OW/オーバーウォッチの基本的な情報を中心とした個人Wikiです。以前はSPYGEAwikiの一部だったものを移転しました。

【注意】このページは2022年10月4日にサービスを終了した"Overwatch(無印)"を基に執筆されました。現行の"Overwatch 2"のものとは異なる情報が多く含まれる点にご注意ください。

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ソンブラ Sombra


体力200 ヒットスキャン(近距離向け)
タロンに所属しながら秘密裏に独自の計画を進めているハッカー。ドラドには彼女が子供時代に通っていたパン屋がある。
メインマシン・ピストル一発8〜2.4ダメージのヒットスキャン弾を連射するピストル。装填数は60。トレーサーのメインと似ているが、こちらは秒間ダメージで劣る一方拡散が小さくやや離れた距離まで火力が出しやすい。
スキル1ハック15m以内の敵一体を5秒間ハック状態にする。ハック状態のヒーローはスキルとult、一部のパッシブスキルが使えなくなる。細かいエイムはいらないがハック開始から効果が出るまで約0.6秒かかり、その間に射線が切れたり攻撃を受けたりするとハックが中断される。攻撃で中断された場合は2秒のCTが発生する。効果の詳細については下記参照。CT8。
スキル2ステルス完全に透明化し、その間移動速度が65%アップする。透明化中は足音がなくなり、敵のタレット等にも標的にされないが、ペイロードやポイントにいても認識されないという短点もある。メインやハック、ultの使用、もしくは被弾で透明化は解除される。CTは透明化解除から始まり6秒間。
スキル3トランズロケーター5HPを持つ小型のロケーターを投げ、もう一度入力するとロケーターの場所にテレポートする。投擲されたロケーターは一度テレポート先になる、敵に壊される、インタラクトキーで自ら破壊する、ソンブラがデスするまでは投げた場所に存在し続ける。CTはロケーター投擲及び敵による破壊と同時に始まり、6秒。
パッシブオポチュニスト体力が半分以下の敵の姿が壁越しに赤く表示される。
ultEMP射線が通っている半径15m以内の敵・設置物をすべて5秒間ハックする。展開中の敵バリアは破壊され、ザリアやゼニヤッタなどの体力の一部を成すシールドも消えてしまう。
長所:ハックの唯一性、集団戦で非常に強力なult、ステルス+ロケーターで安全にフランクと偵察ができる
短所:火力の低さ、試合から消えている時間が長くなりがち

ハックによる敵スキル・ultの無効化が特徴的なdps。スキルとultを中心に戦うゲームであるOWにおいてハックされることは力が半分(ヒーローによってはそれ以上)出せなくなることを意味する。
攻撃時以外はステルス状態で行動し、安全な位置にロケーターを置く→敵の裏を取ったり有利な位置から攻撃やハック→危なくなったらロケーターにテレポート→再びロケーター設置&透明化 が基本ルーティーンとなる。
★ドゥームフィスト、レッキングボール、バスティオンといったスキルを封じられると何もできなくなるヒーローを優先してハックしよう。ラインハルトや多くのサブタンクもハックできれば効果が大きい。
★ハックは一部の敵ultも無効化する。具体的にはヒーローのふるまいが固定されるタイプのult(リーパー、モイラ、ロードホッグ等)はいつでもハックで中断可能。効果発現まで一定時間を要するult(ルシオ、ラインハルト等は)その間のみハックで無効化可能。自己強化系ult(バスティオン、ゲンジ等)は無効化不可能。
★スーパーチャージャー、トールビョーンのタレット、イモータリティフィールドは10秒間、B.O.Bは5秒間ハックで無効化可能。シンメトラの各設置物は通常のハックはできないがEMPによって無効化可能。
★マップ上のヒールパックもハック可能で(CT4)、ハックされたパックは60秒間自軍しか使えなくなりリチャージ時間が4分の1になる。よく使われるヒールパック、特に大パックを把握し余裕があったらハックしておくのもソンブラの重要な仕事
★ステルス中でも敵のウィドウのultやハンゾーの鳴響矢水の効果は防げない。また敵から半径2m以内に入ると普通に姿が見えてしまう。
★ロケーターは高所に上ったり敵を追いかける用途にも使えるがその直後は当然逃げ用のロケーターがないためリスクを背負うことになる。
EMPは集団戦における最強のultといっても過言ではないが、味方が合わせて詰められる状態でないと意味がない。よってダイブ系の構成やルシオ入りの構成が相性が良いといえる。入力から発動までの0.35秒の間に行動不能効果を受けたり死んだりするとultが消えてしまうので注意。
★トレーサーと似てトールビョーン以外に明確なカウンターといえるヒーローがいない。しいて言えばソンブラは火力が高くなく戦線から離れている時間も長くなりがちなためため、正面の火力特化の編成ならソンブラを無視して他の敵に詰めることでEMPがあるウェーブ以外は有利を取りやすい。ソンブラに狙われたヒーローをカバーできるようなチーム単位の位置取りも大切になる。
★EMPは直後にサウンドバリアや心頭滅却を合わせることで被害を最小限にできる。EMPが来そうだと思ったらチームと少し離れて隠れていてもよいだろう(EMPに入ってしまうとサウンドバリアも心頭滅却も当然使えない)。一応心頭滅却はEMPの発動モーションを見てから入力しても間に合うが結構シビアで、ステルス解除だけ見せてEMPを使わないことで無駄吐きさせられてしまう可能性もある。
総じて、対策しづらく強力なスキル&ultを持つがステージ理解・状況把握・スキル管理・味方とのコミュニケーションなど求められる能力が多く難易度は高い。野良マッチでの統計的な勝率もほかのヒーローに比べて低いらしい。

【関連動画】
ソンブラをピックプールに持つ選手たちを招いた、ヒーローごとの今後の展望を語る公式動画(2020/4/23投稿)。動画でも触れられている通り222ロック導入直前のOWLシーズン3ステージ3ではソンブラGoatsが大流行していた。

ソンブラメインの配信者Fitzyによる200IQEMP。時間ギリギリにシンメトラTPによるハナムラB攻めを計画していた相手チームはEMPによって5秒の遅延を貰ったためにポイントにタッチできず。
https://www.twitch.tv/fitzyhere/clip/DullShinyMoni...

Fitzyのソンブラモンタージュ。ハックとロケーターの使い方に注目。

21年7月17日の試合から、ファラマを狙ったLipソンブラの投身EMP。Jinmuファラは辛くも対岸に着地したがFletaトレーサーがこれをしっかりカットしている。

Assassinの0-man EMP。Aspireトレーサーを狙ったソロEMPの末路。競技シーンでは相手の警戒もあって効果的なEMPを吐くのはなかなか難しいが、AssassinはあまりにもEMPのミスが多いのでミームと化しつつある。





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