宗教法人平等大慧会について

宗教法人平等大慧会(びょうどうだいえかい)は、昭和29年11月11日に初代会長の梅本禮暉譽(うめもとれいきよ)教主により設立されています。現在の会長は梅本道生(うめもとみちお)です(2024年3月現在)。宗教法人平等大慧会は兵庫県姫路市にて発足し、昭和33年に広島県廿日市市に本部を移しています。

平等大慧会の教えは、真実の経典である「妙法華経」をもとに説かれています。施設内にまつられている御本尊様が信仰の対象です。昭和33年に広島に本部を移したのちに、多宝佛塔(九州南薩)・涅槃城(大隅半島)・王舎城(宮島の対岸)を建築し、昭和56年に王舎城に美術宝物館を開館しました。そして、平成17年には美術館をリニューアルオープンし、「海の見える杜美術館」という名に改称しています。

宗教法人平等大慧会の教義

経典

インドの釈尊によって説かれた「妙法蓮華経(法華経)」というお経の中にある「妙法華経」が平等大慧会の経典です。これは、地獄・餓鬼・畜生などの苦しい境界(境涯)に堕ちない約束のある真実の経典とされており、昭和29年に立教した際に教主・梅本禮暉譽が地上で初めてあらわしたものです。

国籍や人種、貧富の差や文化の違いが存在する中で相手を否定することなく、互いに認め合ってひとつになって協力し、さらに善いところを出し合いながら平等・豊か・平和な世の中を実現することを「七色十字の理念」で示しています。

お供養・因縁の解結・救世者になるための教え

平等大慧会の教義では、お供養・因縁の解結・救世者について説かれています。
お供養では、ご先祖・飲食物・大自然の三つの親をお供養します。さまざまな恩恵を受けながら生きていることを自覚し、心の中での感謝だけでなく実際にお経をあげます。

因縁の解結は、過去世から自分自身の魂にある悪いものを取り除く方法です。日々の生活の中における辛い思いや困ることは、一見解決したように見えても因縁の解結ができていないと形を変えて何度も起きるため、恨みや憎しみではなく根本からの因縁を解結することで幸せな人生を送ることができると説かれています。

救世者になるための教えは佛様の真実の教えで、世の中のすべてを救う方法が説かれています。「救世者」の育成が平等大慧会の目的のひとつであり、人のためにと思って行うことが自分のためにもなり、本当の幸せにつながるとされています。

活動内容

さまざまな活動

平等大慧会では、年間でさまざまな活動が行われています。

10代後半から30代までの団員で構成されているSCC青年団では、七色十字の理念をもって社会を善導し、若い人材の育成を目指しています。父母の会では、子どもたちが佛様の教えを幼いころから身に付け、善悪の判断がつく子に育つことを目的として活動しています。その他にも、震災時の義捐金や救援隊の派遣を行う救援活動も行っています。私塾として設立している平等修学院では、平等大慧会の内弟子として佛教哲学などを学びながら、世の中を善導する人材を育成します。

入会後の活動

  • お経(妙法華経)をあげる
  • 念願をする(お経をあげる際に叶えたいことを念願する)
  • ご先祖の名前を集めて御法妙を贈り、お供養する
  • 佛様から善い名を頂戴する
  • 平等大慧会の本部や支部で開催される行事に参加する
  • 佛所の清掃や行事の受入スタッフなどの善行

施設

王舍城(おうしゃじょう)

王舎城は、安芸の宮島の対岸に建っています。佛法上では最も重要な場所として、衆生(人間・動物・植物など)全てのものを救う善のエネルギーに満ちあふれた場所です。美術館や遊歩道など、宗教施設以外のものもあります。

海の見える杜美術館

瀬戸内海を一望できる高台に建つ美術館で、竹内栖鳳を中心とした日本近代絵画や中国清朝期の版画、日本前近代の物語絵巻、ヨーロッパの香水瓶などが展示されています。年に3〜4回開かれる展覧会でコレクションを公開しています。その他、ワークショップなどの教育普及活動も行っています。

杜の遊歩道

美術館へとつながる散策路「杜の遊歩道」は、”自然・人・文化の融和”をテーマとした憩いの場です。四季折々の草花といった豊かな自然を楽しむことができます。

宗教法人平等大慧会 法人情報

名称:宗教法人平等大慧会
所在地:〒739-0481 広島県廿日市市大野亀ヶ岡10700
立教:1954(昭和29)年11月11日
会長:梅本 道生

宗教法人平等大慧会 公式サイト

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