ツアレは、八本指が管理する娼館からセバスによって救われた女性である。
　自身を助けてくれたセバスに惹かれ恋するようになる。web版での名はツァーレ。アニメ2期でツアレを「スワレ」と聞き間違う視聴者が一部いた。

　青い瞳に綺麗で艶のある金髪、唇は健康的なピンク色をしている。「美人」というより「愛嬌のある」という言葉が似合う外見*2。

　書籍と同じ。
　整っているが美人と言う程ではない。クリアーナと同じくらい。（ゴウン辺境侯の雇われメイド）*3。

　セバスに救出されお粥を食した際、自身の状況確認では無く最初に感謝の言葉を述べた。卑屈に許しを乞う奴隷としての境遇が長かったため、他者とのコミュニケーションの取り方・その感覚を取り戻せないでいる。

　リ・エスティーゼ王国のとある村で妹（ニニャ）と暮らしていたが、王国貴族の妾として連れ攫われる。散々に弄ばれた後、八本指の娼館に廃棄目的も兼ねて安値で売られた。そこではスタッファン・ヘーウィッシュら下種な性癖を持つ客の相手をさせられ、筆舌に尽くしがたい目に遭う。袋に入れられ外に廃棄される寸前、通りかかったセバスに無意識に助けを求めた事から命を取り留めた。その後、六腕に誘拐されるも再びセバスの手で救出された。

　ナザリックではセバスの傍にいる事を希望し、セバス直轄の仮メイドとして迎えられた。メイドとしての作法はペストーニャから指導を受け、ペストーニャの謹慎中はユリから歩き方を、エクレアからは掃除の仕方を教わっている*4。
　今後はエ・ランテルのアインズが使用している館で採用した、現地のメイドを指揮・監督する立場に就く予定*5。

　13歳の時分に貴族に攫われて以後、妾としての悲惨な生活を6年程強いられ*6、娼館で地獄を4ヶ月間*7経験してセバスに助けられた。アインズが辺境侯となってからはメイドとしてアインズの帝国の館の本館勤務をメインに働いている。
　こちらはニニャが弟。

• メイド服……白いハンカチを結び付けてある。
• 手袋……セバスの物の下位版。

• 奇妙なメガネ……薄闇でも見通す事が可能。

• ニニャ
  • 書籍では妹。少し気になっているが、嫌な記憶が芋づる式に蘇るので思い出さないようにしている。
• セバス・チャン
  • 地獄から救ってくれたナザリックの執事。髭がちくちくする。

• 家庭的な料理を作ることができる。じゃがいものシチューなど。
• ツアレが奴隷生活を生き残れたのは職業の奴隷（スレイブ）が関係しているらしい*8。