オリロンパwiki - 天倉ロンパ チャプター5 事件発生
465 : ◆yuOvnLrWvA [saga]  2014/09/24(水) 00:28:40.31 ID:got3hnOAO
【ファイナルデッドルーム武器庫】

王城「……」

王城「何度見ても変わらない」

王城「何度見てもそれしかない」

王城「……くだらないな」

王城「もう終わりだ」

王城「このふざけた世界なんて何もかも終わらせてやる」

王城「そして……」

王城「…………」

466 : ◆yuOvnLrWvA [saga]  2014/09/24(水) 00:30:54.23 ID:got3hnOAO
【天倉のコテージ】

キーン、コーン… カーン、コーン

モノクマ「えーと、希望ヶ峰学園修学旅行実行委員会がお知らせします…」

モノクマ「オマエラ、グッモーニンッ!本日も絶好の南国日和ですよーっ!」

モノクマ「さぁて、今日も全開気分で張り切っていきましょう〜!」

天倉「んっ、もう朝……」

ドンドンドンドン!!

天倉「な、なんだ?」

若葉「ハル君!早く避難して!」

天倉「実?避難って……」

そして外に出た俺が見たのは……


467 : ◆yuOvnLrWvA [saga]  2014/09/24(水) 00:31:53.03 ID:got3hnOAO






【灼熱の炎に包まれる王城のコテージだった】








469 : ◆yuOvnLrWvA [saga]  2014/09/24(水) 00:35:53.74 ID:got3hnOAO
【ホテルミライ・ロビー】

天倉「あれはいったいどういう事なんだ!?」

和水「わからない、ボク達も驚いているんだ」

姫埜「実ちゃんが気付かなかったら今頃どうなってたか……」

歌恋「だけど周りには燃え広がらなかったみたいで良かったです……」

当麻「しかしなんのために王城のコテージに火をつけたのかがまるでわからねえ。少なくともあいつコテージには帰ってきてねぇみたいだったしな」

若葉「もしかして……」

天倉「何かわかったのか?」

若葉「推測だけど、火をつけたのは……」

472 : ◆yuOvnLrWvA [saga]  2014/09/24(水) 00:37:04.14 ID:got3hnOAO






王城「やあやあ、みんなお揃いで……」








475 : ◆yuOvnLrWvA [saga]  2014/09/24(水) 00:46:35.98 ID:got3hnOAO
天倉「王城!?」

王城「気に入ってくれたか?俺のゲームスタートの合図」

若葉「やっぱり自分で火をつけたんだね王城君……!」

姫埜「じ、自分で!?」

王城「当然。だってもういらないからな」

当麻「てめえ、あれで天倉が死んだらどうするつもりだったんだ!?」

王城「別に何も?」

歌恋「っ!?」

王城「そうなったら俺が学級裁判を乗り切るだけさ」

和水「王城クン……キミはあの火をゲームスタートの合図だと言ったね?」

王城「そうさ、喜んでくれよ!今回のゲームが俺のラストゲームだ!」

天倉「ラストゲーム……?」

王城「正直もう色々どうでもよくなってさ。だからさっさとこの島から出ていく事にしたんだ」

和水「それは殺人予告、かい?」

王城「どうとでも……」

天倉「王城……!」

俺は入り口近くに立つ王城に駆け寄る。
そうしないといけない、そう思ったから。

当麻「……!?天倉、よせ!!」

天倉「……!?」

だから、王城と俺の間で何か光が見えた時……俺はどうする事も出来なかった。

王城「さあ、ゲームスタートだ……」

476 : ◆yuOvnLrWvA [saga]  2014/09/24(水) 00:47:56.69 ID:got3hnOAO






若葉「ハル君、ダメェェェェェェェェェ!!」








477 : ◆yuOvnLrWvA [saga]  2014/09/24(水) 00:48:22.93 ID:got3hnOAO






ドォン!!








478 : ◆yuOvnLrWvA [saga]  2014/09/24(水) 00:54:52.60 ID:got3hnOAO
空気が一気にひっかき回された。
俺はゴロゴロと床を転がって……気付いた時には地に伏せていた。

天倉「うっ、くっ……!」

王城「最高だ!最高の幕開けじゃないか!」

和水「爆弾……いつの間にこんな物を!」

当麻「天倉、無事か!?」

天倉「あ、ああ……」

俺は手をついて立ち上がろうとする……その時、何かヌルッとした感触がした。

天倉「……?」

手を見るとその手は真っ赤に染まっていた。
そしてなんだろう……俺は、誰かに抱きつかれている……?

姫埜「う、嘘……」

歌恋「あ、あああ……!」

視線を向ける。
俺に抱きついている、その人物に。


479 : ◆yuOvnLrWvA [saga]  2014/09/24(水) 00:56:18.44 ID:got3hnOAO






【爆発で飛んだ破片が背中に突き刺さってグッタリしている……】

【若葉実……俺の、大切な人を】








483 : ◆yuOvnLrWvA [saga]  2014/09/24(水) 01:12:09.16 ID:got3hnOAO
天倉「み、実……?」

王城「これでもう幸運はない。天倉、お前の幸運の女神は完全に無力になったわけだ」

和水「まさかこのために爆弾を……!」

王城「若葉なら天倉を庇ってくれるのは間違いないからな!まあ、死にはしないだろ……だって若葉は幸運なんだから」

当麻「て、てめえ……!」

王城「さあラストゲームだ……俺はこのジャバウォック諸島のある場所に毒ガスを仕掛けた」

姫埜「ど、毒ガス!?」

王城「起動すれば瞬く間に全てを包み込んで……みんなまとめておしまいだ!止める方法はただ1つ……俺が起動装置を止める事だ」

歌恋「そ、そんな……!」

モノクマ「おぉ、これはすごい事になってるね!」

モノミ「わ、若葉しゃん!?」

天倉「…………」

当麻「馬鹿が、毒ガスが起動すりゃてめえも死ぬんだぞ!?」

王城「……大丈夫だよ」

和水「大丈夫……?」

王城「どちらにしても……こんなふざけた世界なら消えてなくなってしまえばいい。それだけの話だ」

姫埜「ダメ、全然話が通じない!」

天倉「…………」

王城「あれ、どうしたんだ天倉?さっきからボケーッとしちゃってさ」

天倉「…………やる」

王城「なんか言ったか?」

天倉「殺してやる……お前だけはこの手で殺して……!」


484 : ◆yuOvnLrWvA [saga]  2014/09/24(水) 01:12:52.60 ID:got3hnOAO






若葉「ダ、メ、だよ……」








486 : ◆yuOvnLrWvA [saga]  2014/09/24(水) 01:23:24.18 ID:got3hnOAO
天倉「っ!?」

若葉「ハル、君、ダ、メ……最後、まで、憎しみを……持ったら……絶望しちゃ、ダメ……」

天倉「実、実!」

若葉「ハル君は、私の希望、だから…………………………」

天倉「実!!」

和水「っ、まだ息はある!急いで病院に連れていくんだ!」

モノミ「モノクマ!また救急車を……」

モノクマ「やーだよーだ!」

姫埜「早く行かないと!血がどんどん出てる!」

当麻「くそっ、王城……てめえ後でぶっとばす!!」

歌恋「行きましょう……!」

モノミ「あ、あちしも行きまちゅ!」

…………

王城「やれやれ……麗しい友情だな全く」

モノクマ「いやー、まさかここまでやるとは思わなかったよ王城クン!」

王城「……」

モノクマ「そんなにファイナルデッドルームで手に入れたあの真実がショックだった?」

王城「……ああ、全くだ」

モノクマ「うぷぷ、そりゃそうだよねぇ」

王城「モノクマ」

モノクマ「何かな?」

王城「このラストゲームが終わり次第お前を消し去ってやるから覚悟しておけ……俺は自分のゲームを邪魔されるのが大嫌いなんだ」

モノクマ「もし生き残れたら改めてその言葉を聞くよ!じゃーねー!」

王城「……」

王城「……ここまで上手くいったか」

王城「やっぱりこの世界は……」

王城「……さてと、ラストゲームは始まったし行くか」

487 : ◆yuOvnLrWvA [saga]  2014/09/24(水) 01:24:44.39 ID:got3hnOAO






王城「相応しい舞台へ、な……」








497 : </b> ◇yuOvnLrWvA<b> [saga]  2014/09/24(水) 22:06:40.35 ID:got3hnOAO
【病院】

和水「……」

天倉「和水!み、実は……」

和水「専門ではないけど、出来る限りの手は尽くしたよ」

姫埜「それで……」

和水「……命に別状はない。やっぱりミノリは幸運だったよ」

歌恋「よ、良かった……!」

当麻「……良かったな天倉」

天倉「ああ、ああ……!」

和水「だけど安心してばかりもいられない……王城クンが仕掛けた毒ガスの件があるからね」

当麻「くそっ、それがまだ残ってたな……!」

姫埜「だけどどうするの?志紀君はきっと本気よ」

天倉「そうだな……」

そもそも王城はなんでこんな事をしたんだ?
なんで実を……いや、それはあいつがはっきり言っていたか……

…………

王城『これでもう幸運はない。天倉、お前の幸運の女神は完全に無力になったわけだ』

…………

あいつは、ゲームなんて物を思い通りにするためだけに……ただそれだけのために実を傷つけたんだ……!

天倉「王城、志紀……!」

ドロドロと何かが心の底に渦巻いている。

これは、そう、きっと……

498 : ◆yuOvnLrWvA [saga]  2014/09/24(水) 22:09:45.79 ID:got3hnOAO






当麻「天倉、ちょっと歯食い縛れ!!」

天倉「ぐっ!?」








500 : ◆yuOvnLrWvA [saga]  2014/09/24(水) 22:19:58.87 ID:got3hnOAO
姫埜「ちょ、ちょっと隼君!?いきなり殴るなんて……」

当麻「目、覚めたかよ馬鹿野郎が」

天倉「……」

当麻「いいか、てめえの考えはよくわかる。でもてめえ、さっき若葉になんて言われた?」

天倉「……!」

当麻「今のその目でよ……起きた若葉に顔向け出来んのか?」

和水「当麻クン……」

当麻「……あいつは生きてんだ。だったらてめえのやる事は王城を憎む事じゃねえんだよ」

歌恋「……」

当麻「……俺様みたいになりたくなかったら肝に命じとけ」

姫埜「隼君、どこ行くの!?」

当麻「探すんだよ、毒ガスを」

歌恋「心当たりはあるんですか……?」

当麻「ねえけど……やるしかねえだろ」

そう言って当麻は走って行ってしまった……

天倉「……駄目だな、実が一番望まない姿を見せるところだった」

和水「ハル……」

天倉「少し、頭を冷やすよ。実と……2人っきりにしてくれ」

姫埜「わかった。それじゃああたし達も隼君みたいに毒ガスを探しましょう」

歌恋「はい……」

和水「……待ってるよハル」

天倉「…………」

502 : ◆yuOvnLrWvA [saga]  2014/09/24(水) 22:29:50.90 ID:got3hnOAO
【若葉の病室】

天倉「実……」

若葉「……」

天倉「本当に、俺は駄目だな……実の言葉を忘れるところだった」

若葉「……」

天倉「……俺を希望って言ってくれた理由はわからない」

若葉「……」

天倉「それでも実がそう思うなら……」

天倉「待っててくれ、毒ガスを探して何とかしてくる」

天倉「だから終わったその時に……また笑ってほしい」

天倉「俺の大好きなあの笑顔を……」

…………行こう。
時間がどれだけ残されてるかなんてわからない……それでも絶対に何とかしてみせる!

503 : ◆yuOvnLrWvA [saga]  2014/09/24(水) 22:43:39.02 ID:got3hnOAO
【病院前】

天倉「まずはこの島を探してみるか……」

王城「へぇ、その様子だと若葉は助かったみたいだな?」

天倉「っ!?」

王城「やあ、天倉」

天倉「何しに来た、王城……!」

王城「確かめに来たんだよ。万が一若葉が爆弾で死んでしまったら俺はあっという間にゲームオーバーだからな」

天倉「……若葉は無事だ」

王城「それは良かった」

天倉「どの口で……!」

王城「まあまあ落ち着けよ。もうひとつ用件があってさ、俺はヒントを教えに来たんだ」

天倉「ヒント……?」

王城「そう、毒ガスはカプセルに入った物が5つある」

天倉「5つ!?」

王城「起動装置の解除方法はそれぞれが持つ電子生徒手帳を認証させるだけ。ちなみに1つにつき1個の起動装置しか止められないから気をつけるように」


504 : ◆yuOvnLrWvA [saga]  2014/09/24(水) 22:49:22.27 ID:got3hnOAO
天倉「お前が止めるしかないんじゃなかったのか!?」

王城「特別に俺の電子生徒手帳は全て止められるように設定したんだよ。まあ、もうないけどな」

天倉「ない?」

王城「灰になったからな」

天倉「まさかお前!?」

王城「くくっ、そういう事……じゃあ、せいぜい頑張ってくれよ天倉」

天倉「待て!」

王城「なんだ?」

天倉「何があった」

王城「……?」

天倉「冷静になってみると今回のお前は何かおかしい……まるで世界そのものに……」

王城「絶望してるみたいだ」

天倉「……!」

王城「……わかったからな」

天倉「わかった……って何がだ」

王城「この世界でどんなにゲームを作り上げたところで……」

505 : ◆yuOvnLrWvA [saga]  2014/09/24(水) 22:50:20.95 ID:got3hnOAO






王城「俺の望みは、永久に叶わない。絶対にな」








506 : ◆yuOvnLrWvA [saga]  2014/09/24(水) 22:55:44.54 ID:got3hnOAO
天倉「……」

王城は消えた。
ただ一言……

王城「タイムリミットは明日の正午だ」

そう、言い残して。

天倉「……」

なんだ、何が王城を変えた?
いや、今はそんな事を考えている場合じゃない!

探すんだ、毒ガスを……!


507 : ◆yuOvnLrWvA [saga]  2014/09/24(水) 23:04:13.46 ID:got3hnOAO
俺は走った。
途中で会ったみんなにも王城の言葉を伝えながら走り回った。

そして……

キーン、コーン… カーン、コーン

モノクマ「えーと、希望ヶ峰学園修学旅行実行委員会がお知らせします…」

モノクマ「ただいま午後10時になりました」

モノクマ「波の音を聞きながら、ゆったりと穏やかにおやすみくださいね」

モノクマ「ではでは、いい夢を。グッナイ…」

天倉「くっ、まだ見つからないのか……!」

夜になっても毒ガスは見つからなかった。

いったいどこだ!
王城はいったいどこに……!

俺はひたすら探し回った。
他のみんなに全く会わずにいた事は気になったけど……それは文字通り頭の片隅にあった。

ただ毒ガスを見つける事しか頭になかったんだ……

509 : ◆yuOvnLrWvA [saga]  2014/09/24(水) 23:21:49.91 ID:got3hnOAO
キーン、コーン… カーン、コーン

モノクマ「えーと、希望ヶ峰学園修学旅行実行委員会がお知らせします…」

モノクマ「オマエラ、グッモーニンッ!本日も絶好の南国日和ですよーっ!」

モノクマ「さぁて、今日も全開気分で張り切っていきましょう〜!」

天倉「はぁ、はぁ……」

結局中央から第3の島に毒ガスはなかった……

天倉「だったら次は……」

【第4の島】

天倉「どこだ、どこに……んっ?」

それは、些細な、だけど大きな違和感だった。

ネズミー城の扉が、開いていた。

510 : ◆yuOvnLrWvA [saga]  2014/09/24(水) 23:28:36.44 ID:got3hnOAO
【ネズミー城内部】

天倉「……」

なんだ、ここ……まるで教会みたいな、厳かな雰囲気だ……

天倉「んっ?」

壁に盾と……他にも何かかけられていたみたいだけど……なくなっている?
それと床にあるのは……石碑?

【冬が来て、雨が降り、実りがあって、春となる。
4人の誓いは不滅であり、希望の道を指し示す。
その証にこの数字を残そう。
×××××】

ダメだ、数字部分は読めない……

天倉「っ……こんな事をしている場合じゃない!」

毒ガスはなさそうだ、次に行こう!

511 : ◆yuOvnLrWvA [saga]  2014/09/24(水) 23:44:59.83 ID:got3hnOAO
【第5の島】

天倉「後はもうここしか……」

ドォン!!

天倉「なっ!?」

これは、爆発!?

【ワタツミ・インダストリアル】

天倉「なっ!?」

モノケモノを作っていた工場が、がれきの山に……

当麻「な、なんだよこれは!?」

天倉「みんな!」

和水「ハル、キミも来ていたんだね?」

天倉「ああ、この島に入った途端、爆発があったからな……」

姫埜「というか、みんなここに集まったのね」

歌恋「ここ以外のどこにもありませんでしたから……」

天倉「じゃあ後はこの島だけか……!」

俺達は全員で毒ガスを探した。
そして残ったのは……

【ヌイグルミ工場】

天倉「後はもう、ここだけだ」

和水「時間もないね……行こう!」

ガチャガチャ!

当麻「閉まってやがるぞ!?」

歌恋「あ、当たりみたいですね……」

姫埜「じゃあ何とかして開けないと!」

当麻「退いてろ!!」

当麻が槍を持つと扉に向かって飛びかかる。
何かが壊れたような音、そして鈍い音がした。

当麻「開いたぞ!」

天倉「よし、行こう!」

時間もなかった……
だから俺達は工場内に飛び込んだ。

その先に広がっていた物がわかっていたら……
そんな事は、しなかったのに。


512 : ◆yuOvnLrWvA [saga]  2014/09/24(水) 23:49:46.10 ID:got3hnOAO






【ヌイグルミ工場に入った俺達を待っていたのは……】

【右腕、左脚、そして喉に……】

【3本の槍が突き刺さった……】

【王城志紀の息絶えた姿、だったんだ】






ピンポンパンポーン…!

513 : ◆yuOvnLrWvA [saga]  2014/09/24(水) 23:50:58.75 ID:got3hnOAO






モノクマ「死体が発見されました!」

モノクマ「一定の捜査時間の後、学級裁判を開きます!」








515 : ◆yuOvnLrWvA [saga]  2014/09/24(水) 23:58:10.49 ID:got3hnOAO
天倉「……王、城?」

当麻「んな、馬鹿な……!」

和水「王城クンが、死んだ……?」

姫埜「ちょ、ちょっとどういう事!?」

歌恋「な、なんで王城お兄さんが……」

天倉「っ、毒ガスは!?」

当麻「そこにあるぞ!」

王城の遺体のすぐ側にある毒ガスの起動装置。
だけど……

当麻「……なんだ、これ」

天倉「止まっている……?」

毒ガスの起動装置は電子生徒手帳を使って止めるしかないはずだ。
でも俺達は今までここに毒ガスがある事すら……

天倉「……?」

王城の遺体近くに電子生徒手帳が……
王城の電子生徒手帳はもうないはず、いったい、誰、の……

そこにあった名前を俺はすぐに認識出来なかった。
だってその電子生徒手帳の名前は……

516 : ◆yuOvnLrWvA [saga]  2014/09/24(水) 23:58:50.15 ID:got3hnOAO






若葉実、だったから……








517 : ◆yuOvnLrWvA [saga]  2014/09/25(木) 00:01:08.18 ID:8c8VWYxAO






CHAPT.5【希望なんてないこの世界で彼は慟哭する】(非)日常編 END

生き残りメンバー7→6人










捜査編


【元スレ】
【スーパーダンガンロンパ2】天倉「未来なんてどこにもない」【安価】【オリキャラ中心】