「人外――英雄の領域に足を踏み込んだクレマンティーヌ様が負けるはずがねぇんだよ!」
メインデータ
名前クレマンティーヌ
clementine
種族人間種(人間)
分類現地出身
異名
役職ズーラーノーン12高弟の1人
元漆黒聖典第九席次
住居
属性
カルマ値:?
種族レベル人間種のため種族レベル無し
職業レベル戦士系
?.Lv
合計不明
登場『オーバーロード2 漆黒の戦士』
サブデータ
誕生日身長
年齢超極秘情報*1性別
趣味殺人と拷問家族クアイエッセ・ハゼイア・クインティア(兄)*2
登場web 書籍声優悠木碧
人気投票10位 5,176ポイント備考
◎イラストは、pixiv「クレマンティーヌ」を、なかお様から許可を得てお借りしております。無断使用、二次配布、商業利用はしないようお願いします。

概要

 クレマンティーヌは、秘密結社ズーラーノーン12高弟の1人であり、元漆黒聖典第九席次でだった女性である。二つ名は恐らく「疾風走破*3
 小説家になろう活動報告『強さ順列など』の作者による解説では、今までに登場した戦士系キャラの中で最も強いとされている(下記が投稿されたのは書籍6巻時)。兄にクアイエッセ・ハゼイア・クインティアがいるが、今のところ予想の域を出ていない。とは言え出ている情報を考えると*4|、確定情報として読者間では扱われている。

 2巻以降全く出番が無いにもかかわらず(そもそも2巻で死亡している)、悠木碧という人気声優の起用、公式人気投票は10位*5、専用のショートアニメ『ぷれぷれぷれあです クレマンティーヌ逃亡編』、web版で登場するはずだった「聖女クレマンティーヌ」がアプリゲーム『MASS FOR THE DEAD』で登場、2Dアクションゲーム『OVERLORD -ESCAPE FROM NAZARICK-』の主役になった人気キャラクター。

 また、考察要素を多く抱えているキャラクターでもある。具体的には、英雄級の強さ、他戦士キャラクターとの強弱関係、元漆黒聖典所属、秘密結社ズーラーノーン高弟、死体の行方、アインズ=モモンを知る記憶など、読者間の考察では度々名前が挙がる。

外見

 見た目は20歳前後の瑞々しい女性。
 金髪のボブカットで肌は白い。文章では金髪以外に記載が無い。顔立ちは整っており、ネコ科の動物を思わせる可愛らしさと、肉食獣のような危険な雰囲気がある*6

 回避力を高めるために軽装(ビキニアーマーのような鎧)をしており、鎧には今まで殺した様々な冒険者のプレートをハンティングトロフィーとして打ち込んで、一見、鱗鎧に見えるほど*7

 ビキニアーマーで街を動き回るほど変態ではなく、一応、黒いフード付きのマントで身を隠している。
 武器は魔法を込めたスティレットを四本ほどと、モーニングスターを腰にぶら下げている*8

性格

 英雄級の力を持つ性格破綻者 byカジッちゃん
 人間を殺すこと、弱者を甚振ることを「恋している。愛している」と評している。なぜ現在のようになったかと言うと、仕事で色々な人間を殺したり、優秀な兄にばかり親から愛情を注がれたり、弱い頃に陵辱を受けたり、友人の死を目撃したり、熱せられた洋梨で拷問受けたことなどを積み重ねてこうなった。というのが本人の弁だが真実は不明*9

 相手を小馬鹿にして嘲笑するような言葉遣いと間延びした喋り方をするが、余裕がなくなった時や素に戻るとそういった口調をやめるため、普段は演技をしている模様。
 戦士として(現地では)超一級の腕前があり、戦闘分析能力も高く自尊心もあるためか、死が目前に迫っても命乞いの類をすることはなかった。自分の能力(武技)や相手の分析を行い、様々な可能性を模索することができるなど、立ち振る舞いからは想像しにくいが、決してバカではない。

 web版ではアインズが2トンの墓石をぶん投げた光景を見て、自尊心は破壊され怯えるただの小娘となった。

強さ

クレマンティーヌ(漆黒所属)>フル装備ガゼフ>クレマンティーヌ(ズラ所属)>ハムスケ>ガゼフ>ブレイン>ガガーラン>ゼロ>壁>ザリュース>クライム>虎>一般人

出典:小説家になろう活動報告 丸山くがね『強さ順列など』より引用
 戦士として人類最強(6巻まででちゃんと登場した人物の中で)。英雄の領域に到達している*10
 刺突攻撃に特化した軽戦士と思われる。主武器はミスリル製にオリハルコンコーティングを施したスティレット。ゲーム基準では低級の金属だが、アインズが魔法で作った鎧を僅かにへこませた驚くべき攻撃力を発揮した*11。ただし、刺突攻撃の一撃必殺に特化しているため、「スッと行ってドス」以外のことは得意ではなく、殴打武器はあまり使い慣れていないらしい*12

 このスティレットは魔法をあらかじめ込めることで、1度だけ発動できる。起動は「刺す」*13

 余談だが、虎を頭からモリモリ食べることのできるハムスケ相手に圧勝できる。つまり、クレマンもトラをモリモリ食べることが出来る*14

王国でクレマンティーヌとまともな戦闘ができるのは5人。*15

クレマンティーヌが強者と認める戦士

  • 漆黒聖典の神人「番外席次*16
  • 漆黒聖典の神人「第一席次*17
  • モモンの身体能力は第一席次の次に高いという印象を持った(自分より高い)*18
  • 漆黒聖典に所属した自分に勝る戦士は両手の指程度しかいない*19

作中の動向

 元々はスレイン法国の漆黒聖典第九席次として活躍していたが、何らかの理由で裏切り、国外へ逃亡する。その際、巫女姫の証である叡者の額冠を強奪し、風花聖典から追われる身となる。
 ズーラーノーンにいつ加入したか、どうやって接触したかは不明。

 作中では、エ・ランテルの墓地で『死の螺旋』儀式をしているカジットの元へ「叡者の額冠」を持って登場。カジットの儀式で騒ぎが大きくなったところを見計らって追手から逃げる計画を立てていたが、謎の冒険者モモンとナーベが登場してモモンと一騎打ちをすることになる。

 戦士としてはド素人でも驚異的な身体能力でグレートソードを振り回すモモン相手に攻めあぐねていたが、武技を使うことで翻弄する。しかし仕留めるに至らず、捕縛され、真の姿を見せた相手にそのまま圧迫死からの鯖折りで内容物を上と下から漏らして盛大に死亡*20

 カジットとクレマンティーヌの死体はモモンから冒険者組合に引き渡された。死体は転移阻害を施した安置所に置かれていたが、事件翌日の朝には死体ごと無くなっていた*21 。

web版

 小説家になろう『オーバーロード後編:邪神-1』で登場。
 隠れ拠点に連れてこられたアインズ・ウール・ゴウン辺境侯の案内役を任されたが、アインズを値踏みするような舐めた態度を取ったことでアインズが半ギレし、2トンの石椅子をぶん投げた。
 その姿を見てすっかり怯えたクレマンティーヌは、借りてきた猫のように大人しくなり、アインズの視界の外へ消えていった。
 (あれ戦おうとかしなくてよかった)

 そして聖王国で聖女クレマンティーヌが――*22

スマホゲーム「MASS FOR THE DEAD」

 聖女クレマンティーヌ

 法国から逃亡し、ヒビ災害のどさくさで王国の権力者に取り入ったと言われているが、地道な奉仕活動を続けた結果、王国民から聖女として崇められている。
 キャラストーリーによると、エ・ランテルで追手に深手を負わされ 、行き倒れて死ぬ寸前だったところを「誰か」に助けられた模様 。相当高位の神官か相当高位のポーションでもないと治せない瀕死の重症が治っていた。

(真偽不明だが)自分を助けてくれた恩人が、自分に恩を返すより困ってる都市民に返してほしいと言われたから奉仕活動をしているらしい 。ゲームキャラとしてはなぜか回復魔法が使える(何か理由があるのかゲーム都合の設定無視かは不明) 。

2Dアクションゲーム『OVERLORD -ESCAPE FROM NAZARICK-』

 2022年6月16日発売予定。個別項目「OVERLORD -ESCAPE FROM NAZARICK-

 「クレマンティーヌの死体はナザリックが回収していた!」というifストーリーのゲームに大抜擢された。
 クレマンティーヌを操作して、神聖なナザリック内を縦横無尽に駆け回りNPCたちと戦闘する爽快感溢れるゲームと思われる(発売前の情報)。

装備

魔法

関連項目

その他

  • 10-251でスレイン法国上層部が「元第九席次、疾風走破〜」といっているので漆黒聖典時代の異名は"疾風走破"だったのかもしれない。
  • 『小説家になろう オーバーロード後編B:邪神-2』でクレマンティーヌも六大神の血を引いていると記述がある。その為潜在的に強くなれる可能性があった。
  • ちびキャラアニメ「ぷれぷれぷれあです」で「クレマンティーヌ逃亡編」が、2018年11月23日(金)から「ひかりTV」で独占配信されることが決定した。
  • スマホゲーム「オーバーロードMASS FOR THE DEAD」で3ヶ国連合の人類防衛都市となったエ・ランテルでなぜか文字通りの聖女として崇められてる。
  • 『OVERLORD -ESCAPE FROM NAZARICK-』がSteamとNintendo Switchで2022年に発売!丸山くがね先生監修のオリジナルストーリーが展開。

どなたでも編集できます