オーバーロードwiki - 蜥蜴人(リザードマン)の集落

目次

蜥蜴人リザードマンの集落
画像
詳細
タイプ部族の集落
リーダー各部族長
種族亜人種(リザードマン)
人口全五部族*1
創立不明
所属部族ごとに独立
所在地トブの大森林の湖の南側
Media
登場作品web 書籍
※上記は四巻登場時を記載

概要

 蜥蜴人リザードマンの集落とは、トブの大森林の「瓢箪をひっくり返したような形の湖」の南側にある、大湿地に住んでいる亜人種リザードマンの集落である。
 4巻登場時で全五部族。

 シャースーリューの曽祖父の時代に、湖の北側にいるトードマンに戦争敗北した歴史がある。
 また、元々は七部族だったが、二年前*2に食糧難が発生し、部族間で戦争が起こる。これにより、多数のリザードマンが死亡。敗北した二つの部族は解散し、別の部族に吸収されたため五部族に減った。
 この戦争で食糧難が解消する。

 リザードマンには四至宝と呼ばれる、「白竜の骨鎧ホワイト・ドラゴン・ボーン」「凍牙の苦痛フロスト・ペイン」「酒の大壺」がある。
 最後の1つは『沼地の双子魔女』がもっているらしい*3

 なお、リザードマンの数え方は「匹」ではなく「人」。

社会

 リザードマンは規律正しい階級社会であり、農耕や畜産の技術はなく、狩猟で80センチほどの魚を得て食料にしている。これを生食か干物にして食べる。

 リザードマンは基本的に雑食であるが、植物や果実は食べない。食糧難の緊急処置として、ドルイドの魔法で生み出せる食料がある。火を扱った調理方法の有無は不明。

 よそ者を嫌う閉鎖社会であり、部族間の交流ですら盛んではない*4

 神は存在せず、祖霊を信仰している。

階級

族長
部族のトップ。最も強いものが数年に一度の族長選抜の儀式で選ばれる。
長老会
族長を補佐する選ばれた年長者達 。
戦士階級
戦士たち。戦士頭がまとめている。
一般のオス
成人したオスリザードマン達。
一般のメス
成人したメスリザードマン達。
子供
幼少のリザードマンたち。

階級に属さない者たち

祭司
森祭司ドルイドの祭司たち。天気予測からの危険の予知、治癒魔法を使った部族の生活の補佐をしている。祭司頭がまとめている。

独自判断が許されているが、族長の命令には従うことが求められる。
狩猟班
野伏レンジャーたち。狩猟は行うが、彼等の最も重要な仕事は、リザードマンにとって安全ではない陸上(森)での伐採作業である。狩猟頭がまとめている。

独自判断が許されているが、族長の命令には従うことが求められる。
旅人
外の世界を求めて旅立つリザードマン。権力から完全に離れた異分子。

殆どが旅から戻らないが、極々稀に帰還したものは、知識を持ち帰ったことで高い評価を受けるようになる。

人口

  • 戦争参加人数*5:戦士429名、祭司26名、狩猟班45名、オス491名、メス389名、族長5名、旅人1名の計1386名
  • 避難民*6:戦士10名、祭司3名、狩猟20、オス70、メス100、子供若干名、×5部族分、およそ1,015人(避難民が四巻の戦闘中にどこにいたかは不明。参加した可能性もある。)

部族

緑爪グリーン・クロー  族長:シャースーリュー・シャシャ
かつての戦争の勝利側。凍牙の苦痛フロスト・ペインの所有者であるザリュースが旅から帰還して、魚の養殖を開始する。
小さき牙スモール・ファング  族長:スーキュ・ジュジュ*7
かつての戦争の勝利側。狩猟が得意な部族*8。族長選抜も投石の一撃で終わらせた*9。彼のその後は不明。
鋭き尻尾レイザー・テール  族長:キュクー・ズーズー
かつての戦争の勝利側。全部族一の防御力がある。四巻の戦争の主戦場であり、以後の部族連合村。

族長は白竜の骨鎧を装備している。ナザリック統治後に養殖場が建設され八巻の段階で四つある、また、アインズ・ウール・ゴウン魔導王の格好いい石像が設置されている。
黄色の斑イエロー・スペクトル  族長:不明
かつての戦争の敗北側。穏健派の部族*10竜牙ドラゴン・タスクに生き残りが加わった。
鋭剣シャープ・エッジ 族長:元凍牙の苦痛フロスト・ペインの所有者。
かつての戦争の敗北側。剣の技に優れた部族*11

かつての戦争で族長がシャースーリューとザリュースに倒された*12。生き残りは竜牙ドラゴン・タスクに加わった。
朱の瞳レッド・アイ  族長代理:クルシュ・ルールー
かつての戦争に参加しなかった部族。祭司の才能を持つものが多い部族。同族食いを行ったことで内部で争った。
竜牙ドラゴン・タスク 族長兼旅人:ゼンベル・ググー
かつての戦争に参加しなかった部族。敗北した部族達を引き入れた。

強さこそが全ての戦を好む部族で*13、最も武力があるとされている。他の部族と交流がなく謎が多かった。

四至宝の酒の大壺がある。

ナザリック統治後

 ナザリックとの戦争でアインズの力をまざまざと見せつけられたリザードマンたちは、アインズを神と崇拝するようになる。

 ナザリック最初の占領地ということで、今後のモデルケースにするため、恐怖に頼らない支配をするようアインズからコキュートスへ勅命が下った。

 その後、統治者であるコキュートスの指示で、五部族全てが鋭き尻尾レイザー・テールの場所にまとまって暮らすようになる。

 まとまったことで巨大かつ強固な村になったはいいが、もともと三百人程度だった村に、すべての部族が集まったことで食糧問題が発生した。

 この問題を解決するべく、ナザリックの食料支援を受けつつ、デミウルゴスの指導でザリュースの魚の養殖がより優れた形になり、その巨大生け簀を鋭意製作中である。

 また、村には聖殿が建設され、その最奥にアインズの姿を少し美化したそのまま石化したような精巧な石像が安置されている*14*15

関連項目

ナザリック地下大墳墓
  • 幾多の世界を切り取った神の領地。

その他

  • web版で族長の一人は蘇生魔法に耐えきれず灰となった。アインズ様もびっくり。*16