おむつ的妄想新代理保管庫 - >>202
212名無しさん@ピンキー2016/09/15(木) 00:06:26.60ID:VvAGJE2s
「そういう君は、させられた記憶があるの?」

「えっ!?
い、いえ、さっぱり。すみません」

「そっか。俺はあるよ。
よく夜、粗相をする子だったから……させられたんだ。最後の記憶は六才。すごく嫌だったよ」

「へ、へぇ……」

「うん、濡れた布の、ゾッとするびっちゃり感を思いだすよ」

(よくわかりますわ)

「そのまま朝まで眠れれば良かったが、目がさめると大変だ。肌ざわりは最悪だけど、姉貴を起こすのはためらわれる」

「ええ。
お気持ちはわかりますが、そういうときはすぐ取りかえるべき、と聞きますよ。皮膚病にかかるおそれが。」

「ああ、そのおかげか俺は小さいころ、ただれやかゆみにのたうち回ったのさ」

「お気の毒……」

「汚れた布を洗うときが一番つらい。指先から、粗相をつきつけられるわけ。
その後姉貴は、洗った布を乾かすため往来へさらすんだよ。それが故郷の名物」

「まあ酷い。
それは、ほとんど虐待だわ! よもや粗相の癖がばらされちゃったら、嫌すぎるもの!」

「ははは、今思えばその通り。」



fin