ!」

速乃「そ、そうだねぇ」

臥龍「…………音楽室だし、ピアノはあるだろうな」

光宙「にしても、この音楽室、すっげー広いなあ……わー!! ……ほら、声が響いちまうよ」

アンジー「嫌だから何よ……」

光宙「あ、もっちだ!」

アンジー「速乃にはすぐに気付くのに、なんであたしにはなかなか気付いてくれないのよ!!」

光宙「おー! やっぱよく響くなあ!」

速乃(…………)

1.???
2.タナカピカチュウ
3.ハクロウガリュウ
4.アンジー
5.デル

↓1

471 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]  2014/08/09(土) 21:54:27.78 ID:FUz4DGMX0
1

472 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/09(土) 21:57:19.26 ID:zwdSATmx0
速乃「……これ、ピアノの下に落ちてたけど……なに?」

アンジー「電子生徒手帳に見えるけど……違うかしら?」

速乃「……あ、これ起動できるよ」

アンジー「え? 嘘?」

電子生徒手帳は誰のもの?

コンマで判定。内容はシークレット

↓1

473 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]  2014/08/09(土) 21:59:18.99 ID:QhiWny+c0


474 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/09(土) 22:03:41.34 ID:zwdSATmx0
速乃「……霧切、響子……?」

アンジー「……誰よそれ?」

速乃(……あの時みたファイルに、名前があった……15人で行われた、コロシアイ学園生活の生き残り6人の一人……そして、あそこに書いてあることが正しければ……)

速乃「学園長の、一人娘……」

アンジー「……は?」

速乃「詳しい事は後で話すよ。とりあえず、もう行こう」

アンジー「え……ええ」

速乃(私は霧切響子の電子生徒手帳をポケットにしまい、音楽室を後にした)

―4カイ―

アンジー「で、次はどこに行くの?」

1.ショクインシツ
2.カガクシツ
3.???
4.???

↓1

475 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]  2014/08/09(土) 22:05:43.94 ID:pdmKi6zAO
とりあえず職員室

476 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/09(土) 22:10:54.24 ID:zwdSATmx0
―ショクインシツ―

アンジー「……これ、何?」

速乃「職員室の机の上……一人一人の机の上に、花?」

アンジー「悪趣味ね……モノクマかしら?」

速乃「……それは、わからないけど……」

1.???
2.アンジー
3.デル

↓1

477 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]  2014/08/09(土) 22:15:03.56 ID:pdmKi6zAO


479 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/09(土) 22:19:55.16 ID:zwdSATmx0
速乃(あれ? このボードに、何かが貼ってあ……)

速乃「……ねえ、アンジーちゃんこれ」

アンジー「……これ……またあの写真ってこと?」

速乃(そこにあったのは、また写真……ペクちゃんと命くん、それから晃くんが、体育館で楽しそうに会話している……けどこれ)

アンジー「ペクって、こんなに背が高かったかしら?」

速乃「……さあ、わからない」

アンジー「いや、でもこの高さはないわよ……立ち姿からして、160は超えてるわよ?」

速乃「……これがとられたのは……8年前……私達が入学してから“1年半後”……」

アンジー「……ねえ、何もそんなに考えすぎる必要はないと思うわよ?」

速乃「え?」

アンジー「これはきっと……モノクマの罠なんだわ」

480 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/09(土) 22:22:41.31 ID:zwdSATmx0
モノクマ「そんなわけないじゃなーい!」

アンジー「……チッ、出たわね」

モノクマ「あれ? なんだか歓迎されてない? したうちなんかしちゃうなんて……」

速乃「…………ねえ、モノクマ」

モノクマ「はい?」

速乃「あなたは……いったい誰なの?」

モノクマ「えー? ボクが誰かって? 教えるわけないじゃん!」

速乃「江ノ島盾子は死んだ……それなら、あなたは……」

アンジー「江ノ島……?」

モノクマ「ちょっと! それ以上変なこと言うと、さすがのボクも怒るよ! あと、ばらまいてる写真は、確実に本物ですからね!」

モノクマ「さいなら!」

481 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/09(土) 22:26:09.28 ID:zwdSATmx0
アンジー「はぁ……またアイツは混乱を振りまくだけ……どっと疲れたわ。ベッドで休みたい気分……」

アンジー「っと、ベッドは使えないんだったわね。戻りましょうか」

速乃「うん……」

速乃(あのペクちゃんからして考えると、もしかして私達は……いや、それはさすがに考えすぎだよね)

―4カイ―

アンジー「じゃあ、どこに行きましょうか?」

1.カガクシツ
2.???
3.???

↓1

482 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]  2014/08/09(土) 22:29:20.30 ID:rTMluG/TO
2

483 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/09(土) 22:32:55.42 ID:zwdSATmx0
速乃「……えと……ここは?」

証「よっ、佐賀崎」

凛「あ、速乃ちゃんにアンジーちゃんだ!」

アンジー「……学園長室、かしらね?」

証「くっそー、鍵がかかってんだよ。絶対ここにいいもんがあると思うんだけどなぁ……」

凛「扉も鍵も、校則のせいで壊せないしねぇ……うーん、どうしようか?」

証「…………今はあきらめるしかねぇのかなぁ?」

速乃「……学園長室が鍵がかかってて……入れない、か」

アンジー「仕方ないわね。他をあたりましょ?」

↓1 最後の探索になります

1.カガクシツ
2.???

484 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]  2014/08/09(土) 22:34:08.00 ID:FUz4DGMX0
1

485 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/09(土) 22:46:02.53 ID:zwdSATmx0
―カガクシツ―

速乃「…………えっと……ここは?」

杏「あら、速乃さんにアンジーさんやない」

アンジー「化学室だったかしら? ここには何があるの?」

志多「栄養剤と試薬……あと、毒薬が置いてあるぞ……」

速乃「……毒薬……ですって?」

杏「……これで殺害方法の幅が広まりましたなぁ……せやからなんやって話どす」

志多「全くだ。俺たちはもう殺しあいなんてしないぞ……この俺がこの世にいる限り、それはない!」

アンジー「ねぇ、美術室にガムテープあったわよね……?」

志多「へ? ああ……そういえばあったな」

アンジー「それで、この毒薬のある……Cの棚をふさぎましょ? なかなか取れないように」

杏「それは名案やね。やりますえ」

速乃(それから私達は、ガムテープでCの棚が、なかなか開かなくなるように細工した……)

速乃「よし、こんな感じかな……じゃあ、そろそろ食堂に戻ろうか」

アンジー「ええ。今は全員で行動する方がいいわ」

495 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/10(日) 22:34:46.12 ID:ypr4Kd4N0
―ショクドウ―

モノクマ「えー、皆さんこんにちは。どうでしたか? 新しい世界は?」

証「扉の破壊を禁じます……寄宿舎のためだと思ってたけど、まさか開かない場所があるとはな……」

モノクマ「うぷぷぷ、まあね。ボクはぬかりないよ?」

アンジー「それで、何のようなの?」

モノクマ「聞いてよ皆! 実は大変なんだ! この15人の高校生の中で、ボクの配下となって動いてる人が3人もいるんだよ!!」

杏「はぁ、いきなり何を言い出すと思えば、そんなことどすか……」

496 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/10(日) 22:38:41.92 ID:ypr4Kd4N0
モノクマ「そ、そんなことって何さ!? これはとっても大事なことだよ!?」

光宙「大事でもなんでもねぇよ……頼むからこれ以上、俺たちの混乱を大きくさせるのはやめてくれよ……」

凛「そ、そうだよ……もう、嫌なんだから……」

モノクマ「うぷぷぷ、そう言ってられるのも今の内だけどね! ……あ、ところでさぁ」

モノクマ「君達って、菱川証クンの能力って知ってるの?」

速乃「……は? きゅ、急に何?」

証「…………」

モノクマ「え、だってずるくない? 一人だけ能力明かさないってさ。菊川クンみたいに、能力が動かぬ証拠になることだってあるんだから!」

志多「ぶっちゃけ俺としては、そんなんもうどうだっていいんだ……皆で協力してここから出ること……それをアイツもきっと望むはずだし……他の死んでいった7人だって……」

497 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/10(日) 22:41:51.67 ID:ypr4Kd4N0
モノクマ「えー、では、菱川クン、君の能力を言ってあげなよ?」

証「……話すつもりはねぇ」

モノクマ「えー? 能力を話してくれるんだったら、君の鍵を返してあげるんだけどなぁ……」

証「そんな風に言うなら尚更だ。フェアじゃねぇ勝負なんてしても面白くねぇ」

モノクマ「うぷぷ……君は本当に勝ち負けにこだわるねぇ……」

速乃(……ダメ。きいてはダメ。そんな気がした)

速乃(というか、どうしてこのタイミングで? もう動機は十分なはずなのに、どうしてまたさらに、不安をあおるようなことをしてくるの?)

モノクマ「えー、では発表します! 菱川証クンの能力は?」

臥龍「……結局貴様が言うのか……!!」

498 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/10(日) 22:42:59.95 ID:ypr4Kd4N0







モノクマ「【超高校級の絶望】でーす!!」

速乃「……え?」







499 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/10(日) 22:50:41.80 ID:ypr4Kd4N0
証「くっ……そうか……このタイミングでそれをバラしちまうかよ……モノクマぁ……」

志多「は? 【超高校級の絶望】? な、なんだよそれ?」

モノクマ「うぷぷ、【超高校級の絶望】って言うのはね? ある素晴らしい絶望のカリスマ的存在によって絶望に更生した存在の事だよ……」

証「……………………」

光宙「え? え? それの中に、ひしっちがいたって事か?」

モノクマ「そういうこと! そいつらが、外の世界を180度変えてしまったんだ!」

モノクマ「トムクンの妹も、彼らの中の誰かに殺されたんだよ! 【超高校級の絶望】は、本当に恐ろしい存在なんだ!!」

凛「しょ、証ちゃん……? 嘘だよね? 嘘なんだよねぇ?」

証「……………………」

アンジー「なに黙ってんのよ……どうせアイツのデタラメでしょ!? だから……本当の能力を言いなさいよ……」

証「……………………」

速乃「しょ、証くん……?」

500 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/10(日) 22:52:49.44 ID:ypr4Kd4N0






証「悪いな、今まで隠してて」

速乃(証くんは笑った……今までにないくらい、さわやかな笑顔で……証くんは…………自分が【超高校級の絶望】だって認めたんだ)

速乃(でも……だって、それは…………)








501 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/10(日) 22:58:05.71 ID:ypr4Kd4N0
モノクマ「はぁ……今まで隠してたことを言ったからすっきりしたよ。ボク、隠し事とかするの苦手なんだよね」

杏「…………大概にしてください」

モノクマ「……ほえ?」

杏「もう、大概にしてください……変なこと言うんは、嘘をつくんは……もう、やめにしてください……」

モノクマ「何言ってんの? 自分には隠し事が一切ないわけじゃないでしょ?」

志多「さっきと言ってることがまるでちげぇじゃねぇか!!」

光宙「モノクマ……俺たち今から飯食うんだよ……帰ってくれねぇか?」

モノクマ「……しょうがないなぁ。じゃあ、ボクはもう帰るけど、皆妙なこと考えてない? 大丈夫だよね?」

モノクマ「うぷぷぷぷ!」

速乃(妙な空気感と混乱を、皆にばらまいてモノクマは去って行った……)

速乃(私はというと……何を信じたらいいのか、まったくわからなくて……)

速乃(……ただ、ボーっと立ち尽くしていただけだった)

↓1 人物を1人選択

502 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]  2014/08/10(日) 22:59:03.79 ID:w+O+VYpv0


504 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/10(日) 23:03:47.41 ID:ypr4Kd4N0
杏「速乃さん、大丈夫どす?」

速乃「……へ? あ、ああ……うん平気……だと思う……」

杏「モノクマの言葉なんて、信じちゃダメどす」

速乃(分かってる……わかってるけど、私はもう一人の……モノクマの言葉を借りるなら、裏切り者を知っている……)

速乃(……神坂命くんだ)

速乃(彼にはまだ隠してることがある……きっとあのメモのどこかにあるはずだ……)

証「…………おい、宮瀬」

杏「あら、なんどす?」

証「勝負の話は無しだ。もう俺は秘密を喋っちまったわけだしな」

杏「ふふ、そうどすな。なんなら、ウチの秘密もお話しますえ?」

証「いや、いいさ」

速乃「………………」

速乃(そのまま、重たい気分で、私達は食事を終えた……)

505 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/10(日) 23:07:55.86 ID:ypr4Kd4N0
―キシュクシャ ロウカ―

速乃(……証くんが、裏切り者の一人……そして、命くんもきっとそう……じゃあ、あとの1人は、いったい誰なの?)

速乃(……やめよう。考えるのはもうやめよう、私)

アンジー「こら、速乃」

速乃「ひゃっ!? アンジーちゃん?」

アンジー「一応単独行動は禁止って義務付けられてるんだから、1人でほいほい先に行かないの」

速乃「そ、そうだね……ごめん」

アンジー「……別に、どうってことないわ」

今回の4章では、ペアで全員が行動しているため、自由行動+になります

【自由行動+】

何をしますか?

メダル現在32枚所持

1.誰かに会う
2.メダルを探す(コンマ50以上の場合、選択した人物と、そのペアが出現)
3.購買部へ(コンマ50以下の場合、選択した人物と、そのペアが出現)
4.スキルセット
5.通信簿

↓2

507 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]  2014/08/10(日) 23:10:46.03 ID:mP8aB4SWO
1証

509 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/10(日) 23:13:39.57 ID:ypr4Kd4N0
―キョウシツ 4-A―

証「ふう……」

凛「ね、ねえ証ちゃん……」

速乃「あ、証くんだ」

アンジー「あら、本当ね」

証「……ああ、お前らか……どうしたんだ? 【超高校級の絶望】の俺に何か用か?」

速乃「…………」

1.本当に?
2.嘘だよね?
3.自由安価

↓2

511 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]  2014/08/10(日) 23:29:43.19 ID:rRoU+NBGo
「絶望に更生した存在」って具体的にどういう事? 【超高校級の絶望】って何ができる才能なの?

512 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/10(日) 23:37:01.62 ID:ypr4Kd4N0
速乃「……『絶望に更生した存在』って、具体的にどういうことなの?」

証「…………お前ならわかるだろ? 例の部屋には入ったか?」

速乃「……うん、そこでいろいろと見たよ? でも、そのことについては何もわからない……」

証「……知らなくていいさ」

速乃「そんなこと言わないでよ! 【超高校級の絶望】って、何ができる才能なの!?」

証「……それも分からないままでいい」

速乃「そんな……そんなのっておかしいよ!」

アンジー「速乃」

速乃「…………な、なに?」

アンジー「……今はそっとしておいてあげましょ?」

速乃「ど……どうして?」

アンジー「証?」

証「…………」

アンジー「いずれちゃんと話しなさい。なんなら速乃にだけ話すでもいいわ」

証「……!」

凛「…………へ? ど、どういうこと……?」

アンジー「あたしはね、思うの。速乃になら、アンタはなんだって話せるんじゃないかって」

アンジー「……考えすぎじゃないと思うわ。実際あたしは余計な話を速乃にしちゃってるしね」

速乃「アンジーちゃん……」

アンジー「……【超高校級の絶望】だか何だか知らないけど、そんなアンタにとって、速乃が“希望”になる。違うかしら?」

速乃(……私が、希望?)

513 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/10(日) 23:39:17.82 ID:ypr4Kd4N0
証「……なんでも分かったように言いやがって…………」

凛「でも、アンジーちゃんの言ってること、わたしにはわかるよ! 速乃ちゃんは、すっごい力を持ってるってこと!」

アンジー「ええ、速乃はすごいわよ。速乃自身が思ってるのの、何倍もね」

速乃「……ど、どうして?」

アンジー「どうしても、よ」

[ヒシカワショウ 好感度+0.4]

乱入判定!

モノクマメダルを2枚消費して、選択した人物と、そのペアを乱入させることができます

↓1 人物選択

514 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]  2014/08/10(日) 23:40:30.09 ID:e2Ou64R1O
ピカチュウ

515 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/10(日) 23:44:35.06 ID:ypr4Kd4N0
メダル、残り30枚

光宙「ん、なんかいっぱい集まってるな!」

臥龍「……そのようだな」

証「……よし、白沢。俺たちはゲームしに行こうぜ」

凛「え?」

証「娯楽室でトランプゲームだよ! ほら、早く行くぞ!」

凛「ちょ、ちょっとぉ!?」

アンジー「……ふん、何よ、証のやつ。速乃のこと避けちゃって」

速乃「私の事を……避けてるの?」

アンジー「あれ見てそう思わない方がおかしいわよ。どうするの速乃」

1.このまま4人で話す
2.皆でトランプゲームをしようよ
3.自由安価

↓2

517 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]  2014/08/10(日) 23:46:37.05 ID:OIEgRFUlO
2

518 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/10(日) 23:48:51.83 ID:ypr4Kd4N0
速乃「……皆でトランプゲームしようよ。もちろん、杏ちゃんと志多くんも誘って!!」

光宙「お? パーティーか? いいぜ! どうせねれねぇんだから、夜通しずっとパーティーしよう! うん!」

アンジー「……速乃、いい考えよ。ああいう時にはガンガン攻め立てたほうがいいからね」

速乃(攻め立てるって……)

臥龍「……たまには悪くない」

速乃「よしっ! じゃあ娯楽室に集合ね!! 証くんがこっち向くまで、構い続けてやるんだから!!」

523 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/12(火) 22:04:44.58 ID:Gc2k26gO0
―ゴラクシツ―

証「……お前ら、何のつもりだ?」

速乃「何のつもりも何も、ただ遊びに来たんだよ!」

凛「おー! 速乃ちゃんたち、いらっしゃーい!」

光宙「おーっし、そんじゃあ楽しく遊ばせてもらうぜ」

証「ま、まてよ! おかしいだろ?」

アンジー「おかしい? 何が?」

証「そ、その……裏切り者の俺と一緒に過ごすって言うのがさ……」

杏「ん? おかしい事やろか?」

証「俺は【超高校級の絶望】なんだぞ? 得体のしれない謎の才能を持った人間だ。それを目の前にして……どうして、お前らは……」

志多「ひ、菱川くん……」

1.なんでだろうね
2.そんなのわかんないよ
3.自由安価

↓1

524 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]  2014/08/12(火) 22:07:26.40 ID:eA6muf1CO
証君は証君だもん、どんな才能かなんて関係ない
私達の仲間なのに疑うなんて出来ないよ

525 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/12(火) 22:15:31.89 ID:Gc2k26gO0
速乃「証くんは証くんだもん。どんな才能かなんて関係ないよ」

証「……佐賀崎、お前は……」

速乃「私達の仲間なのに疑うなんて……できないよ……」

証「……お前にだけは、俺の才能が知られたら殺されるとも思ってたけどな……」

臥龍「…………菱川」

証「……ん?」

臥龍「お前は何を知っている?」

証「はっ……悪いな。記憶を消されたのは俺も一緒なんだ。俺は皆と同じで役に立たねぇ存在なんだよ」

証「そう……たぶんこれからもずっとな……」

速乃「……証くん?」

証「ああ、悪いな。変な話にさせちゃって……」

証「別に遊ぶのは悪くない。一日中勝負すんのも面白そうだ……けどな、ちょっとお前たちに見せたいものがある」

アンジー「見せたいもの?」

証「……来てくれ」

526 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/12(火) 22:22:09.54 ID:Gc2k26gO0
―ショコ―

臥龍「そういえば……しばらくぶりだな」

証「そこのメモ用紙、全部神坂の遺したメモとみて間違いないだろう」

光宙「み、みこっちの……」

杏「……どんなことが書いてありますの?」

速乃「……これ、とか」

メモ『俺はお前たちになんていえばいいか分からない』

凛「……これ、どういうこと?」

志多「神坂くんは神坂くんで、何か抱えていたって事だろうな……」

アンジー「……何よこれ……」

光宙「どうしたんだ?」

速乃(アンジーちゃんは、そっとメモを光宙くんに差し出した)

メモ『今日もモノクマはばあばの事を教えてくれなかった。頼むから教えてくれ。そうでないと蜜竹と緑石に申し訳がつかねぇ』

速乃(…………)

アンジー「コイツは殺す気がなかった……という事は」

志多「モノクマに操られて、やっただけってことか?」

臥龍「文面から悟るに……何か大事な物があったようだな……」

杏「……………………」

凛「あれ、杏ちゃん、顔色悪いね。どうしたの?」

杏「……? ああ、すみません……ちょっとトイレ行ってきます」

凛「……う?」

527 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/12(火) 22:27:46.67 ID:Gc2k26gO0
アンジー「モノクマがそれをやらせたって事ね……」

証「そういうことだ。つまりモノクマの言っていた“2人目の裏切り者”だ」

志多「ふ、2人目の……裏切り者」

臥龍「……すまない、少し出る」

光宙「ん? どうしたのさわっち?」

臥龍「アルターエゴの事が、少し気になってな。様子を見て来ようと思ったんだ」

凛「いってらっしゃーい! ……う? アルターエゴ?」

アンジー「あ、そういえばアンタ、あの時あの場にいなかったわね? いいわ。後で見せたげる」

速乃「……あと、もう一つ行きたい場所があるんだよね?」

証「…………ああ、でも全員そろってからにした方がいいだろうしな。先にアルターエゴのところに行ってみよう」

凛「で、でもでも……うう」

臥龍「どうした白沢」

凛「あのね、えと、えと……杏ちゃんがトイレって言ってたけど……なんか、うーん……」

速乃(……確かに、あの抜け方は私も少し気になったかな? どうしようか……)

【重 要 安 価】

1.臥龍を追いかける
2.杏を探す

↓1

528 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]  2014/08/12(火) 22:28:19.57 ID:Y1uqTWeeo
1

532 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/12(火) 22:43:04.64 ID:Gc2k26gO0
―ダツイジョウ―

臥龍「…………」

速乃「あ、臥龍くん」

志多「おう、どうだった? アルターエゴは情報をつかんでたか?」

臥龍「……そのようだ」

アルターエゴ「どうもこんにちは。マスターのフレンドの皆様」

証「…………」

臥龍「……」

速乃(臥龍くんは、アルターエゴに質問をするために、文字を入力していく)

新しい情報をつかんだそうだな。教えてくれないか?

アルターエゴ「はい、3つ程情報をつかみましたが、何から知りたいですか?」

速乃(……!? こ、これは……)

1.希望ヶ峰学園78期生について
2.希望ヶ峰学園隔離化について
3.絶望更生プロジェクトについて

光宙「……え? 新しい用語が多すぎて、訳が分かんねえんだけど……?」

臥龍「……………………」

↓2 どれについて聞きますか?

534 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]  2014/08/12(火) 22:44:24.79 ID:eed0EEAAO


535 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/12(火) 22:53:43.14 ID:Gc2k26gO0
アルターエゴ「希望ヶ峰学園78期生の生徒たちは、この希望ヶ峰学園隔離計画を受け入れて、実際に隔離された学園の中で生活していました」

アルターエゴ「数は16人、マスターたちの76期生より少し多いです」

志多「……ということは、希望ヶ峰学園を卒業してから、俺たちの時間は……」

アンジー「6年半……経ってるって事?」

光宙「どうしてそんだけ膨大な量を奪ったってんだ……俺の過去に何があったっていうんだよ……」

アルターエゴ「それだけではありません。78期生達の中には、【超高校級の絶望】が2人隠れており、“コロシアイ学園生活”なるものが行われていました」

証「……それは、聞いたことのある話だな」

臥龍「………………」

1.【超高校級の絶望】について聞く
2.“コロシアイ学園生活”について聞く

↓2

537 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]  2014/08/12(火) 22:56:25.78 ID:eed0EEAAO


538 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/12(火) 23:05:32.69 ID:Gc2k26gO0
アルターエゴ「【超高校級の絶望】……江ノ島盾子と戦刃むくろという二人の女性が、元凶でした」

臥龍「……元凶?」

元凶とはどういう意味だ?

アルターエゴ「2人の女性が、【超高校級の絶望】として、たくさんの希望ヶ峰学園の生徒を絶望に落としていったのです」

志多「も、もしかして……その被害者が……」

証「俺ってことになるな……」

臥龍「待て。だとしたら話が合わないな」

証「……あ、気付いたか?」

臥龍「ああ……私達が76期生の生徒であり、78期生の生徒が、【超高校級の絶望】であることが分かった。となれば、貴様が【超高校級の絶望】に堕ちたのは、すくなくとも私達が入学してから2年は経っていなければおかしい」

光宙「えーっと……つまり?」

アンジー「……アンタ、記憶を失ってないのに嘘をついたってこと?」

証「…………ああ、すまない」

速乃「どうしてそんな嘘ついたの?」

証「……まあ、それを聞いたら、お前たちに……嫌がられると思ったから」

凛「……知ってることは、他にはないの?」

証「……ああ。さっきアルターエゴが言ったことしか知らないぜ、俺は……希望ヶ峰学園で【超高校級の絶望】江ノ島盾子に出会った……そして【超高校級の絶望】になった……俺が知ってるのはそこまでだ」

臥龍「……それなら、いいんだが」

アルターエゴ「他に何かないですか? 先ほどからトークがなく、少しさみしいです」

臥龍「……すまない」

1.希望ヶ峰学園隔離化について
2.絶望公正プロジェクトについて

↓2

540 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]  2014/08/12(火) 23:07:13.80 ID:dO5Q31mq0


543 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/13(水) 21:03:59.86 ID:LJJS+Xjd0
アルターエゴ「外の世界にあふれかえった絶望を希望に戻すために造られた、絶望更生プロジェクトです。一度自分の人格と記憶を消し去り、過去の自分の状態に戻し、そのゲーム世界を“卒業”という形で脱出することができれば、その体を現実世界に返すことができ、絶望が更生したことになります」

速乃「…………もしかして、記憶を奪われて、体がそのまま成長してないのも……」

臥龍「……私達がゲーム世界にいるから、とでも言いたいのか?」

志多「でも、そう考えるとうまく行くよな……」

光宙「何がうまくいくのか、俺にも分かるように後で説明してくれよ」

凛「あ、わたしもお願いしま〜す!」

アンジー「アンタら……本当いい性格してるわよね……」

アルターエゴ「さらにいうと、希望ヶ峰学園隔離化は、外の世界から自分たちを遮断するために行った行為です。窓の鉄板等、世界が絶望で崩壊寸前の時に、外の世界を遮断するためにやったものと思われます」

アンジー「なるほど……あの鉄板にも、それなりに意味はあったのね……」

証「…………でも、それらの謎が解けたからと言って、何になるんだ?」

速乃「……証くん、あなたらしくないよ、そんな発言」

証「……悪い、今日は調子が出ないな……」

光宙「ま、まあ仕方ねぇって! そんな、えーと、こ、こん? 詰めるなよひしっち!」

アルターエゴ「……以上が、私の見つけたすべてのデータです」

544 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/13(水) 21:05:53.06 ID:LJJS+Xjd0
臥龍「……」

ありがとう、助かった

アルターエゴ「こちらこそ、頼られてとてもうれしい……です」

凛「じゃあ……杏ちゃん、見つけなきゃね」

速乃「……うん」

速乃(杏ちゃん、どこにいるんだろう? 3階にはたぶんいないんだよね……)

【重要安価】

↓2 杏を探しにどこへ行こう?

545 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]  2014/08/13(水) 21:08:19.94 ID:AGnhrKJj0
化学室

547 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/13(水) 21:14:13.75 ID:LJJS+Xjd0
―カガクシツ―

速乃「……こことか、どうかな……」

ドンッ!! ガッ!!

速乃(……え?)

速乃「何、この音……」

速乃(ただならぬ空気を感じながら、私は……化学室のドアを開けた……すると、そこには……)

548 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/13(水) 21:18:00.21 ID:LJJS+Xjd0

杏「はぁ……ふぅ……」

モノクマ「……オマエどういうつもり?」

速乃(……入れるはずがなかった……ボロボロになってる杏ちゃん、そして、その上にたたずむモノクマ……)

杏「ウチ……は……」

モノクマ「はぁ〜あ、残念だな。あのバーカといい、オマエといい、絶望のできそこないといい……」

速乃(絶望のできそこない……?)

モノクマ「それもこれも全部、アイツらのせいだ……コノヤロー、ボクに勝てると思ってるのか?」

モノクマ「はぁ、まあいいや……ボクは機嫌がいいから、ここで帰ってあげるよ」

モノクマ「こんなに楽しい動機、ボク自身の手で終わらせるわけにはいかないもんね。うぷぷぷぷぷ!」

モノクマ「ぶひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!」

速乃(……あ、え、えと……どうしよう?)

1.すぐに助ける!
2.臥龍くんを呼ぶ!
3.自由安価

↓1

549 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]  2014/08/13(水) 21:18:28.78 ID:AGnhrKJj0
1

551 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/13(水) 21:23:11.88 ID:LJJS+Xjd0
速乃「……杏ちゃん!!」

杏「あ……さ、佐賀崎……さ……」

速乃「今は喋らないで……えっと、この辺には……もう! 役に立つ薬なんてなさそうだし……えーっと、どうしよう……とりあえず、爪で引っかかれたお腹の傷とかなんとかしなきゃだよね……えーっと……」

速乃(私はおもむろに来ていたジャケットを脱ぎ、それを杏ちゃんの体に巻きつける。臥龍くんから教えてもらった、もしもの時につかう知恵……これさえあれば……きっと命は助けられるはず!!)

速乃「……待ってて、臥龍くんを呼んでくる!」

杏「は……はい……」

552 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/13(水) 21:28:20.25 ID:LJJS+Xjd0
速乃(私は急いで臥龍くんを探して、この場に連れてきた)

臥龍「……出血が酷い……一体何をしたんだ?」

杏「はぁ……はぁ……」

速乃「……だ、大丈夫なの?」

臥龍「問題ない。発見が早くてよかった。もし止血をしていなかったら、死んでいた可能性があったぞ」

杏「……ぐっ……うぅ……」

志多「宮瀬さん、見つかったか? ……うおおお!?」

臥龍「駆足、お前の得意分野だ。すぐに保健室からBの輸血パックを持ってこい」

志多「あ、ああ!!」

速乃(私は……見てることしかできないのか……)

速乃(……さっきの会話は……あれは……3人目の裏切りものとしての会話にしか、私には聞こえなかった……けど……)

速乃(……信じよう。私は皆を信じるって決めたんだ)

速乃(……だから、私は……このことは黙っておこう)

志多「も、持って来たぞ!」

臥龍「ああ、さすがだな」

志多「と、当然だ……てか、そんなこと言ってる場合じゃねぇよな……早く手当てを!」

臥龍「言われなくてもやるつもりだ」

553 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/13(水) 21:34:48.60 ID:LJJS+Xjd0
―ホケンシツ―

速乃(……杏ちゃんは、無事一命を取り留めて、今ではさっきまでの苦しかった表情が、嘘みたいに眠っている……)

杏「くぅ……くぅ……」

光宙「な、なんだなんだ? 誰がいったいこんなことをしたっていうんだよ……」

アンジー「あたしたちは7人で一緒にいた……ということは、残るはあと1匹よ……」

凛「……モノクマ」

証「しか考えられねぇな……」

臥龍「お前たち、少し出て行ってくれ」

志多「え? な、なんでまた……」

臥龍「眠れるのは2時間まで……どちらにせよ、この傷口をふさぐのに、2時間で決着をつけなければならない……だからだ」

アンジー「素直に気が散るっていえばいいじゃない……仕方ないわね、速乃」

速乃「な、なに?」

アンジー「アンタの言ってた“江ノ島盾子”について、あとで教えてくれるって言ってたわね……その場所に行きましょ?」

速乃「……うん」

554 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/13(水) 21:46:00.65 ID:LJJS+Xjd0
速乃(そして私は、臥龍くんと杏ちゃん以外の5人を連れて、男子トイレのあの部屋にやってきた……)

速乃「……ない」

アンジー「……は?」

速乃「きれいさっぱりなくなってる……あの文献が……」

証「どうやらそのようだな……という事は、何か別の仕掛けが……どこかにあるって事か……」

光宙「なあ、さがっち……何があったのか、ちょっとだけでいいから話してくれねぇか?」

速乃「……さっき、アルターエゴもちょこっとだけ言ってたけどね?」

速乃「……希望ヶ峰学園第76期生は、私達がここでコロシアイ学園生活を始めるよりも、ずっと前にコロシアイ学園生活を行ってたんだよ……」

志多「……な、何!?」

速乃「そのことについて書いてあったの……そこからわかったことは、それを企てた人が、【超高校級の絶望】江ノ島盾子だって事……そして、そのコロシアイ学園生活を、監視カメラを通して全国ネットに流したせいで外の世界はめちゃくちゃになってしまっていた……」

凛「そ、そんなこと……ホントのホントに、あり得るの?」

証「現にあったぜ?」

志多「……記憶を持ってる証が言ってるんだ……間違いないだろうな」

速乃(……でも、その絶望計画はつぶれて、外の絶望も、絶望更生プロジェクトで希望に戻ったはず……それなのになんで……?)

証「…………難しい事をこれ以上考えて頭を悩ませても、かえって眠くなるだけだろ……」

アンジー「言えてるわ……ただでさえ眠いっていうのにね……」

速乃「……うん、そうだね……じゃあ」

1.杏ちゃんのところに戻ろう
2.何かやらない?
3.自由安価

↓2

556 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]  2014/08/13(水) 21:56:51.00 ID:AGnhrKJj0
2

557 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/13(水) 22:03:17.89 ID:LJJS+Xjd0
速乃「……何かやらない?」

凛「やるって何を?」

速乃「いや、ほら……さっき色々あって忘れちゃってたけど……私達、トランプするんだもんね」

志多「……そういえば、そんな話もあったような……」

速乃「不安なことはたくさんあるけど、それはそれとしておいて、私達は私達で頑張るためにも、あそぼ!」

証「おいおい、そう簡単にあそぼって言って遊ぶわけ……」

光宙「よっしゃー! そういう事なら腕がなるぜぇ!!」

アンジー「……そんなこともないみたいね」

速乃「……と、いう事みたいだから、皆で娯楽室へ行こうよ!」

証「……って言っても、何して勝負する気なんだよ?」

↓2 自由に娯楽室でできそうなゲームを一つ

559 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]  2014/08/13(水) 22:12:29.66 ID:d4pglrUmo
ダーツ

564 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/14(木) 22:40:08.75 ID:42M8QbkE0
速乃「アンジーちゃん! ダーツで私と勝負しよ!」

アンジー「は、はぁあ!? 何よそれ!? ダーツなんて触ったことも……」

速乃「大丈夫! 私も1回しかやったことないから!」

光宙「あっはは! なんか面白れぇことになってんな! よーっし! じゃあ負けた奴には罰ゲーム作ろうぜ!」

証「……お、お前らなあ」

凛「いいんじゃない?」

証「し、白沢……」

凛「だって、こういうのって証ちゃんが一番好きそうだし! わたしもいっぱい、いーっぱい遊びたい! せっかく寝れないんだから、もっと楽しまないとね!」

証「せっかく寝れない……ねぇ。面白いこと言うな、白沢は……よっしゃ、分かったよ」

証「おいおい! お前ら俺を忘れてねえだろうな?」

志多「へ? 菱川くん?」

アンジー「そう……それでこそアンタよ、証」

証「こうなったらやけだ! 罰ゲームでもなんでもこい!! 絶対俺は勝ーつ!!」



565 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/14(木) 22:43:11.89 ID:42M8QbkE0
―ゴラクシツ―

速乃「……と、なんか成り行きでダーツが始まったわけだけど……」

アンジー「……マジでやるのね」

光宙「さーてと、今回の罰ゲームはなんにする? したっち決めていいよ」

志多「お、俺が!? え、えっと……じゃあ」

↓1 自由安価で今回の罰ゲームが決定

566 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]  2014/08/14(木) 22:44:18.53 ID:SyDGU5OCO
学園内10周

567 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/14(木) 22:47:40.41 ID:42M8QbkE0
志多「じゃあ、学園内10周で。シンプルだからこその罰ゲームだろうしな、やっぱ」

アンジー「お、おお……かなりキツイこと言うわねアンタ……」

凛「学園内10周だって! 楽しそう!」

速乃「絶対楽しくないと思うけど、やるって決めたらやるよ!」

証「よっしゃ、まずは1回戦だな。ルールは1人2投。点数の合計が高い方が勝ち、これだけだ」

光宙「もっちもさがっちもがんばれー!」

アンジー「……まずはあたしからね……せいっ!」

↓1 10の位のコンマが点数になります

568 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]  2014/08/14(木) 22:48:09.02 ID:jivjF3Ax0
はい

570 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/14(木) 22:56:07.45 ID:42M8QbkE0
すかっ

アンジー「…………」

凛「的に刺さらなかった……」

光宙「おお、もっち……」

アンジー「……ぐすっ……えぐっ」

速乃(あ、これはまずい気がしてきた……)

証「次は佐賀崎だぞー、やっちまえ!」

速乃「う、うん!」

志多「どうだ?」

速乃「てりゃ!」

↓1 コンマ

571 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]  2014/08/14(木) 22:56:44.18 ID:r+GqoTxyo
てかげん

572 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/14(木) 22:59:46.11 ID:42M8QbkE0
サクッ

速乃「あー、10点かあ」

光宙「すげぇぞ! 低レベルの戦いがここに」

アンジー「……!!」

光宙「あ、ごめんもっち、そんな睨まないで」

志多「これ……引き分けならどうなるんだ?」

凛「罰ゲームなしで次回に持ち越し、でいいんじゃないの?」

証「なるほど、それはいいかもしれないな」

アンジー「あ、アンジーはできる子だから……だから、きっと大丈夫!」

アンジー「2投目! お願い!」

↓1 コンマ

573 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]  2014/08/14(木) 23:01:13.46 ID:DOaaAi++O
はい

575 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/14(木) 23:04:26.79 ID:42M8QbkE0
グサッ

アンジー「や、やった!」

光宙「おお、40点だ!」

アンジー「……!!」

光宙「いや40点って言っただけじゃねぇか!」

凛「最後の速乃ちゃんだよ!」

証「……」

志多「菱川くん?」

証「ん? あ、ああ悪い。こういうの見ると興奮しちゃってな」

志多「興奮すると逆に静かになるのか……?」

速乃「よーっし! えい!」

↓1 コンマ

576 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]  2014/08/14(木) 23:05:32.39 ID:SyDGU5OCO


577 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/14(木) 23:09:17.72 ID:42M8QbkE0
サク

速乃「……30点……」

志多「ど、同点かあ……」

アンジー「……罰ゲーム免除……助かった……」

速乃「よ、よかったね」

証「これも佐賀崎の【超高校級の幸運】ってところかな?」

凛「すごいね速乃ちゃん!」

証「よし、そうと決まれば、俺もそろそろ動き出すかな……」

↓1 証が勝負する相手を、今いる5人の中から選択

579 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/14(木) 23:10:09.98 ID:42M8QbkE0
情報書くの忘れてた

[アンジー 好感度+1]

安価↓

580 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]  2014/08/14(木) 23:13:17.45 ID:DOaaAi++O
ピカチュウ

581 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/14(木) 23:14:15.12 ID:42M8QbkE0
↓1 勝負の内容を選択 ↓2 罰ゲームをセレクト

582 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]  2014/08/14(木) 23:14:46.29 ID:SyDGU5OCO
チェス

583 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]  2014/08/14(木) 23:17:01.62 ID:r+GqoTxyo
罰ゲームじゃなくて指定の女子からご褒美
駄目なら対戦相手の男子に土下座

585 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/14(木) 23:25:41.15 ID:42M8QbkE0
証「……よっしゃ、趣旨を変えるか」

速乃「……趣旨?」

証「田中! 俺と勝負だ!!」

光宙「お、俺!? な、何で勝負するんだ?」

証「チェス」

志多「大人げないな」

アンジー「見ようとも思わないわね」

光宙「何だよ皆! 俺のことバカみたいに言いやがって! 俺はバカじゃねぇんだ!」

凛「うんうん、光宙ちゃんはバカじゃないよ」

光宙「そう! 俺はやる時はやる、ピカッと光る男なんだよ!」

証「で、罰ゲームは……女子の誰かに好きなことをやらせる、でどうだ?」

志多「な、なんだか菱川くんらしくないような気がするけど……」

光宙「……そ、それって……さがっちが俺の猫になってくれるってことか?」

速乃「え」

光宙「よーっし!! やるやる! 絶対やる! そんで勝つ!!」

証「へっ、そう来なくちゃな」

アンジー「あれは十分証らしいわよ、志多」

志多「……望月さん? どうして?」

アンジー「だってアイツ、光宙に本気出させるためにああいう事言ったんでしょ?」

速乃「私は立派な被害者だけどね!」

速乃(まあ、それが光宙くんの希望なら……別にいいけど)

凛「よーっし! チェスだチェスだー!」

↓1 コンマで勝敗が決定 20以下&ぞろ目 光宙の勝利 それ以外 証の勝利

586 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]  2014/08/14(木) 23:26:45.38 ID:jivjF3Ax0
11!

588 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/14(木) 23:31:37.55 ID:42M8QbkE0
光宙「うおおおおおおおおおお!!」

証「……まあ、俺の勝ちだな」

アンジー「……で? アンタは誰に何をしてもらうの?」

証「……佐賀崎」

速乃「え? ま、まさか証くんもにゃんって言えとか言うんじゃないよね?」

証「……俺を励ましてくれないか」

速乃「しょ、証くん……?」

証「なんつーか、やっぱまだ完全にエンジンかかってねぇわ。……変な話、佐賀崎なら、俺を変えてくれる気がする。一度絶望に堕ちた俺を……変えてくれる気がするんだ」

速乃「…………」

志多「……菱川くんは、本当に臆病者なんだな……俺と一緒で」

証「へへっ、お前らとそんな大差ねぇぜ? さ。佐賀崎。頼む」

速乃「……証くん」

↓2まで、自由安価で励ましてあげよう

589 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]  2014/08/14(木) 23:36:29.48 ID:DOaaAi++O
小尾ににゃんを付けつつ励ます

590 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]  2014/08/14(木) 23:41:56.69 ID:Had1og/l0
耳元で「希望希望希望希望……」と呟く

591 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/14(木) 23:48:01.63 ID:42M8QbkE0
速乃(……証くん、何というかアレだよね……ちょっとへこみすぎ。気にしないって言ってるんだから、いい加減しゃきっとしてほしいな。そんなの全然“希望”じゃないよ……)

速乃(だから……)

速乃「証くん。耳貸して」

証「……あ、ああ」

凛「おー……ドキドキ」

アンジー「なんでアンタがドキドキしてるのよ……」

志多「……というか、何だ? 菱川くん苦しんでないか?」

光宙「こ、ここで次に何をすれば……」

光宙「……ってあれ? 勝負ついてるのか?」

証「…………お、おい、佐賀崎……っ」

速乃「希望だにゃん希望だにゃん希望だにゃん希望だにゃん希望だにゃん希望だにゃん希望だにゃん希望だにゃん希望だにゃん希望だにゃん希望だにゃん希望だにゃん希望だにゃん」

証「わ、わかった!! もういいから! 自力で立ち直れって事だよな? それ……」

速乃「そういうこと。わかったらあそぼ、どっちにしろ眠れないし」

杏「ウチも混ぜておくれやす〜」

凛「わー! 杏ちゃんだー!」

臥龍「……ああ、終わったぞ」

志多「というか、もう動いて大丈夫なのか?」

杏「すごいんよね、臥龍さん。なんかあの人に触れられた瞬間に、全身がふわっと軽くなって……神の手、体験させてもらいましたわぁ」

592 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/14(木) 23:53:15.72 ID:42M8QbkE0
臥龍「大したことではない。その分、人を殺めてきている人間だ」

杏「でも、ウチは救われましたえ?」

速乃(杏ちゃん……よかった……何があったのかを問い詰めるのは、やめておこうかな? それより)

速乃「杏ちゃん、臥龍くん、ゲームして遊ぼうよ!」

臥龍「……ふっ、のんきな奴らだ。だが、たまにはいいだろう」

杏「あらまぁ、ええんどす? ほなお言葉に甘えて……」

証「これは対戦相手が増えたな……楽しみだぜ!」

アンジー「それじゃ、次の対戦と罰ゲーム決めましょ?」

[ヒシカワショウ 好感度+2]

↓1 対戦する二人を選択

↓2 対戦種目を選択

↓3 罰ゲームを選択

593 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]  2014/08/14(木) 23:54:12.46 ID:SyDGU5OCO
したっちとピカチュウ

594 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]  2014/08/14(木) 23:55:07.95 ID:Had1og/l0
神経衰弱

595 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]  2014/08/15(金) 00:01:59.07 ID:kv3R/OEO0
でこピン

601 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/15(金) 09:16:40.36 ID:irraOUgh0
志多「……俺と、田中くんで?」

光宙「神経衰弱か……だったらできそうだぜ!」

杏「負けたほうはそうやなぁ……ウチからデコピンのご褒美どす」

証「そいつは恐ろしいな」

アンジー「……アンタら、マジで覚悟しといたほうがいいわよ……」

志多「…………た、頼む……頼むぞ俺……」

光宙「よーっし、やってやるぜ!」

凛「じゃあ、最初はどっちからいく?」

志多「先にどうぞ」

速乃(これって後の方が有利になるんだよね……?)

光宙「お、マジで!? したっち太っ腹だなぁ」

速乃(……ば、ばか宙くん……)

↓1 コンマ奇数でしたっち勝利、偶数で光宙

602 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]  2014/08/15(金) 09:25:02.36 ID:kv3R/OEO0
ピッカーン

603 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/15(金) 09:42:58.87 ID:irraOUgh0
光宙「よっしゃああああああ! 俺の勝ちー!」

速乃(運が味方してくれたか……という事は……)

志多「くっそぉ……まあ仕方ないな……ほら、やってくれよ……一思いに」

杏「あ、ちょっと待っててください。指の体操せなアカンから」

志多「……指の体操?」

凛「わたしもやろっかな?」

ポキッコキッ

杏「じゃあ、行きますえ?」

志多「あ……ああ」

コツンッ

志多「ひっ!? ……え?」

杏「ふふっ……ふふふふっ」

臥龍「……ふっ、何を期待していたかは知らんが、どうやら期待外れだったようだな」

杏「ウチかてただの人間やし、そんなデコピン程度なんて威力知れてますえ? 冗談キツイわぁ」

志多「あ……そっか、そりゃそうだよな……アハハハハ」

証「よーし、盛り上がってきたな……いいんじゃねぇか?」

光宙「俺は今ピカッと来てるな……うん、いい感じの流れだぜ!」

アンジー「調子乗ってるとすぐ負けちゃうわよ」

光宙「大丈夫!」

速乃「よし、じゃあ次は……」

[カソクシタ 好感度+0.5]

[タナカピカチュウ 好感度+1]

↓1 対戦相手2人選択

↓2 対戦種目選択

↓3 罰ゲーム選択

604 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]  2014/08/15(金) 09:47:23.03 ID:lWHKCHaTo
速乃凛

605 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]  2014/08/15(金) 09:55:23.50 ID:JEUBloS4O
オヒキ連れて麻雀

606 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]  2014/08/15(金) 09:58:37.80 ID:f8FmfZ7TO
セクシーポーズ

607 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/16(土) 02:46:19.18 ID:Rx7+F0MG0
速乃「よし、じゃあなんかこの辺に会った適当な道具を使って、凛ちゃんと勝負しよう!」

凛「え? わたしと? いいよ! 何するの?」

速乃「……麻雀だって」

臥龍「……二人でできるのか?」

アンジー「コンビ組めばいいんじゃないの?」

証「まあ、ルール上はイカサマなんだが、公認されてれば可能だろうな」

杏「あんれまぁ、それじゃあ速乃さんは誰と一緒にやるんどす?」

速乃「……うーん、私は……」

↓1 人物を選択

608 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]  2014/08/16(土) 02:54:44.75 ID:CWpdc/PK0
臥龍

609 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/16(土) 03:01:38.75 ID:Rx7+F0MG0
速乃「じゃあ、臥龍くん! お願い!」

臥龍「正直貴様なら、私などいなくても戦えそうな気がする種目だが……まあいいだろう」

臥龍「その……選んでくれて感謝する」

速乃(……え? 今、臥龍くんの表情……気のせいだよね)

凛「じゃあ、志多ちゃーん!」

志多「……え、お、俺!?」

凛「よっろしくー!」

志多「だっ!? ちょ、ひ、引っ付かないでくれよ!!」

杏「ほな、罰ゲームはセクシーなポーズをとってもらう事にしましょうか」

光宙「どんどん適当になて来てる感じするけど、いい罰ゲームだよな!」

証「よし、始めようぜ」

速乃(……まあ、そうやってコンビを組んで、麻雀をやることになったんだけど……)

↓1 対局結果 40以下…凛勝利 41以上…速乃勝利

610 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]  2014/08/16(土) 03:03:34.39 ID:rq6HQW9V0


611 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/16(土) 03:13:13.64 ID:Rx7+F0MG0
凛「……あ、勝った!」

速乃「え!? 本当に?」

凛「じゃじゃーん!」

志多「まあ、1局だけだし、変なの狙わずにリーチだけした結果だけどな……」

凛「勝った勝った! やったね志多ちゃーん! ありがとう!」

志多「ひっ!? だ、だから引っ付くなっての!!」

臥龍「……すまない。私の力不足だったようだ」

速乃「ううん、別に大丈夫だよ」

臥龍「佐賀崎……この責任は、私に取らせてくれないか」

速乃「……え?」

アンジー「それ……どういう意味?」

臥龍「……セクシーポーズ、だったか……それをすればよいのだろ?」

光宙「……え、嘘……え? はくっち……まさか」

速乃(臥龍くんは、自分の来ている上着のチャックを外し、それを娯楽室の床に捨てた……)

臥龍「……さて」

速乃(というか、臥龍くんって上着の下に何も着てなかったの!?)

臥龍「……どこまで脱げばいい?」

凛「おー……臥龍ちゃん、意外と筋肉ないんだね」

臥龍「……すまないな。必要最低限の栄養だけ摂取した結果だ」

杏「なんならもう、全部脱いでみたらどうどす?」

速乃(嘘!? 杏ちゃんに変なスイッチ入ってる!?)

613 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/16(土) 03:23:40.01 ID:Rx7+F0MG0
―しばらくして―

速乃「……はぁ……あ、もう3時だって」

証「夜時間のアナウンスとかも、もうしてくれないんだな」

志多「まあ、時間を確認する必要がない事はないからな」

臥龍「ああ……つまり朝の放送もないわけか……どんどん時間の感覚が狂っていくな」

速乃(確かに……もうなんだか体も重たくなってきた……)

光宙「……んん……えぅ」

アンジー「寝んな!」

光宙「ほぁ!? ね、寝てねぇ! 寝てねぇよ!?」

杏「もう1日回りましたし、ベッド使ってきます?」

光宙「い、いや。ああいうのはみやっちみたいに緊急事態にあった人にしか使えないから……」

速乃「確かにそうだね……」

速乃(………………今私はこんな状況下におかれていても、ただ楽しいと思っている)

速乃(こんなふうに皆と笑いあったり、楽しんだりしながら続いてるパーティーが、ただただ楽しくてたまらない。ずっとやっていたい)

速乃(だから私は……)

速乃「今度は何しよっか?」

速乃(……そう、言ったんだ)

凛「んー、そろそろここでいろんなことするのも飽きてきたよねぇ……」

光宙「……確かにそうだな。なんか他にでっかい事やってみてぇな……」

速乃(でっかいこと……でっかいことか……)

志多「……うっ、ぐすっ」

臥龍「どうした駆足」

志多「いや……なんかやっぱ疲れちまってんのかな? こんな時、アイツらなら何て言ったかなって考えちゃうんだよ……ごめん」

アンジー「ちょっと……そんな速攻で精神病んだら、間違いなくモノクマの思うつぼじゃない……」

速乃(ずっと遊んでたい……けど……これから、私達は何をするべきなんだろう?)

↓1 私達は何をするべきなんだろう?

614 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/16(土) 03:36:15.06 ID:Rx7+F0MG0
選択肢忘れるというミスに今気づいた……

【重要安価】

1.希望ヶ峰学園について調べるべき
2.黒幕の中身を知るために、情報を整理するべき
3.もう少し遊んでもいいよね

↓1 ですね……ごめんなさい

615 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]  2014/08/16(土) 08:57:42.04 ID:qB1nRmtyO
どれがいいのか分からない…
2かな

616 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/16(土) 19:41:54.27 ID:Rx7+F0MG0
速乃「……黒幕の中身を知るために、一度知ってることを整理するのがいいかもしれない……」

証「……情報の整理か……確かに重要だな」

凛「……どうするの?」

速乃「まず、私達は記憶を失っていた……その期間は9年半……その間に私達が何をしたのかはわからない」

証「……俺だけは7年半しか盗まれてないがな……」

アンジー「そして、人殺しが始まった……」

速乃「……そのことなんだけどね? 何か、私が見た78期生がやってたコロシアイ学園生活に、不思議と酷似してる気がするんだよね」

志多「……酷似?」

光宙「……ってなんだ?」

杏「どういう事か……聞かせてもらってもよろしおす?」

証「……まず、1人目は腹部を刺され、ダイイングメッセージを残して死んでいた……」

(流子「えと、えとえと、そのぉ〜……あ、あんまり見ないでくれると嬉しいかなって……」)

速乃「……次に二人目。二人目は、頭を打ち付けての死亡……」

(忠義「これが拙者の生き様でござるよ!」)

617 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/16(土) 19:48:06.90 ID:Rx7+F0MG0
証「そして3人目は、連続殺人事件……」

(ペク「ペクと一緒に遊ぼうよ!」)

(命「ケッ、そろいもそろって仲良しごっこか……」)

光宙「偶然……なんだよな?」

速乃「多分ね……そして、最終的に【超高校級の絶望】江ノ島盾子が処刑され……生き残ったのは6人だった……そして、これが……」

アンジー「あ、それ……さっき拾った誰かの電子生徒手帳……」

速乃「霧切響子……そう書いてあったの」

志多「……だ、誰だよ?」

証「第78期生でコロシアイ学園生活をしたときの生き残りの一人だ。そして彼女の父親は……希望ヶ峰学園の学園長だった」

臥龍「学園長だった?」

速乃「どうやら希望ヶ峰学園で起きた、【超高校級の絶望】たちによる内乱で、学園長は殺されたみたい」

杏「……穏やかじゃない話どすな」

証「……つまり、黒幕の中に入ってるのは、学園長じゃない誰かってことになってくる」

凛「……ねえ、もうさ、読んじゃったほうが早いんじゃないの?」

光宙「え? よ、呼ぶって?」

凛「おーい! モノクマー!」

618 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/16(土) 19:53:44.28 ID:Rx7+F0MG0
モノクマ「も〜なに? ボク眠いんだけど」

アンジー「よく言うわ……」

モノクマ「で? ボクが結局誰なのかとか聞きに来たんでしょ? ボクはモノクマだよ。別に中身なんてどうだっていいじゃないの」

志多「どうでもよくねぇよ! 仲間を殺されたんだぞ!?」

モノクマ「仲間……え? 仲間? 仲間だって? とんでもないない!」

モノクマ「菱川クンはボク側ってことはわかったでしょ? それと……」

モノクマ「宮瀬杏さん?」

速乃(……やっぱり)

杏「あら、どうしたんどす? 接待しましょうか?」

モノクマ「……宮瀬さんはボクを裏切ろうとしたからね……オシオキを仕掛けようとしたんだけど、やめといたんだよね」

杏「裏切るだなんて……何の話か分からんなぁ」

速乃(……あえてしらを切るつもりなんだね……)

モノクマ「……えー? 佐賀崎さんは知ってるはずだよね?」

速乃「…………」

↓1

1.真実を話す
2.シラを切る
3.自由安価


619 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]  2014/08/16(土) 19:54:33.73 ID:CWpdc/PK0
2

620 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/16(土) 19:58:58.18 ID:Rx7+F0MG0
速乃「……知らない」

モノクマ「え〜? 本当? まあ話す気がないならいいや。宮瀬さんには言っとくけど、この子は見てるからね? うぷぷぷぷ……」

速乃「……………………やっぱりあなたは嫌い」

モノクマ「おろろ?」

速乃「私にとって敵はあなただけ……殺人犯が絶望なんじゃない。そんなの関係ない……悪いのは全部あなた……あなたこそ絶望の本当の黒幕……そのぬいぐるみの中綿全部取り除いてでも、中身を暴いてやる……絶対に!!」

速乃「それが……それが……」

速乃(そう、それこそが……)

速乃「私の“希望”だから!!」

モノクマ「うぷぷぷぷ……希望だって……笑っちゃうねぇ……うぷぷぷ……眠気で皆おかしくなってきてるのかな?」

速乃「おかしくなんかない……」

モノクマ「まあ、なんでもいいや。これから仲良く殺し合っちゃってよ! じゃあね〜!」

臥龍「……行ったか」

621 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/16(土) 21:35:32.56 ID:Rx7+F0MG0
光宙「……なんか、どっと眠気が来たな……」

アンジー「……それでもいいんじゃないの? 整理って言っても、確認作業みたいになっちゃったけどね」

志多「なんにせよ……まだ俺たちが起きてからそんなに時間は経ってないしな……」

証「時間が経ってないことはないぜ。人によってはもう24時間寝てない人もいる……」

速乃「……うん」

凛「え? わたし? わたしは大丈夫! もう少しなら起きてられると思うし!」

杏「………………」

臥龍「おい、宮瀬、どうした?」

杏「ああ、いいえ。なんでもないえ? ……なんでもない……」

臥龍「…………そうか。ならいい」

志多「くっそー、もうちょっと何か手がかりとかを探したほうがいいのかもしれないなぁ……」

速乃「手掛かり……手掛かりなら……」

1.美術室のデジカメ
2.神坂のメモ
3.鍵のかかった部屋

↓1

622 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]  2014/08/16(土) 22:00:27.42 ID:CWpdc/PK0
2
全然来ないし連取りしておk?ダメなら下


623 : そのまますすめちゃいます ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/16(土) 22:06:08.11 ID:Rx7+F0MG0
速乃「神坂くんのメモ……何かないかな?」

証「アイツは黒幕と直接会ったことはないみたいだが……何かが隠されてることは事実なんだろうな」

臥龍「……神坂……奴は秘密を抱えすぎていたからな……」

光宙「でも、俺はあいつを許していいのか……時々わかんなくなるんだよな」

凛「……翡翠ちゃん……いや、うん、行こっか」

アンジー「ただ、全員で行くとモノクマに怪しまれるかもしれない。このあたりでペアを変えましょうか」

速乃「……わかった」

証「んじゃ、佐賀崎とペアになった奴が、神坂の手紙を見に行くことにしようか」

志多「あ、ああ……よしっ、覚悟を決めたよ佐賀崎さん」

杏「ウチも……覚悟は決まりましたえ?」

速乃「……うん、じゃあ……」

↓1 今日ペアになる人物を選択

624 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]  2014/08/16(土) 22:09:16.26 ID:rq6HQW9V0


626 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/16(土) 22:11:58.73 ID:Rx7+F0MG0
速乃「杏ちゃん、行こ?」

杏「ええ……」

―ショコ―

杏「……メモを見るついでに、ウチの話も少し聞いてくれませんか?」

速乃「…………」

杏「……速乃さん、気付いてたんでしょ? 気付いてて黙ってたんでしょ? ウチが……ウチが……」

1.裏切り者なんだよね?
2.言わないで
3.自由安価

↓1

628 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]  2014/08/16(土) 23:17:49.63 ID:9IK+jNIWO
来てるの気づいとらんかったごめん
2で

630 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/17(日) 13:22:45.52 ID:DuAiu7Sw0


速乃「言わないで……大丈夫だから」

杏「……速乃さん……」

速乃「……うん、何も言わないでいいから……」

杏「……わかりました。ウチも今までどおりに過ごさせてもらいます」

速乃「うん、そうしてもらえると嬉しいな」

[ミヤセアンズ 好感度+0.5]

杏「……それで、命さんのメモ、何かわかりそうどす?」

速乃「……見れば見るほど、命くんは彼自身の意思で悪い事をしたわけじゃないっていう事はわかるけど……」

速乃(落ちてるメモを拾い集めて、1枚1枚めくってみていく……すると、1枚だけ……)

速乃「……あれ?」

杏「……どうしました?」

速乃「……これ、見てほしいんだけど……」

631 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/17(日) 13:29:42.82 ID:DuAiu7Sw0
杏「……これは?」

メモ『そうか。そうかそうだった。ばあばはもう死んだんだよな。思い出しちまったよ。全部全部何もかも。ふざけんな……何がコロシアイだ……未来機関を潰そうって魂胆か?』

速乃「……未来機関?」

杏「全部思い出した……という事は……」

速乃「もしかして、あの動機を見たのは、晃くんだけじゃなかったのかも……」

速乃(次のメモを見て……私は思わずすべてのメモをまた床に落としてしまった)

杏「……え? ど、どうしたん?」

速乃「…………真っ黒に塗りつぶされてるメモ……」

杏「……真っ黒……」

速乃「あの動機を見てしまった彼が、必死で気持ちを抑えつけようとして……とか?」

杏「……そう言われてみたら……」

『差出人不明の手紙が俺の部屋に届いた。罠の可能性がダントツだが、ペクの事を言われちまったら、俺が行かないわけには行かねぇ。ぺクは何回か俺のことを心配して、こっちに顔出してくれてたな。こんな俺なんかのために、ありがとよ』

杏「この手紙の字……かなり震えてるように見えますなぁ」

速乃「……やっぱり、命くんは……何かを隠してるんだ……でも、それ以上のものをメモでは発見できそうにないね……」

杏「……悔しいですなぁ。命さんが殺されたことが」

速乃「……うん」

632 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/17(日) 13:33:14.97 ID:DuAiu7Sw0



速乃(それから私達は、そのことを娯楽室に戻って、証くん達に伝えた)

速乃(あたらしい言葉、未来機関……私はその言葉に、妙な違和感を覚えながら、皆と共に朝が来るのを待った……)

速乃(眠れない状態での思考は地獄だ……初めてこんなにも、自分の体の眠気を感じる……)

速乃(私達はこれから先、どうやって黒幕に立ち向かっていけばいいんだろう?)


↓コンマ60未満で……

633 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]  2014/08/17(日) 13:37:11.73 ID:IVzJYuiWo
こわっ

634 : ◆OkvzCxnsU. [saga]  2014/08/17(日) 13:39:43.61 ID:DuAiu7Sw0
セーフ!

もう一日自由行動ができます!



19日目


【元スレ】
速乃「これが私の……希望だよ!」