2008年6月8日に秋葉原で発生した通り魔事件 まとめwiki より多数引用させていただきます。かなり詳細にまとめられていますので、こちらをご覧ください。http://www11.atwiki.jp/akb_080608/pages/1.html
2008年(平成20年)6月8日に東京都千代田区外神田(秋葉原)で発生した通り魔事件。7人が死亡、10人が負傷した。トラックで通行人を跳ね、その後、次々と通行人を刺した。駆けつけた警官により取り押さえられた。犯行に使用されたトラックは犯行日前日に静岡県沼津市でレンタカーを借り、使用されたダガーナイフなどの類6本は2日前に福井県福井市のミリタリー輸入雑貨店で購入。トラックで人を跳ね飛ばすのは2005年(平成17年)4月に発生した仙台アーケード街トラック暴走事件(容疑者は仙台市の事件現場の近くに住んでいたことがある)を参考にし、ナイフで人を襲うのは2008年(平成20年)3月に発生したゲームオタクが起こした茨城県土浦連続8人殺傷事件を参考にしたと供述。 |
★“ゲームと無差別殺人"両者に因果関係はあるのか? ttp://www.zakzak.co.jp/top/2008_06/t2008061830_all.html東京・秋葉原で17人を殺傷した加藤智大容疑者(25)は、土浦無差別殺傷事件の容疑者がはまったのと 同じゲームを好んでいた。警視庁の調べにも「自分を傷つけるものは嫌い。 アニメやゲームは傷つけない」と供述しているという。凄惨な事件が起きるたびに取りざたされる、ゲームと殺人。両者に因果関係はあるのか。 「これが『東方』で使われたのと同じ武器なんだ」。加藤容疑者は犯行当日の8日朝、こう言って友人にナイフを渡していた。 「東方」シリーズと呼ばれるのは、美少女らがナイフや弾丸を敵に浴びせて倒すゲーム。 加藤容疑者は主人公が使うナイフを“形見"として友人に残していた。美少女が殺人を繰り返す 「ガンスリンガー・ガール」 というゲームにもはまり、友人宅で原作アニメのセリフを暗唱し、 制止しても言い続けたという。今月1日には携帯サイトに≪殺人を合法にすればいいのに…ひぐらしとか買っておけばいいのか… 車でひけばいいのか≫と書き込んでいた。「ひぐらし」は猟奇的連続殺人を扱ったゲームでアニメ化もされたが、 昨秋、京都府で警官の父を斧で殺害した少女(16)が影響された可能性が高いとして放映中止。 今年3月、JR岡山駅ホームで男性を転落死させた少年(18)が所持して いたことでも話題になった。 加藤容疑者は友人に「ひぐらしは商業化しているからダメだ。金もうけ主義だ」と独自の哲学から非難したこともあるという。ゲームに詳しいジャーナリストの篠本634(ムサシ)氏は「ディープなオタクほど自分が青田買い したアニメやゲームがメジャーになるのを嫌う。普通は別の対象を探すが、加藤容疑者は不満を 募らせて文句を言うだけ。このねじれた感覚が現実世界でも変わらなかった。オタク以前に 人として歪んだ側面がにじみ出ている」と分析する |
「『東方』は、美少女らがナイフを敵に浴びせて倒すゲーム。『東方』『ひぐらし』『DOAXビーチバレー』…ゲームと無差別殺人、因果関係は?」…ZAKZAK ttp://www.zakzak.co.jp/top/2008_06/t2008061830_all.htmlゲームと無差別殺人”両者に因果関係はあるのか?東京・秋葉原で17人を殺傷した加藤智大容疑者(25)は、土浦無差別殺傷事件の容疑者がはまったのと同じゲームを好んでいた。警視庁の調べにも「自分を傷つけるものは嫌い。アニメやゲームは傷つけない」と供述しているという。凄惨な事件が起きるたびに取りざたされる、ゲームと殺人。両者に因果関係はあるのか。「これが『東方』で使われたのと同じ武器なんだ」。加藤容疑者は犯行当日の8日朝、こう言って友人にナイフを渡していた。「東方」シリーズと呼ばれるのは、美少女らがナイフや弾丸を敵に浴びせて倒すゲーム。加藤容疑者は主人公が使うナイフを“形見”として友人に残していた。美少女が殺人を繰り返す「ガンスリンガー・ガール」というゲームにもはまり、友人宅で原作アニメのセリフを暗唱し、制止しても言い続けたという。今月1日には携帯サイトに≪殺人を合法にすればいいのに…ひぐらしとか買っておけばいいのか…車でひけばいいのか≫と書き込んでいた。「ひぐらし」は猟奇的連続殺人を扱ったゲームでアニメ化もされたが、昨秋、京都府で警官の父を斧で殺害した少女(16)が影響された可能性が高いとして放映中止。今年3月、JR岡山駅ホームで男性を転落死させた少年(18)が所持していたことでも話題になった。加藤容疑者は友人に「ひぐらしは商業化しているからダメだ。金もうけ主義だ」と独自の哲学から非難したこともあるという。ゲームに詳しいジャーナリストの篠本634(ムサシ)氏は「ディープなオタクほど自分が青田買いしたアニメやゲームがメジャーになるのを嫌う。普通は別の対象を探すが、加藤容疑者は不満を募らせて文句を言うだけ。このねじれた感覚が現実世界でも変わらなかった。オタク以前に人として歪んだ側面がにじみ出ている」と分析する。加藤容疑者は女性の胸の揺れなどを強調した対戦型ゲーム「デッド・オア・アライブXTREAM BEACH VOLLEYBALL」の画像を友人に送ったこともある。加藤容疑者が「共感した」と影響を認めた土浦連続殺傷事件の金川真大容疑者(24)が大会で準優勝したゲームだ。「格闘とエロを同時に満たせ2D(2次元)好きには心地が良い。とはいえ大半の愛好家はゲームと現実の壁をわきまえている。マニアだから凶行に走ったのではなく、現実世界に刃を向ける発想しかなかった2人がこのゲームにのめり込んでしまった不幸を嘆くべきだ」(篠本氏)ジャーナリストの井上トシユキ氏は「現在のゲームはストーリー、絵とも完成度が高く、現実世界に反応を得ることができない人間が100%意のままに反応してくれるゲーム内の美少女の魔力に取りつかれる。その中で2人の容疑者が最悪の結末を迎えてしまった。不幸な偶然ではあるが、不幸な必然ともいえる」と警告した。(以上) |
「止めて欲しかった」加藤智大容疑者、ネットで犯行予告し通報を期待するも…、掲示板運営会社は日曜休みで警察通報されずttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080612-00000010-mai-soci<秋葉原殺傷>ネット犯行予告、警察通報を期待…容疑者供述東京・秋葉原で8日、17人が殺傷された事件で、加藤智大(ともひろ)容疑者(25)が警視庁万世橋署捜査本部の調べに対し、「ネットに犯行予告を書けば、誰かが通報して警察が自分を止めてくれるかもしれないと思った」と供述していることが分かった。この「犯行予告」を携帯電話サイトの掲示板で見た利用者から、事件前、連絡が数十件もサイトの運営会社に寄せられていたことも判明。しかし、日曜日で休みだったため気付かず、警察に通報されなかった。加藤智大容疑者は、掲示板への書き込みについて「日ごろから日記代わりに使っていた」と供述。事件直前の書き込みで誰かが止めてくれることを期待していた旨を供述している。警察当局によると、サイトを運営していたのは、滋賀県栗東市にある情報提供サービス会社。携帯電話で接続できるサイト「究極交流掲示板(改)」(究改)を運営しており、加藤智大容疑者が「秋葉原で人を殺します」という(特定の話題に関する投稿の集まり)を立ち上げていた。事件の8日に、「車でつっこんで、車が使えなくなったらナイフを使いますみんなさようなら」(午前5時21分)「時間だ出かけよう」(同6時31分)「秋葉原ついた」(同11時45分)−−などと「犯行予告」をした。加藤智大容疑者の書き込みをみて、「危ないのではないか」などの連絡が数十件、メールなどで運営会社に寄せられていた。しかし、同社は7、8日の土日は休みで人がいなかった。気付いたのは月曜になって社員が出勤してからだった。電話取材にこの運営会社にいた社員は「(事件の犯行予告があった)掲示板を運営しているのは事実だが、担当者がいないので詳しい経緯は分からない」と話した。警察庁は今回の事件を受け、インターネットの掲示板に殺人や爆破予告など犯罪を予告する記載を見つけた場合は、直接警察に110番するように電気通信事業者協会など関係4団体に要請。さらに、同庁の委託でネット上の違法・有害情報の通報を受け付ける「インターネット・ホットラインセンター」の態勢を拡充し、休日や夜間も犯罪予告などの緊急性を要する情報に対応することを決めた。 |
「顔写真送ったら、女性からのメール途絶えた」「掲示板へ書いても、レス来なくなった」…加藤被告、秋葉原事件への道程 ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100128-00000548-san-soci ・《罪状認否で「私がしたことには間違いありません」と起訴事実を認めた加藤智大被告(27)。検察官「被告は派遣社員として働く中で、自分の存在価値が認められず、部品やパーツのように扱われていると感じて不満を抱くことがありました。木材加工工場を辞めてしまい、しばらく定職につけなかったので、将来に不安を抱くようになりました…」「被告はそのころ、携帯の出会い系サイトで知り合いメールを交換していた女性が、被告を心配してくれたのをうれしく思い、『女性と交際して結婚すれば幸せになるかもしれない』と思いました。しかし、その女性に自分の顔写真をメールで送ると、とたんにメールが来なくなったことから、自己の容姿が不細工であると思うようになり、強いコンプレックスを抱くようになりました」《携帯電話越しに、女性に「拒絶」された経験が、その劣等感の発端だったと明かされた》 検察官「こうして被告は、就労状況や自己の容姿などに思い悩むようになり、平成18年ごろから悩みや苦しみを携帯電話サイトの掲示板に書き込むようになりました。そうすれば読んだ者から慰めやアドバイスをもらえたり、自分のことを大事に考えてくれる女性と知り合い、結婚できるかもしれない、という期待をもっていたのです。掲示板は被告の唯一のはけ口でした…」 《加藤被告が掲示板読者に期待した「慰め」の書き込みは、当初はあったという。しかし20年5月ごろから、加藤被告になりすました「偽物」や「荒らし」が頻発し、同情的な書き込みは消えていった》 検察官「被告は、自分の唯一の居場所がなくなり、存在が殺されたと感じるようになりました。さらに、それまで慰めの書き込みをしてくれた者にも、裏切り、無視されたと感じました。自分以外の者すべてが敵だと思い怒りを深めていき、『みんな死んでしまえ』と思うようになりました」検察官「自分はほかの人と交換可能な存在に過ぎず、まともな存在とは認められていないと感じ、ますます自分以外の者への怒りを深めました」《そして、加藤被告のうっぷんを爆発させた“事件”が起こる。6月5日、出勤して更衣室に行くと自分の作業着が見つからなかった。「誰かが嫌がらせで隠した」と感じた加藤被告は激怒する》検察官「被告は更衣室にかかっていた作業着をすべて投げ捨てた上、持っていた缶コーヒーを壁に投げつけて、更衣室を飛び出しました。仕事を辞める決意をして寮に帰り、だれかが思いやりのある返事をしてくれると期待して、掲示板にそうした出来事などを書き込みました…」 《しかし、思いやりのある反応はなかった。このことが、一つの「決意」をもたらす》検察官「被告は『大きな事件』を起こし、自分の存在をアピールし、存在を認めさせようと思いました。さらに『大きな事件』の原因が自分をまともに扱わなかった者、『偽物』や『荒らし』にあると思わせ、『復讐』したいと考えました」 《念頭にあった「大きな事件」とは、茨城県土浦市の連続殺傷や、仙台市のアーケードのトラック暴走事件だという。その「復讐」の現場として、何度も行ったことがあり、日曜は歩行者天国となる秋葉原が、思い浮かんだという》 《加藤被告は掲示板で、犯行の決意をほのめかし始める。6月6日朝、掲示板には『やりたいこと・・・殺人/夢・・・ワイドショー独占』が書き込まれた》《トラックの準備ができた加藤被告は、掲示板に書き込みを始める》検察官「『無事借りれた。準備完了だ』と書き込み、さらに『もっと高揚するかと思ったら、意外に冷静な自分にびっくりしている』と書き込みましたが、反応は何もありませんでした」 《掲示板への書き込みに反応がなかったことも、不満をふくらませた要因になったようだ。《東京に向かうまでの間にも、加藤被告は掲示板への書き込みを続ける》検察官「掲示板に『時間だ出かけよう』『神奈川に入って休憩』『秋葉原についた』などと書き込みました」検察官「午後0時10分ごろ、掲示板に『秋葉原で人を殺します』『車でつっこんで、車がつかえなくなったらナイフを使います。みなさんさようなら』と書き込み、さらに『時間です』と書き込みました」《検察側はこの書き込みで、加藤被告が無差別殺人の決行を決めたと述べた》(以上、抜粋) |