最終更新:ID:L34eVoXwcQ 2023年12月18日(月) 00:10:42履歴
この項目では、書籍版オーバーロードの舞台である異世界について説明をする。
書籍版とweb版で違いがある現実世界とは異なり、追加された登場人物や、強化されたモンスター、歴史の内容が若干変更されている程度で、異世界はweb版とほとんど共通の世界である。異世界を示す名前は特に無く、読者から「現地」「異世界」「転移した世界」などと呼ばれている。
書籍版とweb版で違いがある現実世界とは異なり、追加された登場人物や、強化されたモンスター、歴史の内容が若干変更されている程度で、異世界はweb版とほとんど共通の世界である。異世界を示す名前は特に無く、読者から「現地」「異世界」「転移した世界」などと呼ばれている。
この世界は鈴木悟(現アインズ)が住んでいた現実世界と異なり、美しい大地と空があり、そこで様々な種族が剣と魔法を使って勢力争いをしている世界である。彼らは何故かユグドラシルと同じ種族、同じ魔法、同じ職業を使用している。また、肉体が極限状態になることで、身体能力や魔力が上昇するという謎の現象(レベルアップ)を彼らは体験している。
ユグドラシルのプレイヤーキャラクターが100年毎に転移し、現地人とは桁違いの強大な力で異世界に伝説や神話を残している。ユグドラシルプレイヤーがなぜ転移するのかは一切不明。
外伝「亡国の吸血姫」で竜王のキュアイーリムが鈴木悟(モモンガ)を「竜帝の汚物」と呼んでいるシーンが出た。このことから、竜帝(ツアーの親)がプレイヤーの転移に関係していると読者間で考察されている。
ユグドラシルのプレイヤーキャラクターが100年毎に転移し、現地人とは桁違いの強大な力で異世界に伝説や神話を残している。ユグドラシルプレイヤーがなぜ転移するのかは一切不明。
外伝「亡国の吸血姫」で竜王のキュアイーリムが鈴木悟(モモンガ)を「竜帝の汚物」と呼んでいるシーンが出た。このことから、竜帝(ツアーの親)がプレイヤーの転移に関係していると読者間で考察されている。
説明 | 出典 | |
---|---|---|
宇宙 | 不明。天体のようなものが空にある。 | - |
太陽 | ある。日の出、日の入りもある。 | - |
天体 | ある。月、星のようなものが確認されている。 | 1-188 |
海 | ある。ただし塩気がない(後述)。 | 2-111 |
地上 | この世界が地球のような球形かどうかは不明。アニメ1期2話では空中から地平線が見えた。 | - |
空気 | ある。呼吸が必要な生物は呼吸しなければ窒息する*1。 異世界では空気抵抗があまりないのか、落下すると無限に加速するらしい。アインズが検証していないので正確にはわからない*2。 | - |
時間 | ある。春夏秋冬で温度が変化する。1日は5巻6巻の時間の推移を見る限り、恐らく24時間。1年は人間国家の時間で恐らく1ヶ月30日の12ヶ月。 | 5・6巻 |
方角 | ある。東西南北。「北上」「南下」の言葉がある。 | 2-101 2-076 |
人種 | 人間種、亜人種、異形種が登場している。 | - |
動物 | いわゆる馬や牛、鳥、魚、虫などが登場している。 | - |
植物 | ある。現実には存在しない植物がある。 | - |
鉱物 | 現実にない鉱物のミスリルやアダマンタイトが採掘されている。 | - |
文明 | 国家次第だが、魔法で塩や水を作ることが可能。魔法の道具も作成可能。 鈴木悟(モモンガ)は、自分が知っている範囲の科学技術は魔法でクリアできると考えている。 | 2-111 |
貨幣 | 金貨・銀貨・銅貨などが登場している。紙幣は登場していない。 外伝「亡国の吸血姫」によると、ユグドラシル金貨を潰して交易共通金貨を作成しており、金の含有量の違いで発生する取引の面倒さを省ける*3(※普段は悟が自分のユグドラシル金貨を使用している、という内容の可能性もある)。 ちなみに王国と帝国の金貨の価値は同じ*4。 | - |
言語 | 謎の翻訳システムにより、言葉は全て翻訳される。翻訳されるのは口頭のみで読み書きは覚える必要がある。 | 1-277 |
魔法 | 現地オリジナルの「始原の魔法」や、ユグドラシル由来+αの魔法がある。 | - |
強さ | プレイヤーは基本的に100レベル。現地人は30レベルもあれば英雄と讃えられる。 | - |
プレイヤー | ユグドラシルのプレイヤーキャラクター。100年毎に何らかの形で転移して大騒動を起こす。 | 7-297 |
神 | 世界の創造主と言われる類の存在は登場していない。ユグドラシルのプレイヤーと現地人には圧倒的な力量差があるため、神と認識する者たちがいる。 | 6-250 |
この世界には大きく分けて、人間種、亜人種、異形種の3種族が存在する。
人間、エルフ、ドワーフなどを人間種。ゴブリン、リザードマンなどを亜人種。アンデッド、ドラゴン、スライムなどを異形種と分類している。
3種族の具体的な分類法則は不明。読者から異形種を『非生物、または交配が必要ない種族』とする説が出たことがあるが、ドラゴンやゼルンは生物かつ交配で増える異形種である。
魔法には「人間種と亜人種のみに効果がある魔法*5」「亜人種に効く魔法*6」「異形種にも効くはずの魔法*7」など分類を前提にした魔法が存在するため、何らかの法則があると思われる。しかし、これらの魔法が意味をなさないゼルンや華結晶といった例外が存在する。
人間、エルフ、ドワーフなどを人間種。ゴブリン、リザードマンなどを亜人種。アンデッド、ドラゴン、スライムなどを異形種と分類している。
3種族の具体的な分類法則は不明。読者から異形種を『非生物、または交配が必要ない種族』とする説が出たことがあるが、ドラゴンやゼルンは生物かつ交配で増える異形種である。
魔法には「人間種と亜人種のみに効果がある魔法*5」「亜人種に効く魔法*6」「異形種にも効くはずの魔法*7」など分類を前提にした魔法が存在するため、何らかの法則があると思われる。しかし、これらの魔法が意味をなさないゼルンや華結晶といった例外が存在する。
この世界には多くの種族に雌雄があり繁殖する。
人間種に属する者同士は繁殖が可能。本作では人間とエルフの子であるハーフエルフが登場している。人間種と亜人種では繁殖は不可能とされている。亜人種に属する者同士で繁殖できるかは不明。
異形種は増える方法が不明の種族が多いため、13巻現在では情報不足。少なくともドラゴンやゼルンには雌雄があり卵生である。
本作では繁殖に異種族が必要な種族や、異種族の異性と性交することを好む種族は13巻現在登場していない。人間との間に子供を作った七彩の竜王 のような個人の異常性癖者がいるのみ。
亜人種(魔現人)の女性であるナスレネは、異形種(悪魔)であるヤルダバオトの子を宿すつもりだったため*15、現地において亜人種と異形種は子供を作れるらしい。
人間種に属する者同士は繁殖が可能。本作では人間とエルフの子であるハーフエルフが登場している。人間種と亜人種では繁殖は不可能とされている。亜人種に属する者同士で繁殖できるかは不明。
異形種は増える方法が不明の種族が多いため、13巻現在では情報不足。少なくともドラゴンやゼルンには雌雄があり卵生である。
本作では繁殖に異種族が必要な種族や、異種族の異性と性交することを好む種族は13巻現在登場していない。人間との間に子供を作った
亜人種(魔現人)の女性であるナスレネは、異形種(悪魔)であるヤルダバオトの子を宿すつもりだったため*15、現地において亜人種と異形種は子供を作れるらしい。
この世界には、真なる竜王が使える現地のオリジナル魔法の『始原の魔法』と、八欲王がもたらしたとされるユグドラシルの魔法の『位階魔法』が存在する*18。
500年前、魔法は八欲王によって歪められ、現在始原の魔法を使用できる者は数えるほどしかいない*19。
位階魔法はユグドラシルの魔法であるが、現地の者たちはユグドラシルにないオリジナル魔法や第0位階を独自開発している。
なお、この第0位階はユグドラシルに無い段階の魔法のため、アインズ(プレイヤー)は使うことが出来ない*20。
位階魔法の第四位階〜第五位階が高位魔法と扱われ、使える者は周辺国家でも相当限られている。第六位階は個人の限界、それ以上は伝説や神の領域とされている。
主に大陸中央寄りの話である外伝「亡国の吸血姫」で、第六位階を使える存在が多数登場した。中には第八位階まで到達した者もいる。
500年前、魔法は八欲王によって歪められ、現在始原の魔法を使用できる者は数えるほどしかいない*19。
位階魔法はユグドラシルの魔法であるが、現地の者たちはユグドラシルにないオリジナル魔法や第0位階を独自開発している。
なお、この第0位階はユグドラシルに無い段階の魔法のため、アインズ(プレイヤー)は使うことが出来ない*20。
位階魔法の第四位階〜第五位階が高位魔法と扱われ、使える者は周辺国家でも相当限られている。第六位階は個人の限界、それ以上は伝説や神の領域とされている。
主に大陸中央寄りの話である外伝「亡国の吸血姫」で、第六位階を使える存在が多数登場した。中には第八位階まで到達した者もいる。
現地人にレベルの概念はないが、人間の壁を超えた者を『英雄』『英雄の領域に到達した』などと呼ぶ。何かしらの基準があるらしい。
web版では第5位階魔法を使える者*21、読者の考察では29レベル以上を『英雄』と称している*22。
更に英雄の壁を超えた者を『逸脱者』と呼ぶ。作者から、プレアデスは現地の英雄、逸脱者で何とか倒せるかもしれないラスボスと設定されていると語られている*23。
現地人は何故かユグドラシルの職業やスキルを習得できている。ただし、現地の戦士専用の『武技』というオリジナルスキルや、ユグドラシルでは高レベルが条件のカースドナイトやニンジャの職業を低レベルで習得出来ているので、ユグドラシルと全く同じ訳ではない。
プレイヤーと比べて明らかに弱い現地人だが、真なる竜王は別格らしく、外伝「亡国の吸血姫」で鈴木悟(モモンガ)と互角の戦いをした竜王や、『隠し番外編:バッドエンドでのツアー戦』でシャルティアに致命的なダメージを与えている竜王がいる。なおこのシャルティアがweb版か書籍版のどちらかは不明。
他に、300年前に転移したプレイヤーを完殺した常闇の竜王 (WIの『二十』所有)がいる*24。
web版では第5位階魔法を使える者*21、読者の考察では29レベル以上を『英雄』と称している*22。
更に英雄の壁を超えた者を『逸脱者』と呼ぶ。作者から、プレアデスは現地の英雄、逸脱者で何とか倒せるかもしれないラスボスと設定されていると語られている*23。
現地人は何故かユグドラシルの職業やスキルを習得できている。ただし、現地の戦士専用の『武技』というオリジナルスキルや、ユグドラシルでは高レベルが条件のカースドナイトやニンジャの職業を低レベルで習得出来ているので、ユグドラシルと全く同じ訳ではない。
プレイヤーと比べて明らかに弱い現地人だが、真なる竜王は別格らしく、外伝「亡国の吸血姫」で鈴木悟(モモンガ)と互角の戦いをした竜王や、『隠し番外編:バッドエンドでのツアー戦』でシャルティアに致命的なダメージを与えている竜王がいる。なおこのシャルティアがweb版か書籍版のどちらかは不明。
他に、300年前に転移したプレイヤーを完殺した
100年毎に世界の何処かに現れる意思を持った大災害。
正体はDMMO-RPG『ユグドラシル』のプレイヤーキャラクター。
転移する理由、人数、場所の条件などは一切不明。六大神や八欲王のように複数転移したと思われる場合や、ナザリック地下大墳墓のようにギルド拠点ごと転移する場合がある。
ユグドラシルにおいて、プレイヤーは基本的に100レベルである*25。プレイヤー本人もさることながら、持ち込んだアイテム(ゴミアイテム含む)も現地基準ではあり得ないほど強大な力を持っている場合が殆どで、世界全体に影響が出る事を成す。
ゲームサービス終了時にモモンガ(現アインズ)と会話したヘロヘロを除き、本編でプレイヤーはアインズ以外登場していない(14巻現在)。
過去のプレイヤーに関わりがあるものは、六大神の遺産と子孫である神人(しんじん)がいるスレイン法国、八欲王の首都だったエリュエンティウ、十三英雄として活躍したリーダーの仲間(ツアー)など。
プレイヤーが転移する理由は13巻現在未だ不明。外伝「亡国の吸血姫」と14巻で、ツアーの父親である竜帝が関係しているような情報がある。
読者の考察はこちら「転移論まとめ」
正体はDMMO-RPG『ユグドラシル』のプレイヤーキャラクター。
転移する理由、人数、場所の条件などは一切不明。六大神や八欲王のように複数転移したと思われる場合や、ナザリック地下大墳墓のようにギルド拠点ごと転移する場合がある。
ユグドラシルにおいて、プレイヤーは基本的に100レベルである*25。プレイヤー本人もさることながら、持ち込んだアイテム(ゴミアイテム含む)も現地基準ではあり得ないほど強大な力を持っている場合が殆どで、世界全体に影響が出る事を成す。
ゲームサービス終了時にモモンガ(現アインズ)と会話したヘロヘロを除き、本編でプレイヤーはアインズ以外登場していない(14巻現在)。
過去のプレイヤーに関わりがあるものは、六大神の遺産と子孫である神人(しんじん)がいるスレイン法国、八欲王の首都だったエリュエンティウ、十三英雄として活躍したリーダーの仲間(ツアー)など。
プレイヤーが転移する理由は13巻現在未だ不明。外伝「亡国の吸血姫」と14巻で、ツアーの父親である竜帝が関係しているような情報がある。
読者の考察はこちら「転移論まとめ」
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このページへのコメント
番外が「大陸十指」、イビルアイが「世界十指」のタレントってわざわざ区別してくがねちゃんが言うってことはあの世界は単一大陸ではなく現実の地球と同じく複数の大陸があることが確定したと考えていいような。
でも世界=大陸で語られることが多いしどっちなのか気になる。少なくとも竜王は危険もなく飛んで別大陸に渡ることもできるだろうし。作中でも不自然なくらいに他の大陸について言及されないのはなぜなんだろう。そもそも他の大陸という概念自体をあの世界の生物が持って無い可能性もある?だから他の大陸を目指すという発想自体中々生まれないとか。
いつもの表記揺れともいえるから確定とはまだ言い難い。
とは言え海の向こう側に別大陸があっても全然不思議じゃないのはわかる。
>大陸について言及されないのはなぜなんだろう。
みんな自分の土地で生きていくのに精いっぱいだしなぁ
オバロは万事につけ「想像の余地を残す」ような書き方を徹底しているので、別大陸の存在についても敢えて明言されていないもんだと思う。
君のオバロでは大陸=世界でも良いし、大陸<世界でも良いのだ……
大陸だけじゃなく群島地域や地下や空なんかも入れた可能性もある
辺境に住むドラゴンとかも多いだろうし
島かー、確かに。プレーヤーがいるかもしれない海上都市も大陸とは離れた場所にあるだろうしね。でも仮に別の大陸があっても100レベル超えはなさそうだね。もしいたら竜王があんなにでかい顔できないだろうし。
>>100レベル超えはなさそうだね。
断言はできないんじゃないかな。npc やら子孫はそれなりの数いるだろうし
アンティやエルフ王みたいに存在そのものを秘匿してたりそもそも敵対しないケースもあるし。
漫画版の一話を読み直してたら
一話の玉座でアルベド・セバスと会話して闘技場でアウラ・マーレとユグドラシルスキルの動作を確認した後
伝言メッセージにギルドメンバーからの連絡がないことを確認して
「やはりゲーム内に転移してしまったのは俺だけなのか…?」ってモモンガの台詞があることに気付いた
セバスたちが地下大墳墓の外を見回ったら景色が変わっていてそれをモモンガも確認したところから話がおかしくなっていったんだな
最初モモンガは事故かテロにでも巻き込まれて電脳封鎖・拉致誘拐に遭ったと考えてる
これ重要よね
漫画版は微妙です。間違いも多い。
書籍版とは違います
あまり悪くは言いたくないんだけど漫画版は脚本の人がオバロ全然わかってなくて割と間違いが多い。
漫画版序盤は酷い駆け足だったこととか
試行錯誤中だったのもあるから……
話がおかしくなっていったってどういうこと?
ねこにゃんがカッツェ平野だったお陰で、プレイヤーの転移先が基本的に北西部周辺になることがほぼ確定しちゃったな。
北西部は六大神が守護った人類圏
六大神のギルドは神人以外でも接触を取れるので大陸中央のヤバい地帯より近い。
八欲王の空中都市は南と指定されているが途中の国家や亜人などの情報が無いということは近い。
ねこにゃんがカッツェ平野
口だけ賢者のミノタウロス王国は帝国に交易品が流れる時点で大陸中央でも北西に近い。
13英雄のリーダーやナザリックは言わずもがな。
亡国の吸血姫はモモンガが飛んでいたという特殊な条件だけど、それでも北西部から見て南東、イビルアイが活動拠点を移す程度の距離だ。
ツアーの行動もそれっぽい。
手が足りなくても部下は呼ばず、それどころかワールドアイテムの監視すら任せない。
決戦の地は東方なので、腹心にすらワールドアイテムを触らせたくないということ。
そんなツアーが引き籠っているのは、自分で作った評議国付近。
つまりツアーはプレイヤーが近くに転移する可能性が高いと考えていて、部下が弱いプレイヤーからワールドアイテムを奪うことすら嫌がっていると考えると辻褄が合ってしまう。
大陸東方も中央も北西もそれ以上も知ってるツアーも、プレイヤーなら目立つと思っている法国も、上記以外のプレイヤーを知らない時点で、転移先の集中は間違いない。
亡国で200年も世界中を巡った間に得たプレイヤーの情報の量が一番の根拠かもしれない。
この分だと常闇に消されたプレイヤーも遠くなさそう。
勿論二次創作で状況証拠に関係なく転移プレイヤーを出すことは否定しないけど。
よく分からないところがあるので色々質問したいんですがいいですか?
重箱案件で申し訳ないんですが
プレイヤーが顕れる100年の揺り返し
揺り返しは地震の余震のこと
北欧神話ロキの捕縛で幽閉されて私刑にあってるロキの身悶えで地震が起こるってある
やっぱり転移後の世界ってユグドラシルじゃね
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