オリロンパwiki - 癒鏡ロンパ 7日目
901 : ◆t1Nvij173s  2014/07/12(土) 20:09:48.38 ID:v0y/l4Gr0
来てくれてありがとうございます。

安価多めなの書き溜めしてないので更新速度遅めですが始めていきたいと思います。





学園生活7日目

―キーンコーンカーンコーン

朝のチャイムを聞き、俺はベッドから起き上がる。

朝食を食べる為に食堂に向かうべく外に出ると、廊下にいた人物と目があった。

廊下にいた人物(桜田以外)
安価↓2

903 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします  2014/07/12(土) 20:13:12.32 ID:O6CV78AZo
細永美

904 : ◆t1Nvij173s  2014/07/12(土) 20:29:45.86 ID:v0y/l4Gr0
細永美「あ、癒境くんおはよう」

癒境「あぁ、おはよう細永美」

細永美「昨日はありがとね!」

癒境「昨日…?」

細永美「ほら、守崎さんの好きな物教えてくれたじゃん」

癒境「ああ、あれか。それくらい別に良いさ」

細永美「昨日モノモノマシーンで水笛が出たから、あげたら守崎さん、喜んでくれたんだ!
嬉しかったなぁ〜」

細永美はうっとりした表情でそう言うが、すぐにハッとして表情を整える。

細永美「あ、あはは…よ、良かったら一緒にご飯食べに行かない?」

癒境「もちろんだ。じゃあ行こうか」

そう言って俺は細永美と一緒に食堂に向かう。

食堂には食事係の羽毛と守崎、それから志倉と八雲、上条とマリアの6人が居た。

席に座り、朝食ができるのを待ち、10分後に朝食が運ばれてくる。

とりあえず細永美と一緒に食べようと思うが、あともう一人くらい誰かと一緒に食べようかな…?

一緒に朝食を食べる人物。(食堂メンバー内)
安価↓2

906 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします  2014/07/12(土) 20:30:56.36 ID:la6KzzqDO
マリア

907 : ◆t1Nvij173s  2014/07/12(土) 21:08:21.13 ID:v0y/l4Gr0
お風呂入ってて遅くなりました。(汗


マリアを誘おうかな。

マリアは他の人に声を掛けれずオロオロしているし、そのままにしておくのは可哀想だからな。

癒境「マリア、良かったらここで一緒に食べないか?細永美も一緒だぞ」

マリア「あっ、癒境様…ありがとうございます」

ホッとした表情を見せた後、マリアは俺と細永美が居る席に遠慮がちに座る。

軽い談笑をしながら食事を終えるとマリアがオズオズした様子で俺に言う。

マリア「あの、癒境様…桜田様の様子はどうでしょうか…?」

細永美「僕も気になってた。どうだったの?」

癒境「…思ってた以上に辛そうだった。今部屋から連れ出すのはかなり厳しいだろうな」

マリア「そうですか…」

細永美「まぁ、かなりショッキングだったもんね。僕もかなり参ったし」

癒境「…桜田の精神が元に戻るにはまだまだ時間がかかるだろうな…俺は俺のできる事をするだけだ」

マリア「…そうですね。ワタクシも出来るだけお手伝いさせて頂きます」

細永美「僕も、やれる事は少ないけど、仲間を放ってはおけないしね」

癒境「あぁ、ありがとう二人とも」

マリア「いえ、ワタクシも癒境様には本当に助けてもらってばかりなので…」

細永美「そうだね。僕も動機公開の時慰めてもらったし、癒境くんには何か恩返しがしたい」

癒境「恩返しなんて、そんな大袈裟な」

細永美「それだけ君には感謝してるって事だよ」

ニコニコした表情で俺を見ながらそう二人に、俺は何だか照れくさくなる。

俺のした事が皆を助けてあげられているなら、俺はこれからも皆を支えていきたい…。

桜田も、今は絶望に飲まれているかも知れないが、決して絶望ばかりでない事を伝えられれば良い…。


【INFO】
・マリアとの好感度が上昇しました。
・細永美との好感度が上昇しました。

908 : ◆t1Nvij173s  2014/07/12(土) 21:11:24.29 ID:v0y/l4Gr0
自由行動パート



朝食を終え、俺はあてもなくブラブラしている。

さて、何をして過ごそうか…。

1、誰かと過ごす(人物指定)
2、購買部に行く。
3、自由安価

現在所持メダル→20枚

安価↓2

909 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)  2014/07/12(土) 21:12:56.84 ID:Y3SS5A2n0
1 幸川

911 : ◆t1Nvij173s  2014/07/12(土) 21:26:00.01 ID:v0y/l4Gr0
…そういえば幸川は今何してるんだろう?

周りから少し敬遠されがちになっているし…心配だから様子を見に行くか。




【幸川個室前】

―ピンポーン

幸川の個室のインターホンを鳴らす。

しかし、なかなか応答がない。

もしかしてまだ寝ているのだろうか…それとも留守なのか?

そう考え、どうしようかと悩んでいるとガチャッと扉の開く音が聞こえた。

癒境「あ、幸川。おはよu」

出てきた幸川に挨拶しようとすると、突然幸川は俺の手を掴み、部屋の中に引っ張られる。

急な事に反応が遅れ、部屋の中へ倒れこむ。

…幸川を押し倒すような形で。

癒境「あ、幸川!!わ、悪いっ」

幸川の顔を見てみると、目をつむっていて、微かに寝息の音が聞こえる。

もしかして、まだ寝ているのか…?

ど、どうしよう…。


1、とりあえず声を掛けて起こす。
2、起こすのは可哀想なので、ベッドまで連れて行く。
3、自由安価

安価↓2

913 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)  2014/07/12(土) 21:27:02.21 ID:Y3SS5A2n0


914 : ◆t1Nvij173s  2014/07/12(土) 21:42:30.57 ID:v0y/l4Gr0
気持ちよさそうに寝てるし、起こさないようベッドまで連れて行こう。

俺は掴まれた腕をゆっくり剥がし、幸川を抱かえ上げ、ベッドまで連れて行きゆっくりとベッドへ降ろす。

幼い顔つきで気持ち良さそうに寝ているのを見てなんだか微笑ましい気持ちになる。

幸川は不穏な言動をしていたが、やはり彼女はただ希望に憧れる普通の女の子だ。

敬遠するような要素なんてどこにもない…皆に彼女を敬遠しないよう話をしてみるか。

癒境「幸川も大変だよな、ナルコレプシー件もあるし…ゆっくり休んでくれ」

そう言って幸川の頭を撫でると、俺は部屋を後にする。

妹がいたら、こんな感じなんだろうか…?









幸川「…癒境さん…やはり貴方は最高です…!!まさか、お姫様だっこされてベッドに寝かしてくれるとは
思いませんでした…あぁ…私の愛しいナイト様…私だけの物にしたい…愛しい愛しい、癒境さ〜ん…」


【INFO】
・幸川からの好感度が上昇しました。
・幸川の癒境への依存度が上昇しました。

915 : ◆t1Nvij173s  2014/07/12(土) 21:46:01.59 ID:v0y/l4Gr0
幸川と話ができなかったのは残念だが、特に異常はないようで良かった。
さて、次は何をして過ごそうか…。



1、誰かと過ごす(人物指定)
2、購買部に行く。
3、自由安価

現在所持メダル→20枚

安価↓2

917 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)  2014/07/12(土) 21:47:15.98 ID:Y3SS5A2n0
1 桜田

918 : ◆t1Nvij173s  2014/07/12(土) 22:03:16.75 ID:v0y/l4Gr0
…桜田の様子を見に行くか…。

進展があろうがなかろうが、桜田を気にかけないわけにはいかない。



【桜田の個室前】

―ピンポーン

インターホンを押し、部屋の主が顔を出すのを待つ。

少しすると小さく扉が開き、隙間から桜田がこちらを見る。

桜田「…また来たの?」

癒境「そりゃあ、心配だからな」

桜田「……」

癒境「…そんな警戒するな。俺はただ桜田の様子を見に来ただけだ。君を連れ出すつもりはないから」

桜田「…なら良いけど…」

癒境「そういえば、朝食は食べたのか?確か守崎が桜田に朝食を持って行くって言ってたが」

桜田「……」

桜田は食事を乗せたトレーを持って来て、無言で俺に渡す。

トレイに乗った食事を見ると、体調を考えて作ったお粥が半分減っただけで、残りはほとんど食べていない。

癒境「…お腹空かないか?」

桜田「これ以上は…食べれない…吐くと思うから…」

癒境「…そうか。じゃあ、食堂に返しておくよ」

桜田「…ごめんね」

そう言って桜田は扉を閉めてしまった。

守崎の食事を美味しいと言っておかわりまでしてたくらいだったのに…食事もまともに摂れないくらい
なのか…桜田の今の姿を見る度に苦しくなる…。

あの明るい彼をここまで追い詰めたモノクマに怒りを感じながら、俺は食事を食堂に置きに行った。

919 : ◆t1Nvij173s  2014/07/12(土) 22:08:14.34 ID:v0y/l4Gr0
桜田の容態が心配だな…。

とはいえ、今日はこれ以上桜田と話はできないだろうな。

さて、昼食も食べ終えたし、次は何をして過ごそうか。


1、誰かと過ごす(人物指定)
2、購買部に行く。
3、自由安価

現在所持メダル→20枚

安価↓2

921 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)  2014/07/12(土) 22:08:58.49 ID:Y3SS5A2n0
1 守崎

922 : ◆t1Nvij173s  2014/07/12(土) 22:28:17.16 ID:v0y/l4Gr0
守崎と話をしようかな。

桜田の件も報告しておいた方が良いだろうし。



【図書室】

図書室で静かに本を読んでいる守崎を見つける。

残り数ページで本を読み終えそうだな、読み終えたら声を掛けるか。

それから2分後、本を読み終えたのを確認し、俺は守崎に近づく。

癒境「守崎、良かったら何か話さないか?」

守崎「あ、癒境さん。ええ、もちろんです」

守崎は本を元の場所に戻し、俺の元に戻って来る。

守崎「桜田さんはどうですか?」

癒境「…相変わらず辛そうだった。食事もお粥半分だけでほとんど食べれないってよ」

守崎「そうですか…心配です…」

癒境「そうだな…焦らず、ゆっくり桜田が回復するのを待つしかない」

守崎「ええ…」

桜田の事は、時間をかけて解決していくしかないな…さて、何を話そうか?


1、最近細永美が守崎を気にしてるみたいなんだが。
2、いつも美味しい食事を作ってくれて助かるよ。
3、守崎は何だか妙な信頼感があるな(スキル習得)

安価↓2

924 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)  2014/07/12(土) 22:28:49.05 ID:Y3SS5A2n0


925 : ◆t1Nvij173s  2014/07/12(土) 22:48:20.38 ID:v0y/l4Gr0
癒境「守崎は何だか妙な信頼感があるな」

守崎「え?そうでしょうか?」

癒境「あぁ、守崎になら任せられるな〜とか、見ててわりとそう思うな。物腰が柔らかくて、明るい笑顔で挨拶して…
安心感があるな」

守崎「ふふふっ、安心感があるのは癒境さんの方ですよ。そうですね…そう感じるのなら、介護士として信頼関係の
構築のスキルを磨いたからかも知れませんね」

守崎「介護士はいかに利用者の心を開かすことができるかということが重要です。信頼関係を築くことができないと、
いろいろな介助をすることができなくなりますからね。心を開いていない相手に対して入浴を任せるでしょうか?
心を開いていない相手が持ってきた食物を口にするでしょうか?」

癒境「…確かにそうだな」

守崎「介護士だけに限った事ではないんですけれどね」

守崎「信頼関係があるから心からの笑顔を見る事ができる…施設の皆さんの笑顔は私の生きる糧になります。
笑顔というのは、年齢がいくつになっても、キラキラ眩しくて、人が一番輝いている瞬間です」

癒境「…そうだな」

守崎「桜田さんも、私たちを信頼してくれれば、こんな状況でも、素敵な笑顔を見せてくれると思います。桜田さんの
明るくて元気を貰える笑顔を見るためにも…私、頑張ります!!」

癒境「ふっ、俺も守崎に負けてられないな…!」




【INFO】
・守崎からスキル『信頼構築』を入手しました。

『信頼構築』・裁判時、発言ダメージを受けた直後、精神力ゲージを1つ消費し、発言ダメージを回復させる。

926 : ◆t1Nvij173s  2014/07/12(土) 22:50:05.97 ID:v0y/l4Gr0
守崎にプレゼントを渡しますか?

1、あげる
2、あげない

安価↓2

928 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします  2014/07/12(土) 22:51:07.39 ID:q67coJXAO


929 : ◆t1Nvij173s  2014/07/12(土) 22:52:45.76 ID:v0y/l4Gr0
何を渡しますか?

プレゼント
・毛虫くん
・携帯ゲーム機
・蝶ネクタイの声変声機
・無言電話
・プロジェクトゾンビ
・あしたのグローブ
・アンティークドール
・第2ボタン
・最速カップラーメン
・乙女キャリーバック
・ミネラルウォーター
・光線銃ズリオン

安価↓2

931 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします  2014/07/12(土) 22:53:50.94 ID:q67coJXAO
キャリーバック

932 : ◆t1Nvij173s  2014/07/12(土) 23:00:03.80 ID:v0y/l4Gr0
癒境「守崎、良かったらこれあげるよ」

守崎「まぁ、ピンク色で可愛らしいキャリーバックですね」

癒境「どうみても女の子用に見えるからな」

守崎「そうですね。私が持つには乙女チック過ぎるかも知れませんが、ピンク色は好きですし、癒境さんがくれた
物なので、大事に使わせてもらいます」

癒境「そうか」

喜んでもらえて良かったな。

【INFO】
・守崎との好感度が上昇しました。

933 : ◆t1Nvij173s  2014/07/12(土) 23:04:00.29 ID:v0y/l4Gr0
守崎と色々話ができて楽しかったな。

さ〜て、次は何をしようかな…?


1、誰かと過ごす。(人物指定)
2、購買部へ行く。
3、自由安価

安価↓2

935 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします  2014/07/12(土) 23:07:30.33 ID:la6KzzqDO
1木鬼沢

942 : ◆t1Nvij173s  2014/07/17(木) 20:04:04.65 ID:Yox79/4t0
では、始めていきます。






久しぶりに木鬼沢と過ごすか。

無口でコミュニケーションが難しくても、仲良くなりたいしな。









【男子更衣室】

男子更衣室にあるトレーニングをしているようだ。

倉庫に置いてあった青色のジャージを着用している。

癒境「トレーニング中か木鬼沢?」

木鬼沢「……」

俺の声を聞いた木鬼沢が一旦トレーニングを中断し、俺の方に顔を向けた。

木鬼沢「………」

うん…相変わらず喋らないな…。

さて、何を話そうか…?


1、木鬼沢は桜田の事どう思ってる?
2、君は、前回の裁判時大丈夫だったのか?
3、自由安価

安価↓2

944 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします  2014/07/17(木) 20:13:58.89 ID:psfRodRyO
1

945 : ◆t1Nvij173s  2014/07/17(木) 20:29:39.15 ID:Yox79/4t0
癒境「…木鬼沢は、桜田も事どう思ってる?」

木鬼沢「…………」

木鬼沢「…俺に…そんな趣味は、ない…」

癒境「違う!!そういう意味じゃない!!」

木鬼沢「……?」

癒境「ほら…今だに部屋から出てこれず、ご飯もぜんぜん食べれなくて…木鬼沢はその事に関して何も
言わないから…どう思ってるのかな…って思ってさ…」

木鬼沢「……」

癒境「…心配じゃ…ないのか?」

木鬼沢「……」

木鬼沢「…まぁ…心配…は、してる…」

木鬼沢「でも…俺にはアイツに…何て言えば良いのか、なんて…分かんない…」

癒境「…」

木鬼沢「口下手だし…動く事以外で、俺の…できる事が…分からない…」

癒境「木鬼沢…」

木鬼沢「癒境は…俺と違って……相手を安心させる雰囲気があって…俺が話すより…よっぽど、良い…」

癒境「まぁ…一応今日も桜田と話をしに言ったが…あんまり変化はないな…」

木鬼沢「…けど、お前なら…時間をかけていけば…できそうな…気がする…」

木鬼沢「………」

木鬼沢「…頑張れ…」

癒境「…ありがとう、木鬼沢…」

俺がそう言うと、木鬼沢は不器用な笑みを浮かべた。


プレゼントを渡しますか?
1、あげる。
2、あげない。

所持プレゼント
・毛虫くん
・携帯ゲーム機
・蝶ネクタイの声変声機
・無言電話
・プロジェクトゾンビ
・あしたのグローブ
・アンティークドール
・第2ボタン
・最速カップラーメン
・ミネラルウォーター
・光線銃ズリオン

安価↓2

947 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします  2014/07/17(木) 20:31:55.82 ID:TXPlDDz3o
最速カップラーメン

948 : ◆t1Nvij173s  2014/07/17(木) 20:42:29.23 ID:Yox79/4t0
癒境「君と話せて心が少し軽くなったよ。良かったらこれ、あげるよ」

木鬼沢「…?」

癒境「最速カップラーメンだ。すぐに出来るけど、伸びるのも早いから注意してくれよ?」

木鬼沢「…(ぐぅ〜)」

すると、木鬼沢からお腹の音が鳴る。

その音を聞いて気恥ずかしそうにする木鬼沢に俺はクスリと笑い、カップ麺を渡した。


【INFO】
・木鬼沢との好感度が上昇しました。



949 : ◆t1Nvij173s  2014/07/17(木) 20:54:10.03 ID:Yox79/4t0
木鬼沢と過ごした後、ふと図書室に寄ってみると、奥の書庫のドアが少し開いている。

気になって中を覗いてみると…。

斬咲「……」

資料に目を通している斬咲の姿があった。

癒境「斬咲…?何か調べ物か?」

斬咲「!!…癒境かよぉ…」

俺の姿を確認した斬咲は微かにチッと舌打ちする。

不機嫌に眉をよせた後、読んでいた資料を置き、書庫から立ち去って行った。

俺は先程まで斬咲が見ていた資料の事が気になり、置かれた資料を手に取り、目を通す。

癒境「…何だ、これは…?」

資料に書かれていたのは、警察の事件をまとめた資料…そのに記されていた物で目を引いたのが、『殺人鬼ジェノサイダー翔事件』
『日本国の切り裂きジャック事件』『食人殺人鬼ラフレシア事件』…この3つの事件が嫌に俺の目を引いた。

…どの事件も残忍で、冷酷な事件だ…背筋をゾッとさせ、俺は静かに資料を元の場所に置いた。

好奇心だけで見るような物ではないな…。

…斬咲はどうしてこの資料を真剣に見ていたんだろうか…?

何か気になる事でもあったのか…?

そんな疑問を抱えるが、俺にはサッパリ分からないので、この件は頭の隅にでも置いておく事にしよう。

今はそれよりもヤバイ事に巻き込まれているんだからな…。

そう納得付け、俺は図書室を後にした。






斬咲「………」

俺の後ろ姿を睨みつけるような視線で見ていた斬咲に気がつかないまま…。


950 : ◆t1Nvij173s  2014/07/17(木) 20:56:39.26 ID:Yox79/4t0
見ていてあまり気持ちの良い物ではない資料を見たから、気晴らししないとな。

さて、誰と過ごそうか?


1、誰かと過ごす。(人物指定)
2、購買に行く。
3、自由安価

安価↓2

951 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします  2014/07/17(木) 20:57:26.14 ID:uNPwOn9DO
1上条

953 : ◆t1Nvij173s  2014/07/17(木) 21:09:07.83 ID:Yox79/4t0
ここは上条と過ごすか。

男子友達の中で一番気が楽になれる相手だしな。





【男子更衣室】

先程トレーニングしていた木鬼沢は居なくなり、代わりに上条がトレーニングをしていた。

入れ替わりで入って来たのか?

癒境「上条はやっぱり体を動かすのに最適な場所にいたな」

上条「おお、癒境!お前もトレーニングに来たのか?」

癒境「いや、君と話をしたくて探してたんだよ」

上条「そうか!イイぞ、オレも癒境と話するの運動と同じくらい好きだ!!」

癒境「ははっ、そう言ってくれると嬉しいよ」

上条は持っていたダンベルを置き、俺に近づいてくる。

尻尾をちぎれんばかりに振る犬のように見えて、何だか微笑ましくなる。

さて、上条と何して過ごそうか?


1、運動後だし、良かったらマッサージしようか?
2、最近、羽毛と仲が良いんじゃないのか?
3、自由安価

安価↓2

955 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします  2014/07/17(木) 21:11:04.52 ID:Nl906rScO
1

956 : ◆t1Nvij173s  2014/07/17(木) 21:56:29.04 ID:Yox79/4t0
癒境「運動後だし、良かったらマッサージしようか?」

上条「おお!良いな!超高校級のマッサージ師のマッサージを受けれるなんて嬉しい限りだな!じゃあ
お願いするぜ!!」

癒境「分かった。体が痛くならないように部屋のベッドに移動しよう」





【上条の個室】

癒境「どうだ上条?」

上条「うあ〜、ヤベェ…超気持ちいい〜…疲れた身体に効くぜ〜…」

的確にツボを押して、上条の反応をみると、本当に気持ち良さそうだ。

やはり自分のマッサージで相手が安らぐ表情を見るのが大好きだ。

…父さんと母さんにも、よくやってたよな…。

ふと、両親の姿を思い浮かべ、胸が締めつけられる。

上条「…癒境、そんな悲しげな顔すんなよ…」

癒境「あっ…すまない、上条…」

上条の指摘にハッとして、俺はマッサージしていた手を離す。

上条「…何かあったのか?」

癒境「…ちょっと、父さんと母さんの事を、思い出して…」

今だに前回の動機で渡されたDVDの事を考え、不安にかられる。

…他の人達だって同じ思いをしているのに、俺はいつまでも家族の安否に悩まされる。

生きていると信じたいのに、最悪のケースばかりが思い浮かんで…その不安に押しつぶされそうだ。

上条「……」

上条は俺の頭をポンポンと軽くたたく。

上条「不安に押しつぶされそなら、いつでもオレの所に来いよ。オレでなくても、守崎やマリアだっている…
一人で抱え込むなよ。オレはいつだって癒境を支えてやるさ」

癒境「上条…」

上条「友人として、当然だろ?」

ニカッと太陽のような暖かい笑みを浮かべながら俺にそう言う。

癒境「…今日は励まされてばっかだな。さっきも木鬼沢に頑張れって言われたしな」

上条「たまにはそんな日もあるだろ。オレだって初日の日、お前に励まされたわけだし、お互い様だぜ!」

癒境「…あぁ、そうだな…」


プレゼントを渡しますか?

1、あげる。
2、あげない。

所持プレゼント
・毛虫くん
・携帯ゲーム機
・蝶ネクタイの声変声機
・無言電話
・プロジェクトゾンビ
・あしたのグローブ
・アンティークドール
・第2ボタン
・ミネラルウォーター
・光線銃ズリオン

安価↓2

958 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします  2014/07/17(木) 21:59:20.45 ID:rFXRTUbYO
ミネラルウォーター

959 : ◆t1Nvij173s  2014/07/17(木) 22:12:00.64 ID:Yox79/4t0
癒境「ありがとう上条…あ、そういえば運動後、そのままマッサージにはいったから、まだ水分補給
してないな。これ、ミネラルウォーター、上条にあげるよ」

上条「お!サンキュー!!」

俺は上条にミネラルウォーターを手渡すと、一気に飲み干す。

飲み干した上条はニコッと笑い、俺に向けて親指をグッと立てる。

何だこれ、デジャブ…?


【INFO】
・上条との好感度が上がりました。



960 : ◆t1Nvij173s  2014/07/17(木) 22:17:55.87 ID:Yox79/4t0
さて、今日ラストの自由時間だな…。

誰と過ごそうか…。


1、誰かと過ごす。(人物指定)
2、購買に行く。
3、自由安価

安価↓2

961 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします  2014/07/17(木) 22:19:18.60 ID:hGhn1oFg0
時神

963 : ◆t1Nvij173s  2014/07/17(木) 22:47:15.81 ID:Yox79/4t0
…時神は今、何をしているんだろうか…。

相変わらず一匹狼のまま、誰とも親しくしてないんだろうな…。

俺はもう少し、彼の事を知りたい…。



【図書室】

図書室を訪れると、奥の書庫の扉が開いている…あそこにいるのか?

斬咲もあそこに用があったみたいだし…。

奥の書庫へ行くと、やはりそこには時神が居た。

時神は俺の気配に気づいたのか、すぐにこちらへ向き、不機嫌そうな表情で俺を見る。

時神「…何だよ」

癒境「いや…君と話がしたいんだ…君の事、まだ知らない事多いし…」

時神「…俺の事を知って、なんになるんだよ…邪魔だ、帰れ」

冷たい目で俺を見てそう言う。

癒境「…知りたいと思った…友人になりたいから…それだけの理由じゃダメか?」

時神「……」

癒境「俺の事も色々話す…だから、時神の事も色々教えてくれよ…」

時神「…別に、俺はお前の事なんて知る必要なんてない。お前と馴れ合うつもりなどない…」

癒境「そこを何とかできないか?時神…」

時神「…」

はぁ…とため息をつくと、時神はジト目で俺を見る。

時神「…等価交換」

癒境「え?」

時神「お前が持っているプレゼントの中で、俺が気に入るプレゼントをくれたら、話してやらん事もない」

時神の気に入るプレゼントか…。

時神の事を知る為にも、慎重に選ばないと…。


時髪に渡すプレゼントを指定。

所持プレゼント
・毛虫くん
・携帯ゲーム機
・蝶ネクタイの声変声機
・無言電話
・プロジェクトゾンビ
・あしたのグローブ
・アンティークドール
・第2ボタン
・ミネラルウォーター
・光線銃ズリオン


安価↓2

965 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします  2014/07/17(木) 22:52:22.93 ID:uNPwOn9DO
ゲーム機

966 : ◆t1Nvij173s  2014/07/17(木) 23:09:33.53 ID:Yox79/4t0
…今持っている中で喜びそうな物は…。

癒境「…これなんてどうだ?」

そう言って俺は携帯ゲーム機を渡す。

時神「…誰にも受けそうな安定した物を用意したな」

癒境「…嫌だったか?」

時神「…ふんっ、悪いとは言ってないだろ」

そう言われ、俺はホッとする。

癒境「じゃあ…」

時神「…仕方ねぇから、ちょっとだけ話してやるよ…」

ムスっとした表情で言われ、俺は思わず苦笑いする。

時神「…何を話したもんかね…」

う〜んと悩む素振りを見せる時神。

癒境「…時神はさ、憧れてる人物や、心から信頼できる友人とかいるのか…?」

俺の質問に、時神は目を細めて俺を見る。

時神「…一人だけ、いない事もない…」

癒境「!だ、誰なんだ!?」

時神「落ち着け猿」

癒境「猿って…」

時神「…その人はとても頭が良くて…冷静で…信念があって…どんな状況下でも、とても頼りになって…

…美しい人だ」

癒境「美しい人…って事は、女の人なのか?」

時神「…どうでもいいだろ、そんな事…」

癒境「いや、そんな事って…」

時神「…俺の本質を見抜いた、唯一の人でもある…」

癒境「え?今なんて言った?」

時神「何でもねーよ…とにかく、その人は、俺の憧れであり、信頼を置ける人物でもあるんだ」

癒境「…そうか」

時神「…これでもう良いだろう?」

癒境「あぁ…時神の事、また少し知る事ができたよ…ありがとう」

時神「ふん…」

【INFO】
・時神との好感度が上昇しました。
・時神との関係が『知り合い』になりました。

967 : ◆t1Nvij173s  2014/07/17(木) 23:16:43.90 ID:Yox79/4t0
時神にも憧れであり、信頼できる人がいたんだな…まさか、前回の動機DVD、時神のはその信頼する人物が
いなくなったって事じゃないだろうな…?

その事が気になり、時神にその疑問をぶつけると、黙って首を横に振る。

そっか、良かったな…。

さて、時間もだいぶ遅くなったし、食事を摂って部屋で休もう。

そうして、俺は時神と別れた。














時神「…殺し合い学園生活…いつ狙われ、絶望に落とされるか分からないこの状況…貴方なら、どうしますか…
俺と違って、もっと良い案が出せるのだろうか…なぁ…俺は、いったいどうすれば良いんだ?












霧切さん…」







こうしてまた、殺し合い学園生活の1日が過ぎていった…。




8日目


【元スレ】
【進行は】オリジナルキャラでダンガンロンパ【安価】