オリロンパwiki - 特急ロンパ 12日目
118 : ◆5IONXlxNzTMN  2015/09/26(土) 21:41:33.89 ID:kxnWFlYAO
〔十二日目〕

ピンポンパンポーン

岩崎『おはようございます。朝七時になりました』

岩崎『皆様、食堂車にお集まりください』

皐月「……」

これから毎日、こうして聞く事になるのか……


>>2-5から一人選んでください。

〔石原は選べません〕

↓二

120 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします  2015/09/26(土) 21:46:35.16 ID:orEMrG6n0
伊方

122 : ◆5IONXlxNzTMN  2015/09/26(土) 22:03:07.55 ID:kxnWFlYAO
ガチャッ

伊方「入るぞ」

皐月「あれ?伊方、食堂車に行かないのか?」

伊方「今のお前は絶対安静。だから食事もこちらに持ってくる必要があるだろう」

皐月「えっ、もしかして持ってきてくれたのか?」

伊方「なんだ、その意外そうな顔は」

皐月「いや、実際意外だったから」

伊方「……ふん、どうやらお前とは俺への認識について話し合う必要がありそうだな」

皐月「ご、ごめん……」

伊方「まあいい……それより皐月。お前は【あの事】についてどう考えている」

あの事……?

1…カッターナイフの事か?

2…石原の事か?

↓二

124 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします  2015/09/26(土) 22:04:15.91 ID:n6d+NiNM0
1

125 : ◆5IONXlxNzTMN  2015/09/26(土) 22:12:15.96 ID:kxnWFlYAO
皐月「カッターナイフの事か?」

伊方「なるほど、お前も理解はしていたか」

伊方「俺が確認した時、下田が確認した時……そのどちらでもカッターナイフに刃はついていなかった。替えの刃もな」

伊方「だが美影はあれを使い岩崎を殺害した」

伊方「そして美影の遺品にはカッターナイフの刃などなかった。これが何を意味するかわかるか?」

皐月「誰かが、カッターナイフに刃を入れた……」

伊方「そうだ。つまりこの列車にはコロシアイを円滑に進める存在がいる」

伊方「モノクマの【内通者】がな」

皐月「……内通者」

伊方「わかりきっていた事だ。過去のコロシアイにも内通者は存在している」

皐月「そうなのか?」

伊方「最もその内通者は最期にはモノクマに抗ったようだがな」

モノクマに抗った……いったいどんな人だったんだろうな?

126 : ◆5IONXlxNzTMN  2015/09/26(土) 22:22:35.53 ID:kxnWFlYAO
皐月「……」

ピピッ

皐月「37.5……だいぶ熱は下がったな」

ベッドから起き上がって周りを見る。
やっぱりここも前は客室だなんて感じさせないほど、様変わりしていた。

皐月「……」

まだ二週間も経ってない。
なのに五人。

五人も死んでしまった。

皐月「……」

……どうしてだ。

この状況、絶望してもおかしくない。

だけど、俺にはわかる。

悲しくても、辛くても、憤りがあっても……俺は絶望なんてしてない。

……俺、案外冷たい人間なのかもしれないな。


127 : ◆5IONXlxNzTMN  2015/09/26(土) 22:39:07.36 ID:kxnWFlYAO
ガチャッ

立木「あの、皐月君……」

皐月「立木さん?どうしたんだ、いったい」

立木「えっと、改めてお礼に来ました」

立木「皐月君、助けてくれてありがとうございます」

皐月「どういたしまして。本当に助けられて良かったよ」

立木「……あの、皐月君」

皐月「んっ?」

立木「……もしかしてなんですけど」

皐月「もしかして?」

立木「あの……」

皐月「……?」

立木「……や、やっぱり何でもありません!休んでるところ、ごめんなさい!」

皐月「あっ、立木さん……!」

……いったい何だったんだ?

そういえば、俺なんで立木さんがあんな事になってた時……


…………

皐月『亜里沙!!』

…………


あんな事、言ったんだ?

128 : ◆5IONXlxNzTMN  2015/09/26(土) 22:42:08.12 ID:kxnWFlYAO
皐月「うーん……」

考えてもわからないな……

〔自由行動を開始します〕

>>2-5から選んでください。

〔一人選ぶ場合と二人選ぶ場合とで好感度の上がり方を変化します〕

〔一人選ぶを四回した場合、次の日の朝食での選択がなくなります。
一人選ぶを二回、二人選ぶを一回した場合は次の日の朝食での選択は一人だけになります〕

〔最大二人まで選べます〕

〔石原は選べません〕

↓二

130 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします  2015/09/26(土) 22:42:16.56 ID:Lt5n8XOAO
神崎 陸海

132 : ◆5IONXlxNzTMN  2015/09/26(土) 22:59:22.39 ID:kxnWFlYAO
神崎「皐月君、具合はどう?」

陸海「また来たぜぇ、皐月っち」

皐月「神崎さん、陸海」

陸海「ううーん……」

神崎「どう?」

陸海「わかんねえぜぇ……」

神崎「やっぱりそう上手くはいかないか……」

皐月「何してるんだ?」

神崎「昨日陸海君、ここで思い出したかもって聞いたからね。私も一緒に来て観察する事にしたの」

陸海「電波を受信してみせるぞぉ」

神崎「もうっ、真面目にやりなさい!」

陸海「わ、わかったぁ」

神崎「そういうわけだから、ちょっと騒がしいかもしれないけどごめんね?」

1…陸海、全然思い出せないのか?

2…神崎さんは、不安だったりしないのか?

↓二

134 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします  2015/09/26(土) 22:59:59.25 ID:uNGsMsYUO
2

136 : ◆5IONXlxNzTMN  2015/09/26(土) 23:06:21.50 ID:kxnWFlYAO
皐月「神崎さんは、不安だったりしないのか?」

神崎「私?」

皐月「色々あって、記憶もないって言われてるしさ……」

神崎「うーん、私は大丈夫かな」

皐月「やっぱり心理カウンセラーだから?」

神崎「あはは、違う違う。私もこの前まで不安だったんだけど、お墨付きもらったんだ」

皐月「お墨付き?」

神崎「うん、私は大丈夫だって。だから……私はその言葉を信じる事にしたの」

皐月「へぇ……そんな事が」

陸海「んー?何の話してるんだぁ?」

神崎「いいから集中!」

陸海「うひぃ!神崎っちはスパルタだぜぇ……」

神崎「危ない危ない……」

皐月「……」

もしかして、それ言ったのって……

137 : ◆5IONXlxNzTMN  2015/09/26(土) 23:27:21.53 ID:kxnWFlYAO
皐月「神崎さんは心理カウンセラーなんだよな?」

神崎「そうだよ。まだまだ勉強中なんですけどね!」

皐月「〔超高校級〕なんて言われてるのに?」

神崎「当たり前だよ。人の悩みなんて千差万別十人十色……その一人一人に向き合ってカウンセリングしていかないといけないんだから」

皐月「そうなのか……」

神崎「だからまだまだ勉強中の身だけど、悩み事があったら何でも言ってね!」

〔神崎真夏の通信簿が更新されました!〕

〔超高校級と呼ばれていてもまだまだ修行中。
一人一人に向き合ってカウンセリングしていくため勉強は欠かしていないようだ〕

138 : ◆5IONXlxNzTMN  2015/09/26(土) 23:32:14.93 ID:kxnWFlYAO
皐月「結局陸海は何も思い出せなかったみたいだな……」

でも本当に、陸海はなんであんな事知ってたんだ?

〔自由行動を開始します〕

>>2-5から選んでください。

〔一人選ぶ場合と二人選ぶ場合とで好感度の上がり方を変化します〕

〔一人選ぶを四回した場合、次の日の朝食での選択がなくなります。
一人選ぶを二回、二人選ぶを一回した場合は次の日の朝食での選択は一人だけになります〕

〔最大二人まで選べます〕

〔石原、陸海、神崎は選べません〕

↓二

140 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします  2015/09/26(土) 23:32:26.25 ID:4WYY682l0
墨染

141 : ◆5IONXlxNzTMN  2015/09/26(土) 23:48:19.64 ID:kxnWFlYAO
墨染「お邪魔します」

皐月「帰ってくれないか?」

墨染「なんですかその言いぐさは!?」

皐月「お前と関わるとろくな事がないんだ……」

墨染「全く人を疫病神みたいに言ってくれますね。ボクはあくまで……」

皐月「とにかく俺はインタビューなんて受けないし、言う事もない」

墨染「そういう事言ってると後悔しますよ?」

皐月「なんだって?」

墨染「あなたが岩崎さんを死なせたような物だってバラしちゃいます♪」

皐月「……っ!!」

1…なんで、知ってるんだ!?

2…岩崎さんから、聞いたのか……?

↓二

143 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします  2015/09/26(土) 23:50:05.09 ID:Ap/2Uq7oO
2

144 : ◆5IONXlxNzTMN  2015/09/27(日) 00:00:52.76 ID:eqKErrbAO
皐月「岩崎さんから、聞いたのか……?」

墨染「えぇ、平野さんの事で取材した時に。皐月さんは自分の方が辛いはずなのにとか言ってましたよ」

皐月「……」

墨染「だから聞きたいんですよ皐月さん」

墨染「自分の言葉がきっかけで人が死んだ気分はどうですか?」

皐月「っ……」

墨染「何とも思ってない……わけありませんよね♪」

皐月「…………」

墨染「酷い話ですよねぇ♪霧ヶ島さんと美影さんの事件は避けられなかったとしても、岩崎さんは死なずに済んだかもしれないのに」

墨染「しかもこれ受け売りなんですって?ますます酷い話ですよ」

墨染「自分の言葉でもないのに、それ言って人を死に追いやる……皐月さんって、性質そのものが殺人鬼なんじゃないですか?」

皐月「……」

墨染「あっ、ごめんなさい。ボクばっかり喋ってしまいました」

墨染「それでは改めてどうぞ、皐月さん♪」

皐月「…………出ていって、くれ」

墨染「あらら、強情ですねぇ。ちょっと揺さぶり過ぎましたか」

墨染「ボクはいつでも言ってくれればインタビューしますからね♪」

皐月「…………」

ここまで、言われてるのに……俺はなんで、絶望してないんだろうな……?

145 : ◆5IONXlxNzTMN  2015/09/27(日) 00:02:26.11 ID:eqKErrbAO
皐月「…………」

岩崎さんを死なせたような物か……違うよ、墨染。

間違いなく、俺が死なせたんだ……

〔自由行動を開始します〕

>>2-5から選んでください。

〔一人選ぶ場合と二人選ぶ場合とで好感度の上がり方を変化します〕

〔一人選ぶを四回した場合、次の日の朝食での選択がなくなります。
一人選ぶを二回、二人選ぶを一回した場合は次の日の朝食での選択は一人だけになります〕

〔一人までです〕

〔石原、陸海、神崎、墨染は選べません〕

↓二

147 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします  2015/09/27(日) 00:04:09.11 ID:+n+r49A9O
立木

148 : ◆5IONXlxNzTMN  2015/09/27(日) 00:08:20.74 ID:eqKErrbAO
コンコン、コンコン

皐月「……どうぞ」

ガチャッ

立木「あの皐月君、さっきは……って、どうしたんですか!?」

皐月「えっ?」

立木「顔色が凄く悪いです……何かあったんですか?」

皐月「……自覚、しただけだよ」

立木「自覚ですか……?」

1…俺が、岩崎さんを殺したんだ

2…俺はやっぱり、殺人鬼なんだよ

↓二

150 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします  2015/09/27(日) 00:09:34.94 ID:+n+r49A9O
2

153 : ◆5IONXlxNzTMN  2015/09/27(日) 00:25:51.10 ID:eqKErrbAO
皐月「俺はやっぱり、殺人鬼なんだよ」

立木「えっ……」

皐月「夢さんと安田は俺がいたから死んだ。岩崎さんだって俺が余計な事言わなきゃ死ななかった……」

皐月「こんな俺が、殺人鬼じゃなかったらなんなんだ……」

立木「皐月君……」

皐月「立木さんも、俺と関わらない方がいい……俺のせいでこれ以上誰かが死ぬなんて……」

立木「……」

皐月「だから……」

立木「自惚れないでください……!」

皐月「えっ」

立木「あなたのせいで、平野さんが、安田君が、岩崎さんが死んだ……そんなの、皐月君の思い上がりです……!」

皐月「何を……」

立木「忘れたんですか、皐月君。私達一年間仲良くしていたクラスメートだったんですよ?」

立木「あなたがいたせいなら、なんで安田君はあのCDで皐月君と普通に話してたんですか!」

皐月「……!」

立木「あなたのせいじゃない!悪いのは今の状況を作ったモノクマなんです!」

皐月「だけど、それでも岩崎さんは……!」

立木「……皐月君、だったら聞かせてください」

立木「もし私が皐月君の言う余計な事を岩崎さんに言っていたら、皐月君は私が岩崎さんを死なせたって思うんですか?」

皐月「いや、それは……」

立木「皐月君が言ってるのはそういう事なんです!」

ギュッ

皐月「立木さん……?」

立木「皐月君は悪くありません!皐月君が殺人鬼のような存在なら、私はこうして生きてません!」

立木「皐月君は優しいから、自分を責めすぎてしまうんです……ただそれだけなんです」

皐月「……」

立木「私は何度だって否定します……皐月君は殺人鬼なんかじゃないんだって」

皐月「……」

なんでここまで、言ってくれるんだろう……そんな事も思ったけど。

だけどそれ以上に、俺の頭を抱きしめながら涙声で言う立木さんの言葉は……俺の心に染み渡った。

154 : ◆5IONXlxNzTMN  2015/09/27(日) 00:32:16.87 ID:eqKErrbAO
立木「……落ち着きました?」

皐月「……うん、ありがとうな」

立木「気にしないでください。皐月君には元気でいてほしいだけですから」

皐月「……」

立木「……」

なんだか気まずいな……

皐月「あのさ……」

立木「あの……」

皐月「あっ、立木さん先に」

立木「い、いえいえ、皐月君こそ先に……」

ガチャッ!

下田「皐月くん!」

皐月「うわっ!?」

立木「きゃあっ!?」

下田「立木さんもいたんだね、ちょうど良かった!」

皐月「な、なんだ下田。どうしたんだ?」

下田「それが――」

皐月「…………えっ?」

155 : ◆5IONXlxNzTMN  2015/09/27(日) 00:34:23.88 ID:eqKErrbAO






【意味が、わからなかった】

皐月「……」

【なんでこうなった?】

立木「えっ、えっ……?」

【なんでこんな事になってる?】

下田「……」

【なんで……】








156 : ◆5IONXlxNzTMN  2015/09/27(日) 00:35:04.51 ID:eqKErrbAO






【超高校級の幸運】

【伊方五右衛門は、血だまりに倒れてるんだ?】






ピンポンパンポーン!


158 : ◆5IONXlxNzTMN  2015/09/27(日) 00:36:48.69 ID:eqKErrbAO






『死体が発見されました!』

『一定の捜査時間の後学級裁判を行いまーす!』








175 : ◆5IONXlxNzTMN  2015/09/27(日) 22:14:01.46 ID:eqKErrbAO
【九号車・伊方の部屋】

皐月「そんな、伊方……」

下田「皐月くん達の様子を見に行く途中、伊方くんの部屋の扉が開いてたから中をなんとなく覗いたら……」

立木「なんで、こんな……」

皐月「とにかく、みんなを呼ぼう……」

墨染「呼びましたか?」

笹山「……」

皐月「うわっ!?」

下田「墨染さん、笹山さん。なんでここに……」

笹山「散歩よ」

墨染「人を犬みたいに言わないでくれますか!?皆さんこそ、伊方さんの部屋に集まって何を……」

笹山「……伊方?」

皐月「伊方が、殺されたんだ……」

身体を退けると墨染と笹山さんの視界にも血だまりに沈んだ伊方の姿が見えたらしい、息をのむ音が聞こえた。

笹山「……まさか伊方が本当に?」

墨染「あんなに俺は〔超高校級の希望〕だなんて言ってたのに……全く言葉を選ばないから敵を作ってしまうんですよ」

皐月「……」

お前がそれを言うのか……

墨染「とりあえず写真を撮りましょう。伊方さんがどんな表情で亡くなってるかは少し興味が――」

ガシッ

176 : ◆5IONXlxNzTMN  2015/09/27(日) 22:14:39.34 ID:eqKErrbAO






伊方「……こんな顔だが?」








179 : ◆5IONXlxNzTMN  2015/09/27(日) 22:21:43.69 ID:eqKErrbAO
皐月「なっ!?」

立木「ひいっ!?」

墨染「な、なななななんですか!?ゾンビ、亡霊!?なんですかこの腕、まさかボクを道連れにしようなんて!」

墨染「ごめんなさい!生意気言いました!連れて行くならボクより……」

伊方「黙れ」

下田「い、伊方くん……?」

伊方「ふん、服を汚して手に入れた成果がこれか」

笹山「……」

伊方「なんだその顔は。まさか俺が死んだとでも思ったか?」

伊方「有り得ないな、俺を誰だと思っている」

伊方「〔超高校級の希望〕になる男、伊方五右衛門だぞ」

下田「とりあえず、話を聞かせてくれないかな……」

183 : ◆5IONXlxNzTMN  2015/09/27(日) 22:32:40.57 ID:eqKErrbAO
【食堂車・レストラン】

下田「偽装……」

伊方「そうだ。服を医務室にあった血で汚し、わざわざこんな物まで用意した上でな」カチッ

モノクマ『死体が発見されました!』

モノクマ『一定の捜査時間の後学級裁判を行いまーす!』

立木「でもどうしてそんな……」

伊方「過去のコロシアイにおいて、自らの死を偽装するパターンもあった」

伊方「故にお前達の反応を観察させてもらった」

伊方「ふん、いい結果とは言えんがな」

墨染「そんな事言って、本当はゾンビなんじゃないですか?隙を見てボク達に噛みついたり……」

伊方「安心しろ、その時はお前には手を出さん……口が腐る」

墨染「ゾンビなら既に腐ってるでしょう!?」

笹山「……」

皐月「でも、まあ……生きてて良かったよ」

本当に、心臓が止まるかと思った……

184 : ◆5IONXlxNzTMN  2015/09/27(日) 22:53:11.28 ID:eqKErrbAO
下田「……伊方くんは、また事件が起きると思ってるの?」

伊方「起きるさ。それに関してはお前も理解しているはずだ」

下田「……」

墨染「おやおや?何かボクの知らない……」

伊方「黙れ」

墨染「なんでですか!?」

笹山「黙りなさい」

墨染「まさかの連続!?」

立木「二人とも……」

皐月「……」

伊方の言いたい事はわかってる……
だけど、本当に俺達の中に……内通者が、いるのか?

190 : 今取った安価は翌日の自由行動に反映します ◆5IONXlxNzTMN  2015/09/27(日) 23:08:01.97 ID:eqKErrbAO
ピンポンパンポーン

岩崎『ただ今より夜時間となります』

岩崎『食堂車は立ち入り禁止となりますのでお気をつけください』

岩崎『それではよい夢を……』

皐月「……はぁ」

伊方もなんであんな事をするかな……

内通者……か。





13日目


【元スレ】
【オリロンパ】冤罪殺人鬼と絶望のコロシアイ特急列車【安価】【三両目】